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第一章 始まり
第十六話 アレイスト
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森が騒がしくなって後ろを見ながら後退していると女の人を担いだ大きな男の人とそのパーティーだと思われる3人が駆けてきた。
「ダッジ!子供が!」
「何!ファイン、彼を担げるか」
「担げても奴に追いつかれるぞ。それよりも警告した方がいい」
何かから逃げている冒険者達。彼らはルークを見て話した。そんな声が聞こえるはずもなくルークは冒険者達に追い抜かれた。その際に、何か言われたのだがルークの耳には聞こえない。尚もルークは後ろを見ながら後方に下がる。その時、見ていた後方から大きなゴーレムが木々をなぎ倒して現れた。ドシンドシンと地面を揺らして近づいてくる。
「ええ~」
ルークは後ろを見るのをやめて逃げる。まだ、初心者のルークにゴーレムの圧はとても強く、逃げるしか選択肢はなかったのだ。主人が逃げている為ミスリーも一緒に横を走る。ミスリーを装着すれば勝てるのだがそれに気付かないルークであった。
「何でゴーレムがいるの~」
冒険者ギルドで聞いた話ではゴーレムの目撃情報は聞いた事がない。ゴーレムの討伐ランクはDといったところだ。ルークがミスリーを装備して月下の剣を振るえば一瞬で終わるのだが。
「うお!!少年、無事だったか」
「あれは何なんですか?」
逃げていった冒険者に追いついて事情を聞く。ルークは足が速くなっているのでそうそう、置いて行かれない。
「少しドジを踏んじまって召喚の罠にかかっちまったんだ。すまない」
「罠であんなものが現れたんですか?」
「ああ、そうなんだ。最初は抵抗してみたんだがクイナがやられちまって撤退を余儀なくされた」
ダッジは抱えている女の人を見て話した。女の人はかなり露出度の高い服を着ていて足が青ざめている。たぶん折れていると思う。これじゃ逃げるに限るよね。
「逃げたはいいがあいつはどこまでも俺達を追いかけてきやがる。どうしたらいいんだ」
冒険者達は流石に疲れが見える。僕は悩みながらもミスリーを見やる。するとミスリーは「ミャー」といってやる気をみせた。
「その虎は君の相棒かい?テイマーだったのか」
「テイマーではないです。僕は何でも士のルークです、僕が時間を稼ぎます。先にいってください」
僕は冒険者のおじさん達にそう言って後方へと駆けた。冒険者達が見えなくなると僕はミスリーを着る。更にアイテムバッグから月下の剣と大地の毛皮をつけると中段に剣を構えた。
「やれるのかな~..」
自分に自信のないルークはそう呟いた。ルークの言葉にミスリーは「ニャ~」と呆れた声を上げる。ミスリーは岩のゴーレムを怖がっている主人に呆れているようだ、ミスリルの魔法生物であるミスリーを作っているくせにといった感じ。
そんな不安な心のルークに向かって走ってきているゴーレムの姿はとても恐ろしい。地鳴りのような足音、自分の倍もありそうな体躯、初心者であるルークのやる気を削ぐに十分な圧であった。
「やっぱり怖い~」
目を瞑って上段から振り下ろした月下の剣から煌びやかな斬撃が放たれてゴーレムを唐竹割りしたかのように両断した。ゴーレムは気の抜けた「ゴッ」という声を上げて機能を停止していった。
「あれ?...怖かった~」
「ニャ~ア~」
ルークは腰砕けになり地面に尻もちをついた。ミスリーはルークの腰に顔をこすり付けて慰めている。ミスリーは呆れる反面、心配していたのだった。
スキルと月下の剣の威力を再確認したルーク。このまま冒険者のもとに戻ると面倒なことになりそうなのでそそくさとその場を後にした。
ルークは楽して暮らしたいのだ、勇者や英雄となって忙しい毎日を送りたいわけではない。
「おかえり、ゴブリン退治は達成したかにゃ?」
ゴーレムを倒した後、すぐにギルドに帰還した。もうちょっと木材を手に入れても良かったのだがゴーレムを倒したのが僕だと思われたくないので諦めざる負えなかった。
「はい!討伐証明の耳を取ってきました」
「確かに、確認したにゃ。やっぱり余裕だったにゃ」
ニャムさんに耳を見せてギルドカードを提示した。ニャムさんはギルドカードを取って奥の部屋へと入っていった。
「これで僕もEランクか~」
しみじみと声をこぼすと何だか懐かしい声が聞こえてきた。
「これはこれは1ルークさんじゃないですか~」
「1ルークさんも冒険者になったんですか」
声の方向を見るとジグとザグが立っていた。僕は嫌な顔をして手を振ってこたえた。
「おっとっと、やっぱり1ルークさんは偉いですね~」
「1ルークだもんな~」
僕の仕草に気を悪くした二人は更に僕へと嫌味を言ってきた。やっぱり隣町程度じゃこういった知り合いに会う事もあるんだな、もっと遠くへ行けばよかった。
「俺達は恩恵の儀で剣術と盾術をもらったんだぜ」
「俺なんかな、剣術と盾術と火魔法だぜ!」
嫌味ったらしく剣や火魔法を見せるお二方、やはりこの二人は冒険者ギルドがどんな所だかお忘れのようだ。
「じゃかましい!!建物の中で火なんかだしてんじゃねえ!」
「「わ~~」」
大剣で二人を吹き飛ばした褐色のお姉さん。なんだかデジャヴな光景を見ながら僕は見た覚えのある褐色のお姉さんを見上げた。前回も助けてくれたお姉さんが僕を見て微笑んだ。
「坊や、また会ったね。あの二人も変わらないね~」
「あ、ありがとうございます」
僕はお礼の言葉を言ってお辞儀をする。お姉さんは僕の頭に手を置いてぐしゃぐしゃと撫でながら口を開いた。
「はっはっは、全く覇気のない子だね~。ユアンのお兄さんなんだからもっとハキハキしな!」
そういえばユアンの事を知っている唯一の知り合いなんだった。ユアンはどうしているんだろう。
「ユアンは今どうしてるんですか?」
「ん?ユアンの奴、手紙を書いてたが知らないのかい?」
「僕は家を出たので..」
「あ~、だからこのエリントスにいたのか。ユアンは凄いぞ。今王都リナージュで活動してるんだが、来て早々恩恵の儀を行って元々あった剣術と聖魔法に加えて盾、槍、火魔法、水魔法、風魔法とキリがないほどのスキルを得たんだ。何でも今言ったスキル以外も手に入ってて王が秘匿させたほどらしいぞ」
ユアン...お兄ちゃんとどんだけ差をつけるつもりですか、お兄ちゃんは嬉しいんだか悲しいんだか複雑です。
「そう言えばあんた...おっとお兄さんとしか読んでなかったね。改めて自己紹介するよ。私はアレイスト、見ての通り前衛をやってるよ」
「あ、僕はルークです。魔法も遠くからの攻撃も出来ないので前衛だと思います」
パーティープレイをしたことがないので出来ることを言ってみた。アレイストさんはまた僕の頭をぐしゃぐしゃと撫でて笑ってくれた。
「ハハハ、いいんだよ。そんなに畏まらなくて。それでルークは恩恵の儀で何を得たんだい?」
「・・・」
恩恵の儀で得たものは何もない僕は何を言おうか考え込んで無言になってしまう。その様子にアレイストさんは何かを察したのかため息をついて今度は頭をポンポンと叩いた。
「そうかい、でも大丈夫さ。こうして生きているんだからね。機会があったら一緒に狩りにでも行こう」
「はい」
アレイストさんは笑顔でギルドを出ていってしまった。あの笑顔だけでも僕を慰めるに十分の物だった。今まで何も持っていなかった僕がこうして冒険者をやれているだけ僕は幸せ者だよ。
しかし、ユアンがそんな凄い事になってるとは、カテジナ叔母さんの言っていた通り僕が惨めに見えてくる。
「お待たせにゃ。これでルークはEランクにゃ」
「ニャムさんありがとう」
これで受けれる依頼が増えるのか~。でも日課になりつつあるお掃除は続けていこう。
「ダッジ!子供が!」
「何!ファイン、彼を担げるか」
「担げても奴に追いつかれるぞ。それよりも警告した方がいい」
何かから逃げている冒険者達。彼らはルークを見て話した。そんな声が聞こえるはずもなくルークは冒険者達に追い抜かれた。その際に、何か言われたのだがルークの耳には聞こえない。尚もルークは後ろを見ながら後方に下がる。その時、見ていた後方から大きなゴーレムが木々をなぎ倒して現れた。ドシンドシンと地面を揺らして近づいてくる。
「ええ~」
ルークは後ろを見るのをやめて逃げる。まだ、初心者のルークにゴーレムの圧はとても強く、逃げるしか選択肢はなかったのだ。主人が逃げている為ミスリーも一緒に横を走る。ミスリーを装着すれば勝てるのだがそれに気付かないルークであった。
「何でゴーレムがいるの~」
冒険者ギルドで聞いた話ではゴーレムの目撃情報は聞いた事がない。ゴーレムの討伐ランクはDといったところだ。ルークがミスリーを装備して月下の剣を振るえば一瞬で終わるのだが。
「うお!!少年、無事だったか」
「あれは何なんですか?」
逃げていった冒険者に追いついて事情を聞く。ルークは足が速くなっているのでそうそう、置いて行かれない。
「少しドジを踏んじまって召喚の罠にかかっちまったんだ。すまない」
「罠であんなものが現れたんですか?」
「ああ、そうなんだ。最初は抵抗してみたんだがクイナがやられちまって撤退を余儀なくされた」
ダッジは抱えている女の人を見て話した。女の人はかなり露出度の高い服を着ていて足が青ざめている。たぶん折れていると思う。これじゃ逃げるに限るよね。
「逃げたはいいがあいつはどこまでも俺達を追いかけてきやがる。どうしたらいいんだ」
冒険者達は流石に疲れが見える。僕は悩みながらもミスリーを見やる。するとミスリーは「ミャー」といってやる気をみせた。
「その虎は君の相棒かい?テイマーだったのか」
「テイマーではないです。僕は何でも士のルークです、僕が時間を稼ぎます。先にいってください」
僕は冒険者のおじさん達にそう言って後方へと駆けた。冒険者達が見えなくなると僕はミスリーを着る。更にアイテムバッグから月下の剣と大地の毛皮をつけると中段に剣を構えた。
「やれるのかな~..」
自分に自信のないルークはそう呟いた。ルークの言葉にミスリーは「ニャ~」と呆れた声を上げる。ミスリーは岩のゴーレムを怖がっている主人に呆れているようだ、ミスリルの魔法生物であるミスリーを作っているくせにといった感じ。
そんな不安な心のルークに向かって走ってきているゴーレムの姿はとても恐ろしい。地鳴りのような足音、自分の倍もありそうな体躯、初心者であるルークのやる気を削ぐに十分な圧であった。
「やっぱり怖い~」
目を瞑って上段から振り下ろした月下の剣から煌びやかな斬撃が放たれてゴーレムを唐竹割りしたかのように両断した。ゴーレムは気の抜けた「ゴッ」という声を上げて機能を停止していった。
「あれ?...怖かった~」
「ニャ~ア~」
ルークは腰砕けになり地面に尻もちをついた。ミスリーはルークの腰に顔をこすり付けて慰めている。ミスリーは呆れる反面、心配していたのだった。
スキルと月下の剣の威力を再確認したルーク。このまま冒険者のもとに戻ると面倒なことになりそうなのでそそくさとその場を後にした。
ルークは楽して暮らしたいのだ、勇者や英雄となって忙しい毎日を送りたいわけではない。
「おかえり、ゴブリン退治は達成したかにゃ?」
ゴーレムを倒した後、すぐにギルドに帰還した。もうちょっと木材を手に入れても良かったのだがゴーレムを倒したのが僕だと思われたくないので諦めざる負えなかった。
「はい!討伐証明の耳を取ってきました」
「確かに、確認したにゃ。やっぱり余裕だったにゃ」
ニャムさんに耳を見せてギルドカードを提示した。ニャムさんはギルドカードを取って奥の部屋へと入っていった。
「これで僕もEランクか~」
しみじみと声をこぼすと何だか懐かしい声が聞こえてきた。
「これはこれは1ルークさんじゃないですか~」
「1ルークさんも冒険者になったんですか」
声の方向を見るとジグとザグが立っていた。僕は嫌な顔をして手を振ってこたえた。
「おっとっと、やっぱり1ルークさんは偉いですね~」
「1ルークだもんな~」
僕の仕草に気を悪くした二人は更に僕へと嫌味を言ってきた。やっぱり隣町程度じゃこういった知り合いに会う事もあるんだな、もっと遠くへ行けばよかった。
「俺達は恩恵の儀で剣術と盾術をもらったんだぜ」
「俺なんかな、剣術と盾術と火魔法だぜ!」
嫌味ったらしく剣や火魔法を見せるお二方、やはりこの二人は冒険者ギルドがどんな所だかお忘れのようだ。
「じゃかましい!!建物の中で火なんかだしてんじゃねえ!」
「「わ~~」」
大剣で二人を吹き飛ばした褐色のお姉さん。なんだかデジャヴな光景を見ながら僕は見た覚えのある褐色のお姉さんを見上げた。前回も助けてくれたお姉さんが僕を見て微笑んだ。
「坊や、また会ったね。あの二人も変わらないね~」
「あ、ありがとうございます」
僕はお礼の言葉を言ってお辞儀をする。お姉さんは僕の頭に手を置いてぐしゃぐしゃと撫でながら口を開いた。
「はっはっは、全く覇気のない子だね~。ユアンのお兄さんなんだからもっとハキハキしな!」
そういえばユアンの事を知っている唯一の知り合いなんだった。ユアンはどうしているんだろう。
「ユアンは今どうしてるんですか?」
「ん?ユアンの奴、手紙を書いてたが知らないのかい?」
「僕は家を出たので..」
「あ~、だからこのエリントスにいたのか。ユアンは凄いぞ。今王都リナージュで活動してるんだが、来て早々恩恵の儀を行って元々あった剣術と聖魔法に加えて盾、槍、火魔法、水魔法、風魔法とキリがないほどのスキルを得たんだ。何でも今言ったスキル以外も手に入ってて王が秘匿させたほどらしいぞ」
ユアン...お兄ちゃんとどんだけ差をつけるつもりですか、お兄ちゃんは嬉しいんだか悲しいんだか複雑です。
「そう言えばあんた...おっとお兄さんとしか読んでなかったね。改めて自己紹介するよ。私はアレイスト、見ての通り前衛をやってるよ」
「あ、僕はルークです。魔法も遠くからの攻撃も出来ないので前衛だと思います」
パーティープレイをしたことがないので出来ることを言ってみた。アレイストさんはまた僕の頭をぐしゃぐしゃと撫でて笑ってくれた。
「ハハハ、いいんだよ。そんなに畏まらなくて。それでルークは恩恵の儀で何を得たんだい?」
「・・・」
恩恵の儀で得たものは何もない僕は何を言おうか考え込んで無言になってしまう。その様子にアレイストさんは何かを察したのかため息をついて今度は頭をポンポンと叩いた。
「そうかい、でも大丈夫さ。こうして生きているんだからね。機会があったら一緒に狩りにでも行こう」
「はい」
アレイストさんは笑顔でギルドを出ていってしまった。あの笑顔だけでも僕を慰めるに十分の物だった。今まで何も持っていなかった僕がこうして冒険者をやれているだけ僕は幸せ者だよ。
しかし、ユアンがそんな凄い事になってるとは、カテジナ叔母さんの言っていた通り僕が惨めに見えてくる。
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