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第一章 ゲームの世界へ
第15話 鉱山へ
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「ボスが復活してるってことだね」
ゲームだったころは、一週間くらいしないと再度挑戦できないという仕様があった。僕が呟くとレッドも頷いて答える。
「フィールドのマナが回復したら復活する。どこかにマナの供給源があるのかもしれない。ボスを退治したらくまなく探してみよう」
「マナの供給源?」
ゲームではなかった言葉だ。そもそもマナって魔力のことだよな。それの供給源ってなんだ?
「生物は皆、マナを纏っている。植物も同じで一定量のマナを放出して生きている。しかし、死ぬとマナを放出して霧散して消える。気がついていると思うけど、あの紫色の霧はマナだと言われている。普通のフィールドではその霧は空へと帰る。鉱山であるここでは留まってしまったのだろう」
コツコツと大きな扉へと歩きながら説明してくれるレッド。まるで子供に聞かせるように話してる。ありがたいけど、なんか様子が変だな。
「ふむ、アドラーが倒したシャーマンのマナが多すぎてすぐに回復したということか」
「納得出来る話ですけど、それじゃ今度も……」
ルドマンさんとアスノ君が話しを聞いて嫌そうな表情を作る。確かにそうだ。堂々巡りというやつだよな。
「繰り返しはしないさ。私が来たのだから」
レッドはそういって首飾りを握りしめる。あれは……マナを吸い取る魔石か。正確には魔道具と言われるものだな。通常は魔法を取り込んでカウンターとして使えるものだな。
「……では行こう」
大きな扉に手をかけるレッド。僕らも頷いて答えると大きな音を立てて開きだす。
「なんじゃ? 何もいないぞ?」
レッドさんに続いて部屋に入ると拍子抜けの状況に。思わずルドマンさんがため息をついて剣を肩に掲げる。
「いえ、気配がします。警戒してください。隠れているだけです」
「隠れていると言っても……。こんなに見晴らしいいんですよ?」
レッドは冷や汗をかきながら声をあげる。アスノ君が答えているように、ボス部屋は見晴らしがいい。壁まで平坦で一切の高低差がない。隠れる場所なんて。
「姿を隠す魔法です。しかも一体じゃない」
じりじりと奥へと足を引きずる。警戒を怠らず地から足を離さないようにしてる。いつ敵の攻撃が来てもいいようしてるのか。見えないなら全方位に攻撃すればいいんだよな。じゃあ、シャーマンから出た魔法書【スクロール】の出番だな。
「中央で固まってください」
「な、何か手があるというの?」
「まあ、見てて」
いつまでも攻撃がやってこないボス部屋。中央まで歩みを進めて僕が声をあげるとレッドが首を傾げる。ゴソゴソと懐から何かを出すそぶりをして、【スクロール】を取り出す。
「【アイスサークル】」
「え!?」
僕がスクロールを使うとスクロールが消えて魔法の効果が行使される。僕らを中心に冷気が部屋を襲う。暖かかった部屋の気温が一瞬でマイナスまで下がる。
「さ、寒いぞ!?」
「む!? そこか!」
ルドマンさんが寒がって声をあげるのと同時に何かが転ぶ音が聞こえてくる。レッドが躊躇せずに剣を投げ放った。
「ギ、ギギギ」
「あの帽子のゴブリンは!? ゴブリンハイプリースト!?」
剣が血を帯びると姿を現すゴブリン。司祭っぽい特徴のある帽子をかぶっているだけのゴブリンだ。攻撃をしてこなかったのはそう言うことか。
そう思っていると次々と部屋全体から大きな音が鳴りだす。この音は転ぶ音だったんだな。
音が鳴らなくなって周りを見渡すとゴブリンハイプリーストが50体、僕らへと両手をかざしてきた。これはまずい。
「魔法をやらせるほど、私は優しくない!」
レッドがいち早く反応して特攻をかける。投げつけた剣を回収して再度切りつけると駆けまわり、ハイプリーストを絶命させていく。レッドの名前どおり、彼女の通った道が赤く染まっていく。
「アスノ君! ルドマンさん! 僕らも」
「はい!」
「分かっておるわ!」
レッドに負けてられない。彼女の手が届かないやつらを倒していく。と言っても普通なら勝てない相手だ。なんといってもハイプリーストだからね。
シャーマンのマナが集まってこいつらになったとなるとゲームの世界を現実にしたら大変なことになると一発でわかる現象だな。水が多すぎて洪水になるのと同じでマナの氾濫が起きてしまってる。
「はっ! やっ!」
「ぐはっ!?」
「ルドマンさん!?」
僕とアスノ君は何とかなっている。だけどやっぱりルドマンさんにはまだまだ早い状況だ。彼にEランクの木の盾+20を手渡す。
「ギギ【ホーリーボルト】」
動きの止まった僕らに聖なる矢が放たれた。白く輝く矢、魔物が使っていいものじゃないぞ!
だけど、そんな強そうな魔法も強化された木の盾が防いでルドマンさんと一緒にホッと胸をなでおろす。
「【ホーリーボルト】」
「【ホーリーボルト】」
「【ホーリーボルト】」
「げげ!?」
まるで真似をするように魔法を構えるゴブリン達。だけど、魔法が放たれることはなかった。
「やらせない!」
魔法を構えるままの体勢でその場に倒れるゴブリン。一瞬で三体を絶命させるなんて流石はレッドだ。だけど、懸念していた通りのことが起こる。
「剣が!?」
レッドの持っていたEランクだけど強いレッドソードが霧散して消える。耐久値がなくなってしまったらしい。残り半分のゴブリンハイプリースト武器なしでは危険が伴う。
「ランカこれを」
「ルドマンさん……レッド!」
「!?」
僕へと剣を差し出すルドマンさんに頷いて答える。僕はすかさずレッドに鉄の剣を投げ渡した。思わず呼び捨てにしてしまったけど、大丈夫かな?
「いい剣だ。温かい!」
「え!?」
僕へとウインクするレッドが残像を残して駆け巡る。質量をもった残像……、マナを多く保有している彼女ならではの技だな。マナをまき散らしながら走る姿はやはり【レッド】と言わせてしまう。残り半分を更に減らす、そして最後の一体。
「や! 師匠終わりました!」
アスノ君の声でホッと胸をなでおろす。辺りを見回すと、氷が溶けて水だらけの地面に半透明の戦利品が広がる。全部拾うのも億劫だな。でも、ハイプリーストはCランクの魔物だ。戦利品も豪華。
武器を持っていなかったのは誤算だけど、【スクロール】がたんまり。回復系の【ヒール】のスクロールは需要が高いぞ。武具につければ自動回復とか、チートアイテムになる。そろそろ防具を作れってことかな。
「ありがとうランカ」
「え? ああ、いいですよレッドさん。その剣は差し上げます」
レッドさんが剣を差し出してくる。受け取らずに戦利品を足で小突いて回収していると、彼女が俯いて、
「……ランカ、呼び捨てで呼んでくれない?」
「へ?」
剣を腰にしまいながらそう話すレッド。僕は呆気に取られて変な返事をしてしまう。
「もう同じ戦場を共にした仲間だろ?」
「あ、いやそれは構わないんだけど……」
レッドが詰めよって来る。僕は顔が熱くなるのを感じて顔を背ける。
「レッドさん! 師匠を困らせないでください! それよりもマナを!」
「あ、ああ。そうだったな」
困っているとアスノ君が間に入って指示を飛ばす。レッドは僕へと視線を向けながら頷いて部屋の中央へと歩いていく。
「『混沌なるマナよ。魔石に集まり輪廻へと還れ』」
二重になる声がレッドから聞こえてくる。僕は何度も見た光景だ。まさかあのマナがボスに使われてしまうなんて思いもよらなかったけど……。
「終わったよ」
しばらく、両手を天井にあげていた彼女。終わりを告げた表情はとても暗いものだった。
それもそのはず、マナを大量に扱うにはそれなりの力が必要だ。まるで大人を担いでいるような重さを感じるとゲーム内では言っていたっけ。
「肩を貸すよ」
「いや、いいよランカ」
声をかけるけど笑顔で断るレッド。現実でこの顔を見ることになるとはな。
ゲームだったころは、一週間くらいしないと再度挑戦できないという仕様があった。僕が呟くとレッドも頷いて答える。
「フィールドのマナが回復したら復活する。どこかにマナの供給源があるのかもしれない。ボスを退治したらくまなく探してみよう」
「マナの供給源?」
ゲームではなかった言葉だ。そもそもマナって魔力のことだよな。それの供給源ってなんだ?
「生物は皆、マナを纏っている。植物も同じで一定量のマナを放出して生きている。しかし、死ぬとマナを放出して霧散して消える。気がついていると思うけど、あの紫色の霧はマナだと言われている。普通のフィールドではその霧は空へと帰る。鉱山であるここでは留まってしまったのだろう」
コツコツと大きな扉へと歩きながら説明してくれるレッド。まるで子供に聞かせるように話してる。ありがたいけど、なんか様子が変だな。
「ふむ、アドラーが倒したシャーマンのマナが多すぎてすぐに回復したということか」
「納得出来る話ですけど、それじゃ今度も……」
ルドマンさんとアスノ君が話しを聞いて嫌そうな表情を作る。確かにそうだ。堂々巡りというやつだよな。
「繰り返しはしないさ。私が来たのだから」
レッドはそういって首飾りを握りしめる。あれは……マナを吸い取る魔石か。正確には魔道具と言われるものだな。通常は魔法を取り込んでカウンターとして使えるものだな。
「……では行こう」
大きな扉に手をかけるレッド。僕らも頷いて答えると大きな音を立てて開きだす。
「なんじゃ? 何もいないぞ?」
レッドさんに続いて部屋に入ると拍子抜けの状況に。思わずルドマンさんがため息をついて剣を肩に掲げる。
「いえ、気配がします。警戒してください。隠れているだけです」
「隠れていると言っても……。こんなに見晴らしいいんですよ?」
レッドは冷や汗をかきながら声をあげる。アスノ君が答えているように、ボス部屋は見晴らしがいい。壁まで平坦で一切の高低差がない。隠れる場所なんて。
「姿を隠す魔法です。しかも一体じゃない」
じりじりと奥へと足を引きずる。警戒を怠らず地から足を離さないようにしてる。いつ敵の攻撃が来てもいいようしてるのか。見えないなら全方位に攻撃すればいいんだよな。じゃあ、シャーマンから出た魔法書【スクロール】の出番だな。
「中央で固まってください」
「な、何か手があるというの?」
「まあ、見てて」
いつまでも攻撃がやってこないボス部屋。中央まで歩みを進めて僕が声をあげるとレッドが首を傾げる。ゴソゴソと懐から何かを出すそぶりをして、【スクロール】を取り出す。
「【アイスサークル】」
「え!?」
僕がスクロールを使うとスクロールが消えて魔法の効果が行使される。僕らを中心に冷気が部屋を襲う。暖かかった部屋の気温が一瞬でマイナスまで下がる。
「さ、寒いぞ!?」
「む!? そこか!」
ルドマンさんが寒がって声をあげるのと同時に何かが転ぶ音が聞こえてくる。レッドが躊躇せずに剣を投げ放った。
「ギ、ギギギ」
「あの帽子のゴブリンは!? ゴブリンハイプリースト!?」
剣が血を帯びると姿を現すゴブリン。司祭っぽい特徴のある帽子をかぶっているだけのゴブリンだ。攻撃をしてこなかったのはそう言うことか。
そう思っていると次々と部屋全体から大きな音が鳴りだす。この音は転ぶ音だったんだな。
音が鳴らなくなって周りを見渡すとゴブリンハイプリーストが50体、僕らへと両手をかざしてきた。これはまずい。
「魔法をやらせるほど、私は優しくない!」
レッドがいち早く反応して特攻をかける。投げつけた剣を回収して再度切りつけると駆けまわり、ハイプリーストを絶命させていく。レッドの名前どおり、彼女の通った道が赤く染まっていく。
「アスノ君! ルドマンさん! 僕らも」
「はい!」
「分かっておるわ!」
レッドに負けてられない。彼女の手が届かないやつらを倒していく。と言っても普通なら勝てない相手だ。なんといってもハイプリーストだからね。
シャーマンのマナが集まってこいつらになったとなるとゲームの世界を現実にしたら大変なことになると一発でわかる現象だな。水が多すぎて洪水になるのと同じでマナの氾濫が起きてしまってる。
「はっ! やっ!」
「ぐはっ!?」
「ルドマンさん!?」
僕とアスノ君は何とかなっている。だけどやっぱりルドマンさんにはまだまだ早い状況だ。彼にEランクの木の盾+20を手渡す。
「ギギ【ホーリーボルト】」
動きの止まった僕らに聖なる矢が放たれた。白く輝く矢、魔物が使っていいものじゃないぞ!
だけど、そんな強そうな魔法も強化された木の盾が防いでルドマンさんと一緒にホッと胸をなでおろす。
「【ホーリーボルト】」
「【ホーリーボルト】」
「【ホーリーボルト】」
「げげ!?」
まるで真似をするように魔法を構えるゴブリン達。だけど、魔法が放たれることはなかった。
「やらせない!」
魔法を構えるままの体勢でその場に倒れるゴブリン。一瞬で三体を絶命させるなんて流石はレッドだ。だけど、懸念していた通りのことが起こる。
「剣が!?」
レッドの持っていたEランクだけど強いレッドソードが霧散して消える。耐久値がなくなってしまったらしい。残り半分のゴブリンハイプリースト武器なしでは危険が伴う。
「ランカこれを」
「ルドマンさん……レッド!」
「!?」
僕へと剣を差し出すルドマンさんに頷いて答える。僕はすかさずレッドに鉄の剣を投げ渡した。思わず呼び捨てにしてしまったけど、大丈夫かな?
「いい剣だ。温かい!」
「え!?」
僕へとウインクするレッドが残像を残して駆け巡る。質量をもった残像……、マナを多く保有している彼女ならではの技だな。マナをまき散らしながら走る姿はやはり【レッド】と言わせてしまう。残り半分を更に減らす、そして最後の一体。
「や! 師匠終わりました!」
アスノ君の声でホッと胸をなでおろす。辺りを見回すと、氷が溶けて水だらけの地面に半透明の戦利品が広がる。全部拾うのも億劫だな。でも、ハイプリーストはCランクの魔物だ。戦利品も豪華。
武器を持っていなかったのは誤算だけど、【スクロール】がたんまり。回復系の【ヒール】のスクロールは需要が高いぞ。武具につければ自動回復とか、チートアイテムになる。そろそろ防具を作れってことかな。
「ありがとうランカ」
「え? ああ、いいですよレッドさん。その剣は差し上げます」
レッドさんが剣を差し出してくる。受け取らずに戦利品を足で小突いて回収していると、彼女が俯いて、
「……ランカ、呼び捨てで呼んでくれない?」
「へ?」
剣を腰にしまいながらそう話すレッド。僕は呆気に取られて変な返事をしてしまう。
「もう同じ戦場を共にした仲間だろ?」
「あ、いやそれは構わないんだけど……」
レッドが詰めよって来る。僕は顔が熱くなるのを感じて顔を背ける。
「レッドさん! 師匠を困らせないでください! それよりもマナを!」
「あ、ああ。そうだったな」
困っているとアスノ君が間に入って指示を飛ばす。レッドは僕へと視線を向けながら頷いて部屋の中央へと歩いていく。
「『混沌なるマナよ。魔石に集まり輪廻へと還れ』」
二重になる声がレッドから聞こえてくる。僕は何度も見た光景だ。まさかあのマナがボスに使われてしまうなんて思いもよらなかったけど……。
「終わったよ」
しばらく、両手を天井にあげていた彼女。終わりを告げた表情はとても暗いものだった。
それもそのはず、マナを大量に扱うにはそれなりの力が必要だ。まるで大人を担いでいるような重さを感じるとゲーム内では言っていたっけ。
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