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第二章 見知った大地
第41話 久しぶりな家電のある生活
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「一人だと静かだな~」
リビングに取り残された僕。三人が帰ってくるまで暇だ。
「TVでも見て見ようかな」
何の気なしにTVをつける。見たことのない人達が大騒ぎしてる。すっかり出てる人も違う。
「MCの人くらいしか分からないな~」
一人だと静かすぎるからつけておいて言われた通り冷蔵庫のプリンを一つ持ち出す。
「はは、アイコって書いてある」
まだまだ子供といった様子のアイコさん。僕の妹にあたるんだよな~。今は僕の方が年下に見えるけど。
「ん!? 美味し~。プリンなんて4年ぶりだもんな。どうにかしてあっちでも食べれるようにしたいな~」
プリンを食べて舌鼓。クリームと柔らかなプリンを混ぜて食べると最高に美味しい。
プリンのレシピをマジックバッグに入れてあっちでも作るか。こんなに美味しく作れるか心配だけど。
『ただいま~』
「え?」
ガチャ! と音がして男性の声が聞こえてくる。アユカお母さんの新しい旦那さんか!?
「ふぅ~。今日も疲れた。みんな変わりないかい? 外の通路に血がついていたけど……。ん? 君は?」
「ど、どうも、お邪魔しています」
サラリーマン風のおじさんが話しながらリビングに入ってくる。僕に気がつくと首を傾げた。
「ほうほう、なるほど……。私には分からないのが分かったよ」
おじさんに今までの経緯を話す。すると何度か頷いて首を傾げる。普通の人じゃ分からないよな~。よし、分かってもらう為に回復魔法を使ってあげよう。
「ら、ライト君。テクニシャンだねぇ~。おおぅ、そこそこ~、効くぅ~」
自己紹介をしてソファーに横になってもらった。マッサージをしてあげると気持ち悪い声が部屋に響く。おじさんの名前はクラタ シンジさん。
ガタが来てる箇所を聞くと光の球を押し当てて回復させながらもんでいく。よく聞いてるみたいでいいけど、外まで声がもれてるんじゃないかな?
「ただいま~。あ~、お父さんズル~イ!」
勢いよく帰ってくるアイコさん。シンジさんを指さして声をあげるとマッサージの為に上に乗っていた僕を抱き上げた。
「ライト君! 私にもして~!」
「ええ!? いや、ダメだよ。僕も男だから」
「え~……」
子供の容姿とは言え僕も男だ。こんな可愛い子をマッサージするなんて出来ない。
「シンジさんお帰りなさい」
「ただいまアユカさん。聞きましたよ。まあ、大体の話は分からなかったけど、凄い気持ちいいマッサージだ。この子は天才だね」
「ふふ」
アユカお母さんがシンジさんに優しい笑みを向ける。シンジさんは天然さんみたいだな。僕のことを褒めてくれると彼女は僕を見つめて笑う。
「すっかり仲良くなってるね。おばさん、早く作ろ」
「マリ! おばさんじゃなくてお母さんだろ。まったく」
マリさんが買い物袋をキッチンに運びながら話すとシンジさんが声を荒らげた。ブスッと表情を暗くさせるマリさんはそのまま無視してキッチンで調理を始めた。
「アユカさん、すみません。アイコはお母さんと呼べるようになったのに」
「いいんですよ。マリはあれでも私のことを信頼してくれているから。それにライトも帰ってきてくれて、みんなのお兄ちゃんとして守ってくれるしね」
シンジさんが申し訳なさそうに話すとアユカさんがクスッと笑って応える。二人は僕を見つめて手を握り合ってる。二人は本当に幸せそうだな。
「あ~、プリン食べたんだね~。美味しかった?」
「あ、うん。美味しかった」
アイコさんが机に置かれた空のプリンの容器を見て声をあげる。素直に答えると大きな胸を張る。
「でしょ~? 私が選んだナンバーワンのプリンだからね。コンビニデザートの頂上に君臨しているプリンなんだから!」
「なんであんたが自慢げなのよ。【オーソン】のプリンでしょ!」
「えへへ。私の【オーソン】といっても過言ではないのだよマリ」
「はいはい……」
自慢げのアイコさんにツッコミを入れるマリさん。話しながらも調理をしてるマリさん、これがこの家の日常なのが分かる。
「そういえば、外の通路の血は何なのかな? 知ってるかい?」
『え……』
シンジさんが疑問を口にするとみんな言葉を無くした。
「えっと」
「ライト君! (黙ってて、お父さん過保護だから卒倒しちゃう)」
僕が話そうと思って声をあげるとマリさんが口を押えて耳打ちしてくる。
「ん? ライト君が知ってるのかい? お父さんに話して見なさい」
「ううん。ライト君は知らないよ。下の階の犬が上に逃げてきて別の犬と喧嘩したらしいよ」
「犬? あの室内犬がかい?」
「そうそう」
マリさんが説明すると首を傾げるシンジさん。
マンションで飼うような犬じゃそんなことにならないと思うけどな。
「……そうか~。それならちゃんと拭いていってほしいもんだな~」
し、信じた!? シンジさんは本当に天然さんだな。アイコさんに似てるな。
「しかし、異世界転移? そんなことがあるとはね~。現実は小説よりも奇なりだな」
「そこまで話したのね」
シンジさんの呟きにアユカさんが僕を見つめた。頷いて答えると微笑む。
「ふふ、シンジさんはとてもいい人よ。話して正解」
「ははは、いい人か。そんなに僕はいい人じゃないよ」
アユカさんの言葉に照れて頭をかくシンジさん。いい人はみんなそうやって謙遜するんだよな~。
「おばさん、手伝って」
「はいはい。今行くわ」
マリさんの声にアユカさんがキッチンに向かう。こうやって見ると仲のいい親子って感じだけど、まだまだ距離があるな。
「マリは……。おっと、私も手伝うよ。身重なアユカさんにばかり働かせるわけには行かないからね」
「え? 身重って」
ケンさんの言葉にハッとする。アユカさんのお腹に子供? だから三人で買い物に行ったのか? アイコさんもマリさんも気遣っていた?
「私は料理出来ないから運ぶのだけ~」
「運ぶのも危ないからダメ~」
「え~、大丈夫だよ~。ほらほら~」
「ライト君は運ばなくて大丈夫」
オープンキッチンから料理が顔を出す。アイコさんが手に取って机に乗せるとマリさんが手を叩いた。すかさずアイコさんは僕を抱き上げて見せる。マリさんのいう通り僕は運ばなくて大丈夫だぞ。子供扱いが過ぎるな~。一応、お兄ちゃんなんだけど。
リビングに取り残された僕。三人が帰ってくるまで暇だ。
「TVでも見て見ようかな」
何の気なしにTVをつける。見たことのない人達が大騒ぎしてる。すっかり出てる人も違う。
「MCの人くらいしか分からないな~」
一人だと静かすぎるからつけておいて言われた通り冷蔵庫のプリンを一つ持ち出す。
「はは、アイコって書いてある」
まだまだ子供といった様子のアイコさん。僕の妹にあたるんだよな~。今は僕の方が年下に見えるけど。
「ん!? 美味し~。プリンなんて4年ぶりだもんな。どうにかしてあっちでも食べれるようにしたいな~」
プリンを食べて舌鼓。クリームと柔らかなプリンを混ぜて食べると最高に美味しい。
プリンのレシピをマジックバッグに入れてあっちでも作るか。こんなに美味しく作れるか心配だけど。
『ただいま~』
「え?」
ガチャ! と音がして男性の声が聞こえてくる。アユカお母さんの新しい旦那さんか!?
「ふぅ~。今日も疲れた。みんな変わりないかい? 外の通路に血がついていたけど……。ん? 君は?」
「ど、どうも、お邪魔しています」
サラリーマン風のおじさんが話しながらリビングに入ってくる。僕に気がつくと首を傾げた。
「ほうほう、なるほど……。私には分からないのが分かったよ」
おじさんに今までの経緯を話す。すると何度か頷いて首を傾げる。普通の人じゃ分からないよな~。よし、分かってもらう為に回復魔法を使ってあげよう。
「ら、ライト君。テクニシャンだねぇ~。おおぅ、そこそこ~、効くぅ~」
自己紹介をしてソファーに横になってもらった。マッサージをしてあげると気持ち悪い声が部屋に響く。おじさんの名前はクラタ シンジさん。
ガタが来てる箇所を聞くと光の球を押し当てて回復させながらもんでいく。よく聞いてるみたいでいいけど、外まで声がもれてるんじゃないかな?
「ただいま~。あ~、お父さんズル~イ!」
勢いよく帰ってくるアイコさん。シンジさんを指さして声をあげるとマッサージの為に上に乗っていた僕を抱き上げた。
「ライト君! 私にもして~!」
「ええ!? いや、ダメだよ。僕も男だから」
「え~……」
子供の容姿とは言え僕も男だ。こんな可愛い子をマッサージするなんて出来ない。
「シンジさんお帰りなさい」
「ただいまアユカさん。聞きましたよ。まあ、大体の話は分からなかったけど、凄い気持ちいいマッサージだ。この子は天才だね」
「ふふ」
アユカお母さんがシンジさんに優しい笑みを向ける。シンジさんは天然さんみたいだな。僕のことを褒めてくれると彼女は僕を見つめて笑う。
「すっかり仲良くなってるね。おばさん、早く作ろ」
「マリ! おばさんじゃなくてお母さんだろ。まったく」
マリさんが買い物袋をキッチンに運びながら話すとシンジさんが声を荒らげた。ブスッと表情を暗くさせるマリさんはそのまま無視してキッチンで調理を始めた。
「アユカさん、すみません。アイコはお母さんと呼べるようになったのに」
「いいんですよ。マリはあれでも私のことを信頼してくれているから。それにライトも帰ってきてくれて、みんなのお兄ちゃんとして守ってくれるしね」
シンジさんが申し訳なさそうに話すとアユカさんがクスッと笑って応える。二人は僕を見つめて手を握り合ってる。二人は本当に幸せそうだな。
「あ~、プリン食べたんだね~。美味しかった?」
「あ、うん。美味しかった」
アイコさんが机に置かれた空のプリンの容器を見て声をあげる。素直に答えると大きな胸を張る。
「でしょ~? 私が選んだナンバーワンのプリンだからね。コンビニデザートの頂上に君臨しているプリンなんだから!」
「なんであんたが自慢げなのよ。【オーソン】のプリンでしょ!」
「えへへ。私の【オーソン】といっても過言ではないのだよマリ」
「はいはい……」
自慢げのアイコさんにツッコミを入れるマリさん。話しながらも調理をしてるマリさん、これがこの家の日常なのが分かる。
「そういえば、外の通路の血は何なのかな? 知ってるかい?」
『え……』
シンジさんが疑問を口にするとみんな言葉を無くした。
「えっと」
「ライト君! (黙ってて、お父さん過保護だから卒倒しちゃう)」
僕が話そうと思って声をあげるとマリさんが口を押えて耳打ちしてくる。
「ん? ライト君が知ってるのかい? お父さんに話して見なさい」
「ううん。ライト君は知らないよ。下の階の犬が上に逃げてきて別の犬と喧嘩したらしいよ」
「犬? あの室内犬がかい?」
「そうそう」
マリさんが説明すると首を傾げるシンジさん。
マンションで飼うような犬じゃそんなことにならないと思うけどな。
「……そうか~。それならちゃんと拭いていってほしいもんだな~」
し、信じた!? シンジさんは本当に天然さんだな。アイコさんに似てるな。
「しかし、異世界転移? そんなことがあるとはね~。現実は小説よりも奇なりだな」
「そこまで話したのね」
シンジさんの呟きにアユカさんが僕を見つめた。頷いて答えると微笑む。
「ふふ、シンジさんはとてもいい人よ。話して正解」
「ははは、いい人か。そんなに僕はいい人じゃないよ」
アユカさんの言葉に照れて頭をかくシンジさん。いい人はみんなそうやって謙遜するんだよな~。
「おばさん、手伝って」
「はいはい。今行くわ」
マリさんの声にアユカさんがキッチンに向かう。こうやって見ると仲のいい親子って感じだけど、まだまだ距離があるな。
「マリは……。おっと、私も手伝うよ。身重なアユカさんにばかり働かせるわけには行かないからね」
「え? 身重って」
ケンさんの言葉にハッとする。アユカさんのお腹に子供? だから三人で買い物に行ったのか? アイコさんもマリさんも気遣っていた?
「私は料理出来ないから運ぶのだけ~」
「運ぶのも危ないからダメ~」
「え~、大丈夫だよ~。ほらほら~」
「ライト君は運ばなくて大丈夫」
オープンキッチンから料理が顔を出す。アイコさんが手に取って机に乗せるとマリさんが手を叩いた。すかさずアイコさんは僕を抱き上げて見せる。マリさんのいう通り僕は運ばなくて大丈夫だぞ。子供扱いが過ぎるな~。一応、お兄ちゃんなんだけど。
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