87 / 165
第二章 黒煙
第四十三話 幸せのはじまり
しおりを挟む
ダリルさんがルザーを捕らえてくれたおかげで僕らは無事に事なきを得た。ダリルさんの引き連れてきた騎士達はユーラとルザーを入れた鉄の檻の馬車と一緒に王都へと向かっていった。ダリルさんには毎回お世話になっているような気がする。
僕らが嗜む子牛亭に帰ってきて少しするとダリルさんも帰ってきた。僕達は椅子に腰かけてお礼をいった。
「ダリルさんありがとうございました」
「いやいや、ルザーを捕らえられたのもルーク君たちが動いていてくれたおかげだよ」
「いえ、騎士達が来ていたという事は元から動いていたって事ですよね。だって王都からはかなり遠いんだから」
王都からこのワインプールの街まで軽く3週間はかかる。どんなに訓練された馬でもこれ以上は早く行軍できないだろう。20人規模とはいえ、騎士達が来ていたって事はダリルさんが動いていたって事だと思うんだ。
「流石兄さん、僕でも王都からここまで六日はかかると思うからもっと前から動いてないとありえないもんね」
「六日って・・」
流石をそのまま返すよ。ユアンは非常識すぎるね。なんで三週間の道が六日になるのさ。我が弟ながら凄すぎます。
「それでルザーがいなくなって当分はダリルさんが治めるんですよね」
「そうなりますね。こういった領主の仕事には不慣れですが元々こうする予定でしたので準備はできています」
やっぱり元々動く予定だったみたい。メイドさんや執事も手配済みのようです。屋敷はどうするんだろう、あの屋敷はダリルさんには似合わないよね。
「あの屋敷は取り壊すんですか?」
「そうですね。できればですがルークさんに作り直してもらおうかと思いまして」
「ええ、僕が?」
「はい、孤児院も作っちゃったじゃないか、お願いできないかな?もちろん、解体したものは君にあげるからさ」
そう言われると頷くしかないよね。ルザーの屋敷を見回した時に結構気になる宝石なんかもあったんだよね。贅沢に壁に埋め込んでいたのを思い出す。
「すぐじゃなくてもいいからさ」
「ダリルさんには色々良くしてもらってますし、やりますけど、あまり期待しないでくださいね」
「ありがとう、恩にきるよ。流石にあんな金ピカな屋敷には勤めたくないからね」
ダリルさんは苦々しい顔で言っている。確かにあの屋敷は悪趣味だった。ルザーの内面を映しているようだったよね。
「おとさん・・また行っちゃうの?」
「カルロ、おとさんは騎士に戻るわけじゃないんだ。このワインプールの屋敷に行くだけだよ」
「僕、寂しいよ」
「大丈夫、孤児院のみんなもいるだろ?それにラザラさんもいる」
「ラザラさんがお母さんならいいのに」
カルロ君はラザラさんが来てから指を咥えてラザラさんを見る事が多かった。まだまだ小さなカルロ君はお母さんを欲しているのかもしれない。
「彼女は綺麗な方だ。気高く、美しい・・・彼女のような方を聖母と言うのだろうな」
カルロ君の母親は魔物に殺されてしまった。ダリルさんが騎士として成功して王都で暮らそうと彼女を迎えに行った時に事件が起こった。ダリルさんの故郷でありカルロ君の生れた村はゴブリンの群れに襲われて滅んでしまった。
村には赤子の泣き声が響き、ダリルさんはその泣き声へと歩いて行く。するとそこには古い井戸があった、下を覗くとそこには毛布にくるまって籠に入っている赤ん坊が水に浮いていた。あと数日、発見が遅れたら赤ん坊は助からなかっただろう。
その子がカルロ君だった。奇蹟的にも彼は助かり本当のお父さんであるダリルさんに発見されたんだ。だから、ダリルさんはゴブリンに襲われた子供達の話を聞いた時に涙していたんだ。この世界はとても危険な世界なんだね。
それからダリルさんは騎士を引退して流浪の旅をしてワインプールに落ち着いたって事らしい。
「あの・・・」
「ラザラさん・・」
気を失っていたラザラさんが起きてきたみたい。またナイスなタイミングだね。
「私はみんなの母になりたいと思っていました。カルロ君が良ければその・・」
「いいのですか?」
「はい」
「おかあさんになってくれるの?」
ラザラさんも満更ではなかったみたいで二つ返事で付き合うことになっていきました。カルロ君の言葉にラザラさんは「お母さんになってもいいかな?」って答えてカルロ君は喜んで抱きついていました。何だか微笑ましい。
「じゃあ僕は屋敷を解体しに行こうかな~」
「あ、兄さん。僕もいくよ」
「私も~」
「私も行くにゃ」
僕は空気を読んで外に行こうと思った。ルザーの屋敷に行こうと思ったらユアンとモナーナ、それにニャムさんが僕についてきた。少し歩きずらいけど家族みたいに横に並んでいたので何だか嬉しかった。
「私達はのけ者ですね」
「ウニャ~」
すっかり仲の良くなったミスリーとメイはのんびりと椅子に座っていた。ミスリーはメイの膝に丸くなっている。頭や顎を撫でられるとゴロゴロと気持ちよさそうにしていた。
という事でやってきました、ルザーの屋敷。相変わらず、陽の光で照らされていて眩しい。ちゃっちゃと解体しましょう。
コネコネコネコネ、木材だろうと鉄材だろうと容赦なくコネていきます。その全てをインゴットのようにしていく、木材があの形だとおかしな感じ。
二階から順々にやってきてすぐに二階がまっさらに、掃除全般スキルのおかげか掃除も一緒にしていることになってアイテムバッグに勝手に入っていっています。何とも便利だ。宝石がどんどん入っていっているのを見るのは爽快だね。
「ルーク、一息ついたら?」
モナーナが手招きしてお茶に誘ってきた。屋敷の庭に前に作っておいた机と椅子を広げて三人はお茶会をしていました。前回、服を買ってきてから三人は何だか仲良しになってる。まるで恋バナに花を咲かせる乙女たちみたい・・・ユアンは男の子ですけどね。僕も誘われたので一時解体を中断します。
「二階が全部なくなったね」
「まだ、一時間も経ってないにゃ・・」
ユアンとニャムさんが呆れて声をもらした。そんな信じられないって顔してみないでほしいな。ダリルさんの為にも解体を終わらせて屋敷を作ってしまいたい。一日でも早ければダリルさんの為になるからね。
「どんな宝石があったにゃ?」
「私が覚えているのではサファイアとかエメラルドとかあったけど」
「・・・」
ニャムさんとモナーナの疑問に僕は無言で答えた。実は解体中は気付かなかったんだけど宝石を取った時に知らない宝石までアイテムバッグに入っていたみたい。サファイアを取ったのにダイヤとかの副産物が取れてたんです。採取スキル7がいい仕事しすぎ。素材が倍になるだけならまだしも種類まで増えてしまうとは・・・。
「また、おかしなことになってるんだね」
「流石ルークにゃ、でもそうそう私達は驚かないから気にしない事にゃ」
モナーナとニャムは微笑んで気を使ってくれた。やっぱり、こういう能力を知っていてくれる仲間は必要だよね。気が休まって何だか眠たくなってくる。
「おっとっと、眠っちゃダメだ。解体に戻るね」
三人の笑みに僕は眠たくなってしまう、まだまだ終わっていないのですぐに再開していきます。
僕らが嗜む子牛亭に帰ってきて少しするとダリルさんも帰ってきた。僕達は椅子に腰かけてお礼をいった。
「ダリルさんありがとうございました」
「いやいや、ルザーを捕らえられたのもルーク君たちが動いていてくれたおかげだよ」
「いえ、騎士達が来ていたという事は元から動いていたって事ですよね。だって王都からはかなり遠いんだから」
王都からこのワインプールの街まで軽く3週間はかかる。どんなに訓練された馬でもこれ以上は早く行軍できないだろう。20人規模とはいえ、騎士達が来ていたって事はダリルさんが動いていたって事だと思うんだ。
「流石兄さん、僕でも王都からここまで六日はかかると思うからもっと前から動いてないとありえないもんね」
「六日って・・」
流石をそのまま返すよ。ユアンは非常識すぎるね。なんで三週間の道が六日になるのさ。我が弟ながら凄すぎます。
「それでルザーがいなくなって当分はダリルさんが治めるんですよね」
「そうなりますね。こういった領主の仕事には不慣れですが元々こうする予定でしたので準備はできています」
やっぱり元々動く予定だったみたい。メイドさんや執事も手配済みのようです。屋敷はどうするんだろう、あの屋敷はダリルさんには似合わないよね。
「あの屋敷は取り壊すんですか?」
「そうですね。できればですがルークさんに作り直してもらおうかと思いまして」
「ええ、僕が?」
「はい、孤児院も作っちゃったじゃないか、お願いできないかな?もちろん、解体したものは君にあげるからさ」
そう言われると頷くしかないよね。ルザーの屋敷を見回した時に結構気になる宝石なんかもあったんだよね。贅沢に壁に埋め込んでいたのを思い出す。
「すぐじゃなくてもいいからさ」
「ダリルさんには色々良くしてもらってますし、やりますけど、あまり期待しないでくださいね」
「ありがとう、恩にきるよ。流石にあんな金ピカな屋敷には勤めたくないからね」
ダリルさんは苦々しい顔で言っている。確かにあの屋敷は悪趣味だった。ルザーの内面を映しているようだったよね。
「おとさん・・また行っちゃうの?」
「カルロ、おとさんは騎士に戻るわけじゃないんだ。このワインプールの屋敷に行くだけだよ」
「僕、寂しいよ」
「大丈夫、孤児院のみんなもいるだろ?それにラザラさんもいる」
「ラザラさんがお母さんならいいのに」
カルロ君はラザラさんが来てから指を咥えてラザラさんを見る事が多かった。まだまだ小さなカルロ君はお母さんを欲しているのかもしれない。
「彼女は綺麗な方だ。気高く、美しい・・・彼女のような方を聖母と言うのだろうな」
カルロ君の母親は魔物に殺されてしまった。ダリルさんが騎士として成功して王都で暮らそうと彼女を迎えに行った時に事件が起こった。ダリルさんの故郷でありカルロ君の生れた村はゴブリンの群れに襲われて滅んでしまった。
村には赤子の泣き声が響き、ダリルさんはその泣き声へと歩いて行く。するとそこには古い井戸があった、下を覗くとそこには毛布にくるまって籠に入っている赤ん坊が水に浮いていた。あと数日、発見が遅れたら赤ん坊は助からなかっただろう。
その子がカルロ君だった。奇蹟的にも彼は助かり本当のお父さんであるダリルさんに発見されたんだ。だから、ダリルさんはゴブリンに襲われた子供達の話を聞いた時に涙していたんだ。この世界はとても危険な世界なんだね。
それからダリルさんは騎士を引退して流浪の旅をしてワインプールに落ち着いたって事らしい。
「あの・・・」
「ラザラさん・・」
気を失っていたラザラさんが起きてきたみたい。またナイスなタイミングだね。
「私はみんなの母になりたいと思っていました。カルロ君が良ければその・・」
「いいのですか?」
「はい」
「おかあさんになってくれるの?」
ラザラさんも満更ではなかったみたいで二つ返事で付き合うことになっていきました。カルロ君の言葉にラザラさんは「お母さんになってもいいかな?」って答えてカルロ君は喜んで抱きついていました。何だか微笑ましい。
「じゃあ僕は屋敷を解体しに行こうかな~」
「あ、兄さん。僕もいくよ」
「私も~」
「私も行くにゃ」
僕は空気を読んで外に行こうと思った。ルザーの屋敷に行こうと思ったらユアンとモナーナ、それにニャムさんが僕についてきた。少し歩きずらいけど家族みたいに横に並んでいたので何だか嬉しかった。
「私達はのけ者ですね」
「ウニャ~」
すっかり仲の良くなったミスリーとメイはのんびりと椅子に座っていた。ミスリーはメイの膝に丸くなっている。頭や顎を撫でられるとゴロゴロと気持ちよさそうにしていた。
という事でやってきました、ルザーの屋敷。相変わらず、陽の光で照らされていて眩しい。ちゃっちゃと解体しましょう。
コネコネコネコネ、木材だろうと鉄材だろうと容赦なくコネていきます。その全てをインゴットのようにしていく、木材があの形だとおかしな感じ。
二階から順々にやってきてすぐに二階がまっさらに、掃除全般スキルのおかげか掃除も一緒にしていることになってアイテムバッグに勝手に入っていっています。何とも便利だ。宝石がどんどん入っていっているのを見るのは爽快だね。
「ルーク、一息ついたら?」
モナーナが手招きしてお茶に誘ってきた。屋敷の庭に前に作っておいた机と椅子を広げて三人はお茶会をしていました。前回、服を買ってきてから三人は何だか仲良しになってる。まるで恋バナに花を咲かせる乙女たちみたい・・・ユアンは男の子ですけどね。僕も誘われたので一時解体を中断します。
「二階が全部なくなったね」
「まだ、一時間も経ってないにゃ・・」
ユアンとニャムさんが呆れて声をもらした。そんな信じられないって顔してみないでほしいな。ダリルさんの為にも解体を終わらせて屋敷を作ってしまいたい。一日でも早ければダリルさんの為になるからね。
「どんな宝石があったにゃ?」
「私が覚えているのではサファイアとかエメラルドとかあったけど」
「・・・」
ニャムさんとモナーナの疑問に僕は無言で答えた。実は解体中は気付かなかったんだけど宝石を取った時に知らない宝石までアイテムバッグに入っていたみたい。サファイアを取ったのにダイヤとかの副産物が取れてたんです。採取スキル7がいい仕事しすぎ。素材が倍になるだけならまだしも種類まで増えてしまうとは・・・。
「また、おかしなことになってるんだね」
「流石ルークにゃ、でもそうそう私達は驚かないから気にしない事にゃ」
モナーナとニャムは微笑んで気を使ってくれた。やっぱり、こういう能力を知っていてくれる仲間は必要だよね。気が休まって何だか眠たくなってくる。
「おっとっと、眠っちゃダメだ。解体に戻るね」
三人の笑みに僕は眠たくなってしまう、まだまだ終わっていないのですぐに再開していきます。
10
お気に入りに追加
5,465
あなたにおすすめの小説
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
孤児による孤児のための孤児院経営!!! 異世界に転生したけど能力がわかりませんでした
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はフィル
異世界に転生できたんだけど何も能力がないと思っていて7歳まで路上で暮らしてた
なぜか両親の記憶がなくて何とか生きてきたけど、とうとう能力についてわかることになった
孤児として暮らしていたため孤児の苦しみがわかったので孤児院を作ることから始めます
さあ、チートの時間だ
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
転生したらやられ役の悪役貴族だったので、死なないように頑張っていたらなぜかモテました
平山和人
ファンタジー
事故で死んだはずの俺は、生前やりこんでいたゲーム『エリシオンサーガ』の世界に転生していた。
しかし、転生先は不細工、クズ、無能、と負の三拍子が揃った悪役貴族、ゲルドフ・インペラートルであり、このままでは破滅は避けられない。
だが、前世の記憶とゲームの知識を活かせば、俺は『エリシオンサーガ』の世界で成り上がることができる! そう考えた俺は早速行動を開始する。
まずは強くなるために魔物を倒しまくってレベルを上げまくる。そうしていたら痩せたイケメンになり、なぜか美少女からモテまくることに。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる