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第二章 不思議な洞窟
第42話 アーラ再び
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「……私を知っているようだな。私の一部を倒した者か」
ゲハルドさんを足蹴にしながら僕を睨みつけてくるアーラ。僕が頷いて答える。
「そうか。【シャドウイーク】」
「な!?」
アーラが魔法を放ってきた。シャドウさんと一緒の黒い魔法。イークだから針のような小さな棘を複数放ってきた。紫炎と水龍で切り落とすとアーラは納得するように頷いて見せる。
「て、てめえ! 俺を無視してんじゃねえ! いまだシン。俺が足を抑えている間に」
「……無駄だ」
「ぐっ」
アーラの足を掴んで引き止めるゲハルドさん。奴はゲハルドさんの足を切りつけて手をほどくと僕へと肉薄してきた。
「ハァ!」
「強いな。これでは私の一部では勝てんな」
アーラの腕が黒い膜に覆われて襲ってくる。紫炎と水龍で鍔迫り合いになると声をかけてくる。
「シン様を傷つけるな!」
「な!?」
マールちゃんが獣神となりアーラに突撃。勢いよく一緒に吹っ飛ぶと大樹に叩きつけられるとアーラは血反吐を吐く。
「こ、これは神の力か……。」
「私もいるぞ! 【シャドウドゥーク】」
「!?」
痛みに声をあげるアーラにシャドウさんが影の雷を落とす。マールちゃんを心配したけど、彼女は獣の勘で素早く躱してる。
「ど、どうゆうことなんだ。なんでルドルフ様が!」
今頃狼狽え始めるエルフ達。するとゲハルドさんが血を口から吐き出しながら声をあげる。
「え、エルフ共聞け! ルドルフは闇の精霊に身を売ってたんだ! シン達がいなかったら今頃エルフは闇の精霊の下僕にされていたんだ! 目を覚ましやがれ!」
ゲハルドさんの荒々しい声がエルフの森に響く。魂の叫び、彼は言い放つと涙を流した。
「ち、ちきしょう。俺にもっと力があれば」
「ゲハルドさん……とにかくグミを」
「……俺のことはいい。グミならヴィラから買った。それよりもやつを倒してくれ。恥ずかしい話だが、俺じゃ勝てねえ。俺の代わりに両親の仇を討ってくれ」
涙するゲハルドさんにグミを渡そうと思ったら自分で持っていたグミを食べた。彼の悔しそうな声を聞くと僕はアーラへと視線を戻す。
「グルルル!」
「獣風情が!」
「させるか! 【シャドウディーク】」
マールちゃんの突撃を嫌ったアーラは魔法を放とうとしてきた。だけど、シャドウさんの魔法に阻まれてマールちゃんの攻撃をまともに受ける。
「シン様! 今です!」
「了解!」
アーラを地面に叩きつけて声をあげるマールちゃん。僕は紫炎と水龍を構えて飛び上がる。
「甘く見るな!」
「わっ!? 臭い!? 毒?」
押さえつけていたアーラから緑色の液体が出てくる。マールちゃんはたまらず声をあげて離れる。僕はすかさずインビンシブルグミを口に放り込む。
「ルドルフは腐っていてもエルフの王。この森の主だ。このくらいの芸当は容易だ。毒で死ぬがいい!」
「効かないよ!」
「なに!? ぐっ……」
緑色の剣を作り出して声をあげていたアーラ。どうやら、宿主の能力も使えるみたいだ。でも、僕のインビンシブルグミには勝てない。毒も僕の体に触れられなかったら意味がないからね。
油断していたアーラの体に深々と突き刺さる紫炎と水龍。引き抜くと黒い血反吐を吐いてアーラは前のめりに倒れこむ。
「く……ははは。流石はわたしを倒した者達だ。だが、私はまだまだいるぞ。今度の私はもっと強い。せいぜい頑張るんだな」
「君はお父さんのアーラとは違うんだね。邪悪そのものだ」
「……個性というやつか。そんなものは宿主で変わる。残念なことにこのルドルフは下衆ということだな」
アーラが悔しそうに声をあげている。宿主に似ちゃうってことか。
「ゴホ!? ゴホゴホ! な、なぜ元に戻っている!?」
アーラの姿が元のルドルフに戻って行く。体の傷でせき込むと辺りを見回して僕らを睨みつけてきた。
「終わりだルドルフ。エルフを売ったな」
「!? ゲハルド貴様!」
「うるせぇ!」
「ぎゃ!?」
ゲハルドさんが剣を構えて近づいていく。そして、ルドルフの首に剣を通していく。小さな断末魔と共に命を落としていく。
「すまなかったなシン。エリナ」
「ゲハルドさん。謝らなくていいですよ。それよりもこれからどうするんですか?」
「……王も王女もいないエルフの森はおしまいだ。王政はおしまいだが、俺が正しく治めるつもりだ。ここは俺の両親の故郷だからな」
薄っすらと涙を見せるゲハルドさん。決意を秘めた瞳、彼ならやり遂げるだろうな。
「落ち着いたらシーレイクラインの町に遊びに行く。エリナ、改めてすまなかった。グスコーのこと」
「……許しません」
「エリナさん」
ゲハルドさんが申し訳なさそうに謝るとエリナさんが睨みつけて声をあげる。滅多に怒らないエリナさんが怒ってる?
「許してほしかったらエルフのみんなを幸せにして帰ってきてください。そうしたら許してあげます」
「……ははは、そりゃきつい罰だな。エリナティア様は手厳しい。……必ずや成し遂げて見せます」
エリナさんが微笑んで告げるとゲハルドさんは跪いて声をあげた。
「闇の精霊の塊はいただいていくぞ」
「ん、シャドウ? それが闇の精霊なのか?」
シャドウさんがルドルフの横に落ちていた黒い塊を二つ手に取って声をあげる。ゲハルドさんは首を傾げて了承してくれた。
「これで三つか。どれだけいるのやら」
「アーラの口ぶりからじゃわからないですね」
シャドウさんの声に僕は首を傾げる。体の部位だったら手が二つ、足が二つ、胴体と頭で六つくらいになると思うけど。
「今回は片方が水晶になっているからな。それも精神支配の力を秘めていた。部位ごとに力が違うのは興味深い」
「お前達も大変なんだな。あの訳の分からない洞窟とかよ」
「ん? ゲハルド。洞窟を知っているのか?」
「ああ、シンを監視していたからな」
シャドウさんの疑問に答えるゲハルドさん。あんなに町の近くにある洞窟だから知っていて当たり前でしょ。
「あの開かない扉の先には何があるんだ?」
「え? 開かない? 普通に開きますけど?」
「開かないんだよ。取っ手を掴むことも出来ない。触れないんだ」
疑問に答えるとゲハルドさんは驚きの事実を語る。あの部屋は僕らだけしか入れない? でも、ルーブナさんは入れたけどな。
「なるほど、レアリティレッドの者が扉に触れれば入れるのか。それ以外は中を見ることも出来ない空間か」
ブツブツと考え込むシャドウさん。このままこんなところで立ち話も邪魔になるから僕らは退散するか。
「すみませんゲハルドさん。こうなるとシャドウさん長いので僕たちは帰りますね」
「お、おう。馬車を出すからそれで子供達と帰るといい。あ、あとこれな」
僕が声をあげるとゲハルドさんがエルフの兵士達に合図を送る。更に木で出来たペンダントを手渡してくる。
「エルフの結界を破れるペンダントだ。世界各地にエルフの森は存在する。エルフの国、エルランドが世界を監視するために作ったと言われてる。今じゃ、個々で王を名乗っているらしいがな」
「こ、こんな凄いもの。ありがとうございます」
「礼をするのはこっちだ。本当にありがとう。そして、すまなかった」
深々とお辞儀をするゲハルドさん。彼はこれからエルフたちを束ねることになるのか。頑張ってほしいな。
ゲハルドさんを足蹴にしながら僕を睨みつけてくるアーラ。僕が頷いて答える。
「そうか。【シャドウイーク】」
「な!?」
アーラが魔法を放ってきた。シャドウさんと一緒の黒い魔法。イークだから針のような小さな棘を複数放ってきた。紫炎と水龍で切り落とすとアーラは納得するように頷いて見せる。
「て、てめえ! 俺を無視してんじゃねえ! いまだシン。俺が足を抑えている間に」
「……無駄だ」
「ぐっ」
アーラの足を掴んで引き止めるゲハルドさん。奴はゲハルドさんの足を切りつけて手をほどくと僕へと肉薄してきた。
「ハァ!」
「強いな。これでは私の一部では勝てんな」
アーラの腕が黒い膜に覆われて襲ってくる。紫炎と水龍で鍔迫り合いになると声をかけてくる。
「シン様を傷つけるな!」
「な!?」
マールちゃんが獣神となりアーラに突撃。勢いよく一緒に吹っ飛ぶと大樹に叩きつけられるとアーラは血反吐を吐く。
「こ、これは神の力か……。」
「私もいるぞ! 【シャドウドゥーク】」
「!?」
痛みに声をあげるアーラにシャドウさんが影の雷を落とす。マールちゃんを心配したけど、彼女は獣の勘で素早く躱してる。
「ど、どうゆうことなんだ。なんでルドルフ様が!」
今頃狼狽え始めるエルフ達。するとゲハルドさんが血を口から吐き出しながら声をあげる。
「え、エルフ共聞け! ルドルフは闇の精霊に身を売ってたんだ! シン達がいなかったら今頃エルフは闇の精霊の下僕にされていたんだ! 目を覚ましやがれ!」
ゲハルドさんの荒々しい声がエルフの森に響く。魂の叫び、彼は言い放つと涙を流した。
「ち、ちきしょう。俺にもっと力があれば」
「ゲハルドさん……とにかくグミを」
「……俺のことはいい。グミならヴィラから買った。それよりもやつを倒してくれ。恥ずかしい話だが、俺じゃ勝てねえ。俺の代わりに両親の仇を討ってくれ」
涙するゲハルドさんにグミを渡そうと思ったら自分で持っていたグミを食べた。彼の悔しそうな声を聞くと僕はアーラへと視線を戻す。
「グルルル!」
「獣風情が!」
「させるか! 【シャドウディーク】」
マールちゃんの突撃を嫌ったアーラは魔法を放とうとしてきた。だけど、シャドウさんの魔法に阻まれてマールちゃんの攻撃をまともに受ける。
「シン様! 今です!」
「了解!」
アーラを地面に叩きつけて声をあげるマールちゃん。僕は紫炎と水龍を構えて飛び上がる。
「甘く見るな!」
「わっ!? 臭い!? 毒?」
押さえつけていたアーラから緑色の液体が出てくる。マールちゃんはたまらず声をあげて離れる。僕はすかさずインビンシブルグミを口に放り込む。
「ルドルフは腐っていてもエルフの王。この森の主だ。このくらいの芸当は容易だ。毒で死ぬがいい!」
「効かないよ!」
「なに!? ぐっ……」
緑色の剣を作り出して声をあげていたアーラ。どうやら、宿主の能力も使えるみたいだ。でも、僕のインビンシブルグミには勝てない。毒も僕の体に触れられなかったら意味がないからね。
油断していたアーラの体に深々と突き刺さる紫炎と水龍。引き抜くと黒い血反吐を吐いてアーラは前のめりに倒れこむ。
「く……ははは。流石はわたしを倒した者達だ。だが、私はまだまだいるぞ。今度の私はもっと強い。せいぜい頑張るんだな」
「君はお父さんのアーラとは違うんだね。邪悪そのものだ」
「……個性というやつか。そんなものは宿主で変わる。残念なことにこのルドルフは下衆ということだな」
アーラが悔しそうに声をあげている。宿主に似ちゃうってことか。
「ゴホ!? ゴホゴホ! な、なぜ元に戻っている!?」
アーラの姿が元のルドルフに戻って行く。体の傷でせき込むと辺りを見回して僕らを睨みつけてきた。
「終わりだルドルフ。エルフを売ったな」
「!? ゲハルド貴様!」
「うるせぇ!」
「ぎゃ!?」
ゲハルドさんが剣を構えて近づいていく。そして、ルドルフの首に剣を通していく。小さな断末魔と共に命を落としていく。
「すまなかったなシン。エリナ」
「ゲハルドさん。謝らなくていいですよ。それよりもこれからどうするんですか?」
「……王も王女もいないエルフの森はおしまいだ。王政はおしまいだが、俺が正しく治めるつもりだ。ここは俺の両親の故郷だからな」
薄っすらと涙を見せるゲハルドさん。決意を秘めた瞳、彼ならやり遂げるだろうな。
「落ち着いたらシーレイクラインの町に遊びに行く。エリナ、改めてすまなかった。グスコーのこと」
「……許しません」
「エリナさん」
ゲハルドさんが申し訳なさそうに謝るとエリナさんが睨みつけて声をあげる。滅多に怒らないエリナさんが怒ってる?
「許してほしかったらエルフのみんなを幸せにして帰ってきてください。そうしたら許してあげます」
「……ははは、そりゃきつい罰だな。エリナティア様は手厳しい。……必ずや成し遂げて見せます」
エリナさんが微笑んで告げるとゲハルドさんは跪いて声をあげた。
「闇の精霊の塊はいただいていくぞ」
「ん、シャドウ? それが闇の精霊なのか?」
シャドウさんがルドルフの横に落ちていた黒い塊を二つ手に取って声をあげる。ゲハルドさんは首を傾げて了承してくれた。
「これで三つか。どれだけいるのやら」
「アーラの口ぶりからじゃわからないですね」
シャドウさんの声に僕は首を傾げる。体の部位だったら手が二つ、足が二つ、胴体と頭で六つくらいになると思うけど。
「今回は片方が水晶になっているからな。それも精神支配の力を秘めていた。部位ごとに力が違うのは興味深い」
「お前達も大変なんだな。あの訳の分からない洞窟とかよ」
「ん? ゲハルド。洞窟を知っているのか?」
「ああ、シンを監視していたからな」
シャドウさんの疑問に答えるゲハルドさん。あんなに町の近くにある洞窟だから知っていて当たり前でしょ。
「あの開かない扉の先には何があるんだ?」
「え? 開かない? 普通に開きますけど?」
「開かないんだよ。取っ手を掴むことも出来ない。触れないんだ」
疑問に答えるとゲハルドさんは驚きの事実を語る。あの部屋は僕らだけしか入れない? でも、ルーブナさんは入れたけどな。
「なるほど、レアリティレッドの者が扉に触れれば入れるのか。それ以外は中を見ることも出来ない空間か」
ブツブツと考え込むシャドウさん。このままこんなところで立ち話も邪魔になるから僕らは退散するか。
「すみませんゲハルドさん。こうなるとシャドウさん長いので僕たちは帰りますね」
「お、おう。馬車を出すからそれで子供達と帰るといい。あ、あとこれな」
僕が声をあげるとゲハルドさんがエルフの兵士達に合図を送る。更に木で出来たペンダントを手渡してくる。
「エルフの結界を破れるペンダントだ。世界各地にエルフの森は存在する。エルフの国、エルランドが世界を監視するために作ったと言われてる。今じゃ、個々で王を名乗っているらしいがな」
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