34 / 55
第二章
第34話 教会
しおりを挟む
「回復魔法を独占しているらしいな!」
「教会への冒涜だ!」
司祭の格好をした人たちが声をあげる。
勝手なことを口走って受付を破壊、これは見過ごせないな。
「お前が回復魔法を使えるものか」
「はい!」
「!? なんでそんな元気いっぱい。普通は隠すところだぞ」
司祭の男達がリファに向かって声をかける。リファは隠しもせずに元気に返事を返す。
彼女からしたらいいことをしてるだけだから隠す必要はないって感じだろうな。
「ではこっちにこい。教会に仕えるのだ」
「嫌です!」
「何!」
「怪我や病気になった人を自由に治せないところにはいきません!」
リファがハッキリと断る。司祭たちはワナワナと手を振るわせて憤りを露わにした。そして、リファに向かって手をかざし始める。
「来ないのならば死ね! 我が敵を撃て【ホーリーバレット】」
数人の司祭から放たれる光の弾。リファに向かって飛んでいく。爆発が起こって何も見えなくなる。
「ふん。素直に応じればよかったものを」
そんな声が聞こえる。まったく、殺そうとしてるくせに呑気だな~。だけど、ここがどこか知らないのかな?
「ふふ、皆さん助けてくれなくて大丈夫なのに」
「リファを守るのは僕の役目だからね」
「ははは、僕が来るまでもなかったか」
「まさかフェリアン様まで来てくれるとは思いませんでした」
『!?』
リファがクスクスと笑って、ルファーと僕とフェリアン様が爆発の煙の中で談笑。まさか、フェリアン様もリファを守るために前に出てくれるとは思わなかった。
煙が治まってくると司祭たちが冒険者達に囲まれているのが見えてきた。
「お前達。ここがどこかわかってるのか?」
「ただじゃ帰さねえぞ」
マスターのギレンさんとファバルさんが指をポキポキと鳴らしながら威圧する。司祭たちはそれでも魔法を使おうとしてくる。そのため冒険者達にタコ殴りにされ始める。
ボッコボコで流石に可哀そうに思える。肉体派の冒険者ギルドに近接で挑んじゃダメだよな~。
「こ、こんなことをしてタダで済むと思っているのか!」
「それはこっちのセリフだよ」
フェリアン様がため息をついて縛り上げられて何か言ってる司祭に詰め寄る。
「この場にいるすべてのものを断罪してやる」
「それは凄い。教会には王族よりも力を持っているものがいるのか?」
「何をいって……。ってあなた様はまさか……」
「ほ~、私の顔を見たことがあるのか?」
司祭はフェリアン様に悪態をつこうと顔を向けた。だけど、彼の言葉を聞いて顔を歪めていく。
「フェリアン様!?」
「ふぇ、フェリアン様!?」
一人の司祭が気が付くとみんな顔を青ざめさせる。
「さて、誰を断罪するんだったか?」
「あ、いえそんなことは誰も」
「それなら不敬罪で死刑でいいかな?」
フェリアン様の言葉に更に顔を青くさせる。
「それは流石にやりすぎです」
「そ、そうかい?」
「はい! この人達も上の人達に言われてきただけだと思います。きっといい人なんですよ」
フェリアン様に詰め寄るリファ。冗談のつもりだったフェリアン様はリファの言葉にタジタジになっていく。
「早く皆さんも解いてあげてください」
「せ、聖女様だ……」
「みんなを回復させますね」
リファはみんなに縄を解かせてニッコリと笑う。司祭たちは口々に聖女と呟いてギルドを後にした。
回復魔法も使ってあげるなんて本当に聖女なんじゃないかな?
「リファはほんとにいい子だね」
「ううん。私は本当にみんなを治してあげたいだけなの。だって、私も病弱で体が痛いときの苦しみを知ってる。そんな思いを誰かにして欲しくないもの」
ルリがリファの頭を撫でて褒めるとリファは顔を赤くして話した。その言葉を聞いてみんな頬を緩ませる。
いい子ってなんでこんなにほっこりするんだろうか。
「彼女も守らなくても強い子だったか」
「はい。強いですよ。たぶんあなたよりも」
「そうか……。さて、僕はそろそろ帰るよ。教会の連中がまた何かやってきたら言ってくれよ。それと、彼女も僕の部下だからね。頼ってくれ」
「彼女?」
フェリアン様はそういってギルドを後にした。
彼女と言った時に視線を移した先に外套を目深にかぶった女性が立っていた。その人は前にアライア男爵のことを教えてくれた人だ。ウインクして反応する彼女。うむ、あの時から目はつけられてたってことかな?
「さて、僕らも孤児院にもどろうか?」
「うん!」
「ルファー、リファ。帰る時間くらいになったら迎えに来るね」
「「はい」」
ルリと一緒に孤児院へ帰る。
まだまだ仕事のある二人にはここにいてもらうわけだけど、心配だから迎えにこよう。また何かしてきたら、二人が傷つくことがあったら。手加減はしない。
「フィル? 大丈夫?」
「ん、何が?」
「怖い顔になってたから」
二人が傷ついた想像をしてしまって顔が怖くなっちゃってたみたいだ。ルリに心配させてしまった。
ルリの頭を撫でる。
「ごめんねルリ」
「なんで謝るの」
「いや、うん、そうだよね。なんでだろう」
これからするかもしれないことを思ってついつい謝罪を告げてしまった。
ルリやルファーとリファ、それに子供達。そのすべてが僕の守るものになった。
その一つでも、何かあったら僕は……あの時みたいに。
「フィル、今度は私が守る。フィルよりも早くみんなをね」
「ルリ?」
「だから悲しい顔しないで」
ルリがガッツポーズをして励ましてくれる。
彼女なら確かにそれができる。僕の次にレベルが高いからね。
「ルリは読み書きを頑張ろうね」
「フィル! 私は真面目に」
「はは、わかってるよ。ありがとうルリ」
「本当に分かってるの?」
照れ隠しで冗談を言うとルリがムキになってしまった。頬を膨らませて怒るルリ。頭を撫でてお礼を言うと顔を真っ赤にしてしまう。
「フィルは分かってないと思うから言うけどね」
「ん?」
「みんなも私と同じ気持ちだよ。フィルを守りたいの」
ルリは少し早足になって呟く。
「ルファーもリファも……ベルルさん達も」
「僕は強いよ?」
「強さとか関係ないよ。ただ守りたいだけ……み、みんなフィルが好きだから」
みんなそう思ってくれてるのかな? ルリがそう思っているだけじゃないのかな。でも、彼女の言っていることが本当なら嬉しいな。
「わ、私が一番好きだけどね……」
「ん? 何か言った?」
「な、何でもない! 早く帰ろ」
「う、うん」
ルリが何かつぶやいたと思ったんだけどな。勘違いだったみたいだ。
それにしてもルリは毎回顔が真っ赤になるな~。今なんてトマトよりも赤い気がするよ。
「教会への冒涜だ!」
司祭の格好をした人たちが声をあげる。
勝手なことを口走って受付を破壊、これは見過ごせないな。
「お前が回復魔法を使えるものか」
「はい!」
「!? なんでそんな元気いっぱい。普通は隠すところだぞ」
司祭の男達がリファに向かって声をかける。リファは隠しもせずに元気に返事を返す。
彼女からしたらいいことをしてるだけだから隠す必要はないって感じだろうな。
「ではこっちにこい。教会に仕えるのだ」
「嫌です!」
「何!」
「怪我や病気になった人を自由に治せないところにはいきません!」
リファがハッキリと断る。司祭たちはワナワナと手を振るわせて憤りを露わにした。そして、リファに向かって手をかざし始める。
「来ないのならば死ね! 我が敵を撃て【ホーリーバレット】」
数人の司祭から放たれる光の弾。リファに向かって飛んでいく。爆発が起こって何も見えなくなる。
「ふん。素直に応じればよかったものを」
そんな声が聞こえる。まったく、殺そうとしてるくせに呑気だな~。だけど、ここがどこか知らないのかな?
「ふふ、皆さん助けてくれなくて大丈夫なのに」
「リファを守るのは僕の役目だからね」
「ははは、僕が来るまでもなかったか」
「まさかフェリアン様まで来てくれるとは思いませんでした」
『!?』
リファがクスクスと笑って、ルファーと僕とフェリアン様が爆発の煙の中で談笑。まさか、フェリアン様もリファを守るために前に出てくれるとは思わなかった。
煙が治まってくると司祭たちが冒険者達に囲まれているのが見えてきた。
「お前達。ここがどこかわかってるのか?」
「ただじゃ帰さねえぞ」
マスターのギレンさんとファバルさんが指をポキポキと鳴らしながら威圧する。司祭たちはそれでも魔法を使おうとしてくる。そのため冒険者達にタコ殴りにされ始める。
ボッコボコで流石に可哀そうに思える。肉体派の冒険者ギルドに近接で挑んじゃダメだよな~。
「こ、こんなことをしてタダで済むと思っているのか!」
「それはこっちのセリフだよ」
フェリアン様がため息をついて縛り上げられて何か言ってる司祭に詰め寄る。
「この場にいるすべてのものを断罪してやる」
「それは凄い。教会には王族よりも力を持っているものがいるのか?」
「何をいって……。ってあなた様はまさか……」
「ほ~、私の顔を見たことがあるのか?」
司祭はフェリアン様に悪態をつこうと顔を向けた。だけど、彼の言葉を聞いて顔を歪めていく。
「フェリアン様!?」
「ふぇ、フェリアン様!?」
一人の司祭が気が付くとみんな顔を青ざめさせる。
「さて、誰を断罪するんだったか?」
「あ、いえそんなことは誰も」
「それなら不敬罪で死刑でいいかな?」
フェリアン様の言葉に更に顔を青くさせる。
「それは流石にやりすぎです」
「そ、そうかい?」
「はい! この人達も上の人達に言われてきただけだと思います。きっといい人なんですよ」
フェリアン様に詰め寄るリファ。冗談のつもりだったフェリアン様はリファの言葉にタジタジになっていく。
「早く皆さんも解いてあげてください」
「せ、聖女様だ……」
「みんなを回復させますね」
リファはみんなに縄を解かせてニッコリと笑う。司祭たちは口々に聖女と呟いてギルドを後にした。
回復魔法も使ってあげるなんて本当に聖女なんじゃないかな?
「リファはほんとにいい子だね」
「ううん。私は本当にみんなを治してあげたいだけなの。だって、私も病弱で体が痛いときの苦しみを知ってる。そんな思いを誰かにして欲しくないもの」
ルリがリファの頭を撫でて褒めるとリファは顔を赤くして話した。その言葉を聞いてみんな頬を緩ませる。
いい子ってなんでこんなにほっこりするんだろうか。
「彼女も守らなくても強い子だったか」
「はい。強いですよ。たぶんあなたよりも」
「そうか……。さて、僕はそろそろ帰るよ。教会の連中がまた何かやってきたら言ってくれよ。それと、彼女も僕の部下だからね。頼ってくれ」
「彼女?」
フェリアン様はそういってギルドを後にした。
彼女と言った時に視線を移した先に外套を目深にかぶった女性が立っていた。その人は前にアライア男爵のことを教えてくれた人だ。ウインクして反応する彼女。うむ、あの時から目はつけられてたってことかな?
「さて、僕らも孤児院にもどろうか?」
「うん!」
「ルファー、リファ。帰る時間くらいになったら迎えに来るね」
「「はい」」
ルリと一緒に孤児院へ帰る。
まだまだ仕事のある二人にはここにいてもらうわけだけど、心配だから迎えにこよう。また何かしてきたら、二人が傷つくことがあったら。手加減はしない。
「フィル? 大丈夫?」
「ん、何が?」
「怖い顔になってたから」
二人が傷ついた想像をしてしまって顔が怖くなっちゃってたみたいだ。ルリに心配させてしまった。
ルリの頭を撫でる。
「ごめんねルリ」
「なんで謝るの」
「いや、うん、そうだよね。なんでだろう」
これからするかもしれないことを思ってついつい謝罪を告げてしまった。
ルリやルファーとリファ、それに子供達。そのすべてが僕の守るものになった。
その一つでも、何かあったら僕は……あの時みたいに。
「フィル、今度は私が守る。フィルよりも早くみんなをね」
「ルリ?」
「だから悲しい顔しないで」
ルリがガッツポーズをして励ましてくれる。
彼女なら確かにそれができる。僕の次にレベルが高いからね。
「ルリは読み書きを頑張ろうね」
「フィル! 私は真面目に」
「はは、わかってるよ。ありがとうルリ」
「本当に分かってるの?」
照れ隠しで冗談を言うとルリがムキになってしまった。頬を膨らませて怒るルリ。頭を撫でてお礼を言うと顔を真っ赤にしてしまう。
「フィルは分かってないと思うから言うけどね」
「ん?」
「みんなも私と同じ気持ちだよ。フィルを守りたいの」
ルリは少し早足になって呟く。
「ルファーもリファも……ベルルさん達も」
「僕は強いよ?」
「強さとか関係ないよ。ただ守りたいだけ……み、みんなフィルが好きだから」
みんなそう思ってくれてるのかな? ルリがそう思っているだけじゃないのかな。でも、彼女の言っていることが本当なら嬉しいな。
「わ、私が一番好きだけどね……」
「ん? 何か言った?」
「な、何でもない! 早く帰ろ」
「う、うん」
ルリが何かつぶやいたと思ったんだけどな。勘違いだったみたいだ。
それにしてもルリは毎回顔が真っ赤になるな~。今なんてトマトよりも赤い気がするよ。
14
お気に入りに追加
1,700
あなたにおすすめの小説
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる