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一章 エルフの森を切り拓け
3話 オークの恐怖-2
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三つ子の魂百までとはよく言ったものだ。こんなにも体が動くとは思っていなかった。
ヤンキー時代にしょっちゅう喧嘩していたスキルが、ここで役に立つとは。
「いや喧嘩慣れってアンタ……。本当に初めてオークとやるの?」
「そりゃな」
前の世界には豚みたいな顔をした奴はいたが、本当に豚頭の化け物と戦ったためしは無い。
「でもまさかオークにも喧嘩のセオリーが通用するとは思って無かったぜ」
とにかく相手の虚をつくこと。それが喧嘩の鉄則だ。
「ブモモモ、ブ……ブモ……」
バチバチバチ……。
電流の音は響くが、オークの鳴き声が聞こえなくなった。死んだ……か、気絶したか。
オレは念のため『絞首刑』で再びぐるぐる巻きにしてから、『電気椅子』を解除する。オークは完全にマル焦げになっており、辺りにいい匂いがただよってきた。
「豚肉の香りだ」
高級中華店とかで食べられる、チャーシューってこんな匂いがするんじゃなかろうか。食べたら美味しそうだ。
満足しているオレとは対照的に、エルリンはギロッと睨んでくる。
「豚だからね。……はぁー、本当にビックリした。ねぇ、リーダーの判断を待たずに飛び出すのは本当にやめてよ? それで死なれちゃ救いようが無いわ」
「わ、悪かったって。この通り」
パン! と顔の前で手を合わせて、ぺこりと謝罪する。エルリンも敵地であまり押し問答をしても意味が無いと思ったのか、ムニッとオレの鼻をつまんできた。
「次は見捨てるわ。分かったわね?」
「おう、りょうか――うおっ!?」
ぐわしっ、と背後から抱きしめられる。抱きしめると言うか、持ち上げると言うか。プロレスで言うところのベアハッグと言う技だ。前後が逆だが。
「あ、アイラ何するんだ」
「……言いましたよね、私を庇うなって。……なんですか今のは」
あー……。
「すまん」
「すまんじゃないです! 何を考えているんですか! オークは強いと言いましたよね!? 考えなしに突っ込むなとも!」
「悪かったって」
体が勝手に動いたんだから仕方がない。どんなドS女でも、なかなか見捨てたりは出来ないものだ。
……出来ないというか、うん。
「悪かったじゃありません! 本当に……本当に、気を付けてください……」
何故か少しだけ泣きそうな声になるアイラ。女神が簡単に泣くものじゃないと思うが。
「あー、もう。勝ったからいいじゃねえか」
「そうかもしれませんが! でも、危険なことはしないでください! あと、なんで私を庇うんですか……」
なんでここまで庇うことを嫌がるのか。
アイラとはまだ出会って一日、彼女の感情はよく分からない。
オレはため息をついて、彼女の頭を撫でる。
「よくわからんが、気を付けるよ。ちゃんと自分が生き延びることを優先する。これでいいか?」
「はい」
でも――
「でも、それならお前も気をつけろ。次も同じシチュエーションになったら、たぶん体が勝手に動くぞ」
「そ、それじゃ意味が……!」
「仕方ねえだろ、性分だ」
ため息をつくと、アイラは不服そうにしてオレのほほをペチペチ叩いてきた。
「……ねぇ、二人とも。何かあったの?」
エルリンも不振に思ったのか、首をかしげてそう問うてくる。
「知らん。オレはこいつに巻き込まれてここにいるんだが……なんでか知らんが、いきなりこんなことを言いだした」
「な、なんでか知らんとは何事ですか。私が重一を心配したら変ですか?」
「いや、そこまでオレとお前まだ仲よくないだろ……」
ボソッつぶやくと、アイラはギュムっと唇を結んだ。
「……そう、ですね。ええ、そうです。すみませんでした」
オレをそっと下ろすアイラ。本当にこの感情の起伏が良く分からない。
そしてエルリンにはもっと分からないのだろう、恐る恐るという雰囲気でこちらに話しかけてくる。
「ねえ、アンタら夫婦なのよね? ……夫婦、なのよね?」
「あー……そう、だよ。夫婦だ」
そういえばそんな設定だった。夫婦って設定なのに、あんまり仲良くなってないはおかしいか。
「なんか怪しいわね。……も、もしかしてアンタが脅迫してアイラさんと強制的に!?」
「んなわけねぇだろ! オレがどうやったらこいつを強制できるんだ!」
「そうですよ、エルリンさん。あくまで私が飼い主です」
「そこはブレねぇのなお前!?」
さっきまでのしおらしい雰囲気はなんだったんだ。
「まぁ、いいわ。取りあえず前に出て陣形を崩してすまん。もう少し自重する」
再度、二人に謝る。リーダーの指示を無視したことは間違いだったしな。
「そうして。……でも、一発でオークを倒すなんてすごいわね、囚人のくせに」
「人が忘れかけてたのに……畜生、もっとカッコいい『職』が良かったぜ」
オレらしいといえばオレらしいのかもしれないが……。いや、それでもヤンキーとか暴走族とかでもよかったはずだ。囚人になる前はサラリーマンだったんだしそれでも――いや、サラリーマンは弱そうだな。
「どう見ても主人公の戦い方じゃありませんでしたね、敵を拘束して電気攻めなんて」
「オレだって剣士とかだったらもっとカッコよく倒してたわ!」
武器が椅子とロープって、世紀末のモヒカンでももっと良い武器使うぞ。
「でも、これで一体討伐だもんね。念のため、ここにはモンスター除けの呪いを張ってと。後ですぐに死体を取りに来れるように香水を撒いて……」
テキパキと事後処理を始めるエルリン。これは手伝えないので、オレとアイラは周辺警戒に徹する。
「あと二体か」
「はい。……それにしても重一、なんでオークが私の背後から来てることに気づいたんですか?」
首をかしげるアイラ。なんでと言われても――
「直感と、臭いだな。血の臭いがしたんだ」
ヤンキー時代、よくお世話になったこの直感。背中がチクチクするんだ。
そして臭い……と言った物の、これも半分勘みたいなものだしな。自分で説明するのは難しい。
「アイラ、お前が盾持ちなんだからもっと警戒してくれよ」
冗談めかして彼女にそう言うと、頬を膨らませてそっぽ向かれてしまった。
「分かっています。……次こそ、ちゃんと守ります」
「そいつは助かる」
しかしなんで『モンスターが近くにいないことを祈ってください』なんてヘラヘラしていた割に、いきなりこんなことを言いだすんだか。
死に対しての姿勢が、あのお茶の間にいた時とまるっきり違うじゃねえか。
(死にたくねぇから、それはいいんだけどよ)
最初に『死んでも天界に戻るだけ』って言われた時は、てっきりゾンビアタックでもさせられるのかとばかり思ってた。だが、今の彼女はまるでオレに死んで欲しくないように見える。いや、それどころかオレが死ぬことに怯えているようにすら見える。
心当たりは一切ないが……
(オレがこいつを庇ったのとは、違う理由なんだろうな)
自分が他人の心情に敏感だとは思わないが、それくらいは分かる。誰だって目の前で人が死ぬのは嫌だ。だが、ここまで怯えることはない。
女神というのは、オレの知らない何かがあるのかもしれない。
(それにしても……)
周囲を確認しながら、オレはチラッと彼女の顔を見る。大層な美人だ、女神というだけあって人知を超えた美貌を有している。
なのにさっきから、表情は凄く人間臭い。
(よく考えたら、マジでこいつのことを何にも知らないんだな)
いきなり呼びつけられて、有無を言わさず連れてこられたわけだしな。知るわけがない。
ただまあ、だからと言って一人でこの世界を生きていくわけにもいかないし……そうなると、彼女と仲良くしておいた方がいいか。
ヤンキー時代にしょっちゅう喧嘩していたスキルが、ここで役に立つとは。
「いや喧嘩慣れってアンタ……。本当に初めてオークとやるの?」
「そりゃな」
前の世界には豚みたいな顔をした奴はいたが、本当に豚頭の化け物と戦ったためしは無い。
「でもまさかオークにも喧嘩のセオリーが通用するとは思って無かったぜ」
とにかく相手の虚をつくこと。それが喧嘩の鉄則だ。
「ブモモモ、ブ……ブモ……」
バチバチバチ……。
電流の音は響くが、オークの鳴き声が聞こえなくなった。死んだ……か、気絶したか。
オレは念のため『絞首刑』で再びぐるぐる巻きにしてから、『電気椅子』を解除する。オークは完全にマル焦げになっており、辺りにいい匂いがただよってきた。
「豚肉の香りだ」
高級中華店とかで食べられる、チャーシューってこんな匂いがするんじゃなかろうか。食べたら美味しそうだ。
満足しているオレとは対照的に、エルリンはギロッと睨んでくる。
「豚だからね。……はぁー、本当にビックリした。ねぇ、リーダーの判断を待たずに飛び出すのは本当にやめてよ? それで死なれちゃ救いようが無いわ」
「わ、悪かったって。この通り」
パン! と顔の前で手を合わせて、ぺこりと謝罪する。エルリンも敵地であまり押し問答をしても意味が無いと思ったのか、ムニッとオレの鼻をつまんできた。
「次は見捨てるわ。分かったわね?」
「おう、りょうか――うおっ!?」
ぐわしっ、と背後から抱きしめられる。抱きしめると言うか、持ち上げると言うか。プロレスで言うところのベアハッグと言う技だ。前後が逆だが。
「あ、アイラ何するんだ」
「……言いましたよね、私を庇うなって。……なんですか今のは」
あー……。
「すまん」
「すまんじゃないです! 何を考えているんですか! オークは強いと言いましたよね!? 考えなしに突っ込むなとも!」
「悪かったって」
体が勝手に動いたんだから仕方がない。どんなドS女でも、なかなか見捨てたりは出来ないものだ。
……出来ないというか、うん。
「悪かったじゃありません! 本当に……本当に、気を付けてください……」
何故か少しだけ泣きそうな声になるアイラ。女神が簡単に泣くものじゃないと思うが。
「あー、もう。勝ったからいいじゃねえか」
「そうかもしれませんが! でも、危険なことはしないでください! あと、なんで私を庇うんですか……」
なんでここまで庇うことを嫌がるのか。
アイラとはまだ出会って一日、彼女の感情はよく分からない。
オレはため息をついて、彼女の頭を撫でる。
「よくわからんが、気を付けるよ。ちゃんと自分が生き延びることを優先する。これでいいか?」
「はい」
でも――
「でも、それならお前も気をつけろ。次も同じシチュエーションになったら、たぶん体が勝手に動くぞ」
「そ、それじゃ意味が……!」
「仕方ねえだろ、性分だ」
ため息をつくと、アイラは不服そうにしてオレのほほをペチペチ叩いてきた。
「……ねぇ、二人とも。何かあったの?」
エルリンも不振に思ったのか、首をかしげてそう問うてくる。
「知らん。オレはこいつに巻き込まれてここにいるんだが……なんでか知らんが、いきなりこんなことを言いだした」
「な、なんでか知らんとは何事ですか。私が重一を心配したら変ですか?」
「いや、そこまでオレとお前まだ仲よくないだろ……」
ボソッつぶやくと、アイラはギュムっと唇を結んだ。
「……そう、ですね。ええ、そうです。すみませんでした」
オレをそっと下ろすアイラ。本当にこの感情の起伏が良く分からない。
そしてエルリンにはもっと分からないのだろう、恐る恐るという雰囲気でこちらに話しかけてくる。
「ねえ、アンタら夫婦なのよね? ……夫婦、なのよね?」
「あー……そう、だよ。夫婦だ」
そういえばそんな設定だった。夫婦って設定なのに、あんまり仲良くなってないはおかしいか。
「なんか怪しいわね。……も、もしかしてアンタが脅迫してアイラさんと強制的に!?」
「んなわけねぇだろ! オレがどうやったらこいつを強制できるんだ!」
「そうですよ、エルリンさん。あくまで私が飼い主です」
「そこはブレねぇのなお前!?」
さっきまでのしおらしい雰囲気はなんだったんだ。
「まぁ、いいわ。取りあえず前に出て陣形を崩してすまん。もう少し自重する」
再度、二人に謝る。リーダーの指示を無視したことは間違いだったしな。
「そうして。……でも、一発でオークを倒すなんてすごいわね、囚人のくせに」
「人が忘れかけてたのに……畜生、もっとカッコいい『職』が良かったぜ」
オレらしいといえばオレらしいのかもしれないが……。いや、それでもヤンキーとか暴走族とかでもよかったはずだ。囚人になる前はサラリーマンだったんだしそれでも――いや、サラリーマンは弱そうだな。
「どう見ても主人公の戦い方じゃありませんでしたね、敵を拘束して電気攻めなんて」
「オレだって剣士とかだったらもっとカッコよく倒してたわ!」
武器が椅子とロープって、世紀末のモヒカンでももっと良い武器使うぞ。
「でも、これで一体討伐だもんね。念のため、ここにはモンスター除けの呪いを張ってと。後ですぐに死体を取りに来れるように香水を撒いて……」
テキパキと事後処理を始めるエルリン。これは手伝えないので、オレとアイラは周辺警戒に徹する。
「あと二体か」
「はい。……それにしても重一、なんでオークが私の背後から来てることに気づいたんですか?」
首をかしげるアイラ。なんでと言われても――
「直感と、臭いだな。血の臭いがしたんだ」
ヤンキー時代、よくお世話になったこの直感。背中がチクチクするんだ。
そして臭い……と言った物の、これも半分勘みたいなものだしな。自分で説明するのは難しい。
「アイラ、お前が盾持ちなんだからもっと警戒してくれよ」
冗談めかして彼女にそう言うと、頬を膨らませてそっぽ向かれてしまった。
「分かっています。……次こそ、ちゃんと守ります」
「そいつは助かる」
しかしなんで『モンスターが近くにいないことを祈ってください』なんてヘラヘラしていた割に、いきなりこんなことを言いだすんだか。
死に対しての姿勢が、あのお茶の間にいた時とまるっきり違うじゃねえか。
(死にたくねぇから、それはいいんだけどよ)
最初に『死んでも天界に戻るだけ』って言われた時は、てっきりゾンビアタックでもさせられるのかとばかり思ってた。だが、今の彼女はまるでオレに死んで欲しくないように見える。いや、それどころかオレが死ぬことに怯えているようにすら見える。
心当たりは一切ないが……
(オレがこいつを庇ったのとは、違う理由なんだろうな)
自分が他人の心情に敏感だとは思わないが、それくらいは分かる。誰だって目の前で人が死ぬのは嫌だ。だが、ここまで怯えることはない。
女神というのは、オレの知らない何かがあるのかもしれない。
(それにしても……)
周囲を確認しながら、オレはチラッと彼女の顔を見る。大層な美人だ、女神というだけあって人知を超えた美貌を有している。
なのにさっきから、表情は凄く人間臭い。
(よく考えたら、マジでこいつのことを何にも知らないんだな)
いきなり呼びつけられて、有無を言わさず連れてこられたわけだしな。知るわけがない。
ただまあ、だからと言って一人でこの世界を生きていくわけにもいかないし……そうなると、彼女と仲良くしておいた方がいいか。
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