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第三章 王都リナージュ
第二十二話 異変
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「それでバイスはどんなことをしている人なんですか?」
僕らはお頭と言われていた男にバイスの事を聞くため話すことになった。木箱にお頭が座るのを確認して僕らも木箱や樽に座った。
「まず、俺の名はバックルだ。もう、この街には近寄らない予定だから話すが盗賊団の頭をやってる」
「盗賊団?」
「おいおい、ちょっと待てよ。俺たちはいわゆる義賊ってやつだぜ。困っている村々に金を落としてふっくらと太った貴族や司祭から金を奪ってるんだ。まあ、騎士とかが護衛にいる時は多少は人を殺める時はあるが、普通の盗賊よりは人を殺しちゃいねえよ」
盗賊団の頭と聞いて僕は怪訝な顔で見つめるとバックルは両手を顔の前でブンブン振って悪い盗賊ではないとアピールしてきました。本当にそうなのかわからなかったのでルナさんを見ると頷いているので大丈夫なのがわかりました。それにしても初めて夢見のスキルを僕に使った時とは大きく違うよね。あんなに顔を近づける必要はないんじゃないのかな。ちょっと、ルナさんそこんところ聞きたいな。
「俺の事なんてどうでもいいだろ。それよりもバイスだろ?あいつ最近金払いがいいんだよ。それでおかしいと思って俺は部下に調べさせたんだ。そうしたらどうなったと思う?」
「・・・」
「俺もびっくりなんだがよ、なんと城に入っていったんだよ」
「お城に?」
「ああ」
裏で働いている人がお城に入っていった。そして、金払いが良くなったということは。
「どうやら、王族にコネができたみたいでよ。それで金が多く入ったってわけよ。コネまではたどり着けなかったがそういうわけで俺は王都を離れたいと思っていたってわけだ」
「それが離れる理由だったの?」
「それだけじゃねえけど、主にそれが理由だがな。王族とライバルが仲良くなっちまったらあとはわかるだろ?」
バックルの言葉に僕らは頷いた。裏で働く人達にとって表で働いている人は敵ではないにしろ障害ではある。それがライバルに手を貸すことになるって事。今は大丈夫だけどいつかはバックルを捕まえるために情報提供されてしまう。ようは売られるってことだね。
でも、バックルはそれ以外の理由で王都を離れたいと思っていたらしい。その理由はなんなんだろう?
「前々から引っ越しを検討していたの?」
「ああ、あのオークの群れは知ってるだろ?それが理由さ」
僕らは頷いて答えた。バックルはそれを見て話し出した。
「いろんなところで魔物が群れを成している。それは冒険者なら知っているだろ。だが、王都はそれ以上におかしなことになってる。それが、周囲から魔物がいなくなってる事だ。傍目から見れば魔物がいなくてよかったね、で終わりだ。しかし、違うんだよ」
バックルは再度煙草を取り出して吸いだした。モナーナがすっごい顔で見ているけど続けさせます。
「魔物ってどうやって生まれるか知ってるか?」
「その土地のマナが集まって虫やそれよりも小さな生命に溜まると生まれるんでしたっけ?」
「流石エルフだな。俺たち人族では虫と言われているがそれ以外があったんだな。まあ、そういうことよ。魔物がいないって事はマナがないんだ。マナがないと作物も育ちにくい。作物がないと食べ物がなくなっていくから人はいなくなる。これから王都は大変なことになるってこった」
「マナがない?それはおかしいですよ。マナは多いんです。王都の周り、正確に言うと城を中心にですね」
バックルの話を聞いてルナさんがおかしいと指摘してきた。王都の周りにはマナがあってその外には全然ない?どういうことだろう?
「エルフならマナが少しは見えるか。しかし、おかしいぞ。王都には他にもエルフはいる。なんで騒がないんだ?」
「たぶん、この状況に慣れてしまったのでしょう。寝ている間にこうなっていたのなら気付かないかもしれません。それか、群れに夢中だったのかも」
バックルの疑問にルナさんが答えた。確かにそれなら気付かなくてもおかしくないかな。でも、そうなるとルナさんは王都に来た時に気付いていたって事だよね。
「実は来た時におかしいと思ったのですがそれはノーブルローズのせいだと思っていたのです。ノーブルローズをアルテナから引き剥がして終わりだと思っていたのですが、別にもいるということを聞いて納得していたんです。更に今回のバックルの話で納得しました」
ルナさんは僕に耳打ちで話した。ルナさんはどうやら、気付いていたみたいだけど、アルテナ様のせいだと思っていたようです。だけど、違うことに気付いて疑問を口にしたみたい。
「そう言うことか、しかしおかしいな。それじゃあまるで、王都にマナが吸われてるみたいじゃねえか」
考え込んでいたバックルが口を開いた。確かに、そう思うよね。たぶん、その推測はあたりだと思う。
「こりゃ、引っ越ししている場合じゃねえかもな」
バックルは煙草を踏み消して立ち上がった。モナーナが嫌そうな顔だ。
「俺も周辺で色々調べてみる。お前たちも何か調べているんだろ。何かわかったら俺にも教えてくれ。じゃあな。って連絡手段がないよな。・・・そうだ。冒険者ギルドのルワースって知ってるか?」
「[金色の旗]の?」
「おお、流石ルワースだな。そうそのルワースだよ。そいつに連絡してくれ。秘密裏に俺たちをサポートしてくれてたんだが、これはそういう小さな話じゃねえ。王国の存続に関わる話だ。もちろん、ルワースにも伝えておくからよ。じゃあ、そう言うことでまた会おうぜ」
どうやらルワースさんの知り合いだったみたい。義賊って言うのは本当の事のようだ。あのルワースさんがサポートしていたのだから信じられるでしょ?
僕らはお頭と言われていた男にバイスの事を聞くため話すことになった。木箱にお頭が座るのを確認して僕らも木箱や樽に座った。
「まず、俺の名はバックルだ。もう、この街には近寄らない予定だから話すが盗賊団の頭をやってる」
「盗賊団?」
「おいおい、ちょっと待てよ。俺たちはいわゆる義賊ってやつだぜ。困っている村々に金を落としてふっくらと太った貴族や司祭から金を奪ってるんだ。まあ、騎士とかが護衛にいる時は多少は人を殺める時はあるが、普通の盗賊よりは人を殺しちゃいねえよ」
盗賊団の頭と聞いて僕は怪訝な顔で見つめるとバックルは両手を顔の前でブンブン振って悪い盗賊ではないとアピールしてきました。本当にそうなのかわからなかったのでルナさんを見ると頷いているので大丈夫なのがわかりました。それにしても初めて夢見のスキルを僕に使った時とは大きく違うよね。あんなに顔を近づける必要はないんじゃないのかな。ちょっと、ルナさんそこんところ聞きたいな。
「俺の事なんてどうでもいいだろ。それよりもバイスだろ?あいつ最近金払いがいいんだよ。それでおかしいと思って俺は部下に調べさせたんだ。そうしたらどうなったと思う?」
「・・・」
「俺もびっくりなんだがよ、なんと城に入っていったんだよ」
「お城に?」
「ああ」
裏で働いている人がお城に入っていった。そして、金払いが良くなったということは。
「どうやら、王族にコネができたみたいでよ。それで金が多く入ったってわけよ。コネまではたどり着けなかったがそういうわけで俺は王都を離れたいと思っていたってわけだ」
「それが離れる理由だったの?」
「それだけじゃねえけど、主にそれが理由だがな。王族とライバルが仲良くなっちまったらあとはわかるだろ?」
バックルの言葉に僕らは頷いた。裏で働く人達にとって表で働いている人は敵ではないにしろ障害ではある。それがライバルに手を貸すことになるって事。今は大丈夫だけどいつかはバックルを捕まえるために情報提供されてしまう。ようは売られるってことだね。
でも、バックルはそれ以外の理由で王都を離れたいと思っていたらしい。その理由はなんなんだろう?
「前々から引っ越しを検討していたの?」
「ああ、あのオークの群れは知ってるだろ?それが理由さ」
僕らは頷いて答えた。バックルはそれを見て話し出した。
「いろんなところで魔物が群れを成している。それは冒険者なら知っているだろ。だが、王都はそれ以上におかしなことになってる。それが、周囲から魔物がいなくなってる事だ。傍目から見れば魔物がいなくてよかったね、で終わりだ。しかし、違うんだよ」
バックルは再度煙草を取り出して吸いだした。モナーナがすっごい顔で見ているけど続けさせます。
「魔物ってどうやって生まれるか知ってるか?」
「その土地のマナが集まって虫やそれよりも小さな生命に溜まると生まれるんでしたっけ?」
「流石エルフだな。俺たち人族では虫と言われているがそれ以外があったんだな。まあ、そういうことよ。魔物がいないって事はマナがないんだ。マナがないと作物も育ちにくい。作物がないと食べ物がなくなっていくから人はいなくなる。これから王都は大変なことになるってこった」
「マナがない?それはおかしいですよ。マナは多いんです。王都の周り、正確に言うと城を中心にですね」
バックルの話を聞いてルナさんがおかしいと指摘してきた。王都の周りにはマナがあってその外には全然ない?どういうことだろう?
「エルフならマナが少しは見えるか。しかし、おかしいぞ。王都には他にもエルフはいる。なんで騒がないんだ?」
「たぶん、この状況に慣れてしまったのでしょう。寝ている間にこうなっていたのなら気付かないかもしれません。それか、群れに夢中だったのかも」
バックルの疑問にルナさんが答えた。確かにそれなら気付かなくてもおかしくないかな。でも、そうなるとルナさんは王都に来た時に気付いていたって事だよね。
「実は来た時におかしいと思ったのですがそれはノーブルローズのせいだと思っていたのです。ノーブルローズをアルテナから引き剥がして終わりだと思っていたのですが、別にもいるということを聞いて納得していたんです。更に今回のバックルの話で納得しました」
ルナさんは僕に耳打ちで話した。ルナさんはどうやら、気付いていたみたいだけど、アルテナ様のせいだと思っていたようです。だけど、違うことに気付いて疑問を口にしたみたい。
「そう言うことか、しかしおかしいな。それじゃあまるで、王都にマナが吸われてるみたいじゃねえか」
考え込んでいたバックルが口を開いた。確かに、そう思うよね。たぶん、その推測はあたりだと思う。
「こりゃ、引っ越ししている場合じゃねえかもな」
バックルは煙草を踏み消して立ち上がった。モナーナが嫌そうな顔だ。
「俺も周辺で色々調べてみる。お前たちも何か調べているんだろ。何かわかったら俺にも教えてくれ。じゃあな。って連絡手段がないよな。・・・そうだ。冒険者ギルドのルワースって知ってるか?」
「[金色の旗]の?」
「おお、流石ルワースだな。そうそのルワースだよ。そいつに連絡してくれ。秘密裏に俺たちをサポートしてくれてたんだが、これはそういう小さな話じゃねえ。王国の存続に関わる話だ。もちろん、ルワースにも伝えておくからよ。じゃあ、そう言うことでまた会おうぜ」
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