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第一章 ゲームの世界へ
第24話 支配
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「もぐもぐ、ここが【支配者の間】か~」
焼いたワイバーンの肉みんなで食べながらリトルに案内されてやってきた。【フィールドクリスタル】が煌々と中央で輝く支配者の間、数ある峡谷の横穴の一つを少し進んだところにある。あれは知っていないと見つけるのは無理だな。
「ワイバーンの前のワイバーンの肉を食べるのは少し気になったけど、美味しいです師匠!」
「うん、美味ね」
アスノ君とレッドはワイバーンのお肉に夢中だ。まあ、そうなっても仕方ない。ワイバーンのお肉は外国産の牛肉のお味、にんにくをたっぷり利かせればかなり美味しいものだ。にんにくはないけどね。
「ふむ、ところどころにミスリルが含まれておるな。それだけマナが濃いのだろう」
ルドマンさんは食べながらも岩肌を手で触れながら呟く。宇宙の星みたいに所々光ってるのはミスリルか。
「さて、僕はフィールドクリスタルを」
ワイバーンの肉を食べ終わった。煌々と輝いているフィールドクリスタルに近づく。手で触れられる距離まで近寄ると青く輝いていたクリスタルが赤く輝く。
「フィールドクリスタルに触れるものは資格がなければならない。なんていわないよね?」
赤く輝くものだから警戒した。だけど、何も起こらないので普通に触ると青色に戻っていく。
触れた瞬間に目の前に印が現れる。
「これはゲームと一緒だ」
アプリのアイコンのような印、クリスタルの形をしている印を目で追う。そして、視線が触れると入金と入魔という文字が出てくる。って事はこれで支配者になれたってことなのか。簡単だな~。
「できたのか?」
「あ~うん。簡単に済んだね」
首を傾げる大きな鎌を咥えたリトル。鎌は気に入ってくれたみたい、よかった。
「じゃあ、もう世界樹を?」
「あ、いや、まだ確認してない」
レッドの声にこたえる。
まだ入り口のようなものだからな。
「とりあえず、半分ずつ」
お金もマナもまだまだ持っていない。ゲーム時代のように捨てるほど持っていないからね。
「金貨1枚とMP150っと」
45レベルまで上がったからMPも結構増えた。と言っても僕は大根剣士だ。まだまだ弱い、もっともっと強くならないとな。
◇
名前 ランカ 大根剣士
レベル 45
HP 500
MP 300
STR 410
DEF 400
DEX 420
AGI 430
INT 290
MND 300
◇
地味にステータスの育ちが悪いな。魔法がとにかく上がらない。魔法の習得が出来ればいいんだけどな。どこかに【魔法書の原書】はないだろうか。それがあれば魔法を覚えることが出来るんだけどな。って今は支配者の仕事をしないとな。
「支配者の間を畑にっと」
お金を銀貨10枚とマナを10で支配者の間を畑に変更。するとみんな驚いて足元を見つめる。
「なんじゃこれは!?」
「し、師匠!?」
ルドマンさんとアスノ君が驚愕の声をあげる。僕は笑顔に頷いて更に苗を植えていく。
「リンゴにミカンにブドウの苗を植えて、さっき言ってたにんにくもやっちゃうか」
一つ銀貨1枚とマナ1で植えられる。支配者になると色んなことが出来て最高なんだよな。
「ちょ、ちょっとランカ。これって」
「え? どうしたのレッド?」
「これって創造主、神の力じゃない!?」
レッドの指摘に『あ~、そうだね』と答える。すると彼女はぽかんとして開いた口が塞がらない様子。まあ、仕方ないね。ゲームの世界の力がそのまま現実になってしまっているんだから。
「世界樹は流石にお高い」
世界樹の値段を見ると凄い数字が並んでいる。マナは50万でお金は白銀貨50枚。白銀貨は一枚で豪邸が買えるから一つの国が買えるくらいの値段だな。
「ランカ様!」
「え? リトル? 様ってどうして?」
「そう呼ばせてください。そして、森を!」
リトルが急に様付けで呼んできて驚くと『森を』って懇願してくる。そういえば、仲間が森に逃げてたんだっけか。地形変更は結構高額なんだよな~。でも、仕方ないよな。
「僕らが野営しているあたりを森に、ついでに湖も付けちゃうか。これで全額っと」
現在のお金やマナではこれが限界だな。マナはあるけど、お金の余分がない。作ろうと思えば作れるけど、支配者としてお金を使うとこの世界から硬貨が無くなっちゃうからな。ほどほどにしないと国に目を付けられかねない。
それをするときはこの地を新たな国にして、硬貨を自ら作らないといけないんだよな。作れるようになると、文字通り捨てるほどある状況になる。僕はゲーム時代にそれを二つの国でやっていた。懐かしいな~。
「おお~。すごい! 凄いです~! これで仲間も戻せる!」
地上に戻ってくるとリトルが嬉しそうに空を飛んでいく。馬車のあった開けていた土地が森に変わって馬車のすぐ横に湖が出来ていた。美味しそうに馬が湖の水を飲んでる。普通に飲める水みたいだな。
「ほ~、これは凄いの~。芝生まで」
森の範囲がすべて芝生付き。赤土の禿げた土地が一瞬でこんな緑の土地に変わってしまう。改めて考えると凄い力だよな。まさに神の御業。
「ランカ様! 私はあなた様に何をして恩を返せば?」
「え!? 恩? そ、そんなこと考えないでいいよ。クリスタルまで案内してくれたでしょ?」
「そ、それでもやってもらってばかりです。何か! 何かないですか?」
リトルが急降下して僕の前に降り立った。そして、土下座の体勢で声をあげる。
困りながらも考えると一つだけやってほしいことがあった。
「支配者の間の畑を見てくれないかな? それで出来たら収穫してほしいんだ。一日で全部出来るから」
「一日で実がなるのですか!? さ、流石はランカ様……」
リトルは完全に僕に心酔してしまった様子。僕を輝く瞳で追ってくる。ま、まあ、頼もしい仲間が出来たという事で。
「狂暴な魔物はそのままだからレベル上げも出来る。もう少しレベルをあげたら一度帰ろうか」
支配者になったと言っても魔物は存在する。リトルみたいな魔物は普通は存在しないんだけどね。と言っても大根剣士の職業は50で一度打ち止めだ。限界突破のクエストをクリアしないといけない。この後が大変なんだよな~、ほんと。
焼いたワイバーンの肉みんなで食べながらリトルに案内されてやってきた。【フィールドクリスタル】が煌々と中央で輝く支配者の間、数ある峡谷の横穴の一つを少し進んだところにある。あれは知っていないと見つけるのは無理だな。
「ワイバーンの前のワイバーンの肉を食べるのは少し気になったけど、美味しいです師匠!」
「うん、美味ね」
アスノ君とレッドはワイバーンのお肉に夢中だ。まあ、そうなっても仕方ない。ワイバーンのお肉は外国産の牛肉のお味、にんにくをたっぷり利かせればかなり美味しいものだ。にんにくはないけどね。
「ふむ、ところどころにミスリルが含まれておるな。それだけマナが濃いのだろう」
ルドマンさんは食べながらも岩肌を手で触れながら呟く。宇宙の星みたいに所々光ってるのはミスリルか。
「さて、僕はフィールドクリスタルを」
ワイバーンの肉を食べ終わった。煌々と輝いているフィールドクリスタルに近づく。手で触れられる距離まで近寄ると青く輝いていたクリスタルが赤く輝く。
「フィールドクリスタルに触れるものは資格がなければならない。なんていわないよね?」
赤く輝くものだから警戒した。だけど、何も起こらないので普通に触ると青色に戻っていく。
触れた瞬間に目の前に印が現れる。
「これはゲームと一緒だ」
アプリのアイコンのような印、クリスタルの形をしている印を目で追う。そして、視線が触れると入金と入魔という文字が出てくる。って事はこれで支配者になれたってことなのか。簡単だな~。
「できたのか?」
「あ~うん。簡単に済んだね」
首を傾げる大きな鎌を咥えたリトル。鎌は気に入ってくれたみたい、よかった。
「じゃあ、もう世界樹を?」
「あ、いや、まだ確認してない」
レッドの声にこたえる。
まだ入り口のようなものだからな。
「とりあえず、半分ずつ」
お金もマナもまだまだ持っていない。ゲーム時代のように捨てるほど持っていないからね。
「金貨1枚とMP150っと」
45レベルまで上がったからMPも結構増えた。と言っても僕は大根剣士だ。まだまだ弱い、もっともっと強くならないとな。
◇
名前 ランカ 大根剣士
レベル 45
HP 500
MP 300
STR 410
DEF 400
DEX 420
AGI 430
INT 290
MND 300
◇
地味にステータスの育ちが悪いな。魔法がとにかく上がらない。魔法の習得が出来ればいいんだけどな。どこかに【魔法書の原書】はないだろうか。それがあれば魔法を覚えることが出来るんだけどな。って今は支配者の仕事をしないとな。
「支配者の間を畑にっと」
お金を銀貨10枚とマナを10で支配者の間を畑に変更。するとみんな驚いて足元を見つめる。
「なんじゃこれは!?」
「し、師匠!?」
ルドマンさんとアスノ君が驚愕の声をあげる。僕は笑顔に頷いて更に苗を植えていく。
「リンゴにミカンにブドウの苗を植えて、さっき言ってたにんにくもやっちゃうか」
一つ銀貨1枚とマナ1で植えられる。支配者になると色んなことが出来て最高なんだよな。
「ちょ、ちょっとランカ。これって」
「え? どうしたのレッド?」
「これって創造主、神の力じゃない!?」
レッドの指摘に『あ~、そうだね』と答える。すると彼女はぽかんとして開いた口が塞がらない様子。まあ、仕方ないね。ゲームの世界の力がそのまま現実になってしまっているんだから。
「世界樹は流石にお高い」
世界樹の値段を見ると凄い数字が並んでいる。マナは50万でお金は白銀貨50枚。白銀貨は一枚で豪邸が買えるから一つの国が買えるくらいの値段だな。
「ランカ様!」
「え? リトル? 様ってどうして?」
「そう呼ばせてください。そして、森を!」
リトルが急に様付けで呼んできて驚くと『森を』って懇願してくる。そういえば、仲間が森に逃げてたんだっけか。地形変更は結構高額なんだよな~。でも、仕方ないよな。
「僕らが野営しているあたりを森に、ついでに湖も付けちゃうか。これで全額っと」
現在のお金やマナではこれが限界だな。マナはあるけど、お金の余分がない。作ろうと思えば作れるけど、支配者としてお金を使うとこの世界から硬貨が無くなっちゃうからな。ほどほどにしないと国に目を付けられかねない。
それをするときはこの地を新たな国にして、硬貨を自ら作らないといけないんだよな。作れるようになると、文字通り捨てるほどある状況になる。僕はゲーム時代にそれを二つの国でやっていた。懐かしいな~。
「おお~。すごい! 凄いです~! これで仲間も戻せる!」
地上に戻ってくるとリトルが嬉しそうに空を飛んでいく。馬車のあった開けていた土地が森に変わって馬車のすぐ横に湖が出来ていた。美味しそうに馬が湖の水を飲んでる。普通に飲める水みたいだな。
「ほ~、これは凄いの~。芝生まで」
森の範囲がすべて芝生付き。赤土の禿げた土地が一瞬でこんな緑の土地に変わってしまう。改めて考えると凄い力だよな。まさに神の御業。
「ランカ様! 私はあなた様に何をして恩を返せば?」
「え!? 恩? そ、そんなこと考えないでいいよ。クリスタルまで案内してくれたでしょ?」
「そ、それでもやってもらってばかりです。何か! 何かないですか?」
リトルが急降下して僕の前に降り立った。そして、土下座の体勢で声をあげる。
困りながらも考えると一つだけやってほしいことがあった。
「支配者の間の畑を見てくれないかな? それで出来たら収穫してほしいんだ。一日で全部出来るから」
「一日で実がなるのですか!? さ、流石はランカ様……」
リトルは完全に僕に心酔してしまった様子。僕を輝く瞳で追ってくる。ま、まあ、頼もしい仲間が出来たという事で。
「狂暴な魔物はそのままだからレベル上げも出来る。もう少しレベルをあげたら一度帰ろうか」
支配者になったと言っても魔物は存在する。リトルみたいな魔物は普通は存在しないんだけどね。と言っても大根剣士の職業は50で一度打ち止めだ。限界突破のクエストをクリアしないといけない。この後が大変なんだよな~、ほんと。
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