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一章 エルフの森を切り拓け
2話 エルフの村で囚人生活-2
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「エルリンさん、すみませんが夫に『職』と『職スキル』について教えてあげていただけませんか」
「え、いいけど……。えーっと、ジューイチだっけ」
「おう」
オレは名乗った覚えは無いが、アイラが既に伝えているのだろうか。
「剣を持ってる人がいたら、その人の『職』ってなんだと思う?」
「……? まぁ、剣士とかじゃないのか」
剣を持っていて、ファンタジーな『職業』と言われると、剣士か騎士くらいしか思い浮かばない。そこに聖とか魔の文字がついたりはするかもしれないが。
オレの答えに満足したのか、一つ頷いてさらに説明を続けるエルリン。
「うん。でね、例えば『剣士』の『職』を持つ人は、自分以外の誰かに『剣士だ』って思って貰わないといけないの」
「名乗ったりして?」
「いいえ。何も言わずに察してもらわないといけないのよ。そうすることで初めて、『職』を発現させて自由に『職スキル』を使うことが出来るようになる」
何も言わないで察してもらうって……なかなかハードル高いな。
「そうでも無いわよ。剣士なら剣を持ってればいいし、弓兵なら弓。ちょっと難しい『職』でも、それで使う武器を持っていればだいたい一人くらいは理解してくれるわ」
「へー……なるほど、だからオレは名実共に『囚人』になる必要があった、と」
だとしても些かやり方が強引すぎやしないだろうか。
あと……
「なんでアイラ、お前はオレの『職』を知ってたんだよ」
「愛の力ですかね」
「たまにいるらしいわよ、他人の『職』が何故かわかっちゃう人。あとは、夢とかで自分の『職』にぼんやり気づく人も多いわね」
あやふやだなぁ……。
それじゃあ仮に自分が『職』を持っていても、一生発現させることなく死んじゃうヤツとかもいるんじゃなかろうか。
「……私の場合は女神パワーです。下界なので九十九パーセントくらい能力が制限されていますが、この力は使えたようですね」
便利だな女神パワー。
「で、『職』が発現した後は、知名度が上がれば上がるほどぐんぐん強くなるわ」
「知名度?」
「ええ。自分が『剣士の誰々である』って知ってる人が、多ければ多いホド強くなれるの。この『知ってる』判定って結構ガバガバだから、戦う前に自分の『職』を宣言する人も多いし、なんなら旅をしながら自分の宣伝してる人は多いわね」
名前が売れると強くなる方式なのか。強くなれば名前が売れるし、名前が売れれば強くなれる。そこは理にかなったシステムだな。
でも発現させる時には自分で言っちゃいけないのか……謎だな。
「あ、でもこの知名度にも注意が必要なんだけど……『職』の持ち主自身もその知名度を自覚して無いといけないの。このことは『自分を信じないと強くなれない』って言われてるわ」
「双方向性なのか、そこは」
「うん。この辺は何でなのかはわかってないんだけどね」
「ってことは……結論、『職』を使うにはまず形から入って、そして名を挙げて自分のことをいろんな人に知ってもらう必要があるってことか」
そしてその知名度を自覚する必要があると。
「そういうことよ」
なるほどなぁ……。
ということは、オレは『職』の真価を発揮するためには一目で『囚人』と分かる格好をしないといけないわけか。
「……嫌なんだが?」
「それだけでなく、囚人に一度ならないといけません」
「そもそもこの発動条件がおかしいだろ!」
「ですが、そうしないと『職』を使えません」
「いやそうかもしれねぇけどさ!? なんかこう、必要な時だけそういう格好になるとかじゃダメなのかよ……!」
「知名度補正、バカにならないのよ。一人違うだけで、『職スキル』の威力が目に見えて違う。だから、出来れば普段から自分の『職』をアピールした方が良いわ。……ぶふっ」
「笑うんじゃねえ!」
なんてこった……。
オレは自分の服を引っ張る。この服なら誰がどう見ても囚人だろうけど……納得いかねぇ……。
「分かりましたか? 重一。貴方がこの世界で真価を発揮するためにはその格好が必須なのです。そしてさっきも、ここで囚人になることが必須だったのです」
「いや、それは分かったけどよ……だったら捕まる前に言ってくれといても良かったじゃねえか」
「そこは……ほら、貴方が焦るシーンを見るのが楽しかったので」
「このドS女!」
本当に油断も隙も無い。
オレはため息をついて、その『職スキル』というのを見つめる。
「……で、これってどうやって使えばいいんだ」
「基本的には『職スキル』の名前を叫ぶか、特定のポーズをとると使えるわよ。効果っていうか、何が起きるかは『職スキル』の下に書いてあるでしょう?」
エルリンの言う通り、『職スキル』の説明は簡単に書かれている。書かれてはいるが……
「なんだよ……『絞首刑』と『電気椅子』って……」
「ご愁傷様ですね」
「ご愁傷様じゃねえよなんだこのラインナップ!?」
かめ○め波とか螺○丸みたいなカッコいい技を使わせろとは言わないが、せめて技らしい技を使わせて欲しい。
この『職スキル』、どっちも名前的にオレが喰らう側じゃねえか。
「絞首刑って……。あんた、自分で自分の首を絞めるの? 二重の意味で」
「微塵も上手くねえよ! ……えーっと『相手の首に巻き付く輪っかのついたロープを召喚出来ます』ってさ。おら、『絞首刑』」
そう呟いてみると、確かにロープが召喚された。そのまま生きているかのように伸び、牢屋の鉄格子に巻き付く。グイっと引っ張ってみると、強度は十分……むしろ、切れる気がしないくらい頑丈だ。
試しに「縮め」と念じてみると、ロープがぐんぐん縮んでいき、オレの上に乗っかってるアイラごと上体を起こすことに成功した。
「きゃっ」
アイラがバランスを崩すので、彼女の腰を支えてやりひっくり返らないようにする。
「大丈夫か。……なるほどなぁ、これは使い勝手がよさそうだ」
「ロープを出す能力なのね」
エルリンがナイフを取り出して、オレの『絞首刑』を切ろうとする。しかし、バインと弾かれてしまった。
「おお、頑丈だね。……このナイフ、ちゃんと魔道具なんだけどな」
少し不満げなエルリン。
「もう一個は『電気椅子』か」
言うと、オレの手から椅子が召喚される。パイプ椅子のような形状をしているが……。
そして念じてみると、椅子に電気が流れだす。バチバチバチ! と無茶苦茶なスパークが光り――
「あががががが!?」
「いやあんたが感電するの!?」
慌てて『電気椅子』を消す。ヤバい、これはやばい……。
「自分で出した能力で怪我するとか……あまりにも情けないですね」
「ニヤニヤするんじゃねえアイラ! ……クッソ、これどうやって使えばいいんだよ……」
「その出した椅子でぶん殴れば?」
「脳筋が過ぎる!」
でもそれくらいしか使い道が思い浮かばねえ……。
敵の動きを封じて、感電させるとかになるのだろうか。
「まぁでも、それが出たんなら安心しました」
ホッとした様子のアイラ。まぁでも、何も能力が無いよりはマシだ。
「ただまぁ、オレが無実なのわかったろ? エルリン。ここから出してくれよ」
「奥さんに強要してなかったことは分かったけど、まだ変態プレイを外でやっていたことの罪に関しては無くなってないわ」
だから変態プレイしたんじゃねえってば。
「首に鎖をつけて奥さんに引き回されてるのは立派な変態だと思うけど」
ぐうの音も出ない。
「わ、分かったよ。……どうやったら出して貰えるんだ?」
「そうそう。その話をしたくて私も来たのよ」
エルリンはぴらっと地図を取り出して、オレとアイラに渡す。
「この村の外れに、オークが何体か住み着いているのよ。それを退治しないといけないんだけど、オークって強くってね。だからそれの討伐を手伝って貰おうと思って」
地図を指さしながら、オークの規模について説明するエルリン。
手伝うと言われても……。
「……オレをここに連行してきた屈強な男どもがいるだろ。あっちに任せたらいいじゃねえか」
「オークとの戦闘は死ぬ可能性があるのよ。うかつに普通のエルフを連れてけないわ」
オレは死んでもいいのかって言おうと思ったが、罪人だしそんなものか。
「囮にするとかか?」
「って村長には言われてるんだけど……どうする? 嫌なら、別の処罰が決まるまでここに幽閉だけど。まぁ、処罰って言っても囮より酷い目には合わないと思うわ」
どっちも普通に嫌だな……。
正直、この能力があればここから脱出することくらい出来る気がする。
「え、いいけど……。えーっと、ジューイチだっけ」
「おう」
オレは名乗った覚えは無いが、アイラが既に伝えているのだろうか。
「剣を持ってる人がいたら、その人の『職』ってなんだと思う?」
「……? まぁ、剣士とかじゃないのか」
剣を持っていて、ファンタジーな『職業』と言われると、剣士か騎士くらいしか思い浮かばない。そこに聖とか魔の文字がついたりはするかもしれないが。
オレの答えに満足したのか、一つ頷いてさらに説明を続けるエルリン。
「うん。でね、例えば『剣士』の『職』を持つ人は、自分以外の誰かに『剣士だ』って思って貰わないといけないの」
「名乗ったりして?」
「いいえ。何も言わずに察してもらわないといけないのよ。そうすることで初めて、『職』を発現させて自由に『職スキル』を使うことが出来るようになる」
何も言わないで察してもらうって……なかなかハードル高いな。
「そうでも無いわよ。剣士なら剣を持ってればいいし、弓兵なら弓。ちょっと難しい『職』でも、それで使う武器を持っていればだいたい一人くらいは理解してくれるわ」
「へー……なるほど、だからオレは名実共に『囚人』になる必要があった、と」
だとしても些かやり方が強引すぎやしないだろうか。
あと……
「なんでアイラ、お前はオレの『職』を知ってたんだよ」
「愛の力ですかね」
「たまにいるらしいわよ、他人の『職』が何故かわかっちゃう人。あとは、夢とかで自分の『職』にぼんやり気づく人も多いわね」
あやふやだなぁ……。
それじゃあ仮に自分が『職』を持っていても、一生発現させることなく死んじゃうヤツとかもいるんじゃなかろうか。
「……私の場合は女神パワーです。下界なので九十九パーセントくらい能力が制限されていますが、この力は使えたようですね」
便利だな女神パワー。
「で、『職』が発現した後は、知名度が上がれば上がるほどぐんぐん強くなるわ」
「知名度?」
「ええ。自分が『剣士の誰々である』って知ってる人が、多ければ多いホド強くなれるの。この『知ってる』判定って結構ガバガバだから、戦う前に自分の『職』を宣言する人も多いし、なんなら旅をしながら自分の宣伝してる人は多いわね」
名前が売れると強くなる方式なのか。強くなれば名前が売れるし、名前が売れれば強くなれる。そこは理にかなったシステムだな。
でも発現させる時には自分で言っちゃいけないのか……謎だな。
「あ、でもこの知名度にも注意が必要なんだけど……『職』の持ち主自身もその知名度を自覚して無いといけないの。このことは『自分を信じないと強くなれない』って言われてるわ」
「双方向性なのか、そこは」
「うん。この辺は何でなのかはわかってないんだけどね」
「ってことは……結論、『職』を使うにはまず形から入って、そして名を挙げて自分のことをいろんな人に知ってもらう必要があるってことか」
そしてその知名度を自覚する必要があると。
「そういうことよ」
なるほどなぁ……。
ということは、オレは『職』の真価を発揮するためには一目で『囚人』と分かる格好をしないといけないわけか。
「……嫌なんだが?」
「それだけでなく、囚人に一度ならないといけません」
「そもそもこの発動条件がおかしいだろ!」
「ですが、そうしないと『職』を使えません」
「いやそうかもしれねぇけどさ!? なんかこう、必要な時だけそういう格好になるとかじゃダメなのかよ……!」
「知名度補正、バカにならないのよ。一人違うだけで、『職スキル』の威力が目に見えて違う。だから、出来れば普段から自分の『職』をアピールした方が良いわ。……ぶふっ」
「笑うんじゃねえ!」
なんてこった……。
オレは自分の服を引っ張る。この服なら誰がどう見ても囚人だろうけど……納得いかねぇ……。
「分かりましたか? 重一。貴方がこの世界で真価を発揮するためにはその格好が必須なのです。そしてさっきも、ここで囚人になることが必須だったのです」
「いや、それは分かったけどよ……だったら捕まる前に言ってくれといても良かったじゃねえか」
「そこは……ほら、貴方が焦るシーンを見るのが楽しかったので」
「このドS女!」
本当に油断も隙も無い。
オレはため息をついて、その『職スキル』というのを見つめる。
「……で、これってどうやって使えばいいんだ」
「基本的には『職スキル』の名前を叫ぶか、特定のポーズをとると使えるわよ。効果っていうか、何が起きるかは『職スキル』の下に書いてあるでしょう?」
エルリンの言う通り、『職スキル』の説明は簡単に書かれている。書かれてはいるが……
「なんだよ……『絞首刑』と『電気椅子』って……」
「ご愁傷様ですね」
「ご愁傷様じゃねえよなんだこのラインナップ!?」
かめ○め波とか螺○丸みたいなカッコいい技を使わせろとは言わないが、せめて技らしい技を使わせて欲しい。
この『職スキル』、どっちも名前的にオレが喰らう側じゃねえか。
「絞首刑って……。あんた、自分で自分の首を絞めるの? 二重の意味で」
「微塵も上手くねえよ! ……えーっと『相手の首に巻き付く輪っかのついたロープを召喚出来ます』ってさ。おら、『絞首刑』」
そう呟いてみると、確かにロープが召喚された。そのまま生きているかのように伸び、牢屋の鉄格子に巻き付く。グイっと引っ張ってみると、強度は十分……むしろ、切れる気がしないくらい頑丈だ。
試しに「縮め」と念じてみると、ロープがぐんぐん縮んでいき、オレの上に乗っかってるアイラごと上体を起こすことに成功した。
「きゃっ」
アイラがバランスを崩すので、彼女の腰を支えてやりひっくり返らないようにする。
「大丈夫か。……なるほどなぁ、これは使い勝手がよさそうだ」
「ロープを出す能力なのね」
エルリンがナイフを取り出して、オレの『絞首刑』を切ろうとする。しかし、バインと弾かれてしまった。
「おお、頑丈だね。……このナイフ、ちゃんと魔道具なんだけどな」
少し不満げなエルリン。
「もう一個は『電気椅子』か」
言うと、オレの手から椅子が召喚される。パイプ椅子のような形状をしているが……。
そして念じてみると、椅子に電気が流れだす。バチバチバチ! と無茶苦茶なスパークが光り――
「あががががが!?」
「いやあんたが感電するの!?」
慌てて『電気椅子』を消す。ヤバい、これはやばい……。
「自分で出した能力で怪我するとか……あまりにも情けないですね」
「ニヤニヤするんじゃねえアイラ! ……クッソ、これどうやって使えばいいんだよ……」
「その出した椅子でぶん殴れば?」
「脳筋が過ぎる!」
でもそれくらいしか使い道が思い浮かばねえ……。
敵の動きを封じて、感電させるとかになるのだろうか。
「まぁでも、それが出たんなら安心しました」
ホッとした様子のアイラ。まぁでも、何も能力が無いよりはマシだ。
「ただまぁ、オレが無実なのわかったろ? エルリン。ここから出してくれよ」
「奥さんに強要してなかったことは分かったけど、まだ変態プレイを外でやっていたことの罪に関しては無くなってないわ」
だから変態プレイしたんじゃねえってば。
「首に鎖をつけて奥さんに引き回されてるのは立派な変態だと思うけど」
ぐうの音も出ない。
「わ、分かったよ。……どうやったら出して貰えるんだ?」
「そうそう。その話をしたくて私も来たのよ」
エルリンはぴらっと地図を取り出して、オレとアイラに渡す。
「この村の外れに、オークが何体か住み着いているのよ。それを退治しないといけないんだけど、オークって強くってね。だからそれの討伐を手伝って貰おうと思って」
地図を指さしながら、オークの規模について説明するエルリン。
手伝うと言われても……。
「……オレをここに連行してきた屈強な男どもがいるだろ。あっちに任せたらいいじゃねえか」
「オークとの戦闘は死ぬ可能性があるのよ。うかつに普通のエルフを連れてけないわ」
オレは死んでもいいのかって言おうと思ったが、罪人だしそんなものか。
「囮にするとかか?」
「って村長には言われてるんだけど……どうする? 嫌なら、別の処罰が決まるまでここに幽閉だけど。まぁ、処罰って言っても囮より酷い目には合わないと思うわ」
どっちも普通に嫌だな……。
正直、この能力があればここから脱出することくらい出来る気がする。
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