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第一章 ゲームの世界へ
第3話 冒険者
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「お帰りなさいランカ君」
薬草をもって冒険者ギルドに帰ってきた。ミレドさんはちゃんと僕を男性としてみてくれてるみたいだ、良かった。
「依頼の品ね。確かに」
「あとスライムの核を四つ」
インベントリが普通じゃないのは周りを見て分かった。ギルドに入る前に薬草とスライムの核を手に持っておいた。二種類ともミレドさんに手渡す。ミレドさんは少し驚いている。スライムの核は一応レア素材だからな。二匹で四つの核は運がかなりいい。
「スライムの核は一個銀貨1枚ね。四つで銀貨4枚と薬草が銅貨30枚」
核は一個で銀貨一枚か。えっと通貨の価値はゲームだとよくわからなかったんだよな。最後まで行くとお金って捨てる程手に入るしね。
「スライムの核は中級以上のポーションの素材になるから。いくらでも買い取れる。いつでももって来てね」
「あ、はい」
そういえばそうだ。ポーションには本当にお世話になったな~。がぶ飲みでラストダンジョンもクリアしたしな。それもいつかは作るからスライムの核は残しておいた方がいいかもな。まあ、今はお金が第一だけどね。
「もどったぜ」
「疲れたな……」
受付でミレドさんからお金を受け取っていると、ギルドに帰ってくる冒険者さんが声をもらす。あれは確か、僕に大根と言って来たパーティーだ。アドラーさんもいる。
「あ? 見たことあると思ったら大根の女か」
僕に気がつくと声をあげる大剣の男。アドラーさんは呆れた顔で併設されている酒場の席に一人で座る。
「ミレド。そいつはどんな依頼をしたんだ?」
「オスターさん……薬草ですよ。初めての人はみんなそうでしょ?」
「あ~? やっぱりそうか……」
受付にやってきてミレドさんに絡む大剣の男、オスター。答えを聞くと僕へといやらしい視線を送ってくる。
「女なら俺に酌しろよ。エールをついで、料理を食べさせろ」
顔を近づけてきて声をあげるオスター。横柄な人だな。
「僕は男です!」
「ああ? まじか……」
僕がそういうとオスターは胸から下半身を舐めるように見てきた。気持ち悪い……。
「これだから男は……」
「ほんとですね……。僕も男やめたくなります」
ミレドさんが本当に気持ち悪そうに声をもらす。思わず僕も同意して声をあげるとオスターが受付に拳をめり込ませた。
「てめぇ! このオスター様になんてこと言いやがる!」
「本当のことじゃない!」
睨み合うオスターとミレドさん。見るに見かねてアドラーさんが立ち上がってオスターの腕を掴んだ。
「いで! いででで! 何しやがるアドラー」
「ギルド職員にいちゃもんをつけるな。このギルドに属するものすべての評価が下がるぞ。全員のだ」
「わ、わかったよアドラー。俺はただな。新人として先輩を立てろといいたかっただけなんだよ」
ギリギリと腕が軋む音が聞こえてくる。オスターは涙目でアドラーさんをなだめていく。しばらく睨み合う二人だったけど、アドラーさんが腕を離すとオスターは酒場の席について僕を睨みつけてきた。
「すまなかったな。えっと? 名を聞いていいか?」
「あ、僕はランカといいます」
「私はアドラーだ。このギルドのマスターをしている」
「え?」
オルコッドの冒険者ギルドのマスターはずっと謎だったはず。噂ではプレイヤーが成るんじゃないかって言われていた。実はアドラーさんがマスターだったのか。
「ん? どうした?」
「あ、いや。なんでもないです」
「そうか?」
首を傾げるアドラーさん。もしかしたらプレイヤーがいないから彼が繰り上がった?
「君も冒険者になったのなら鉱山に行くこともあるだろう。その時は共に戦おう」
「鉱山? あ、はい、よろしくお願いします」
なんで鉱山限定なのかわからないけど、握手を求められたので素直に答えた。鉄が少ないから鉱山へ行ってほしいのかな?
「オスターには私が言い聞かせておく。君は近づかないようにな」
「あ、はい。ありがとうございます」
アドラーさんはそういって席に戻って行く。
「災難だったわねランカ君」
「はい……」
女性と思われたり気持ち悪い視線を向けられたり最悪だったな。まあ、気持ちを切り替えて。
「鉄っていくらくらいで買えますかね?」
「そうね~。今は値上がっちゃってるから銀貨二枚で一塊の鉄のインゴットが買えるくらいかしら」
ミレドさんの答えに考え込む。銀貨4枚と銅貨30枚が僕の所持金だ。銀貨一枚はルガーさんに返すとして、3枚と30枚。宿屋はゲームの世界だと使ったことなかったな。ホームっていう自分の家に瞬間移動できたから、いらなかったんだよな。そういえば、ホームのアイコンは視線の端にはないな。ログアウトもそうだから使わせる気はないんだろうな。
「ランカ君。急いじゃダメよ」
「え?」
「まだ武器も持っていないのに鉱山何て無謀よ。急いで命を落とした冒険者は沢山いる。まずは装備を整えてから、私と約束して」
ミレドさんは尻尾と耳を垂らして悲しい表情で僕を止める。少し急ぎすぎちゃったかな。今はこのゲームの世界を楽しむか。でも、ミレドさんはゲームの世界と一緒で優しい人だ。
「ありがとうございますミレドさん。少し急ぎすぎでしたね」
「新人さんには多いのよ。自分は死なないとか言って帰ってこなかった子とかね。あの時は本当に落ち込んだの」
更に悲しい表情になるミレドさん。新たな彼女の歴史を聞いて僕も悲しくなってしまう。今度は笑顔にしてあげたいな。
「じゃあ、また薬草の依頼をお願いします」
「にゃ! 了解」
ニカっと笑って声をあげると彼女も笑顔で依頼書を持ってきてくれる。羊皮紙をズボンのポケットにしまって冒険者ギルドを元気に飛び出した。
「ルガーさん!」
「え? もしかしてもう返しに来たのか?」
「はい!」
ギルドを出た元気のままルガーさんに銀貨を一枚手渡す。彼は本当に驚いて頭を撫でてくる。
「ははは、嬢ちゃんなんて言って悪かったな。名前や容姿から女だと思っちまってな」
「いえ、僕も言わなかったのが悪いので……」
折角なら名前も変えてしまえればよかったのにな。容姿は代えられないだろうけど。
「また近くの森に行くのか?」
「あ、はい。薬草の依頼とスライムの核を狙って」
前の依頼で近くの森に行くときも見られてたんだな。
「気をつけろよ。スライムには色違いの奴がいるからな。そいつを見たらすぐに逃げることだ。大根じゃ勝てないからな。早く10レベルまで上げて職業をつけろよ」
「あ、はい」
職業はレベルで解放される。大根剣士はプレイヤーが努力でなんでもなれるという意味を込めて作られた職業だ。レベルをあげれば本当になんにでもなれる。10レベルで戦士や魔法使い、20レベルで大戦士や大魔法使い、少し飛んで50レベルには剣聖と賢者。
とにかく大根剣士を極めれば勇者にもなれるんだ。勇者は99レベルでやっとなれる。本当に不毛な戦いを強いられるから大抵の人はやらない。僕はやったけどね。
「じゃあ行ってきます」
「おう。さっき言ったスライムには近寄るなよ!」
「分かってますよ」
心配するルガーさんに手を振って答えて近くの森に入った。そのスライムが居てくれないと困るんだけどね。
薬草をもって冒険者ギルドに帰ってきた。ミレドさんはちゃんと僕を男性としてみてくれてるみたいだ、良かった。
「依頼の品ね。確かに」
「あとスライムの核を四つ」
インベントリが普通じゃないのは周りを見て分かった。ギルドに入る前に薬草とスライムの核を手に持っておいた。二種類ともミレドさんに手渡す。ミレドさんは少し驚いている。スライムの核は一応レア素材だからな。二匹で四つの核は運がかなりいい。
「スライムの核は一個銀貨1枚ね。四つで銀貨4枚と薬草が銅貨30枚」
核は一個で銀貨一枚か。えっと通貨の価値はゲームだとよくわからなかったんだよな。最後まで行くとお金って捨てる程手に入るしね。
「スライムの核は中級以上のポーションの素材になるから。いくらでも買い取れる。いつでももって来てね」
「あ、はい」
そういえばそうだ。ポーションには本当にお世話になったな~。がぶ飲みでラストダンジョンもクリアしたしな。それもいつかは作るからスライムの核は残しておいた方がいいかもな。まあ、今はお金が第一だけどね。
「もどったぜ」
「疲れたな……」
受付でミレドさんからお金を受け取っていると、ギルドに帰ってくる冒険者さんが声をもらす。あれは確か、僕に大根と言って来たパーティーだ。アドラーさんもいる。
「あ? 見たことあると思ったら大根の女か」
僕に気がつくと声をあげる大剣の男。アドラーさんは呆れた顔で併設されている酒場の席に一人で座る。
「ミレド。そいつはどんな依頼をしたんだ?」
「オスターさん……薬草ですよ。初めての人はみんなそうでしょ?」
「あ~? やっぱりそうか……」
受付にやってきてミレドさんに絡む大剣の男、オスター。答えを聞くと僕へといやらしい視線を送ってくる。
「女なら俺に酌しろよ。エールをついで、料理を食べさせろ」
顔を近づけてきて声をあげるオスター。横柄な人だな。
「僕は男です!」
「ああ? まじか……」
僕がそういうとオスターは胸から下半身を舐めるように見てきた。気持ち悪い……。
「これだから男は……」
「ほんとですね……。僕も男やめたくなります」
ミレドさんが本当に気持ち悪そうに声をもらす。思わず僕も同意して声をあげるとオスターが受付に拳をめり込ませた。
「てめぇ! このオスター様になんてこと言いやがる!」
「本当のことじゃない!」
睨み合うオスターとミレドさん。見るに見かねてアドラーさんが立ち上がってオスターの腕を掴んだ。
「いで! いででで! 何しやがるアドラー」
「ギルド職員にいちゃもんをつけるな。このギルドに属するものすべての評価が下がるぞ。全員のだ」
「わ、わかったよアドラー。俺はただな。新人として先輩を立てろといいたかっただけなんだよ」
ギリギリと腕が軋む音が聞こえてくる。オスターは涙目でアドラーさんをなだめていく。しばらく睨み合う二人だったけど、アドラーさんが腕を離すとオスターは酒場の席について僕を睨みつけてきた。
「すまなかったな。えっと? 名を聞いていいか?」
「あ、僕はランカといいます」
「私はアドラーだ。このギルドのマスターをしている」
「え?」
オルコッドの冒険者ギルドのマスターはずっと謎だったはず。噂ではプレイヤーが成るんじゃないかって言われていた。実はアドラーさんがマスターだったのか。
「ん? どうした?」
「あ、いや。なんでもないです」
「そうか?」
首を傾げるアドラーさん。もしかしたらプレイヤーがいないから彼が繰り上がった?
「君も冒険者になったのなら鉱山に行くこともあるだろう。その時は共に戦おう」
「鉱山? あ、はい、よろしくお願いします」
なんで鉱山限定なのかわからないけど、握手を求められたので素直に答えた。鉄が少ないから鉱山へ行ってほしいのかな?
「オスターには私が言い聞かせておく。君は近づかないようにな」
「あ、はい。ありがとうございます」
アドラーさんはそういって席に戻って行く。
「災難だったわねランカ君」
「はい……」
女性と思われたり気持ち悪い視線を向けられたり最悪だったな。まあ、気持ちを切り替えて。
「鉄っていくらくらいで買えますかね?」
「そうね~。今は値上がっちゃってるから銀貨二枚で一塊の鉄のインゴットが買えるくらいかしら」
ミレドさんの答えに考え込む。銀貨4枚と銅貨30枚が僕の所持金だ。銀貨一枚はルガーさんに返すとして、3枚と30枚。宿屋はゲームの世界だと使ったことなかったな。ホームっていう自分の家に瞬間移動できたから、いらなかったんだよな。そういえば、ホームのアイコンは視線の端にはないな。ログアウトもそうだから使わせる気はないんだろうな。
「ランカ君。急いじゃダメよ」
「え?」
「まだ武器も持っていないのに鉱山何て無謀よ。急いで命を落とした冒険者は沢山いる。まずは装備を整えてから、私と約束して」
ミレドさんは尻尾と耳を垂らして悲しい表情で僕を止める。少し急ぎすぎちゃったかな。今はこのゲームの世界を楽しむか。でも、ミレドさんはゲームの世界と一緒で優しい人だ。
「ありがとうございますミレドさん。少し急ぎすぎでしたね」
「新人さんには多いのよ。自分は死なないとか言って帰ってこなかった子とかね。あの時は本当に落ち込んだの」
更に悲しい表情になるミレドさん。新たな彼女の歴史を聞いて僕も悲しくなってしまう。今度は笑顔にしてあげたいな。
「じゃあ、また薬草の依頼をお願いします」
「にゃ! 了解」
ニカっと笑って声をあげると彼女も笑顔で依頼書を持ってきてくれる。羊皮紙をズボンのポケットにしまって冒険者ギルドを元気に飛び出した。
「ルガーさん!」
「え? もしかしてもう返しに来たのか?」
「はい!」
ギルドを出た元気のままルガーさんに銀貨を一枚手渡す。彼は本当に驚いて頭を撫でてくる。
「ははは、嬢ちゃんなんて言って悪かったな。名前や容姿から女だと思っちまってな」
「いえ、僕も言わなかったのが悪いので……」
折角なら名前も変えてしまえればよかったのにな。容姿は代えられないだろうけど。
「また近くの森に行くのか?」
「あ、はい。薬草の依頼とスライムの核を狙って」
前の依頼で近くの森に行くときも見られてたんだな。
「気をつけろよ。スライムには色違いの奴がいるからな。そいつを見たらすぐに逃げることだ。大根じゃ勝てないからな。早く10レベルまで上げて職業をつけろよ」
「あ、はい」
職業はレベルで解放される。大根剣士はプレイヤーが努力でなんでもなれるという意味を込めて作られた職業だ。レベルをあげれば本当になんにでもなれる。10レベルで戦士や魔法使い、20レベルで大戦士や大魔法使い、少し飛んで50レベルには剣聖と賢者。
とにかく大根剣士を極めれば勇者にもなれるんだ。勇者は99レベルでやっとなれる。本当に不毛な戦いを強いられるから大抵の人はやらない。僕はやったけどね。
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