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第六章 学園都市ブラウディア
第三十二話 悪い夢は
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シリカさんの涙を拭い僕はお風呂に向かった。みんなに隠れて僕も涙を流した嗚咽して湯舟に顔をうずめる。
最高にカッコ悪い顔をシリカさんに見せちゃった。シリカさんにもしもの事があったら僕は・・・
「世界を滅ぼしちゃうよ・・・」
僕の理性は吹き飛んでこの星を壊してしまう、いやそれですめばいい方かも。その時はアステラ様とシャイン様と戦争になるかもしれないけど・・。
いや、最悪を考えるのはやめよう。そうならないように僕はシリカさん達に最高の魔道具を作らないとダメだ。
僕はひとしきり涙を流して腫れた顔が引くまでお風呂に入り続けた。フラフラするけど何とかお風呂を出て寝室へ。
そして今日はフローラちゃんが僕と一緒に寝てくれる日だ。
「ジーニちゃん大丈夫?」
「え?」
「ジーニちゃん元気ないってみんな言ってるよ」
あう、隠してるつもりだったのにみんなにバレてる。
「大丈夫だよ、僕はいつでも元気だよ」
「嘘!、ジーニちゃん獣人のお爺さんを殺しちゃってからちょっとおかしいよ。何だか人や魔物を倒す事に怯えてるみたい、海の魔物だってみんなが倒しただけでジーニちゃんは見ていただけだったもん」
フローラちゃんの指摘に僕は驚いた。今まで誰にも言った事がなかった事をズバリ見抜かれてた。フローラちゃんは初めてあった時からどこか鋭い所があった、隠れていた僕を見つけたりね。
実の所、僕はフローラちゃんの言った通り魔物も人も手にかける事を躊躇してた。みんなに言ってないけどあのドーザという獣人を殺してから何度も夢に出てきて僕に恨みをぶつけてきてたんだ。それから僕は生き物を殺す事を戸惑ることになったんだ。
アダマイオスを手にかけた時も僕はララさんに助けられた。だけど僕はみんなにカッコ悪い所を見せたくなかったから相談できなかったんだ。それはみんなに対しての裏切りだとしてもね。
「ジーニちゃん、ジーニちゃんは強いけど私よりも二歳も年下なんだよ。頼ってよ」
フローラちゃんは立ち上がって魔人化を行った。大きくなったフローラちゃんは僕を抱きしめて耳元で呟く。
「ジーニちゃんが手を出せないなら私が、ううん、みんなが代わりにやるよ。ジーニちゃんは優しいんだもんしょうがないよ。みんなも喜んで手を汚すよ・・・グスッ」
フローラちゃんは泣き出しそうな自分に耐えて言葉をつないでいく。
「だから無理しないで、怖いなら怖いって言って、私達は家族なんでしょ?・・・」
フローラちゃんは僕をまっすぐ見つめる。
ああ、僕は何て・・・。
「ごめんねフローラちゃん。ありがとうでも大丈夫だよ」
「ほんとにほんと?シリカ達はいつもジーニちゃんが辛い時を見ていたんだよ。辛いときは必ずララさんとかをいじって誤魔化すって」
ええ~、そんな目で見てたの~。シリカさんひどい。でも確かに最近はララさんとかをいじったりシリカさんをいやらしい目で・・とここまでにしよう、僕の威厳がなくなる。
「ほんとに大丈夫だよ。ほら、フローラちゃんにいやらしい事してるかい?」
「してない・・・・」
「ほらね」
「・・この姿でもダメなの?」
「え?」
フローラちゃんは頬を赤く染めて僕に上目遣いで聞いてきた。
「ダメって何が?」
「その・・いやらしい事言ってくれないの?」
「ええ~」
フローラちゃんは大胆にもそんな言葉を言ってきた。僕の方が恥ずかしくなって顔があかくなるのが分かるほど熱くなった。
「フローラちゃんはとっても魅力的だよ」
「じゃあ!」
フローラちゃんは頑なだったけど僕はダメダメと言って横を向いて眠ろうとする。
フローラちゃんは僕を後ろから抱きしめながら寝息をたててる。魔人化してでかくなってもやっぱりフローラちゃんは6歳の子供なんだよね。
その日の夢にもドーザが現れた。そして僕へと悪態をついてきた。
「お前はみんなと仲良くしたいと言っているが儂を殺した。初めて会った儂をだ。儂を諭しもせずにスパッとな。それで誰かと仲良くして平和を作るじゃと!バカも休み休み言うんじゃな」
いつも通りの自分を棚に上げたセリフだ。だけど今日は違うみたい。
「それはあなたの自業自得だよ。ジーニちゃんはいつでもみんなの為に戦ってるもん」
フローラちゃんが僕の後ろからドーザに言い立てる。次々に僕の背に僕の知り合いが言葉をつないでいく。
「ジーニ様は私達の宝です。あなたなんかに壊させはしません」
「ん、ジーニ様はとっても優しい、だからあなたに今までいわせてくれたの。だけど図に乗らないでこれからは私達があなたの相手だよ」
「ジーニ様は私の天使、いえ!神様です。それを蔑むなど万死に値する」
「ジーニが殺せないなら私が殺していた。ただそれだけだ」
「我もジーニの代わりに手を汚す準備は出来ている。お前は我に会わなくてよかったな。会っていたら死よりも恐ろしい目にあっていたぞ」
シリカさん、ララさん、デシウス、ローズさん、ヘリアが順々に言葉を放つ。そしてお父様お母様の声も聞こえてきてそれからそれから、きりがないほどの人達の声が。
僕は多くの人に助けられてるんだ。だから僕はみんなを守る為に・・・。
「ドーザさん、僕はあなたともっと話すべきだったね。安易にあなたの命を奪ってしまった。ドルザ君にも謝らないと」
「・・・ふんっ、やっとわかったか。儂も話せばわかる獣人だったんじゃ。息子には儂からも謝ってくれ。馬鹿な親ですまなかったと」
ドーザは過ちを後悔してる。言い終わると光り輝き空へと帰っていった。
これは僕の心の中の話。僕の本心が勝手に作りだしているのかもしれないけど何だか救われた気持ちになった。
最高にカッコ悪い顔をシリカさんに見せちゃった。シリカさんにもしもの事があったら僕は・・・
「世界を滅ぼしちゃうよ・・・」
僕の理性は吹き飛んでこの星を壊してしまう、いやそれですめばいい方かも。その時はアステラ様とシャイン様と戦争になるかもしれないけど・・。
いや、最悪を考えるのはやめよう。そうならないように僕はシリカさん達に最高の魔道具を作らないとダメだ。
僕はひとしきり涙を流して腫れた顔が引くまでお風呂に入り続けた。フラフラするけど何とかお風呂を出て寝室へ。
そして今日はフローラちゃんが僕と一緒に寝てくれる日だ。
「ジーニちゃん大丈夫?」
「え?」
「ジーニちゃん元気ないってみんな言ってるよ」
あう、隠してるつもりだったのにみんなにバレてる。
「大丈夫だよ、僕はいつでも元気だよ」
「嘘!、ジーニちゃん獣人のお爺さんを殺しちゃってからちょっとおかしいよ。何だか人や魔物を倒す事に怯えてるみたい、海の魔物だってみんなが倒しただけでジーニちゃんは見ていただけだったもん」
フローラちゃんの指摘に僕は驚いた。今まで誰にも言った事がなかった事をズバリ見抜かれてた。フローラちゃんは初めてあった時からどこか鋭い所があった、隠れていた僕を見つけたりね。
実の所、僕はフローラちゃんの言った通り魔物も人も手にかける事を躊躇してた。みんなに言ってないけどあのドーザという獣人を殺してから何度も夢に出てきて僕に恨みをぶつけてきてたんだ。それから僕は生き物を殺す事を戸惑ることになったんだ。
アダマイオスを手にかけた時も僕はララさんに助けられた。だけど僕はみんなにカッコ悪い所を見せたくなかったから相談できなかったんだ。それはみんなに対しての裏切りだとしてもね。
「ジーニちゃん、ジーニちゃんは強いけど私よりも二歳も年下なんだよ。頼ってよ」
フローラちゃんは立ち上がって魔人化を行った。大きくなったフローラちゃんは僕を抱きしめて耳元で呟く。
「ジーニちゃんが手を出せないなら私が、ううん、みんなが代わりにやるよ。ジーニちゃんは優しいんだもんしょうがないよ。みんなも喜んで手を汚すよ・・・グスッ」
フローラちゃんは泣き出しそうな自分に耐えて言葉をつないでいく。
「だから無理しないで、怖いなら怖いって言って、私達は家族なんでしょ?・・・」
フローラちゃんは僕をまっすぐ見つめる。
ああ、僕は何て・・・。
「ごめんねフローラちゃん。ありがとうでも大丈夫だよ」
「ほんとにほんと?シリカ達はいつもジーニちゃんが辛い時を見ていたんだよ。辛いときは必ずララさんとかをいじって誤魔化すって」
ええ~、そんな目で見てたの~。シリカさんひどい。でも確かに最近はララさんとかをいじったりシリカさんをいやらしい目で・・とここまでにしよう、僕の威厳がなくなる。
「ほんとに大丈夫だよ。ほら、フローラちゃんにいやらしい事してるかい?」
「してない・・・・」
「ほらね」
「・・この姿でもダメなの?」
「え?」
フローラちゃんは頬を赤く染めて僕に上目遣いで聞いてきた。
「ダメって何が?」
「その・・いやらしい事言ってくれないの?」
「ええ~」
フローラちゃんは大胆にもそんな言葉を言ってきた。僕の方が恥ずかしくなって顔があかくなるのが分かるほど熱くなった。
「フローラちゃんはとっても魅力的だよ」
「じゃあ!」
フローラちゃんは頑なだったけど僕はダメダメと言って横を向いて眠ろうとする。
フローラちゃんは僕を後ろから抱きしめながら寝息をたててる。魔人化してでかくなってもやっぱりフローラちゃんは6歳の子供なんだよね。
その日の夢にもドーザが現れた。そして僕へと悪態をついてきた。
「お前はみんなと仲良くしたいと言っているが儂を殺した。初めて会った儂をだ。儂を諭しもせずにスパッとな。それで誰かと仲良くして平和を作るじゃと!バカも休み休み言うんじゃな」
いつも通りの自分を棚に上げたセリフだ。だけど今日は違うみたい。
「それはあなたの自業自得だよ。ジーニちゃんはいつでもみんなの為に戦ってるもん」
フローラちゃんが僕の後ろからドーザに言い立てる。次々に僕の背に僕の知り合いが言葉をつないでいく。
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「ん、ジーニ様はとっても優しい、だからあなたに今までいわせてくれたの。だけど図に乗らないでこれからは私達があなたの相手だよ」
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「我もジーニの代わりに手を汚す準備は出来ている。お前は我に会わなくてよかったな。会っていたら死よりも恐ろしい目にあっていたぞ」
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「・・・ふんっ、やっとわかったか。儂も話せばわかる獣人だったんじゃ。息子には儂からも謝ってくれ。馬鹿な親ですまなかったと」
ドーザは過ちを後悔してる。言い終わると光り輝き空へと帰っていった。
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