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第一章 新しい世界
第32話 名づけ
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「お~い。エルクという小僧はいるか~? 鞍を作ってきたぞ~」
ミアちゃんが王族だと教えてもらって次の日。村の入口から大きな声が聞こえてくる。鞍って言ってるな。
「あ~やっぱりこの声はガイツさんだった~」
「おお、ミアお嬢様。言われた通り鞍を持ってきたぞ。レード様にバレないように出てくるのは大変だった」
帆馬車から降りてくるガイツさんにミアちゃんが迎える。
「ほ~立派な家が並んでおるな~。住みやすそうじゃ」
ガイツさんが村を眺めて声をあげる。ロトナが作った家々はどんどん増えてる。冒険者さんも増えるだろうから作ってもらってるけど、一向に増えないな。
「宿屋はあるか?」
「ガイツさんもここに住むの?」
「うむ、少々うるさくなってきたんでな。鞍を届けるついでに考えておるんじゃ。家があるなら買い取りたいが」
ガイツさんは泊るところというよりも新居を探してるみたいだな。鍛冶屋さんのガイツさんが居てくれればロトナが別の仕事を出来るから丁度いいかもな。
「家もありますよ。ダンジョンが出来たから人が来ると思って作っておいたんです」
「そうなのか。では儂の店もここに作りたいぞ」
「そういってもらえるとありがたいです。これからよろしくお願いします」
思惑通りガイツさんが村に引っ越しをしてくれる。でも、なんで引越しをしようと思ったんだろう? レネゲードの方が色々と住みやすそうだけどな。
「でもなんで引越しなんて?」
ミアちゃんが僕と同じことを思っていたみたいで質問する。
「ふむ、最近城からの客が多くてな」
「え? それっていいことじゃ?」
お客さんが増えたらいいことだよね。
「はぁ、その客のすべてが武器や防具を求めてくれればいいことなんじゃがな。あることを聞きまわってくるだけなんじゃよ」
「あることってもしかして……」
ガイツさんの言葉を聞いて僕はミアちゃんに視線を向ける。彼女は分かっていない様子で頬を赤くして首を傾げてる。
「(それってミアちゃんのことで、ですか?)」
「(うむ)」
ガイツさんの耳元で聞くと頷いて答えてくれた。流石にお姫様が行方不明は事件だよな~。城の人が探しに来てうるさいってことか。
「なに二人で内緒話してるのよ! 私にも聞かせてよ!」
ガイツさんはミアちゃんのことを気にして言わないでくれてるんだろうな。言わない方がいいか。そう思っているとガイツさんが彼女の手を取って声をあげる。
「ミアお嬢様が気にすることではないですよ。それよりも村を案内してくれますかな?」
「いいわよ! こっちこっち~!」
ガイツさんを引っ張って村を歩き回るミアちゃん。こう見ると孫とおじいちゃんって感じでほんわかするな~。
「やっぱり城は大騒ぎってことだよな~。このままにしておいて大丈夫かな? ゴブリンさん達にも迷惑がかかりそうだ」
町の兵士達がこぞって探しに来たらまだ見つかってないゴブリンさん達の集落が見つかっちゃう。そうなると討伐戦になっちゃうよな。
「王に話しに行ったほうがいいかもな」
そう思った僕はすぐにブレイドに跨ってゴブリンの王に会いに行くことにした。
「友よ。よく来てくれた」
ゴブリンの集落に着くとジェネラルさんが迎えてくれる。ゴブリンの集落までの山道はゴブリン達が魔物を倒してくれているから全然いなくなった。みんなもゴブリンを見たらすぐに狩るんじゃなくて対話してから戦ってほしいものです。
「今日はどうしたんだ?」
「それが異常事態になると思うので知らせておこうと」
「異常事態!? それは大変だな。王に直接知らせてくれ」
ジェネラルさんに案内されて王の住む天幕に。ゴブリンキングは机に広がる地図を見てうなだれていた。
「ダンジョンが更に増えた。このあたりだけで三つ……う~む」
ゴブリンキングはそういって肘杖をついてる。この間の果物のダンジョンとは別のダンジョンが生まれたってこと? それって凄いことだよな。
「おおエルク、よく来てくれた。これを見てくれ」
「ダンジョンが増えたんですか?」
地図を指さす王に応えて地図に視線を落とす。僕の村に出来た石塔のダンジョンと果物の取れる山向こうのダンジョン、そしてもう一つのダンジョン。
「レネゲードと言われる人の作った大きな街と、エルクの村を繋ぐ街道の丁度真ん中あたりの少し外れた位置の洞窟だ。まだ人間は見つけていないかもしれん」
地図を指さして教えてくれるキング。こんなに近くにダンジョンが三つも……今までそんなことなかったような気がするけど?
「こういうことってあるのかな?」
「我らも長く生きているわけではない。生まれて15年と言ったところだが、初めて見る光景だよ」
「ええ!? 15歳ってこと?」
こういったダンジョンの状況が初めてというのにも驚きだけど、この子達が15歳って言う方が驚きだ。って僕も人のこと言えないか。
「王が一番長く生きている」
「ははは、魔物って面白いね」
ジェネラルの言葉に苦笑いで呟く。こんなにごつくて渋い顔と声なのに15歳か。異世界って本当に面白い。
「とりあえず僕が来た理由を教えておくね。その街の兵士達が街道を通ると思うんだ。だから、より一層気をつけて暮らしてほしいんだ」
「む? 了解した。見張りはみな山からに切り替えよう」
「お願いね。ダンジョンの方はお父さんとか冒険者さんで調べてみるよ」
「ああ、だが気をつけてくれ。果物の取れるダンジョンもそうなのだが難易度が高い傾向があるからな」
難易度が高いか。石塔も高いらしいからな~。ここら辺の土地柄みたいなものなのかな?
「心配してくれてありがとう」
「いや友の心配をするのは当たり前だろう。それと頼みがあるのだが聞いてくれるか?」
「頼み?」
嬉しいことを言ってくれるキング。もじもじと机に指で文字を描きながら話してくる。恥ずかしいのかな?
「我らに名前をくれないか? いつまでも王やキングでは格好がな」
「え? 名づけってこと?」
「ああ」
確かにキングとか王だといいにくさもあったな。なんだか責任重大だな。
「僕でいいならすぐにつけるよ。えっとね」
ジェネラルとキングの名前か。安請け合いをしてしまったな。名づけって結構難しいんだよな~。
「ジェネラルはジェラルでキングはそうだな~。サミットなんてどうかな。一応頂上って意味らしいからさ」
「おお!? エルクありがとう。これから私はサミット、ジェネラルはジェラルだな。よし、みなにも周知させていく」
キング改めサミットが大喜びで肩を叩いてくる。ジェラルも嬉しそうだな。良かったよかった。
ミアちゃんが王族だと教えてもらって次の日。村の入口から大きな声が聞こえてくる。鞍って言ってるな。
「あ~やっぱりこの声はガイツさんだった~」
「おお、ミアお嬢様。言われた通り鞍を持ってきたぞ。レード様にバレないように出てくるのは大変だった」
帆馬車から降りてくるガイツさんにミアちゃんが迎える。
「ほ~立派な家が並んでおるな~。住みやすそうじゃ」
ガイツさんが村を眺めて声をあげる。ロトナが作った家々はどんどん増えてる。冒険者さんも増えるだろうから作ってもらってるけど、一向に増えないな。
「宿屋はあるか?」
「ガイツさんもここに住むの?」
「うむ、少々うるさくなってきたんでな。鞍を届けるついでに考えておるんじゃ。家があるなら買い取りたいが」
ガイツさんは泊るところというよりも新居を探してるみたいだな。鍛冶屋さんのガイツさんが居てくれればロトナが別の仕事を出来るから丁度いいかもな。
「家もありますよ。ダンジョンが出来たから人が来ると思って作っておいたんです」
「そうなのか。では儂の店もここに作りたいぞ」
「そういってもらえるとありがたいです。これからよろしくお願いします」
思惑通りガイツさんが村に引っ越しをしてくれる。でも、なんで引越しをしようと思ったんだろう? レネゲードの方が色々と住みやすそうだけどな。
「でもなんで引越しなんて?」
ミアちゃんが僕と同じことを思っていたみたいで質問する。
「ふむ、最近城からの客が多くてな」
「え? それっていいことじゃ?」
お客さんが増えたらいいことだよね。
「はぁ、その客のすべてが武器や防具を求めてくれればいいことなんじゃがな。あることを聞きまわってくるだけなんじゃよ」
「あることってもしかして……」
ガイツさんの言葉を聞いて僕はミアちゃんに視線を向ける。彼女は分かっていない様子で頬を赤くして首を傾げてる。
「(それってミアちゃんのことで、ですか?)」
「(うむ)」
ガイツさんの耳元で聞くと頷いて答えてくれた。流石にお姫様が行方不明は事件だよな~。城の人が探しに来てうるさいってことか。
「なに二人で内緒話してるのよ! 私にも聞かせてよ!」
ガイツさんはミアちゃんのことを気にして言わないでくれてるんだろうな。言わない方がいいか。そう思っているとガイツさんが彼女の手を取って声をあげる。
「ミアお嬢様が気にすることではないですよ。それよりも村を案内してくれますかな?」
「いいわよ! こっちこっち~!」
ガイツさんを引っ張って村を歩き回るミアちゃん。こう見ると孫とおじいちゃんって感じでほんわかするな~。
「やっぱり城は大騒ぎってことだよな~。このままにしておいて大丈夫かな? ゴブリンさん達にも迷惑がかかりそうだ」
町の兵士達がこぞって探しに来たらまだ見つかってないゴブリンさん達の集落が見つかっちゃう。そうなると討伐戦になっちゃうよな。
「王に話しに行ったほうがいいかもな」
そう思った僕はすぐにブレイドに跨ってゴブリンの王に会いに行くことにした。
「友よ。よく来てくれた」
ゴブリンの集落に着くとジェネラルさんが迎えてくれる。ゴブリンの集落までの山道はゴブリン達が魔物を倒してくれているから全然いなくなった。みんなもゴブリンを見たらすぐに狩るんじゃなくて対話してから戦ってほしいものです。
「今日はどうしたんだ?」
「それが異常事態になると思うので知らせておこうと」
「異常事態!? それは大変だな。王に直接知らせてくれ」
ジェネラルさんに案内されて王の住む天幕に。ゴブリンキングは机に広がる地図を見てうなだれていた。
「ダンジョンが更に増えた。このあたりだけで三つ……う~む」
ゴブリンキングはそういって肘杖をついてる。この間の果物のダンジョンとは別のダンジョンが生まれたってこと? それって凄いことだよな。
「おおエルク、よく来てくれた。これを見てくれ」
「ダンジョンが増えたんですか?」
地図を指さす王に応えて地図に視線を落とす。僕の村に出来た石塔のダンジョンと果物の取れる山向こうのダンジョン、そしてもう一つのダンジョン。
「レネゲードと言われる人の作った大きな街と、エルクの村を繋ぐ街道の丁度真ん中あたりの少し外れた位置の洞窟だ。まだ人間は見つけていないかもしれん」
地図を指さして教えてくれるキング。こんなに近くにダンジョンが三つも……今までそんなことなかったような気がするけど?
「こういうことってあるのかな?」
「我らも長く生きているわけではない。生まれて15年と言ったところだが、初めて見る光景だよ」
「ええ!? 15歳ってこと?」
こういったダンジョンの状況が初めてというのにも驚きだけど、この子達が15歳って言う方が驚きだ。って僕も人のこと言えないか。
「王が一番長く生きている」
「ははは、魔物って面白いね」
ジェネラルの言葉に苦笑いで呟く。こんなにごつくて渋い顔と声なのに15歳か。異世界って本当に面白い。
「とりあえず僕が来た理由を教えておくね。その街の兵士達が街道を通ると思うんだ。だから、より一層気をつけて暮らしてほしいんだ」
「む? 了解した。見張りはみな山からに切り替えよう」
「お願いね。ダンジョンの方はお父さんとか冒険者さんで調べてみるよ」
「ああ、だが気をつけてくれ。果物の取れるダンジョンもそうなのだが難易度が高い傾向があるからな」
難易度が高いか。石塔も高いらしいからな~。ここら辺の土地柄みたいなものなのかな?
「心配してくれてありがとう」
「いや友の心配をするのは当たり前だろう。それと頼みがあるのだが聞いてくれるか?」
「頼み?」
嬉しいことを言ってくれるキング。もじもじと机に指で文字を描きながら話してくる。恥ずかしいのかな?
「我らに名前をくれないか? いつまでも王やキングでは格好がな」
「え? 名づけってこと?」
「ああ」
確かにキングとか王だといいにくさもあったな。なんだか責任重大だな。
「僕でいいならすぐにつけるよ。えっとね」
ジェネラルとキングの名前か。安請け合いをしてしまったな。名づけって結構難しいんだよな~。
「ジェネラルはジェラルでキングはそうだな~。サミットなんてどうかな。一応頂上って意味らしいからさ」
「おお!? エルクありがとう。これから私はサミット、ジェネラルはジェラルだな。よし、みなにも周知させていく」
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