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第二章 見知った大地
第57話 ありがとう、そして
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「アイコさん!? 操られてる?」
墓地に入ってアイコさんのいう通り木を切り倒したら彼女から光の球が飛んでくる。背中に何発か受けたけど、スナイパーライフルよりも痛い。
「アイコさん!」
「……」
「操る力が強くなった?」
木を切り倒しておかしくなったマリさん。そのせいでアイコさんを操る力が強まってしまったのかもしれない。
「シンジさん! あなたは外へ」
「ライト君……すまないがそれはできないよ。マリもアイコも置いていけない。アイコは任せてくれないか?」
「え? 魔法?」
二人の様子を俯いて見ていたシンジさん。両の手を地面に打ち付けると手が輝きだす。
「実は君にマッサージをしてもらった時から感情が高ぶると光だしていたんだ。君とアイコとの訓練を見て私も学んで密かに訓練していたんだ」
シンジさんはそういってアイコさんへと駆けていく。操られているだけの彼女の背後に回り込んで抱きしめると光を纏わせていく。シンジさんなら大丈夫みたいだ。
「アイコさんは任せます!」
「ああ、マリは頼んだよ」
アイコさんの光の球や水の球がシンジさんを攻撃している。彼の光の膜には勝てない様子でシャボン玉のように破裂している。
シンジさんの防御は完全じゃない。今のうちにマリさんを何とかしなくちゃ。
「よくもよくも世界樹を、”私の体をよくも”」
「”私の体”?」
そういえば、マリさんは一人で会話していたことがあった。彼女の中に誰かいるのか? って世界樹ってゲームやアニメで出てくるような? それにしては小さかったような?
「マリさん! もうやめて!」
「うるさいうるさい。世界樹を傷つけたお前なんて家族じゃない! あのおばさんと一緒に出て行け!」
マリさんは頭を抱えて苦しい様子。やっぱり、何かある?
「あなたのせい! お前のせいで!」
「わっ!?」
剣を握り切りつけてくるマリさん。まるで二人と話しているような感覚に陥る。
「世界樹が元に戻してくれるって言ってたのになんで切ったの! 私の体がやっと力を取り戻しかけていたのに!」
剣を上下左右から嵐のように繰り出してくるマリさん。怒りで表情を作るのは一緒だけど、言葉が所々おかしい。
「マリさんの中から出てこい卑怯者!」
「何を言ってるのライト! 負けそうだからって言い訳?」
「マリさん。気づいてないのか?」
「お前みたいなガキに私が負けるはずないだろ!」
マリさんは気づいていない。自分の口から別の人が話しているのを?
「お前は誰だ!」
「な、何を!?」
マリさんに抱き着いて【マナドレイン】をかける。出力をあげて一気に魔力を吸い取る。
「「ぐあっ。な、なにを……」」
エコーのかかる声がマリさんの口から聞こえてくる。魔力を吸いきると彼女の口から小さな生き物が出てきた。
「え? 妖精?」
「ぐぬぬ。人間のガキが! 調子に乗りやがって!」
「口の悪い妖精だな」
世界樹の切り株の上に降り立つ妖精。悪態をつくと世界樹の根を操りだして攻撃してくる。
魔力がなくなって気絶するマリさんを抱きとめながら簡単に切り伏せるとやっと動きを止める。
「ちきしょ~! 私の体~! 汚い土地でやっと大きくなれたのに~」
切り株に泣きつく妖精。言葉からこの妖精が世界樹ってことなのか。こんな都市のど真ん中にある墓地じゃ育ちは悪いだろうな。
「ライト君。終わったようだね」
「あ、シンジさん。はい、もうマリさんに魔力は残ってません」
シンジさんがアイコさんに肩を貸して声をかけてくる。二人共傷だらけになってる。
マリさんは【マナドレイン】で魔力を吸いつくした。もう抵抗できないはずだ。妖精もマリさんの魔力を利用していたんだろう。もう世界樹で動くことも出来ない。
「さて……」
「な、なにすんだよ!」
妖精の首根っこを掴んで捕まえる。
「お前がすべての黒幕なんだろ?」
「それがどうした! 人間なんて私の養分になるのがお似合いなんだよ!」
僕の問いかけに答える妖精。本当に世界樹なのか? 明らかに悪しき存在っぽいけどな。
「お前は本当に世界樹なのか? 名前は?」
「名前? そんな人間みたいなものはない! 唯一無二の世界樹って名前があるからな!」
胸を張って答える世界樹、名前が世界樹じゃいいにくいな。こんなやつ普通の木でいいだろ。
「じゃあ、今日から【ツリー】って呼ぶな」
「ツリ~? な!? まさか、私の名前を付けたのか! 今の状態で!?」
「え? そうだけど……。え? もしかして……」
名前を付けるとツリーが驚きの声をあげる。名づけるとポワァっとツリーの体が淡く光った。もしかして従魔になっちゃった?
「そ、そんな……。世界樹が人の従魔に。そ、そんなのないよ~。わ~ん酷い、酷いよ~。わ~ん」
ありゃりゃ、ツリーが泣いてしまった。無理やり従魔にすることも出来るってことか。
でも、本では両者が同意した時って書いてあったはずだ。まあ、魔物の場合はだけどね。世界樹は魔物じゃないでしょ。
「まあ、これからよろしくね。ツリー」
「うるさいやい! 触るなガキ!」
本当に口の悪い妖精だな。でも、これで平和になったはずだ。
「ん、んん?」
「マリさん!」
「「マリ!」」
抱きとめていたマリさんが声をもらす。その場に寝かせると目をあける。
「……悪い夢を見ていた、のかな?」
マリさんは涙をこぼしながら呟く。
「うん、うん! そうだよ! 早く帰ろ」
「ああ、帰ろう。アユカさんの元へ」
アイコさんとシンジさんがそう応える。僕はそれを笑顔でみている。
「ライト君も帰ろ」
「うん、あ~、お腹すいた。早くお母さんのご飯が食べたい」
アイコさんに答えてお腹を摩る。
思ってみればお昼を食べてない。こんなに大暴れしたからお腹ペコペコだよ。
「マリさんもお腹すいたでしょ?」
「……うん。私もアユカお母さんのご飯食べたいな。あれ、なんで涙が止まらないんだろう」
シンジさんに抱っこしてもらっているマリさんに問いかける。マリさんは涙で彼の背中を濡らす。
「別れはつらい。人はそれを乗り越えなくちゃいけない。だが決して忘れちゃいけないんだ。二人はユリカを忘れちゃいけない、もちろん私もな。ユリカはいつでも僕らを見守ってくれてるんだから」
「「お父さん」」
静かな墓地でユリカさんのお墓の前で親子が涙で石畳を濡らす。僕はそれを見ていることしかできない。今は三人の親子の時間だから。
「さて! ユリカの宝物を取り戻した! 次はアユカさんの宝物を戻しに行くぞ!」
「わっぷ!?」
三人を見ているとシンジさんが急に抱きしめてくる。胸板が苦しい。
「あ~! ずる~い。私も~」
「アイコもするいわよ! いつもやってたじゃない! 私が先!」
シンジさんに驚いていた二人が真似して抱き着いてくる。本当に苦しいけど、嬉しいな。こんなに温かい家族に愛してもらえて……。
「帰りますか」
「「「うん」」」
シンジさんの声にみんなで頷いて答える。ツリーは『ケッ』と声をあげながらもついてくる。三人の後ろをついてあるいていく。すると、
「……お、おい! ガキ!」
「え?」
体が動かない。それにみんなも動かなくなってる。敵の攻撃? でも、黒幕のツリーは一緒に驚いてるぞ。
墓地に入ってアイコさんのいう通り木を切り倒したら彼女から光の球が飛んでくる。背中に何発か受けたけど、スナイパーライフルよりも痛い。
「アイコさん!」
「……」
「操る力が強くなった?」
木を切り倒しておかしくなったマリさん。そのせいでアイコさんを操る力が強まってしまったのかもしれない。
「シンジさん! あなたは外へ」
「ライト君……すまないがそれはできないよ。マリもアイコも置いていけない。アイコは任せてくれないか?」
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二人の様子を俯いて見ていたシンジさん。両の手を地面に打ち付けると手が輝きだす。
「実は君にマッサージをしてもらった時から感情が高ぶると光だしていたんだ。君とアイコとの訓練を見て私も学んで密かに訓練していたんだ」
シンジさんはそういってアイコさんへと駆けていく。操られているだけの彼女の背後に回り込んで抱きしめると光を纏わせていく。シンジさんなら大丈夫みたいだ。
「アイコさんは任せます!」
「ああ、マリは頼んだよ」
アイコさんの光の球や水の球がシンジさんを攻撃している。彼の光の膜には勝てない様子でシャボン玉のように破裂している。
シンジさんの防御は完全じゃない。今のうちにマリさんを何とかしなくちゃ。
「よくもよくも世界樹を、”私の体をよくも”」
「”私の体”?」
そういえば、マリさんは一人で会話していたことがあった。彼女の中に誰かいるのか? って世界樹ってゲームやアニメで出てくるような? それにしては小さかったような?
「マリさん! もうやめて!」
「うるさいうるさい。世界樹を傷つけたお前なんて家族じゃない! あのおばさんと一緒に出て行け!」
マリさんは頭を抱えて苦しい様子。やっぱり、何かある?
「あなたのせい! お前のせいで!」
「わっ!?」
剣を握り切りつけてくるマリさん。まるで二人と話しているような感覚に陥る。
「世界樹が元に戻してくれるって言ってたのになんで切ったの! 私の体がやっと力を取り戻しかけていたのに!」
剣を上下左右から嵐のように繰り出してくるマリさん。怒りで表情を作るのは一緒だけど、言葉が所々おかしい。
「マリさんの中から出てこい卑怯者!」
「何を言ってるのライト! 負けそうだからって言い訳?」
「マリさん。気づいてないのか?」
「お前みたいなガキに私が負けるはずないだろ!」
マリさんは気づいていない。自分の口から別の人が話しているのを?
「お前は誰だ!」
「な、何を!?」
マリさんに抱き着いて【マナドレイン】をかける。出力をあげて一気に魔力を吸い取る。
「「ぐあっ。な、なにを……」」
エコーのかかる声がマリさんの口から聞こえてくる。魔力を吸いきると彼女の口から小さな生き物が出てきた。
「え? 妖精?」
「ぐぬぬ。人間のガキが! 調子に乗りやがって!」
「口の悪い妖精だな」
世界樹の切り株の上に降り立つ妖精。悪態をつくと世界樹の根を操りだして攻撃してくる。
魔力がなくなって気絶するマリさんを抱きとめながら簡単に切り伏せるとやっと動きを止める。
「ちきしょ~! 私の体~! 汚い土地でやっと大きくなれたのに~」
切り株に泣きつく妖精。言葉からこの妖精が世界樹ってことなのか。こんな都市のど真ん中にある墓地じゃ育ちは悪いだろうな。
「ライト君。終わったようだね」
「あ、シンジさん。はい、もうマリさんに魔力は残ってません」
シンジさんがアイコさんに肩を貸して声をかけてくる。二人共傷だらけになってる。
マリさんは【マナドレイン】で魔力を吸いつくした。もう抵抗できないはずだ。妖精もマリさんの魔力を利用していたんだろう。もう世界樹で動くことも出来ない。
「さて……」
「な、なにすんだよ!」
妖精の首根っこを掴んで捕まえる。
「お前がすべての黒幕なんだろ?」
「それがどうした! 人間なんて私の養分になるのがお似合いなんだよ!」
僕の問いかけに答える妖精。本当に世界樹なのか? 明らかに悪しき存在っぽいけどな。
「お前は本当に世界樹なのか? 名前は?」
「名前? そんな人間みたいなものはない! 唯一無二の世界樹って名前があるからな!」
胸を張って答える世界樹、名前が世界樹じゃいいにくいな。こんなやつ普通の木でいいだろ。
「じゃあ、今日から【ツリー】って呼ぶな」
「ツリ~? な!? まさか、私の名前を付けたのか! 今の状態で!?」
「え? そうだけど……。え? もしかして……」
名前を付けるとツリーが驚きの声をあげる。名づけるとポワァっとツリーの体が淡く光った。もしかして従魔になっちゃった?
「そ、そんな……。世界樹が人の従魔に。そ、そんなのないよ~。わ~ん酷い、酷いよ~。わ~ん」
ありゃりゃ、ツリーが泣いてしまった。無理やり従魔にすることも出来るってことか。
でも、本では両者が同意した時って書いてあったはずだ。まあ、魔物の場合はだけどね。世界樹は魔物じゃないでしょ。
「まあ、これからよろしくね。ツリー」
「うるさいやい! 触るなガキ!」
本当に口の悪い妖精だな。でも、これで平和になったはずだ。
「ん、んん?」
「マリさん!」
「「マリ!」」
抱きとめていたマリさんが声をもらす。その場に寝かせると目をあける。
「……悪い夢を見ていた、のかな?」
マリさんは涙をこぼしながら呟く。
「うん、うん! そうだよ! 早く帰ろ」
「ああ、帰ろう。アユカさんの元へ」
アイコさんとシンジさんがそう応える。僕はそれを笑顔でみている。
「ライト君も帰ろ」
「うん、あ~、お腹すいた。早くお母さんのご飯が食べたい」
アイコさんに答えてお腹を摩る。
思ってみればお昼を食べてない。こんなに大暴れしたからお腹ペコペコだよ。
「マリさんもお腹すいたでしょ?」
「……うん。私もアユカお母さんのご飯食べたいな。あれ、なんで涙が止まらないんだろう」
シンジさんに抱っこしてもらっているマリさんに問いかける。マリさんは涙で彼の背中を濡らす。
「別れはつらい。人はそれを乗り越えなくちゃいけない。だが決して忘れちゃいけないんだ。二人はユリカを忘れちゃいけない、もちろん私もな。ユリカはいつでも僕らを見守ってくれてるんだから」
「「お父さん」」
静かな墓地でユリカさんのお墓の前で親子が涙で石畳を濡らす。僕はそれを見ていることしかできない。今は三人の親子の時間だから。
「さて! ユリカの宝物を取り戻した! 次はアユカさんの宝物を戻しに行くぞ!」
「わっぷ!?」
三人を見ているとシンジさんが急に抱きしめてくる。胸板が苦しい。
「あ~! ずる~い。私も~」
「アイコもするいわよ! いつもやってたじゃない! 私が先!」
シンジさんに驚いていた二人が真似して抱き着いてくる。本当に苦しいけど、嬉しいな。こんなに温かい家族に愛してもらえて……。
「帰りますか」
「「「うん」」」
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