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第一章 ゲームの世界へ
第37話 次々と限界突破
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「では儂も行ってくるぞ!」
アスノ君が帰ってくる前にルドマンさんのレベル上げが終わった。50レベルとなった彼はすぐに遺灰を集めて呪文を唱える。
「た、ただいま戻りました~……」
そうこうしているとアスノ君が光り輝く壁から帰ってくる。疲れた様子の彼が倒れ込むように僕に抱き着いてくる。結構苦労したみたいだな。
「ししょ~やりました~。限界突破です」
「おめでとうアスノ君」
微笑んで報告してくるアスノ君。自分で立てないほど疲れてるみたいだ。支えてあげないと歩けないのか。
「はいはい。アスノ君、ランカも疲れてるから甘えない」
「あう、レッドさんは厳しすぎです」
レッドがアスノ君を抱き上げて僕から引きはがす。彼女もアスノ君のことを心配しているのだろう。弟のようなものだものな。
「フォッフォッフォ。では行ってくるぞ」
「あ「「いってらっしゃい」」」
ルドマンさんが声をあげて光り輝く壁に入っていく。ルドマンさんはかなり心配だな。生産職の彼は戦闘はまだまだだったから。
「ルドマンさんなら大丈夫よランカ」
「そうかな?」
「パワーにはパワーです師匠」
レッドの声に首を傾げるとアスノ君も同意した。ルドマンさんはパワータイプだ。大きく振り上げたハンマーを叩きつけるだけで衝撃波を生んでいたくらいのパワー。ミノタウロスとの力比べは彼に軍配が上がるだろう。
「二人が言うならそうなのかもね。さて、アンナさん達の様子を見に行こうか。ルドマンさんも限界突破するわけだし、アダマンタイトとか取れてるといいな~」
疲れた様子のアスノ君は馬車で休み。僕とレッドは支配者の間へと向かう。
「うわ~!? ミスリルがごろごろ」
支配者の間に着くとそこには白銀に輝く鉱石が山になっていた。疲れを知らないスケルトン達は凄い労働力みたいだな。
「ランカお兄ちゃん! お母さん凄いの!」
「そうみたいだね」
ノンナちゃんが嬉しそうにぴょんぴょん跳ねて教えてくれる。アンナさんも嬉しそうに微笑む。
「どうやら、リッチだったころの力が蘇りつつあるようです。スケルトンも少しずつ増やしているのですが、いくらでも作れそうで」
「それは頼もしいわね」
アンナさんは照れくさそうに報告してくれる。レッドの声に僕も同意して頷く。ニールキャニオンを支配地にしたから戦力はいくらでも欲しいからね。アンナさんを助けられて本当に良かった。あとは彼女たちのお父さんだよな。
「今ルドマンさんが限界突破を済ませています。それが終わり次第お父さんとの戦いを開始します」
「はい……よろしくお願いします」
「よろしくお願いします!」
僕の報告を聞いてアンナさんとノンナちゃんが深くお辞儀をしてくれる。
「何か策はあるの? アンナさんの時のような」
「今回ばかりはないね。正面突破で【手紙】を渡すだけさ」
ノンナちゃんのお父さんはグレーターリッチに進化してしまっている。アンナさんのリッチとは数も質も違うアンデッドを生み出す。グレーターゾンビやグレータースケルトンが彼を守るわけだ。アンナさんの時も少し違いがあったんだよな。一族と思われるスケルトンがいなかったんだ。ということは今回も違う可能性が出てきた、用心しないとな。
「オルコッドで進めるとみんなに被害が出ちゃうから街ではできない。だから今回はレッドに一番頑張ってもらう事になっちゃう。お願いできるかな?」
「嬉しい! やっとランカの役に立てるんだね」
ははは、凄い嬉しそうに答えてくれるレッド。その様子を見て僕も嬉しくなっちゃうな。
「アダマンタイトも少し取れてますね」
「あ、はい! オリハルコンも発見したので掘っている最中です」
「それはいいですね」
ミスリルの端に別の鉱石が見えた。黒銀に輝くアダマンタイト、更にオリハルコンもあるとは最高の支配地だな。
これでアスノ君の才能をフルに使う準備が出来たな。
「アンナさん。スケルトンに鍛冶場を作らせることはできますか?」
「え? 鍛冶場ですか? 作り方が分からないので」
「アスノ君を連れてきますので教わってください」
僕の声にこたえるアンナさん。すぐにアスノ君を連れてくると眠そうに目を擦りながらも指示していく。
鍛冶場を設置して【アスノシリーズ】を大量に作っていく。
アスノ君の指示のもと、次々と鍛冶場が出来上がる。僕は要らないのでアスノ君とルドマンさんの鍛冶場だな。ついでに支配者の間の力で空間を広げた。ほんとゲームの仕様をそのままに現実を作っちゃだめだな。いくらでも反則なことが出来てしまうぞ。
「ししょ~、まだ作るんですか? 僕眠いです」
「了解。じゃあ、それくらいでいいよ~」
アスノ君に武器を作らせてしばらく経つとアスノシリーズの武器が一種類1本ずつ出来上がる。
「アスノお兄ちゃん! ここで寝れるよ~」
「ありがとうノンナちゃん……。Zzzz」
ノンナちゃんが落ち葉で作った布団へとアスノ君をいざなう。横になるとすぐに寝息を立てるアスノ君。結構無理していたんだな。
「さて、それに報いるためにもこの武器たちを更にっと」
アスノシリーズの武器をインベントリへとしまい込み強化を施していく。
「+4にして」
アスノシリーズのミスリルソードやランスと同じ種類の武器を作り合成していき+4にしていく。後はルドマンさんの帰還を待つばかりだ。
「も、戻ったぞ~」
「待ってました!」
「うおわ!? ど、どこに連れて行くんじゃ~!?」
馬車の前に戻ってルドマンさんの帰りを今か今かと待ち、帰ってきたのを見計らって拉致。支配者の間に案内すると驚き戸惑ってアダマンタイトの武器やオリハルコンの武器を作り始める。疲れているはずなのに鍛冶は別腹なのかな。嬉しそうにトンテンカンと仕上げていく。これで準備は万端だ。さて、次は僕の出番だ!
アスノ君が帰ってくる前にルドマンさんのレベル上げが終わった。50レベルとなった彼はすぐに遺灰を集めて呪文を唱える。
「た、ただいま戻りました~……」
そうこうしているとアスノ君が光り輝く壁から帰ってくる。疲れた様子の彼が倒れ込むように僕に抱き着いてくる。結構苦労したみたいだな。
「ししょ~やりました~。限界突破です」
「おめでとうアスノ君」
微笑んで報告してくるアスノ君。自分で立てないほど疲れてるみたいだ。支えてあげないと歩けないのか。
「はいはい。アスノ君、ランカも疲れてるから甘えない」
「あう、レッドさんは厳しすぎです」
レッドがアスノ君を抱き上げて僕から引きはがす。彼女もアスノ君のことを心配しているのだろう。弟のようなものだものな。
「フォッフォッフォ。では行ってくるぞ」
「あ「「いってらっしゃい」」」
ルドマンさんが声をあげて光り輝く壁に入っていく。ルドマンさんはかなり心配だな。生産職の彼は戦闘はまだまだだったから。
「ルドマンさんなら大丈夫よランカ」
「そうかな?」
「パワーにはパワーです師匠」
レッドの声に首を傾げるとアスノ君も同意した。ルドマンさんはパワータイプだ。大きく振り上げたハンマーを叩きつけるだけで衝撃波を生んでいたくらいのパワー。ミノタウロスとの力比べは彼に軍配が上がるだろう。
「二人が言うならそうなのかもね。さて、アンナさん達の様子を見に行こうか。ルドマンさんも限界突破するわけだし、アダマンタイトとか取れてるといいな~」
疲れた様子のアスノ君は馬車で休み。僕とレッドは支配者の間へと向かう。
「うわ~!? ミスリルがごろごろ」
支配者の間に着くとそこには白銀に輝く鉱石が山になっていた。疲れを知らないスケルトン達は凄い労働力みたいだな。
「ランカお兄ちゃん! お母さん凄いの!」
「そうみたいだね」
ノンナちゃんが嬉しそうにぴょんぴょん跳ねて教えてくれる。アンナさんも嬉しそうに微笑む。
「どうやら、リッチだったころの力が蘇りつつあるようです。スケルトンも少しずつ増やしているのですが、いくらでも作れそうで」
「それは頼もしいわね」
アンナさんは照れくさそうに報告してくれる。レッドの声に僕も同意して頷く。ニールキャニオンを支配地にしたから戦力はいくらでも欲しいからね。アンナさんを助けられて本当に良かった。あとは彼女たちのお父さんだよな。
「今ルドマンさんが限界突破を済ませています。それが終わり次第お父さんとの戦いを開始します」
「はい……よろしくお願いします」
「よろしくお願いします!」
僕の報告を聞いてアンナさんとノンナちゃんが深くお辞儀をしてくれる。
「何か策はあるの? アンナさんの時のような」
「今回ばかりはないね。正面突破で【手紙】を渡すだけさ」
ノンナちゃんのお父さんはグレーターリッチに進化してしまっている。アンナさんのリッチとは数も質も違うアンデッドを生み出す。グレーターゾンビやグレータースケルトンが彼を守るわけだ。アンナさんの時も少し違いがあったんだよな。一族と思われるスケルトンがいなかったんだ。ということは今回も違う可能性が出てきた、用心しないとな。
「オルコッドで進めるとみんなに被害が出ちゃうから街ではできない。だから今回はレッドに一番頑張ってもらう事になっちゃう。お願いできるかな?」
「嬉しい! やっとランカの役に立てるんだね」
ははは、凄い嬉しそうに答えてくれるレッド。その様子を見て僕も嬉しくなっちゃうな。
「アダマンタイトも少し取れてますね」
「あ、はい! オリハルコンも発見したので掘っている最中です」
「それはいいですね」
ミスリルの端に別の鉱石が見えた。黒銀に輝くアダマンタイト、更にオリハルコンもあるとは最高の支配地だな。
これでアスノ君の才能をフルに使う準備が出来たな。
「アンナさん。スケルトンに鍛冶場を作らせることはできますか?」
「え? 鍛冶場ですか? 作り方が分からないので」
「アスノ君を連れてきますので教わってください」
僕の声にこたえるアンナさん。すぐにアスノ君を連れてくると眠そうに目を擦りながらも指示していく。
鍛冶場を設置して【アスノシリーズ】を大量に作っていく。
アスノ君の指示のもと、次々と鍛冶場が出来上がる。僕は要らないのでアスノ君とルドマンさんの鍛冶場だな。ついでに支配者の間の力で空間を広げた。ほんとゲームの仕様をそのままに現実を作っちゃだめだな。いくらでも反則なことが出来てしまうぞ。
「ししょ~、まだ作るんですか? 僕眠いです」
「了解。じゃあ、それくらいでいいよ~」
アスノ君に武器を作らせてしばらく経つとアスノシリーズの武器が一種類1本ずつ出来上がる。
「アスノお兄ちゃん! ここで寝れるよ~」
「ありがとうノンナちゃん……。Zzzz」
ノンナちゃんが落ち葉で作った布団へとアスノ君をいざなう。横になるとすぐに寝息を立てるアスノ君。結構無理していたんだな。
「さて、それに報いるためにもこの武器たちを更にっと」
アスノシリーズの武器をインベントリへとしまい込み強化を施していく。
「+4にして」
アスノシリーズのミスリルソードやランスと同じ種類の武器を作り合成していき+4にしていく。後はルドマンさんの帰還を待つばかりだ。
「も、戻ったぞ~」
「待ってました!」
「うおわ!? ど、どこに連れて行くんじゃ~!?」
馬車の前に戻ってルドマンさんの帰りを今か今かと待ち、帰ってきたのを見計らって拉致。支配者の間に案内すると驚き戸惑ってアダマンタイトの武器やオリハルコンの武器を作り始める。疲れているはずなのに鍛冶は別腹なのかな。嬉しそうにトンテンカンと仕上げていく。これで準備は万端だ。さて、次は僕の出番だ!
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