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章間なう⑦

京助の休日なう

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「だからちゃんとお手入れはしっかりしてくださいと言ったのに」



「め、面目ない」



 やや恐縮しながら頭を下げると、ヘルミナはやれやれとでも言った表情で首を振った。



「この程度ならすぐに直せますけど、ちょっと急ぎの仕事があるんですよね。だから出来上がりは明日になっちゃいますけど、よろしいですか?」



「ああ、ありがとう」



 ヘルミナは真ん中からポッキリいってる俺の槍を手に持ち、しげしげと眺める。



「それにしても……神器と同じ大きさ、同じ重さ、同じ重心の武器を作れとかなかなか無茶振りしてきたと思ったら今度は壊すんですから……」



「ちょっと力入りすぎちゃった」



 俺が苦笑いすると、ヘルミナは「丈夫さだけは神器に負けないように作ったつもりだったんですけどね……」と少し落胆した様子だ。

 そう、俺が彼女に特注したのは練習用の槍だ。ヘルミナの言う通り、解放した神器と能力以外の一切合切が同一になるように作ってもらった。

 彼女の腕は流石で、本当に神器を使ってるようなレベルで手に馴染む槍だった。

 カラーリングと能力以外全く一緒なので、目を瞑って渡されたら全く分からない自信がある。



「じゃあお預かりしますね」



「うん。ごめんね、よろしく」



「いえいえ」



 ヘルミナに夜の槍Ⅱを渡して、いくつか消耗品を買ってから店から出た。



「あーあ、一日暇になっちゃった」



 俺はそうぼやきながら活力煙を咥える。槍が壊れた時点でシュンリンさんからお叱りを受けた後、修行無しと言われてしまったのだ。

 どうしたものかなと考えながら昼の街に繰り出した。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「というわけで休日の京助を観察する会の結成だ」



 冬子が胸を張ってそう宣言すると、リュー、ピアがパチパチと手を叩く。ピアはお煎餅を、リューはパンを咥えてもぐもぐと口を動かしている。



「堂々とストーキング宣言……あれぢゃのぅ、いい具合に拗らせておるのぅ」



「まあ恋愛経験皆無そうなお三方ですからねー」



「お主もろくな経験無いぢゃろうが」



「今幸せなのでチャラですー」



 後ろからキアラとマリルの声が聞こえるが無視。



「何故か京助が槍を壊したせいで今日は一日フリーになったらしい」



「ヨホホ、まあ働きづめでしたデスからね」



「マスターもたまには休みませんと」



 京助は前の世界で「勉強したくない」と常々言っていたが、「働きたくない」と言っているのは聞いたことはなかった。ああ見えてワーカホリックな部分があるのかもしれない。

 しかも前の世界でも、休日といえば冬子か志村と遊ぶ以外は一歩も外に出ないような人間だった。

 そんな彼の休日を監視するというのは少し楽しみになるのも仕方がないだろう。



「キアラさんにお願いして姿を消す魔法を使ってもらいたいところだが――」



「姿を消す魔法を使っておったら魔法の気配でよけいバレるぢゃろう」



「――とのことなので、普通に気配を消して観察するぞ!」



「「おー」」



「あれぢゃな、トーコが一番危険人物なのでは無いかの?」



「まあいいんじゃないですかねー。初恋でしょうしー」



「うぶぢゃのぅ」



「うぶですねー」



「そこ! 何か文句あるのか!」



「「別に~」」



 のんびりした声音の二人に毒気を抜かれるが、冬子は良しと気合を入れてもう一度拳を振り上げた。



「出発だ!」



 勇ましく三人は家を飛び出した。







「私たちはどうしますー?」



「妾が奴らを監視する魔法を放とう。キョースケを見ておるとヨハネスが気づくかもしれぬから、トーコらをのぅ」



「面白そうですねー」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「やぁ、カリッコリー」



「キョースケはん、今日は早いですねぇ」



「ちょっと暇になっちゃってね」



 京助の後をつけていると、楽器屋に入っていった。

 その姿を後ろからこっそりと観察する。ちなみに声はピアが聞き取って全員に伝えている状態だ。



「あいつ、案外楽器楽しんでるな……」



「ヨホホ、最近また新曲を練習しているようデスし」



 外から観察していると、なかなか楽しげに話している京助とカリッコリー。楽器の練習をしながらアドバイスを受けているようだ。



「マスターが朗らかに笑っているのは珍しいですね」



「そうか? 割と笑う奴だと思うが……」



 言いかけて、そういえば京助は大笑いするタイプじゃないことを思い出す。いつも口元をニヤケさせたり、軽口を叩いたりするだけか。

 それでも冬子と一緒にいる時は割と笑ってくれると思うが……。



「何というか『同性の友人』と話している姿が珍しいといいますか。マスターが年下であることを久々に実感しました」



「ヨホホ、確かに普段はAGとしか話しませんデスしね」



 冬子からすれば前の世界ではよく見ていた光景ではあるが、二人からすれば珍しいものか。自分しか知らなかった一面を二人にも知られてしまった、ということが少し悔しいと思っている自分に苦笑する。



「本当に京助が引退したら楽器で食べていくかもな」



「その時は私も何か弾けるようになりませんと」



「ワタシは実は少しだけ出来るデスよ。マリルさんもちょっと楽器出来ましたデスよね」



「私は……ボーカルかな」



 何て話しながら暫くジッと眺めていると、京助はカリッコリーに礼を言って店を出た。そろそろ昼時だから、ご飯にするのだろう。

 京助はケータイを取り出してどこかにかける。しばらく何か話した後通話を切った。そして今度は冬子のケータイが鳴る。慌てて出ると……相手は京助だ。



『もしもし? 冬子?』



「ああ、京助か。どうした?」



 声が上擦らないように気を付けたが、怪しまれたかもしれない。

 しかしそれは杞憂だったようで、京助は「んー」と普通の口調で話し出す。



『いやマリルが昼ご飯無いっていうから、食べに行かない? と思って。確か冬子も今日は特に用事無いんだよね。マリルとキアラが外で食べて来いって言うから』



 京助からの食事の誘いに胸が高鳴る。いや同じ家に住んでいていつも食卓を囲んではいるのだが、好きな相手からの食事の誘いというのはそれだけで嬉しいものだ。

 即座にOKを出そうとしたところで――はたと今日の目的を思い出す。

 ピアとリューからもジト目で見られるので、冬子は少しだけ逡巡した後……。



「あー……悪いが京助。今日は女子会なんだ。ピアとリューさんと一緒に食べようということになっててな」



『ふぅん?』



 何やら少し訝しむような声を出す京助。しかしすぐに興味を失ったのかのんびりとした口調で返答する。



『なら仕方ないね。一人で食べるよ』



 京助との通話を切り、ため息をつく。無念。



「というわけで尾行を続行しようか」



 自分でも見事だと思う作り笑いを浮かべて二人に振り替えるが、ジッとジト目を向けられて顔が引き攣るのを感じる。



「今、女子会と言って私たちが二人きりになることも阻止しましたね? トーコさん」



「ぎくっ」



 ピアがムニッと冬子の頬を引っ張り、リューが苦笑する。



「ヨホホ……あ、動くデスよ」



「ひょ、ひょひ! 追うぞ!」



「トーコさん、頬っぺたが赤くなってますよ大丈夫ですか」



「ピアのせいだろ!」



 小声でドタバタしつつ、京助の後をつける。彼はふらふらと色んな店に顔を出しつつも特に何も買うわけでも無く歩いている。



「どこか行く店が決まってるんでしょうか」



「ヨホホ、男の人は気分でランチの場所を変えたりしないらしいデスからね」



「だが京助が行くような店か……」



 冬子が首をひねっていると、京助は目当ての店を見つけたのか少しだけ顔を綻ばせて活力煙を燃やし尽くす。

 そして引き戸を引いて入っていった。

 冬子たちも音を立てないようにその店の前まで行く。



「……ジョイント?」



「トーコさんも入ったことが無いんですか?」



「ヨホホ、ワタシは何回か来たことがあるデス。麺類を出すお店デスが」



 流石に同じ店に入ってはバレてしまうだろう。楽器屋のように外から見れるような感じではないため、いったん諦めてその辺の露店で買い食いすることに決める。

 じゃんけん(に似たこちらの世界のゲーム)で敗けたピアがお財布を持ってダッシュで消えていった。



「しかし迷いなく入っていったが常連なのだろうか」



「ヨホホ……そうデスねぇ。レオさんのお気に入りのお店の一つデスから、それで知って通うようになったのかもしれませんデスね」



 なるほど、マルキムさんの。

 そんな話をしているとピアが『メガ・ミートポロイモン』の紙袋を抱えてこちらにやってきた。



「肉饅頭でよろしかったでしょうか」



「ああ、ありがとうピア」



「ヨホホ! 美味しいんデスよね、このお店」



 ガブっと肉饅頭にかぶりつく。中から肉汁があふれ出し、口の中に広がる。噛むと野菜の甘味も広がり、甘辛く味付けされている肉と絶妙にベストマッチ。皮の方に野菜風味の味付けがしてあるようだ。美味しい。



「ヨホホ、美味しいデス」



「美味しいですよね。……何でも以前のお祭りの時にマスターとマリルさんが一緒に食べたんだとか」



「何……。ふん、今度また京助に連れてきてもらえばいいだけだ」



 一人二つをペロリと平らげ、さてと観察していると特に何かあった様子も無く京助は店の外に出てきた。腹一杯になったからか存外幸せそうな顔だ。



「……自室以外で気を張ってない京助って久々だな」



「油断しまくりですね」



「今なら先制攻撃も出来そうデスね」



 ――と、そんな会話をしたから良くなかったのか。

 京助がいきなり目つきを鋭いものに変え、辺りを素早く見渡しだした。



「……気のせいか」



 冬子たちはお互いの口を塞ぎ、しゃがんでバクバクと鳴る心臓が落ち着くまで姿を隠した。

 ……アイツ、どんだけ遠くの殺気を――いや、今の殺気すら出てなかったぞ。



「き、キョースケさんは何なんデスか……」



「いや私にもさっぱり……え、リューさんなら気づくと思います?」



「ヨホホ……不可能ではないデスかね」



「マスターならさもありなん、でしょうか」



「いや普通無理だろう……」



 三人で顔を見合わせて顔を引きつらせる。想定以上に京助が外では気を抜いてないことは分かった。



「そ、それよりも早く探さないと見失う」



「大丈夫です、いざという時はこのイヤリングを使いますから」



 そういえば五感を強化できるんだったか。

 ……今までの全てが強化しない五感で行っていたということに獣人の空恐ろしさを感じながらもなんとか追跡を再開する。



「晩御飯は家で食べるだろうから……アイツが何か時間をつぶす場所があると思えないんだが」



「そうですね……。どちらかというと休日は家に籠る人という印象ですから」



「あ、見つけたデス」



 京助を見つけると、どうやら行きつけのお店らしい所に入っていく。魔道具屋さんのようだ。顔を出しただけなのか特に何も買わずに出てきたが、今度は露店の人から話しかけられていた。



「案外顔が広いのか?」



「そうは言ってもマスターはこの街でも唯一のAランクAGですからね。お仕事の関係で知り合われた方もいるのでしょう」



 ピアの言葉にリューも頷く。冷静に考えたら冬子も道を歩いていたら声をかけられることがある。そういうものなのかもしれない。



「うちのかみさんが最近これでよ……」



 頭の上に手で角を作るおじさん。そんな彼に京助は苦笑する。



「お酒飲み過ぎじゃない?」



「いや、だってよ……やっぱ一日の締めといえば酒だろ!」



「俺もお酒を飲まないわけじゃないからアレだけど……家計を圧迫するならダメでしょ」



「かーっ、分かっちゃねえな。酒ってのはこう……エネルギー源なんだよ! 明日も一生懸命仕事をするためのな!」



「それ奥さんに言える?」



「ふっ……言えるならこんなところで愚痴ってねえ!」



「情けないことを男らしい顔で言わないでよ」



 なかなか楽しそうだ。

 よく見たら、話している相手は近所の牛乳屋さんだ。牛乳に入れるシロップも売り出したので、京助が最近気に入ってよく買いに行っている。



「しかしまぁ、Aランカーともなればやっぱり金に困らないだろ」



「そうでもないよ。うちにはギーニーさん以上の大酒飲みがいるからね」



「あー、キアラって嬢ちゃんか。一回飲み比べして完敗したぜ」



「だろうね。彼女はうわばみ……いや、ザルだよ」



 どうもキアラについて話しているらしい。



「マスターはお酒の飲める女性が好きなのでしょうか……。しかし従者の身でそんなにたくさん飲むわけには……!」



「ヨホホ……どうなんでしょうデス。活力煙に関してはヘビーデスが、お酒は嗜む程度デスし」



 ちなみに冬子は酒も煙草もダメなので、こうしたアダルトなことが出来なくてよく京助に文句を言っているのだがそれはさておき。

 三人で会話しているといつの間にか京助は再び歩き出しており、また追跡を再開する。



「今度は……カフェか」



「ヨホホ、ジューさんのいるところデスね」



 京助が入っていったのは『甘味処キャラメル』、ピアの友人であるジューが働いているお店だ。

 ここはガラス張りになっているので外から中を観察することが出来るが……。



「マスターは小説……書いているのでしたっけ」



「ああ。アイツの数少ない、向こうの世界の時からずっと続けてる趣味だな」



 曰く、『こっちの体験を本にするだけでなろうものの完成だからね』とのこと。そのために冬子の日記というか活動記録も後で見せて欲しいと言われている。

 京助の頼みだから訊くつもりではあるが、今日のように彼に話せない内容の日はどうしたものかと困ってしまう。



「アイツが書きだしたら二時間は書いてるだろうし……その間、私たちはどうする?」



「では誰かが飲み物を買って来ましょう」



 というわけでじゃんけん。今度はリューが負けたのでしょんぼりした顔の彼女が買いに行った。

 結局そこから京助は動かず時間だけが過ぎていき……冬子たちは女子会のようにお喋りしていると、気づけば夕暮れ時になっていた。

 京助は会計を終えると、アンタレスの真ん中にある噴水広場の方へ歩いていく。



「ってことはマリトンが聞けるんですね」



「ヨホホ! 嬉しいデス」



「確かに」



 いそいそと後をつけていくと、案の定京助はマリトンを出して噴水の一角に腰を下ろした。

 そしてマリトンのケースを開けて置いてから、落ち着いた曲を奏でだす。



(――大分上手になったな)



 初めて聞いた時もかなり上手いと思っていたが、今は更に上手になっている。惚れた弱みとかではなく、純粋に彼の実力が上がっているのだろう。

 いつの間にか京助の周りに人だかりが出来、おひねりも投げられている。



「アレで食べていくのが現実味を帯びてきたな」



「今のうちから何か練習しておいた方が良いデスかね、ヨホホ」



「手始めに楽器屋さんに行くところからでしょうか」



 三十分ほど広場で演奏した京助は、もろもろを片付けて観客に一礼してから噴水広場を去っていった。



「そろそろ晩御飯だが……まだどこか行くんだろうか」



 暢気にそう呟くと、ピアが顔をいつも以上に真剣なものに変えた。



「……トーコさん、このまま行くとあそこにぶつかります」



「あそこって?」



「ヨホホ……娼館街デス」



「なん……だと……!?」



 まさか、京助は素人童貞だったのか。

 そんな思いがよぎった三人はもう見つかることも覚悟で一気に距離を詰めていった。

 そして最後に彼が曲がった角を同じように曲がるとそこは――



「ぴ、ピンク……!」



「ヨホホ……魔法の灯りをこんなに真っピンクにするのは結構難しいんデスけどね」



「と、というかマスターはどこです?」



 ――まごうこと無き娼館街。

 しかしそこにさっきまでのんびり歩いていた京助の姿は無かった。



「ん……?」



 視線が集まる。

 ピンクの灯りに照らされた女子三名は、そこで初めて自分たちがヤバいところに迷い込んでしまったことに気づく。



「と、取り合えず離れましょう」



「そうだな。……というか京助、さっき見ぬ間にどこかの店に……!?」



「一大事デスね」



「そうだね、取り合えず右に曲がるといつもの商店街だ。そこにいったん出てから落ち着いて状況を整理しよう。何でこうなったのか、ね」



「ああ、分かった」



 冬子たちは言われた通り右に曲がり、いつもの商店街に出る。そこで一息ついてからさてと状況を整理する。



「私たちは今日一日京助を追っていた。そしてマリトンの演奏をした後……京助が娼館街に向かうのが見えた」



「だから急いで追いかけてきたら、俺を見失ったと」



「そういうことだ。もしもアイツが娼館に入ったというのなら――それはその、む、ムダ金だから改めさせないといけないからお説教だ。――って、きょ、きょきょきょ京助!?」



「気づくの遅すぎませんか、トーコさん」



「ヨホホ、トーコさんですからね」



 ギョッとして振り返ると、さっきまで尾行していたはずの京助がそこにいた。

 彼ははぁとため息をつくと、冬子とピア、リューのおでこにデコピンする。



「まったく、なんで俺を尾つけたりしたの」



 うずくまる冬子たちに、京助が尋ねる。



「マスターの私生活を知りたかったからです」



「リャンはいったんオブラートに包むことを覚えようか」



「と、というか何で娼館街に?」



「皆に尾行されてるのに気づいてたから、揶揄からかおうと思って」



「い、何時頃気づいてたんデスか?」



「カリッコリーのお店を出た時から」



 つまり最初からという事だ。

 なぜ気づいてたら言わなかったのか、そう思って抗議の眼を向けると京助は苦笑して肩をすくめた。



「いつも通り過ごす分には何か見られて困ることは無いけどね。でも途中で気づいたフリした時とか結構楽しかったかな」



 そう言ってくくくと口の中で笑う京助。



「きょ、京助! 笑うな!」



「一本取られましたね」



「ヨホホ、まあそんな気はしてましたデス」



「やろうと思えば風の結界でこの街カバーできるんだから、俺は」



「う~~~~~……京助のバカ!」



 冬子がそう叫ぶと、京助は愉快そうに冬子の頭に手を置いた。



「じゃ、帰ろうか」



 そう言って京助が暴風を纏う。

 優しく、暖かく冬子たちを包み込む暴風を。
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