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第二章 黒煙
第二十二話 ヒマワリの種
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「ルーク、帰ったのならまずわらわの所に来るのが礼儀じゃないのか?」
「どんな礼儀だよ」
クコが僕を見つけてそう話しかけてきた。帰ったからっていちいち挨拶しに行かないといけないなんて誰が決めたんだか。
「黒煙・・・ではなくてクコちゃんはしばらく帰ってこないものだから心配していたんですよ」
クコの後ろにいたメイさんがヤレヤレといった様子で話した。クコの動向を心配してメイさんは残ったようだけど何事もなかったみたいです。よかったよかった。
「ワティスさんからルークに用があるって帰ってきたら伝えてほしいと言われておってな。あの家畜の餌になったヒマワリとサクランボについての話だと思うのじゃが・・・やはりと言うか何というか」
「ええ、なんかなったの?」
クコはメイさんと共にヤレヤレといって首を横に振ってる。僕の質問には答えてくれないみたいです。しょうがないので僕はワティスさんの所へ向かう事にしました。モナーナとメイさんは子供達の事を話すようで先に帰っているようです。メイさんはクコの事はある程度信頼を置けると判断したみたいです。
「ああ~ルークさん、お待ちしておりましたよ」
「え、ああ、はい・・・」
ワティスさんは輝かん目で僕を迎えてくれた。ワティスさんがソファーに座ると僕にも座ってほしいと促すので座ると紅茶のいい匂いがしてきて、クコが紅茶を僕とワティスさんの前の机に置いた。とてもいい匂いでいい葉っぱを使っているのが伺えた。
ワティスさんが紅茶を一口口に含むと真剣な顔になって話し出した。
「ルークさん、あなたからいただいた、あの家畜の餌であるヒマワリという物ですが、とても素晴らしい物でした。できればもう1万粒(50キロ)ほど欲しいのですが」
「そうなんですね。そんなに凄かったんですか?」
「ええ~、ええ~、それはそれは素晴らしくて。他の餌がゴミに見えてしまうほどですよ」
ワティスさんは興奮して話し出した。
ワティスさんが言うにはヒマワリを食べた牛の乳のでが良くなって生産性が上がったり、豚に至っても繁殖力が上がって肉の量が増えたとか。そんな短期間で変わる物なのかわからないけど・・・ただの運じゃないのかな?
「偶然ではないんですか?」
「私もそれを考えました。なので鶏にも与えてみたんです。鶏は毎日卵を産みますので結果が分かりやすいですからね。そうしたら何と驚く事に与えた日の卵の大きさが二倍ほどになって黄身も大きく濃厚な味だったんです」
ヒマワリを与えた日に効果が出るって凄いね。まるでポーションみたい・・・。
ルークの作物は農業スキルによって改造されている。スキルの効果でその作物の持つプラスに働く効果が約3倍されている。農業スキル1に付き0.5倍されて行くのだ。
1レベルで0.5倍率に加算されて行くことで今回の結果が現れた。また農業スキル7に至るとその人にマイナスに働く効果、例えば糖質を取り過ぎている人にはそれが軽微になるなどの補正がかかる。これはすでに栄養士と言っても過言ではない作物達に改造されているのだった。
「という事で1万粒(50キロ)用意できますか?」
「はい大丈夫ですよ」
「それは良かった。では冷蔵部屋へ。あっと、これは前回の一万粒(100キロ)分の料金です」
ワティスさんがソファーから立ち上がって革袋を取り出した。その中には金貨がどっさりと入っていました。あれ?これってすっごい目立ってるんじゃ?
「百粒500グラムで大銅貨2枚でしたが効果を見て私が勝手に値段を変えてみた所、それでも飛ぶように売れましてね。500グラムで銀貨3枚ですので50キロ分の金貨30枚です。最初の百粒分は私が買い取らせていただきました。これは私の商人としての目が足りなかった罰ですのでお気になさらずに」
「は、は~・・・」
僕はため息を吐きながらワティスさんの冷蔵部屋にヒマワリをしまっていく、こんな大金に変わってしまうなんて思わなかったので少し後悔しています。やっぱり目立たずに暮らす事はできないのだろうか。
ワティスさんの儲けは今度の50キロ分で稼ぐそうです。今回は全額僕へと流してくれたみたい。これからよろしくお願いしますって事だと思う。
あ、そうだ。子供達の働き口をワティスさんに聞いてみようかな。
「ワティスさん少し商売と違う話なのですがいいですか?」
「あ、はい。なんですか?」
僕は孤児になってしまった子供達について話した。ワティスさんは悲しい顔になって俯いてしまった。
「そんな事があったんですね。では教会の孤児院に・・・ですがあまりお勧めしませんよ」
「ギルドでもそんな事言われました。そんなにひどいんですか?」
「衛生環境などはそれほど、他の孤児院と同じくらいなのですが。司祭がお金を使ってしまって食べ物にあまり使われていないようなんですよ」
司祭は酒浸りで碌に仕事をしない、シスターが献身的にやっているおかげで衛生面は大丈夫らしい。司祭が金を握っているので食べ物に使うお金がなく、子供達はやせ細ってしまっているようだ。ワティスさんは助けてやりたいと思っているのだけど、司祭は教会の重鎮なようであまり目をつけられると他の街などで商売がやりづらくなってしまうらしくて、手が出せないみたいです。
「孤児院に食べ物を送る事は?」
「物品の提供は許されているのですがすべてが子供達に行くことはないようです」
「それはなんで?」
「・・換金されてしまうんですよ。お金に変えて酒に変わっていきます。時には、その、女性を・・・」
ワティスさんは口に出すのもおこがましい様子で話す。何とも腐りきっている様子です。
「ルークさんの所の子供は私の所で働いてもらっても構いませんよ」
「本当ですか?助かります」
「これから忙しくなりそうですからね」
僕はワティスさんの家を出た。
「よし、まずはそのシスターを味方に付けようかな」
嗜む子牛亭にいる子供達の仕事場は確保できた。だけど、孤児院の話は見過ごせないよね。少しずつ調べていって助けていこう。
「どんな礼儀だよ」
クコが僕を見つけてそう話しかけてきた。帰ったからっていちいち挨拶しに行かないといけないなんて誰が決めたんだか。
「黒煙・・・ではなくてクコちゃんはしばらく帰ってこないものだから心配していたんですよ」
クコの後ろにいたメイさんがヤレヤレといった様子で話した。クコの動向を心配してメイさんは残ったようだけど何事もなかったみたいです。よかったよかった。
「ワティスさんからルークに用があるって帰ってきたら伝えてほしいと言われておってな。あの家畜の餌になったヒマワリとサクランボについての話だと思うのじゃが・・・やはりと言うか何というか」
「ええ、なんかなったの?」
クコはメイさんと共にヤレヤレといって首を横に振ってる。僕の質問には答えてくれないみたいです。しょうがないので僕はワティスさんの所へ向かう事にしました。モナーナとメイさんは子供達の事を話すようで先に帰っているようです。メイさんはクコの事はある程度信頼を置けると判断したみたいです。
「ああ~ルークさん、お待ちしておりましたよ」
「え、ああ、はい・・・」
ワティスさんは輝かん目で僕を迎えてくれた。ワティスさんがソファーに座ると僕にも座ってほしいと促すので座ると紅茶のいい匂いがしてきて、クコが紅茶を僕とワティスさんの前の机に置いた。とてもいい匂いでいい葉っぱを使っているのが伺えた。
ワティスさんが紅茶を一口口に含むと真剣な顔になって話し出した。
「ルークさん、あなたからいただいた、あの家畜の餌であるヒマワリという物ですが、とても素晴らしい物でした。できればもう1万粒(50キロ)ほど欲しいのですが」
「そうなんですね。そんなに凄かったんですか?」
「ええ~、ええ~、それはそれは素晴らしくて。他の餌がゴミに見えてしまうほどですよ」
ワティスさんは興奮して話し出した。
ワティスさんが言うにはヒマワリを食べた牛の乳のでが良くなって生産性が上がったり、豚に至っても繁殖力が上がって肉の量が増えたとか。そんな短期間で変わる物なのかわからないけど・・・ただの運じゃないのかな?
「偶然ではないんですか?」
「私もそれを考えました。なので鶏にも与えてみたんです。鶏は毎日卵を産みますので結果が分かりやすいですからね。そうしたら何と驚く事に与えた日の卵の大きさが二倍ほどになって黄身も大きく濃厚な味だったんです」
ヒマワリを与えた日に効果が出るって凄いね。まるでポーションみたい・・・。
ルークの作物は農業スキルによって改造されている。スキルの効果でその作物の持つプラスに働く効果が約3倍されている。農業スキル1に付き0.5倍されて行くのだ。
1レベルで0.5倍率に加算されて行くことで今回の結果が現れた。また農業スキル7に至るとその人にマイナスに働く効果、例えば糖質を取り過ぎている人にはそれが軽微になるなどの補正がかかる。これはすでに栄養士と言っても過言ではない作物達に改造されているのだった。
「という事で1万粒(50キロ)用意できますか?」
「はい大丈夫ですよ」
「それは良かった。では冷蔵部屋へ。あっと、これは前回の一万粒(100キロ)分の料金です」
ワティスさんがソファーから立ち上がって革袋を取り出した。その中には金貨がどっさりと入っていました。あれ?これってすっごい目立ってるんじゃ?
「百粒500グラムで大銅貨2枚でしたが効果を見て私が勝手に値段を変えてみた所、それでも飛ぶように売れましてね。500グラムで銀貨3枚ですので50キロ分の金貨30枚です。最初の百粒分は私が買い取らせていただきました。これは私の商人としての目が足りなかった罰ですのでお気になさらずに」
「は、は~・・・」
僕はため息を吐きながらワティスさんの冷蔵部屋にヒマワリをしまっていく、こんな大金に変わってしまうなんて思わなかったので少し後悔しています。やっぱり目立たずに暮らす事はできないのだろうか。
ワティスさんの儲けは今度の50キロ分で稼ぐそうです。今回は全額僕へと流してくれたみたい。これからよろしくお願いしますって事だと思う。
あ、そうだ。子供達の働き口をワティスさんに聞いてみようかな。
「ワティスさん少し商売と違う話なのですがいいですか?」
「あ、はい。なんですか?」
僕は孤児になってしまった子供達について話した。ワティスさんは悲しい顔になって俯いてしまった。
「そんな事があったんですね。では教会の孤児院に・・・ですがあまりお勧めしませんよ」
「ギルドでもそんな事言われました。そんなにひどいんですか?」
「衛生環境などはそれほど、他の孤児院と同じくらいなのですが。司祭がお金を使ってしまって食べ物にあまり使われていないようなんですよ」
司祭は酒浸りで碌に仕事をしない、シスターが献身的にやっているおかげで衛生面は大丈夫らしい。司祭が金を握っているので食べ物に使うお金がなく、子供達はやせ細ってしまっているようだ。ワティスさんは助けてやりたいと思っているのだけど、司祭は教会の重鎮なようであまり目をつけられると他の街などで商売がやりづらくなってしまうらしくて、手が出せないみたいです。
「孤児院に食べ物を送る事は?」
「物品の提供は許されているのですがすべてが子供達に行くことはないようです」
「それはなんで?」
「・・換金されてしまうんですよ。お金に変えて酒に変わっていきます。時には、その、女性を・・・」
ワティスさんは口に出すのもおこがましい様子で話す。何とも腐りきっている様子です。
「ルークさんの所の子供は私の所で働いてもらっても構いませんよ」
「本当ですか?助かります」
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僕はワティスさんの家を出た。
「よし、まずはそのシスターを味方に付けようかな」
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