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第一章
第16話
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リーシャ達と食事を楽しんだ後、寝床に着くとふと視線にディアボロスの刀が目に入った。
今まで武器なんて使ったことがないからとても感慨深い。
「抜き身だと危ないな。鞘を買わないとな」
刃が抜き出しで危ない。切れ味はかなりよさそうだしね。
「そんなものは不要だ。すぐに鞘も生み出そう」
「わ~便利だ。これならいらないな~。……え?」
刀が喋った。それに鞘が生まれて刀身を覆っていく。
「驚いたのは私だ。光の女神の力で封印されたというのになぜ意識が戻ったのかとな。残念なのは元の体に戻れないということだけだ。しかし、おかしな話だ。これもあの女神の掌の上なのか?」
べらべらと話す刀。おかしな光景だけど、しっかりと話してる。
「お前の力である周りを強化、それが女神を凌駕したということか。それならば完全な状態で回復してもおかしくないんだがな。おかしな話だ」
「へ、へんなの……」
「同感だ。おかしいとしか言いようがない」
いやいや、刀が喋ってるのが変って言っただけで、同意したわけじゃないんだけどな。っていうか周りを強化っていつから知ってたんだ?
まあ、それはもういいか、元にはもどれないみたいだから、今は刀なわけだし。
「体は動くの?」
「うむ、形状を変えることは出来るが魔法を行使することはできないようだな。おかしな感じだ」
質問すると素直に返してくる。なんか可愛いな。
「形状を変える?」
「うむ。このように盾になったり分離したりも出来る」
「おぉ~」
黒い盾が生まれてゴトッと落ちる。持ってみると重さを感じないほど軽い。
「やはりおかしな男だなお前は」
「へ? おかしな刀に言われたくないよ」
刀のくせに話せるなんてこれ以上におかしなことはないでしょ。
「その盾はかなり重いものになっているはずだ。それを軽々……、女神の言っていたように私になってしまったのかもしれないな」
「ええ!? そ、そういうものなの?」
「ああ、闇に好かれたものしか持てないはずだからな。それ以外が持つとそのものの体重の100倍ほどの重さを感じるはずだ」
ええ!? そ、そんなに重くなるの! 僕の強化でも……ギリ行けるかな? 試したことないな。
ってそんなことよりも僕って闇に好かれちゃったってこと!? ちょっとショックだな。
「こんな体になってしまったらダンジョンには帰れまい。お前に興味もあるしな。よろしく頼むぞ」
「……正直、武器っていらないんだよな~。てにもつになるし」
「な!? 私を荷物というのか! この、おかしな人間のくせに」
武器って使わなかったら荷物にしかならない。もらった時はアルテミス様が直々にくれるって言うからもらったけどさ、いらないんだよな~。
「ぐ、本当に置いていくつもりなのか」
「ん~。無駄に大きいしね」
「わかった! 私の能力を見せてやる! 【闇の収納】」
「ええ!? ベッドが消えた!?」
「ははは、おかしいか人間」
ディアボロスの刀が魔法みたいな言葉を吐くとベッドが吸い込まれて消えていった。満足気に笑うディアボロス。
「私はこういったスキルを持っているのだ。どうだ? 便利だろう?」
「す、スキル!? 魔法は使えないけどスキルは使えるの?」
「おお、そういえばそうだな。魔法は使えないようだが使えるようだ。言われて気づいたぞ人間」
驚いた。刀になっても力が使える。いつかは魔法も使えるようになるんじゃないのかな?
催眠みたいな力だって魔法じゃなくてスキルかもしれないし、危険だ。
「な、何をしている?」
「君は危険だ。被害が出てからじゃ危ないだろ。だから、壊すんだよ」
両の手で折り曲げようと力をいっぱい込める。ギギギギと床が悲鳴をあげ始める。それでも一向に曲がらない刀、かなりの硬度だ。
「ど、どうしたのヒューイ!」
「すげぇ揺れてるぞ」
そんなことをしてたらみんなが心配して扉を勢いよく開けて入ってきた。みんな寝巻だ。なんだか申し訳ない。
「起こしてごめん」
「い、いや、いいんだけどよ。それよりもどうしたんだよ? 刀を持って……」
「うん、実はね」
みんな落ち着いて床に座って話を聞いてくれた。
「ディアボロスの意識が戻ったということじゃな」
「うむ、おかしな話だろうドワーフ」
「気やすく話しかけるでないわ」
ワジソンが感慨深げに腕を組んで話すとディアボロスが話しかけた。流石に殺されそうになったやつに話しかけられたくはないよな。
「それでスキルが使えるが魔法は無理なのか」
「そうなんだ、だけど、いつかは魔法も使えるようになっちゃう。だから、そうなる前に折っちゃおうと」
「なるほど」
ステインが考え事をしながら聞いてきて、答えると頷いた。
「ディアボロス」
「む? なんだ人間」
「悪さはしないか?」
「体が動かんからな。出来んな。それに、この体になってからは人間への強制的な殺意はなくなった。おかしな話だ」
強制的な殺意? ステインの質問に素直に答えるディアボロスの言葉にみんなで首を傾げる。
「ダンジョンの魔物はダンジョンを守るために人間を襲う。外の魔物は人間を食料として認識して攻撃する」
「ふむ、精霊は流石というべきか。そういうことだろう。おかしくない話だ」
ルラナの話に感心して答える。
なるほど、ダンジョンの魔物じゃなくなったディアボロスは外の魔物でもなくなったから人間への殺意がなくなったってことか。
「じゃあ、これからは僕のアイテムとして生きることも可能ってこと?」
「そうだな。外の世界にも興味がある。一番はお前というおかしな存在だがな」
人をおかしいおかしいって、今はお前の方がおかしいって言うのに。本当におかしなやつだな。って口癖が移りそうだ。
「じゃあ、そういうことだね。やったね。アイテムバッグみたいな刀をゲットだ」
「おお!? そうか~、これで魔石も魔物の素材も持ち帰り放題だ。これからのダンジョンが楽しみだぜ!」
ミーシャの言葉に大喜びのステイン。二人でハイタッチしてエラに抱き着いてるよ。
「ダンジョンに行く前にヒューイの異動の話もしないとね」
「ああ、そうだな。ヒューイはまだ行きたいくないか? それなら俺達だけで行くが?」
リーシャが明日の予定を話すとステインが心配そうに僕へと聞いてきた。
僕は首を横に振って。
「もう大丈夫。笑われたって平気だよ。だって、みんながいるからね」
恥ずかしげもなく、僕は素直に伝える。
みんなそれぞれ恥ずかしそうに顔を赤くしてくれて二カッと笑ってくれた。
「家族だもんね~ヒューイ」
「わっ! っと」
ミーシャが抱き着いてきて思わずお姫様抱っこしてしまう。それを見てリーシャが驚いて、
「もう! お姉ちゃんは! 重いんだから抱き着いちゃダメでしょ」
「え~、私は軽いよ~。ルラナはお姫様抱っこしたんだから私だっていいじゃない。リーシャもやってもらいなよ」
「わ、私は……と、とにかく! 部屋に戻ろ」
「も~わかったわよ~。じゃあ、明日はリーシャね~」
姉妹が僕をからかうとみんなやれやれといった様子で部屋を出ていった。
明日は朝から大変そうだ。
「にぎやかなことだな。おかしいな」
「おかしくないよ。寝るから声出さないでね」
「うむ、刀に丁寧な口調。おかしな男だ」
「……」
みんながいなくなって一気に静かになった。
明日はギルドか、また変なことを言ってくるやつがいるんだろうな。
大きなため息をついてディアボロスが一度しまったベッドへと寝そべった。いいものをもらったな。アルテミス様に感謝しないと。
今まで武器なんて使ったことがないからとても感慨深い。
「抜き身だと危ないな。鞘を買わないとな」
刃が抜き出しで危ない。切れ味はかなりよさそうだしね。
「そんなものは不要だ。すぐに鞘も生み出そう」
「わ~便利だ。これならいらないな~。……え?」
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「驚いたのは私だ。光の女神の力で封印されたというのになぜ意識が戻ったのかとな。残念なのは元の体に戻れないということだけだ。しかし、おかしな話だ。これもあの女神の掌の上なのか?」
べらべらと話す刀。おかしな光景だけど、しっかりと話してる。
「お前の力である周りを強化、それが女神を凌駕したということか。それならば完全な状態で回復してもおかしくないんだがな。おかしな話だ」
「へ、へんなの……」
「同感だ。おかしいとしか言いようがない」
いやいや、刀が喋ってるのが変って言っただけで、同意したわけじゃないんだけどな。っていうか周りを強化っていつから知ってたんだ?
まあ、それはもういいか、元にはもどれないみたいだから、今は刀なわけだし。
「体は動くの?」
「うむ、形状を変えることは出来るが魔法を行使することはできないようだな。おかしな感じだ」
質問すると素直に返してくる。なんか可愛いな。
「形状を変える?」
「うむ。このように盾になったり分離したりも出来る」
「おぉ~」
黒い盾が生まれてゴトッと落ちる。持ってみると重さを感じないほど軽い。
「やはりおかしな男だなお前は」
「へ? おかしな刀に言われたくないよ」
刀のくせに話せるなんてこれ以上におかしなことはないでしょ。
「その盾はかなり重いものになっているはずだ。それを軽々……、女神の言っていたように私になってしまったのかもしれないな」
「ええ!? そ、そういうものなの?」
「ああ、闇に好かれたものしか持てないはずだからな。それ以外が持つとそのものの体重の100倍ほどの重さを感じるはずだ」
ええ!? そ、そんなに重くなるの! 僕の強化でも……ギリ行けるかな? 試したことないな。
ってそんなことよりも僕って闇に好かれちゃったってこと!? ちょっとショックだな。
「こんな体になってしまったらダンジョンには帰れまい。お前に興味もあるしな。よろしく頼むぞ」
「……正直、武器っていらないんだよな~。てにもつになるし」
「な!? 私を荷物というのか! この、おかしな人間のくせに」
武器って使わなかったら荷物にしかならない。もらった時はアルテミス様が直々にくれるって言うからもらったけどさ、いらないんだよな~。
「ぐ、本当に置いていくつもりなのか」
「ん~。無駄に大きいしね」
「わかった! 私の能力を見せてやる! 【闇の収納】」
「ええ!? ベッドが消えた!?」
「ははは、おかしいか人間」
ディアボロスの刀が魔法みたいな言葉を吐くとベッドが吸い込まれて消えていった。満足気に笑うディアボロス。
「私はこういったスキルを持っているのだ。どうだ? 便利だろう?」
「す、スキル!? 魔法は使えないけどスキルは使えるの?」
「おお、そういえばそうだな。魔法は使えないようだが使えるようだ。言われて気づいたぞ人間」
驚いた。刀になっても力が使える。いつかは魔法も使えるようになるんじゃないのかな?
催眠みたいな力だって魔法じゃなくてスキルかもしれないし、危険だ。
「な、何をしている?」
「君は危険だ。被害が出てからじゃ危ないだろ。だから、壊すんだよ」
両の手で折り曲げようと力をいっぱい込める。ギギギギと床が悲鳴をあげ始める。それでも一向に曲がらない刀、かなりの硬度だ。
「ど、どうしたのヒューイ!」
「すげぇ揺れてるぞ」
そんなことをしてたらみんなが心配して扉を勢いよく開けて入ってきた。みんな寝巻だ。なんだか申し訳ない。
「起こしてごめん」
「い、いや、いいんだけどよ。それよりもどうしたんだよ? 刀を持って……」
「うん、実はね」
みんな落ち着いて床に座って話を聞いてくれた。
「ディアボロスの意識が戻ったということじゃな」
「うむ、おかしな話だろうドワーフ」
「気やすく話しかけるでないわ」
ワジソンが感慨深げに腕を組んで話すとディアボロスが話しかけた。流石に殺されそうになったやつに話しかけられたくはないよな。
「それでスキルが使えるが魔法は無理なのか」
「そうなんだ、だけど、いつかは魔法も使えるようになっちゃう。だから、そうなる前に折っちゃおうと」
「なるほど」
ステインが考え事をしながら聞いてきて、答えると頷いた。
「ディアボロス」
「む? なんだ人間」
「悪さはしないか?」
「体が動かんからな。出来んな。それに、この体になってからは人間への強制的な殺意はなくなった。おかしな話だ」
強制的な殺意? ステインの質問に素直に答えるディアボロスの言葉にみんなで首を傾げる。
「ダンジョンの魔物はダンジョンを守るために人間を襲う。外の魔物は人間を食料として認識して攻撃する」
「ふむ、精霊は流石というべきか。そういうことだろう。おかしくない話だ」
ルラナの話に感心して答える。
なるほど、ダンジョンの魔物じゃなくなったディアボロスは外の魔物でもなくなったから人間への殺意がなくなったってことか。
「じゃあ、これからは僕のアイテムとして生きることも可能ってこと?」
「そうだな。外の世界にも興味がある。一番はお前というおかしな存在だがな」
人をおかしいおかしいって、今はお前の方がおかしいって言うのに。本当におかしなやつだな。って口癖が移りそうだ。
「じゃあ、そういうことだね。やったね。アイテムバッグみたいな刀をゲットだ」
「おお!? そうか~、これで魔石も魔物の素材も持ち帰り放題だ。これからのダンジョンが楽しみだぜ!」
ミーシャの言葉に大喜びのステイン。二人でハイタッチしてエラに抱き着いてるよ。
「ダンジョンに行く前にヒューイの異動の話もしないとね」
「ああ、そうだな。ヒューイはまだ行きたいくないか? それなら俺達だけで行くが?」
リーシャが明日の予定を話すとステインが心配そうに僕へと聞いてきた。
僕は首を横に振って。
「もう大丈夫。笑われたって平気だよ。だって、みんながいるからね」
恥ずかしげもなく、僕は素直に伝える。
みんなそれぞれ恥ずかしそうに顔を赤くしてくれて二カッと笑ってくれた。
「家族だもんね~ヒューイ」
「わっ! っと」
ミーシャが抱き着いてきて思わずお姫様抱っこしてしまう。それを見てリーシャが驚いて、
「もう! お姉ちゃんは! 重いんだから抱き着いちゃダメでしょ」
「え~、私は軽いよ~。ルラナはお姫様抱っこしたんだから私だっていいじゃない。リーシャもやってもらいなよ」
「わ、私は……と、とにかく! 部屋に戻ろ」
「も~わかったわよ~。じゃあ、明日はリーシャね~」
姉妹が僕をからかうとみんなやれやれといった様子で部屋を出ていった。
明日は朝から大変そうだ。
「にぎやかなことだな。おかしいな」
「おかしくないよ。寝るから声出さないでね」
「うむ、刀に丁寧な口調。おかしな男だ」
「……」
みんながいなくなって一気に静かになった。
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