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第一章 新しい世界
第1話 エルク
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「初めましてエルク~」
「元気に育つんだぞ~」
僕の名前はエルク。この世界に生まれて両親が僕の顔を覗きながら挨拶してくれてる。どうやら僕は前世の記憶を持ったまま生まれたようだ。前世の名前も憶えている。日本で生まれて朝霧 雷斗(アサギリ ライト)という名前だった。
金髪で綺麗な青い瞳の両親が嬉しそうに僕を見つめている。僕もその容姿を受け継いでかなりのイケメンだろう。
「エルク~。ご飯よ~」
ハイハイしかできない赤ん坊、されるがままにご飯という名の母乳を口に入れられていく。母乳は前世の記憶をもったまま転生しているためかなりの精神的苦痛、いやいやと手でガードするけれどお構いなし。
「可愛い~」
お母さんはそう言って悶えている。いやいやと手でガードしているのが可愛いとは優しい両親なのが伺える。
僕の前世はいいとは言えないものだった。日本に生まれてお金さえあればなに不自由しない世界。でもそれはお金があればの話。
僕の両親は貧乏だった。真面目に働かないお父さん、真面目に働くお母さん。毎日お母さんはお父さんにお酒を貢ぐ生活だった。
そんな生活が続いて僕が中学生になった時、事件が起こった、と言うか起こした。思い出すのも嫌になる。だから……今は思い出したくない。
「エルク~。ディアお父さんだぞ~」
この世界の両親は本当に優しい。二人共仲が良くて一生懸命働いてる。
畑仕事から帰ってきたお父さんが僕を抱き上げて顔芸を披露してくれる。
なかなかの芸で思わず笑ってしまった。
「ふふ、ディアお父さんは面白いわねエルク~」
「ははは、メイナは綺麗なお母さんだなエルク~」
僕を一緒に抱きしめてくれる両親。言葉を言い終わると唇を重ねる。
そんな幸せな生活が三年経ち、僕は3歳になった。
「エルク~。お勉強しているの?」
「はい!」
「偉いわね~。将来は学者さんかしら?」
自由に動けるようになって家の本棚から色んな本を読み漁っていた。お母さんに褒められて頭を撫でられる。それでも本を読むのをやめない。
だってこの世界の歴史とかが面白すぎるんだもの。
「ヒューマン、エルフ、ドワーフ、獣人、魔族、魔物。そのすべてが戦争をしていた。互いにつぶし合ってやっと平和がやってきた。ふぅ、映画何本分の歴史だよ……」
更に精霊と言われる神に等しい存在や妖精と言われる存在までいるらしい。この世界は魔法と剣の世界、中世ヨーロッパの時代背景なのは両親の家で大体わかっていたけど、まさか本当に魔法の世界とは思わなかったな。
「本棚に沢山の本、お父さんかお母さんが収集家なのかな」
一つの部屋のすべてが本棚、収集家じゃないとこの時代で本を集めるのは不可能だろう。家も結構大きいし。
「窓の外からの風景は畑と連峰。大きな白い肌の山が僕らの村の一方向を遮ってるように見える。国境かもしれないな」
一つの国の辺境かな? と思わせる風景だ。国境があの山の先にあるんだろうな。
「時代背景も分かったし、やりますか!」
やはり異世界に来たら魔法だ。魔法についての本はすべての本棚を調べて集めておいた。まずは【スライムでもわかる本】と言うのを。魔物か歴史の本では山よりも大きな魔物と勇者や魔王が戦ったという記述があった。そんな魔物と出会わないことを祈る。
「えっと、一番身近な炎を頭に浮かべて目を瞑り、人差し指にその炎があるのを想像する……」
声に出して集中する。指先が温かくなるような感覚。
「……簡単にできるんだな」
初めてやったはずなのに火が指先に出来上がっている。
「えっとこういうのをすべての属性でやって適性を見るっと。ということは次は水かな?」
次々と自分の適性属性を見つけていく。水、土、風、氷、雷、光、闇……全部出来るんだけど?
「エルク~、ご飯よ~」
「あ、は~い」
出来ることはいいことだ。気にせずにご飯を食べて次に取り掛かろう。
お母さんと一緒にご飯を食べ終えて口を動かしながら書斎へと戻ってくる。行儀が悪いが楽しすぎるのが悪いので致し方なし。
「えっと、指に出した魔法を浮かせる。ん~、流石に難しい」
一番大きな塊になった土属性の魔法を浮かせようと力む。すべての属性を扱えるけど、向き不向きがあるようだ。僕は土が一番相性がいいみたい。土って脇役のイメージがあるから少し残念だけど、まずは得意なことからやっていくのは基本中の基本。土を極めていくぞ~。
「ぐぬぬ」
「エルク~。まだ本を読んでいるの~? え!?」
「あ、お母さん」
土を浮かせることに集中しているとお母さんが様子を見に来て声をあげる。驚いた様子で僕の指先を見ると抱きしめてきて土が床に落ちる。
「もう魔法を!? 凄い凄いわエルク~。やっぱりお父さんとお母さんの子なのね~」
泣きながら喜んでくれるお母さん。抱きしめる力がどんどん強くなって苦しくなってくる。
「お母さん、く、苦しいです~」
「ああ、ごめんなさいね。お母さんったらつい」
抱きしめるのをやめておちゃめに舌をだすお母さん。20代にすらなっていないであろうお母さんは茶目っ気たっぷりだな。
「土の魔法をやっていたの?」
お母さんは床に落ちた土を触って声をあげる。
「はい! 僕は土が適正だと思うんです。一番大きい」
「え? 一番大きいってことは」
「うん、全部一応出るんだけど、わっ!?」
お母さんの質問に答えていくと急に再度抱きしめてくるお母さん。驚いて声をあげると泣き出してしまう。急にどうしたんだろう?
「凄い、凄いわ~。すべての魔法を出せるなんて天才よ。私でも光だけ、お父さんでも火と土だけよ」
お母さんが泣いてしまうほどの才能……抱きしめる力が再度強くなる。お母さんは力持ちだな。
「痛いですお母さん」
「ああ、ごめんなさいね。じゃあ、お母さんが直々に光の魔法を教えるわ。土は一人の時やお父さんから教えてもらってね、じゃあさっそく行くわよ~」
痛みが走って声をあげると離してくれるお母さん。嬉しそうに指先に光を集めるお母さん。得意げに光を部屋中にちりばめていく。
「一つ一つの光に集中して、最初は一つ一つよ~。それでそれらが上下するように想像するの」
「は、はい」
お母さんは自分のちりばめた光をすべて上下させていく。かなりの高等テクニックだと思う。彼女は相当な魔法使いなのかも? 僕も真似をして指先に光を集めて浮かせる。土と違って浮かせるのは簡単だった。光は質量がないからかな。
「ん、下への移動が難しい」
「ふふ、光はお空が好きだから。逆に闇は下への移動が簡単よ」
「へ~」
属性によって力の移動が違うのか。面白いな~。しばらく上下の移動をしていると簡単になってくる。
「次は爆発と貫通、これについてはお庭でやらないと危ないわ。お父さんが帰ってきて許可をもらいましょ」
「あ、は~い」
爆破や貫通か~。完全に攻撃魔法になってきたな~。その日の夜にお父さんが帰ってくると驚愕の声と歓声が上がったのは言うまでもない。
「元気に育つんだぞ~」
僕の名前はエルク。この世界に生まれて両親が僕の顔を覗きながら挨拶してくれてる。どうやら僕は前世の記憶を持ったまま生まれたようだ。前世の名前も憶えている。日本で生まれて朝霧 雷斗(アサギリ ライト)という名前だった。
金髪で綺麗な青い瞳の両親が嬉しそうに僕を見つめている。僕もその容姿を受け継いでかなりのイケメンだろう。
「エルク~。ご飯よ~」
ハイハイしかできない赤ん坊、されるがままにご飯という名の母乳を口に入れられていく。母乳は前世の記憶をもったまま転生しているためかなりの精神的苦痛、いやいやと手でガードするけれどお構いなし。
「可愛い~」
お母さんはそう言って悶えている。いやいやと手でガードしているのが可愛いとは優しい両親なのが伺える。
僕の前世はいいとは言えないものだった。日本に生まれてお金さえあればなに不自由しない世界。でもそれはお金があればの話。
僕の両親は貧乏だった。真面目に働かないお父さん、真面目に働くお母さん。毎日お母さんはお父さんにお酒を貢ぐ生活だった。
そんな生活が続いて僕が中学生になった時、事件が起こった、と言うか起こした。思い出すのも嫌になる。だから……今は思い出したくない。
「エルク~。ディアお父さんだぞ~」
この世界の両親は本当に優しい。二人共仲が良くて一生懸命働いてる。
畑仕事から帰ってきたお父さんが僕を抱き上げて顔芸を披露してくれる。
なかなかの芸で思わず笑ってしまった。
「ふふ、ディアお父さんは面白いわねエルク~」
「ははは、メイナは綺麗なお母さんだなエルク~」
僕を一緒に抱きしめてくれる両親。言葉を言い終わると唇を重ねる。
そんな幸せな生活が三年経ち、僕は3歳になった。
「エルク~。お勉強しているの?」
「はい!」
「偉いわね~。将来は学者さんかしら?」
自由に動けるようになって家の本棚から色んな本を読み漁っていた。お母さんに褒められて頭を撫でられる。それでも本を読むのをやめない。
だってこの世界の歴史とかが面白すぎるんだもの。
「ヒューマン、エルフ、ドワーフ、獣人、魔族、魔物。そのすべてが戦争をしていた。互いにつぶし合ってやっと平和がやってきた。ふぅ、映画何本分の歴史だよ……」
更に精霊と言われる神に等しい存在や妖精と言われる存在までいるらしい。この世界は魔法と剣の世界、中世ヨーロッパの時代背景なのは両親の家で大体わかっていたけど、まさか本当に魔法の世界とは思わなかったな。
「本棚に沢山の本、お父さんかお母さんが収集家なのかな」
一つの部屋のすべてが本棚、収集家じゃないとこの時代で本を集めるのは不可能だろう。家も結構大きいし。
「窓の外からの風景は畑と連峰。大きな白い肌の山が僕らの村の一方向を遮ってるように見える。国境かもしれないな」
一つの国の辺境かな? と思わせる風景だ。国境があの山の先にあるんだろうな。
「時代背景も分かったし、やりますか!」
やはり異世界に来たら魔法だ。魔法についての本はすべての本棚を調べて集めておいた。まずは【スライムでもわかる本】と言うのを。魔物か歴史の本では山よりも大きな魔物と勇者や魔王が戦ったという記述があった。そんな魔物と出会わないことを祈る。
「えっと、一番身近な炎を頭に浮かべて目を瞑り、人差し指にその炎があるのを想像する……」
声に出して集中する。指先が温かくなるような感覚。
「……簡単にできるんだな」
初めてやったはずなのに火が指先に出来上がっている。
「えっとこういうのをすべての属性でやって適性を見るっと。ということは次は水かな?」
次々と自分の適性属性を見つけていく。水、土、風、氷、雷、光、闇……全部出来るんだけど?
「エルク~、ご飯よ~」
「あ、は~い」
出来ることはいいことだ。気にせずにご飯を食べて次に取り掛かろう。
お母さんと一緒にご飯を食べ終えて口を動かしながら書斎へと戻ってくる。行儀が悪いが楽しすぎるのが悪いので致し方なし。
「えっと、指に出した魔法を浮かせる。ん~、流石に難しい」
一番大きな塊になった土属性の魔法を浮かせようと力む。すべての属性を扱えるけど、向き不向きがあるようだ。僕は土が一番相性がいいみたい。土って脇役のイメージがあるから少し残念だけど、まずは得意なことからやっていくのは基本中の基本。土を極めていくぞ~。
「ぐぬぬ」
「エルク~。まだ本を読んでいるの~? え!?」
「あ、お母さん」
土を浮かせることに集中しているとお母さんが様子を見に来て声をあげる。驚いた様子で僕の指先を見ると抱きしめてきて土が床に落ちる。
「もう魔法を!? 凄い凄いわエルク~。やっぱりお父さんとお母さんの子なのね~」
泣きながら喜んでくれるお母さん。抱きしめる力がどんどん強くなって苦しくなってくる。
「お母さん、く、苦しいです~」
「ああ、ごめんなさいね。お母さんったらつい」
抱きしめるのをやめておちゃめに舌をだすお母さん。20代にすらなっていないであろうお母さんは茶目っ気たっぷりだな。
「土の魔法をやっていたの?」
お母さんは床に落ちた土を触って声をあげる。
「はい! 僕は土が適正だと思うんです。一番大きい」
「え? 一番大きいってことは」
「うん、全部一応出るんだけど、わっ!?」
お母さんの質問に答えていくと急に再度抱きしめてくるお母さん。驚いて声をあげると泣き出してしまう。急にどうしたんだろう?
「凄い、凄いわ~。すべての魔法を出せるなんて天才よ。私でも光だけ、お父さんでも火と土だけよ」
お母さんが泣いてしまうほどの才能……抱きしめる力が再度強くなる。お母さんは力持ちだな。
「痛いですお母さん」
「ああ、ごめんなさいね。じゃあ、お母さんが直々に光の魔法を教えるわ。土は一人の時やお父さんから教えてもらってね、じゃあさっそく行くわよ~」
痛みが走って声をあげると離してくれるお母さん。嬉しそうに指先に光を集めるお母さん。得意げに光を部屋中にちりばめていく。
「一つ一つの光に集中して、最初は一つ一つよ~。それでそれらが上下するように想像するの」
「は、はい」
お母さんは自分のちりばめた光をすべて上下させていく。かなりの高等テクニックだと思う。彼女は相当な魔法使いなのかも? 僕も真似をして指先に光を集めて浮かせる。土と違って浮かせるのは簡単だった。光は質量がないからかな。
「ん、下への移動が難しい」
「ふふ、光はお空が好きだから。逆に闇は下への移動が簡単よ」
「へ~」
属性によって力の移動が違うのか。面白いな~。しばらく上下の移動をしていると簡単になってくる。
「次は爆発と貫通、これについてはお庭でやらないと危ないわ。お父さんが帰ってきて許可をもらいましょ」
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