14 / 55
第一章
第14話 大精霊
しおりを挟む
ゴブリンに気づかれて急な戦闘に持ち込まれた。僕とルリは素手での戦闘だけど、魔法があるからある程度行ける。
「マナよ。我が敵を撃て【ファイアバレット】」
「マナよ。わ、我が敵を撃て【ホーリーバレット】」
みんなの後ろからルリと一緒に魔法を放つ。
炎と光の弾がゴブリンの胴体を貫く。初めて撃った魔法だけど、結構魔物を追尾してくれるから容易に当たった。
「お~。フィル君達は優秀だ~。じゃあ、そろそろ! ワッタ~」
「はいよ! こっちだゴブリン共!」
イレレイさんとワッタさんが声をあげるとゴブリン達が慌ててワッタさんに視線を移して攻撃しようとし始めた。注目させたことでゴブリン達が集まってるのかな。スキルのような技があるのかもしれない。
「はい! はい! はい~っと」
ワッタさんに群がったゴブリンにイレレイさんが矢を射る。一瞬で三体のゴブリンの額に矢が刺さって絶命してる。
「イレレイ調子いいな。おいらも! はっ!」
ワッタさんに集まっていくゴブリンを横なぎに蹴散らす。大きな斧を片手で扱うあたりワッタさんが力持ちなのが分かる。
「ん、面倒。炎の精霊イフリート。矮小な私に力を貸して【ファイアウォール】」
ベルルさんが詠唱を開始して唱え終わるとゴブリン達の足元から炎の柱が現れた。
炎の柱がゴブリン達を燃やし尽くしてすぐに消えていく。
「ふぅ……長く魔法をだしてるとMPがすぐになくなっちゃうから」
言い訳のように呟くベルルさん。
なるほど、今の魔法はずっと出すことも出来るのか。とりあえず、詠唱は覚えたぞ。
「あっ。何かやばい雰囲気だよ」
「今の炎でゴブリン達が全員気づいたっぽいんだな」
イレレイさんとワッタさんが冷や汗をかきながら声をあげた。ゴブリンの足音が強くなって少しするとゴブリンが大量にやってきた。まるでゴブリンの壁だ。
「おいらを置いて逃げて!」
「は~、何言ってるのワッタ。こんなの数だけよ。勝てるって」
「おいらは馬鹿だけどやばいのは分かるよ。気にせずに逃げて」
ワッタさんが顔を青ざめて撤退を提示してくる。それもワッタさんを置いて逃げるという選択肢、イレレイさんは断ってゴブリンの壁に矢を射って言い放った。
「ん、諦めないで。もう一回ファイアウォールを使うから」
「ダメだ。ファイアウォールは三回までって言ってただろ。後で使う時がくるはず。フィル君達を失うわけにはいかない。早く逃げるんだ」
ベルルさんの提案にワッタさんが真剣な表情で言い放つ。
「ベルルさん、ワッタさん」
「ん?」
「フィル君気にしないで今は逃げるんだ」
「違います。僕がファイアウォールを使います」
「え? 無理だよフィル」
僕がみんなの前に立ってゴブリンに向かって手をかざす。ワッタさんが泣きそうな顔で話す。ベルルさんは無理だって言ったけど、レベルも上がっている。使えないわけがない。
「炎の精霊イフリート」
「!?」
詠唱を開始すると僕の体から赤い炎が舞い上がる。
「僕に力を貸して!」
『強きものよ。我が名をもう一度言うがいい』
「!? い【イフリート】」
「「「「!?」」」」
詠唱を続けていると変な声が聞こえてきた。思わず魔法名を言わずにイフリートと言うとかざしていた手から炎が人に似た形をかたちどっていく。
「ハ~ッハッハッハ。久しぶりの人間界だ。力を解放するぞ~」
炎が人の形をかたちどってしゃべりだす。明らかに人ではないそれが僕を振り返る。
「小さきマスターよ。ゴブリン共を蹴散らせばいいかな?」
「え、えっと……」
「おっと、俺の名はイフリートだ。これでも大精霊の一柱よ! 今後ともよろしく」
「よ、よろしくお願いします」
自己紹介をしてくれるイフリート。畏まってお辞儀をするとガハハと笑って『そんなに畏まるなマスター』と言ってゴブリンに視線を移した。
「さ~ってゴブリン共。あ~あ~、こんなに増えちまって、間引きがサボりやがったな~。まあいい、久しぶりに大暴れだ!」
ゴゴゴゴと音を立てるイフリート。両手を天に向けて掲げると炎が集まっていって大きな球になっていく。球はかなりの大きさでゴブリン達が逃げだすくらいだ。
「ハッハッハ。今更逃げても無駄だ。この炎を見た魔物は絶対に死ぬ。そういう魔法だ」
ジュ! そんな音を出してゴブリン達に無数の白い線が舞い降りる。
イフリートが集めた炎から無数の線が伸びる、それが鞭のようにゴブリン達に伸びて胴体を貫いていく。
驚きなことにすべてのゴブリンを焼け切って蹴散らしてる。
「ガハハ、これでおしまいだな。スッキリもした。では、また呼んでくれ魔力強きマスター」
「あっ、はい……」
炎の精霊イフリートは満足げな声をあげて消えていった。魔力強きマスター? 僕の事だよね……。
「驚き……。驚きだよフィル君!」
「おいら初めて見た」
イレレイさんとワッタさんが僕に抱き着いて来て声をあげる。僕も驚いてるからそりゃ驚くよね。
「……。フィルは大精霊に目をつけられたってことかな……。正直羨ましい」
「ベルルさん?」
「大精霊は魔力、MNDやINTの高い人を見つけると声をかけてくる。イフリートに力を借りる中魔法や大魔法なんかが使えるってこと……、おめでとうフィル」
少し寂しそうに話すベルルさん。どうやら、大精霊達は常日頃から人間を観察してるみたいだ。
精霊から力を借りて魔法を放つ僕ら人間は気にいられると召喚みたいに使役して戦うことが出来るみたいだ。
「でも、おかしい……レベルいくつなの?」
「……」
ベルルさんが疑問を口にする。僕は無言で俯く。
実はルファー達をパーティーにいれてからもレベルアップの音声が何回も流れてきてた。そのたびにステータスが上がっていたんだけど、僕のスキルだと思われるパーティーっていうシステムは、仲間が増えれば増えるほど僕の経験値が増える仕様になっていたみたいなんだ。
なので、僕だけレベルやステータスはこんな感じになってしまった。
名前 フィル
レベル 85
HP 2060
MP 2000
STR 220
DEF 220
DEX 217
AGI 225
INT 202
MND 202
パーティーリーダー 【ラフィーリア】
メンバー 【フィル】
【ルリ】
【ルファー】
【リファ】
【パーティーメンバーが五人を超えたので経験値が上がります】
パーティーメンバーが増えると特典が増える。会員を増やしたらプレゼントがもらえる的な僕のチート。ますますラフィーリアさんに悪い気がする。
この世界の最高レベルの人って70台って言われてるんだ。それを軽々超えて85レベル。もしかするとこの世界の最高レベルになってしまったかもしれない。元孤児の七歳が最高レベル……全世界のみなさん。すいません。
「マナよ。我が敵を撃て【ファイアバレット】」
「マナよ。わ、我が敵を撃て【ホーリーバレット】」
みんなの後ろからルリと一緒に魔法を放つ。
炎と光の弾がゴブリンの胴体を貫く。初めて撃った魔法だけど、結構魔物を追尾してくれるから容易に当たった。
「お~。フィル君達は優秀だ~。じゃあ、そろそろ! ワッタ~」
「はいよ! こっちだゴブリン共!」
イレレイさんとワッタさんが声をあげるとゴブリン達が慌ててワッタさんに視線を移して攻撃しようとし始めた。注目させたことでゴブリン達が集まってるのかな。スキルのような技があるのかもしれない。
「はい! はい! はい~っと」
ワッタさんに群がったゴブリンにイレレイさんが矢を射る。一瞬で三体のゴブリンの額に矢が刺さって絶命してる。
「イレレイ調子いいな。おいらも! はっ!」
ワッタさんに集まっていくゴブリンを横なぎに蹴散らす。大きな斧を片手で扱うあたりワッタさんが力持ちなのが分かる。
「ん、面倒。炎の精霊イフリート。矮小な私に力を貸して【ファイアウォール】」
ベルルさんが詠唱を開始して唱え終わるとゴブリン達の足元から炎の柱が現れた。
炎の柱がゴブリン達を燃やし尽くしてすぐに消えていく。
「ふぅ……長く魔法をだしてるとMPがすぐになくなっちゃうから」
言い訳のように呟くベルルさん。
なるほど、今の魔法はずっと出すことも出来るのか。とりあえず、詠唱は覚えたぞ。
「あっ。何かやばい雰囲気だよ」
「今の炎でゴブリン達が全員気づいたっぽいんだな」
イレレイさんとワッタさんが冷や汗をかきながら声をあげた。ゴブリンの足音が強くなって少しするとゴブリンが大量にやってきた。まるでゴブリンの壁だ。
「おいらを置いて逃げて!」
「は~、何言ってるのワッタ。こんなの数だけよ。勝てるって」
「おいらは馬鹿だけどやばいのは分かるよ。気にせずに逃げて」
ワッタさんが顔を青ざめて撤退を提示してくる。それもワッタさんを置いて逃げるという選択肢、イレレイさんは断ってゴブリンの壁に矢を射って言い放った。
「ん、諦めないで。もう一回ファイアウォールを使うから」
「ダメだ。ファイアウォールは三回までって言ってただろ。後で使う時がくるはず。フィル君達を失うわけにはいかない。早く逃げるんだ」
ベルルさんの提案にワッタさんが真剣な表情で言い放つ。
「ベルルさん、ワッタさん」
「ん?」
「フィル君気にしないで今は逃げるんだ」
「違います。僕がファイアウォールを使います」
「え? 無理だよフィル」
僕がみんなの前に立ってゴブリンに向かって手をかざす。ワッタさんが泣きそうな顔で話す。ベルルさんは無理だって言ったけど、レベルも上がっている。使えないわけがない。
「炎の精霊イフリート」
「!?」
詠唱を開始すると僕の体から赤い炎が舞い上がる。
「僕に力を貸して!」
『強きものよ。我が名をもう一度言うがいい』
「!? い【イフリート】」
「「「「!?」」」」
詠唱を続けていると変な声が聞こえてきた。思わず魔法名を言わずにイフリートと言うとかざしていた手から炎が人に似た形をかたちどっていく。
「ハ~ッハッハッハ。久しぶりの人間界だ。力を解放するぞ~」
炎が人の形をかたちどってしゃべりだす。明らかに人ではないそれが僕を振り返る。
「小さきマスターよ。ゴブリン共を蹴散らせばいいかな?」
「え、えっと……」
「おっと、俺の名はイフリートだ。これでも大精霊の一柱よ! 今後ともよろしく」
「よ、よろしくお願いします」
自己紹介をしてくれるイフリート。畏まってお辞儀をするとガハハと笑って『そんなに畏まるなマスター』と言ってゴブリンに視線を移した。
「さ~ってゴブリン共。あ~あ~、こんなに増えちまって、間引きがサボりやがったな~。まあいい、久しぶりに大暴れだ!」
ゴゴゴゴと音を立てるイフリート。両手を天に向けて掲げると炎が集まっていって大きな球になっていく。球はかなりの大きさでゴブリン達が逃げだすくらいだ。
「ハッハッハ。今更逃げても無駄だ。この炎を見た魔物は絶対に死ぬ。そういう魔法だ」
ジュ! そんな音を出してゴブリン達に無数の白い線が舞い降りる。
イフリートが集めた炎から無数の線が伸びる、それが鞭のようにゴブリン達に伸びて胴体を貫いていく。
驚きなことにすべてのゴブリンを焼け切って蹴散らしてる。
「ガハハ、これでおしまいだな。スッキリもした。では、また呼んでくれ魔力強きマスター」
「あっ、はい……」
炎の精霊イフリートは満足げな声をあげて消えていった。魔力強きマスター? 僕の事だよね……。
「驚き……。驚きだよフィル君!」
「おいら初めて見た」
イレレイさんとワッタさんが僕に抱き着いて来て声をあげる。僕も驚いてるからそりゃ驚くよね。
「……。フィルは大精霊に目をつけられたってことかな……。正直羨ましい」
「ベルルさん?」
「大精霊は魔力、MNDやINTの高い人を見つけると声をかけてくる。イフリートに力を借りる中魔法や大魔法なんかが使えるってこと……、おめでとうフィル」
少し寂しそうに話すベルルさん。どうやら、大精霊達は常日頃から人間を観察してるみたいだ。
精霊から力を借りて魔法を放つ僕ら人間は気にいられると召喚みたいに使役して戦うことが出来るみたいだ。
「でも、おかしい……レベルいくつなの?」
「……」
ベルルさんが疑問を口にする。僕は無言で俯く。
実はルファー達をパーティーにいれてからもレベルアップの音声が何回も流れてきてた。そのたびにステータスが上がっていたんだけど、僕のスキルだと思われるパーティーっていうシステムは、仲間が増えれば増えるほど僕の経験値が増える仕様になっていたみたいなんだ。
なので、僕だけレベルやステータスはこんな感じになってしまった。
名前 フィル
レベル 85
HP 2060
MP 2000
STR 220
DEF 220
DEX 217
AGI 225
INT 202
MND 202
パーティーリーダー 【ラフィーリア】
メンバー 【フィル】
【ルリ】
【ルファー】
【リファ】
【パーティーメンバーが五人を超えたので経験値が上がります】
パーティーメンバーが増えると特典が増える。会員を増やしたらプレゼントがもらえる的な僕のチート。ますますラフィーリアさんに悪い気がする。
この世界の最高レベルの人って70台って言われてるんだ。それを軽々超えて85レベル。もしかするとこの世界の最高レベルになってしまったかもしれない。元孤児の七歳が最高レベル……全世界のみなさん。すいません。
26
お気に入りに追加
1,700
あなたにおすすめの小説
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
転生農家の俺、賢者の遺産を手に入れたので帝国を揺るがす大発明を連発する
昼から山猫
ファンタジー
地方農村に生まれたグレンは、前世はただの会社員だった転生者。特別な力はないが、ある日、村外れの洞窟で古代賢者の秘蔵書庫を発見。そこには世界を変える魔法理論や失われた工学が眠っていた。
グレンは農村の暮らしを少しでも良くするため、古代技術を応用し、便利な道具や魔法道具を続々と開発。村は繁栄し、噂は隣領や都市まで広がる。
しかし、帝国の魔術師団がその力を独占しようとグレンを狙い始める。領主達の思惑、帝国の陰謀、動き出す反乱軍。知恵と工夫で世界を変えたグレンは、これから巻き起こる激動にどう立ち向かうのか。
田舎者が賢者の遺産で世界へ挑む物語。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる