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第一章
第21話 出陣
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「ただいま戻りました~」
「フィル! お帰り」
情報をもってギルドに帰ってくるとルリが抱き着いて迎えてくれた。
「ルリは子供だな~。そんなに心配だった?」
「心配だよ! 貴族の家に潜入だよ! 何があるかわからないじゃない」
ルリの頭を撫でて話すとムスッと頬を膨らませて答えてくれた。この世界の貴族ってどんだけ恐ろしい存在なんだ? 鬼とか妖怪とかそういったレベル何だろうか?
僕のステータスなら余裕で逃げれるから心配ないんだけどね。
「あれ? そういえばベルルさんは? 一緒に奴隷商に行ったんだよね」
「うん。何か話があるっていって先に帰ってきたの」
奴隷商の人と話がある? ベルルさんは何かつかめたのかな?
「それで! どうだった?」
「やっぱりなんかあったかな?」
ルリと話してるとファバルさんとイレレイさんが詰め寄ってきて聞いてくる。大きく頷いて応えると二人はハイタッチをして椅子を差し出してきた。
差し出してくれた椅子に座るとそのまま受付へ運ばれてオリーブさんの前で止まった。
「オリーブさん。これを」
「!? 奴隷の不正売買の証拠だわ!」
マジックバッグから証拠の紙をバラっと出すとオリーブさんが驚いて何枚かの紙を手に取った。ちゃんと見ていなかったけど、証拠品として扱えるみたいだ。よかった。
「不正売買ってことは裏で?」
「ええそうよ。奴隷の取引はちゃんと国に申し出なくてはいけないのだけれど、これは表に出ていない契約書だわ」
ジムさんの疑問にオリーブさんは紙を見ながら答える。
奴隷が認められているけど、それは国が認定していないとダメってことか。結構しっかりしてるな。
「なんで表に出ていないってわかるの?」
「国の印がついてないのよ。国が奴隷を扱っていいと認定している商人が持っている特別な印があるの。それが押されてる契約書が一枚もない」
「もしかしたら奴隷じゃない子供も?」
「……そうかも、ね」
前世の記憶がある僕としては奴隷自体が考えられない。それなのに奴隷でもない子供、例えば孤児なんかも不正に取引されていたかもしれない。イレレイさんの質問にオリーブさんが答えると僕は色々考えてしまう。
「もし国にバレたら死刑ものなんだな」
「貴族だから大丈夫なんじゃない?」
「はぁ、平民はつれえな」
ワッタさんが話すとイレレイさんが呆れて声をもらす。ファバルさんなんか頭を抱えちゃってるよ。
貴族であるだけで何をやってもいい。そんなことを許していいはずもないんだよな~。
「ん、ただいま」
みんなと一緒に呆れてため息をついているとベルルさんが奴隷商から帰ってきた。
ベルルさんと一緒に知らないおじいさんもギルドに入ってくる。誰だろう?
「ん、この方は商人ギルドのマスター、ギルベン様」
「フォッフォッフォ。氷を売っていると聞いておったが冒険者ギルドとはの。それも子供がうっているとは。長生きすると不思議なことにであうの~」
ベルルさんが紹介すると、長い白い髭を摩りながらおじいさんが笑ってる。
「それで? 儂に黙って奴隷を売買している輩がいるというのは本当かの?」
狐目を見開いておじいさんが睨みを効かせる。僕らは無言で頷く。
「ギルベン様こちらに証拠が」
「ほ~。既に証拠もあるのか。どれ?」
おじいさんはオリーブさんの差し出した紙を手に取って見ていく。何枚か見ていくとどんどん顔が怒気の色に変わっていく。
「儂を通さずにこれほどの取引を……。鬼のギルベンもなめられたものだな」
持っていた紙をぐしゃりと握りつぶすギルベンさん。鬼として恐れられているらしい、怖いな~。
「アライア男爵は前々から目をつけていたがそやつが外に奴隷を売っているとはしらなんだ。坊主が探ってくれたんじゃな。ありがとう」
さっきまで目を見開いて怒気を発していたギルベンさん。優しい表情になって僕の頭を撫でてくれた。
「すぐにアライア男爵を追放するように動く。外への経路も発覚次第関係者全員を奴隷に落としてくれるわ」
ギルベンさんはそういい放って外へと出ていった。
「ん、あとは待つだけでも大丈夫だけど。どうする?」
「行きます!」
「ん、フィルならそういうと思った」
ふふって笑いながらベルルさんが僕の頭を撫でてくれた。
子供達が奴隷として買い手に渡ってるはず。取引場所に潜んでるそいつを拘束して、その子達を助けないといけない。
もしも、この間に怪我や命に関わることになっていたら悔やむと思う。すぐにでも出発したい。
「よっし! 今度こそ俺の出番だな!」
「そうよ! 斥候の腕の見せどころよ!」
ファバルさんが氷をカリッとかじって立ち上がる。イレレイさんが応援するとガッツポーズを作ってすぐに出発の準備に入る。
「おいおい。俺達も忘れるなよ」
「ガルト。お前達は孤児達でも守っておけよ。アライア男爵が子供を探ってくるだろうからな」
顔を見られた僕を探してアライアが孤児を傷つけるかもしれない。冒険者のみんなには孤児たちを守ってほしいんだよね。
僕らは外に出ないといけないからね。
「孤児のお守りか。性に合わねえな~」
「ふ、そういいながらよく孤児と遊んでるじゃねえかよ」
「なっ! 馬鹿野郎俺はそんなんじゃ。ただ、故郷の甥を思い出しちまっただけだよ」
ファバルさんに揶揄われるガルトさん。
孤児達に服や食事を渡すようになって冒険者達も子供達と交流が生まれた。子供達も遊んでくれる冒険者達に懐いていい感じなんだよな~。
最初、僕らに絡んできたガルトさんも危険な仕事をさせたくなくて絡んできたらしい。この間謝ってくれて仲直りしたんだ。
それからガルトさんは素直に子供達と遊んでくれてる。みんなも故郷から離れて寂しい思いをしてるんだな。
「準備完了! みんな行くぞ!」
『おう』
ジムさんが声をあげる。僕らは返事をして立ち上がると冒険者ギルドにいるみんなが僕らに声をあげる。
「子供達を頼んだぞおめえら」
「うん! 任せて」
みんなにイレレイさんが答えて、僕らはガッツポーズで答える。
さあ、取引相手の誰かさん。覚悟は出来ているかな?
「フィル! お帰り」
情報をもってギルドに帰ってくるとルリが抱き着いて迎えてくれた。
「ルリは子供だな~。そんなに心配だった?」
「心配だよ! 貴族の家に潜入だよ! 何があるかわからないじゃない」
ルリの頭を撫でて話すとムスッと頬を膨らませて答えてくれた。この世界の貴族ってどんだけ恐ろしい存在なんだ? 鬼とか妖怪とかそういったレベル何だろうか?
僕のステータスなら余裕で逃げれるから心配ないんだけどね。
「あれ? そういえばベルルさんは? 一緒に奴隷商に行ったんだよね」
「うん。何か話があるっていって先に帰ってきたの」
奴隷商の人と話がある? ベルルさんは何かつかめたのかな?
「それで! どうだった?」
「やっぱりなんかあったかな?」
ルリと話してるとファバルさんとイレレイさんが詰め寄ってきて聞いてくる。大きく頷いて応えると二人はハイタッチをして椅子を差し出してきた。
差し出してくれた椅子に座るとそのまま受付へ運ばれてオリーブさんの前で止まった。
「オリーブさん。これを」
「!? 奴隷の不正売買の証拠だわ!」
マジックバッグから証拠の紙をバラっと出すとオリーブさんが驚いて何枚かの紙を手に取った。ちゃんと見ていなかったけど、証拠品として扱えるみたいだ。よかった。
「不正売買ってことは裏で?」
「ええそうよ。奴隷の取引はちゃんと国に申し出なくてはいけないのだけれど、これは表に出ていない契約書だわ」
ジムさんの疑問にオリーブさんは紙を見ながら答える。
奴隷が認められているけど、それは国が認定していないとダメってことか。結構しっかりしてるな。
「なんで表に出ていないってわかるの?」
「国の印がついてないのよ。国が奴隷を扱っていいと認定している商人が持っている特別な印があるの。それが押されてる契約書が一枚もない」
「もしかしたら奴隷じゃない子供も?」
「……そうかも、ね」
前世の記憶がある僕としては奴隷自体が考えられない。それなのに奴隷でもない子供、例えば孤児なんかも不正に取引されていたかもしれない。イレレイさんの質問にオリーブさんが答えると僕は色々考えてしまう。
「もし国にバレたら死刑ものなんだな」
「貴族だから大丈夫なんじゃない?」
「はぁ、平民はつれえな」
ワッタさんが話すとイレレイさんが呆れて声をもらす。ファバルさんなんか頭を抱えちゃってるよ。
貴族であるだけで何をやってもいい。そんなことを許していいはずもないんだよな~。
「ん、ただいま」
みんなと一緒に呆れてため息をついているとベルルさんが奴隷商から帰ってきた。
ベルルさんと一緒に知らないおじいさんもギルドに入ってくる。誰だろう?
「ん、この方は商人ギルドのマスター、ギルベン様」
「フォッフォッフォ。氷を売っていると聞いておったが冒険者ギルドとはの。それも子供がうっているとは。長生きすると不思議なことにであうの~」
ベルルさんが紹介すると、長い白い髭を摩りながらおじいさんが笑ってる。
「それで? 儂に黙って奴隷を売買している輩がいるというのは本当かの?」
狐目を見開いておじいさんが睨みを効かせる。僕らは無言で頷く。
「ギルベン様こちらに証拠が」
「ほ~。既に証拠もあるのか。どれ?」
おじいさんはオリーブさんの差し出した紙を手に取って見ていく。何枚か見ていくとどんどん顔が怒気の色に変わっていく。
「儂を通さずにこれほどの取引を……。鬼のギルベンもなめられたものだな」
持っていた紙をぐしゃりと握りつぶすギルベンさん。鬼として恐れられているらしい、怖いな~。
「アライア男爵は前々から目をつけていたがそやつが外に奴隷を売っているとはしらなんだ。坊主が探ってくれたんじゃな。ありがとう」
さっきまで目を見開いて怒気を発していたギルベンさん。優しい表情になって僕の頭を撫でてくれた。
「すぐにアライア男爵を追放するように動く。外への経路も発覚次第関係者全員を奴隷に落としてくれるわ」
ギルベンさんはそういい放って外へと出ていった。
「ん、あとは待つだけでも大丈夫だけど。どうする?」
「行きます!」
「ん、フィルならそういうと思った」
ふふって笑いながらベルルさんが僕の頭を撫でてくれた。
子供達が奴隷として買い手に渡ってるはず。取引場所に潜んでるそいつを拘束して、その子達を助けないといけない。
もしも、この間に怪我や命に関わることになっていたら悔やむと思う。すぐにでも出発したい。
「よっし! 今度こそ俺の出番だな!」
「そうよ! 斥候の腕の見せどころよ!」
ファバルさんが氷をカリッとかじって立ち上がる。イレレイさんが応援するとガッツポーズを作ってすぐに出発の準備に入る。
「おいおい。俺達も忘れるなよ」
「ガルト。お前達は孤児達でも守っておけよ。アライア男爵が子供を探ってくるだろうからな」
顔を見られた僕を探してアライアが孤児を傷つけるかもしれない。冒険者のみんなには孤児たちを守ってほしいんだよね。
僕らは外に出ないといけないからね。
「孤児のお守りか。性に合わねえな~」
「ふ、そういいながらよく孤児と遊んでるじゃねえかよ」
「なっ! 馬鹿野郎俺はそんなんじゃ。ただ、故郷の甥を思い出しちまっただけだよ」
ファバルさんに揶揄われるガルトさん。
孤児達に服や食事を渡すようになって冒険者達も子供達と交流が生まれた。子供達も遊んでくれる冒険者達に懐いていい感じなんだよな~。
最初、僕らに絡んできたガルトさんも危険な仕事をさせたくなくて絡んできたらしい。この間謝ってくれて仲直りしたんだ。
それからガルトさんは素直に子供達と遊んでくれてる。みんなも故郷から離れて寂しい思いをしてるんだな。
「準備完了! みんな行くぞ!」
『おう』
ジムさんが声をあげる。僕らは返事をして立ち上がると冒険者ギルドにいるみんなが僕らに声をあげる。
「子供達を頼んだぞおめえら」
「うん! 任せて」
みんなにイレレイさんが答えて、僕らはガッツポーズで答える。
さあ、取引相手の誰かさん。覚悟は出来ているかな?
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