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第五章 兄妹の絆
第十六話 差別主義の貴族
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毎日ある程度のゾンビ達が流れ着いてくる中、ルインズガル大陸の外から貴族がアステリアへとやってきた。
「ほっほ~、本当に皆、加護なしのピアスをしているのだな...何とも不憫な」
最悪のタイミングでやってきた貴族は馬車から降りて声をあげた。周りに聞こえるその声を聞いた周りの住人はその貴族を睨みつけた。
「お~お~、加護なしでも元気ではないか。エグバンの貴族であるこのグラーテを睨みつけるとはな...」
グラーテと名乗った貴族は自分の傭兵に手で合図を送ると傭兵が槍や剣を構えた。どうやら睨みつけてきた人を傷つけようとしているみたい。
「フハハハハ、謝るなら今の内だぞ。私の傭兵は元C~Bランクの冒険者だ。お前達などたとえ1万集まろうと勝てんぞ」
いやいや、1万いたら流石に勝てないだろうと見ていた人たちが思っている中、傭兵たちに更に支持をすると傭兵が松明を取り出してきた。
「加護なしは皆奴隷だ!。幸いにも獣人が多いようだしな。貴重な労働力だ。我が国に持って帰るぞ」
「何だ何だ何の騒ぎだ?まったく、今はゾンビ達の相手で大変な時だって言うのに」
ツヴァイお父様とガルドさんが駆けつけてきた。それでもグラーテは馬鹿なことを言う為に口を開く。
「何だ?お前は、私はエグバンの貴族である、グラーテであるぞ。跪け」
「?。何を言ってんだ。ここはそのエグバンって所じゃないぞ。ってかエグバンってどこだよ」
「エグバンを知らんのか!、この田舎者が!。王都エグバンは人の王、エクス様が治める国だ」
エクスといってもツヴァイお父様は首を傾げる。確かに凄そうな名前だけど。
「あ~エクス様か。学園で一度会った事がある。だけどなエクス様はお前みたいな考えを持ってはいない。いつも俺達みたいな平民出の者にも平等に接してくれていたぞ」
「何!、グヌヌヌ、そういうお前は何者だ!」
「俺か?、俺はこの国の王のツヴァイだ。まあ国になったばかりだから知らなくてもしょうがないがな」
「ツヴァイ....ツヴァイとはアルサレムの[天翔けるツヴァイ]か!」
ツヴァイはグラーテが言う[天翔けるツヴァイ]に恥ずかしさを感じて俯く。グラーテは[天翔けるツヴァイ]を知っている為恐れおののく。
「グヌヌヌ」
「どうした?貴族様。まだ何か用か?」
ツヴァイの追撃の言葉にグラーテはぐうの音も出ないのか俯いたまま固まる。
「グラーテ様どうしますか?」
「....燃やせ...」
「は?」
「この街を燃やすのだ!」
グラーテはやけくそ気味にそう言い放った。ツヴァイとガルドはやれやれと首を振ってから動き出す。
「お前達は本当にそいつの命令を聞くのか?」
「....この大陸に来てから盗賊にも会わなかったからな。退屈していたんだ。一つ大暴れさせてもらおうか...」
傭兵のリーダーらしい赤髪の男がそういうと傭兵たちは構えていた剣や槍に魔力を通す。ミスリルと思われるその剣や槍は青白く光り輝く。
平和で静かなアステリアに剣と剣のぶつかる音が鳴り響く。傭兵たちは戦闘を楽しんでいた。しかし大陸一の[薔薇]のメンバー達に容易に捕縛されて行く。
残るはツヴァイと戦闘していたリーダーだけになった時グラーテが勝手な行動をし始める。
「ええい!役立たず共め。お!こんな所にいい人質がいるではないか!」
グラーテが見つけたものは何と、レイであった。ただただ傍観していたレイはグラーテの馬車でのんびりと見ていたのだった。そして馬車にもどったグラーテに見つかってしまう。これはグラーテの不運だろう。
「全員止まれ!こいつが目に入らないか!殺されたくなかったら大人しくしていろ!!」
グラーテが出してきた人質を見て全員固まった。傭兵達は赤子を人質に取ったグラーテに呆れツヴァイ達はレイを見て固まったのだ。そしてツヴァイ達はその場から大きく離れていった。ツヴァイ達はレイが強い事を知っている為何をするのかわからずに離れたのだ、特に魔法特化のレイは広範囲で何かしそうで怖い。
「私は止まれと言ったんだぞ!離れろとは.....あれ?腕が動かん....」
グラーテはツヴァイ達の行動に憤ったのだが不意の体の不調に戸惑う。
グラーテが掲げたレイを持つ手が掲げたまま動かないのだ。グラーテは戻そうと体をねじるが戻るはずもない。凍ってしまっているのだから....
「さむい!何なのだこの寒さはそれに足も動かん.....」
見る見るグラーテは凍っていくそして最後には首から上だけを残して氷漬けにされてしまった。
「バ~ブ!」
レイは得意気に声をあげて屋敷に戻って行って、屋敷の椅子に猫のように丸まって寝始める。何とも恐ろしい子供だろうか。だが可愛い。
「この私にこんなことをしていいと思っているのか!。エグバンの宰相が黙っていないぞ!この田舎者が!!」
「そんなに殺してほしいのか?」
「ツヴァイ様流石に....エグバンに人をやって事情を話した方がいいのでは?」
ガルドの説得にも一理あるがオークレの件が立て込んでいるので面倒事は早めに処理したい所、というのがツヴァイの本音である。
ツヴァイはため息をついて傭兵のリーダーに取引を持ち掛ける。
「折角の楽しい試合を台無しにしてすまなかったな。そこで相談なんだが、彼を連れて帰ってくれないか?もちろん全員無事でだ」
「....いいのか?」
「それはこっちのセリフだよ。お前達はこいつの護衛で雇われてるんだろ?それをこんな姿にしちまったんだ。お前達の名前に傷がつくだろ」
「そんなもの命に比べればなんでもない。しかしこのままあんたとの勝負を続けられないのは残念だな」
「お~これはこれは[蒼き剣のファッグ]殿にそう言ってもらえると嬉しいな」
「な!、何故その名を」
「おいおい、そんな蒼い剣持ってる奴、そうそういないだろ。それに強さもな」
「恥ずかしい。しかし俺も傭兵何て稼業をしているので仕方なかったんだ。それだけはわかってくれ」
「ああ、それよりも取引の方は大丈夫か?」
「ええ、あの様子なら仲間達も納得しているみたいですし」
ファッグが仲間達を見やると捕縛されながらも首を頷かせていた、少し涙目なのは何かあったのだろう。
「はは、うちの者達は逞しいからな。圧倒的に負けて半泣きですんでよかったな」
「そのようで....では俺達はこれで帰らせてもらいますが正直な話。今度は戦場であうことになるかもしれませんよ」
「エグバンの王エクスはそんなに野蛮だったか?」
「あなたは加護なしではなかったからでしょう。私も加護はあります。しかしエクス様は加護なしを忌み嫌っています、異常なほど」
ファッグは不吉な事を言いのこして去っていった。グラーテは傭兵の中にいた魔法使いに回復されているが当分、腕は使えなくなるだろう。悪ければ一生使えないだろう、ざまーないね。
「ほっほ~、本当に皆、加護なしのピアスをしているのだな...何とも不憫な」
最悪のタイミングでやってきた貴族は馬車から降りて声をあげた。周りに聞こえるその声を聞いた周りの住人はその貴族を睨みつけた。
「お~お~、加護なしでも元気ではないか。エグバンの貴族であるこのグラーテを睨みつけるとはな...」
グラーテと名乗った貴族は自分の傭兵に手で合図を送ると傭兵が槍や剣を構えた。どうやら睨みつけてきた人を傷つけようとしているみたい。
「フハハハハ、謝るなら今の内だぞ。私の傭兵は元C~Bランクの冒険者だ。お前達などたとえ1万集まろうと勝てんぞ」
いやいや、1万いたら流石に勝てないだろうと見ていた人たちが思っている中、傭兵たちに更に支持をすると傭兵が松明を取り出してきた。
「加護なしは皆奴隷だ!。幸いにも獣人が多いようだしな。貴重な労働力だ。我が国に持って帰るぞ」
「何だ何だ何の騒ぎだ?まったく、今はゾンビ達の相手で大変な時だって言うのに」
ツヴァイお父様とガルドさんが駆けつけてきた。それでもグラーテは馬鹿なことを言う為に口を開く。
「何だ?お前は、私はエグバンの貴族である、グラーテであるぞ。跪け」
「?。何を言ってんだ。ここはそのエグバンって所じゃないぞ。ってかエグバンってどこだよ」
「エグバンを知らんのか!、この田舎者が!。王都エグバンは人の王、エクス様が治める国だ」
エクスといってもツヴァイお父様は首を傾げる。確かに凄そうな名前だけど。
「あ~エクス様か。学園で一度会った事がある。だけどなエクス様はお前みたいな考えを持ってはいない。いつも俺達みたいな平民出の者にも平等に接してくれていたぞ」
「何!、グヌヌヌ、そういうお前は何者だ!」
「俺か?、俺はこの国の王のツヴァイだ。まあ国になったばかりだから知らなくてもしょうがないがな」
「ツヴァイ....ツヴァイとはアルサレムの[天翔けるツヴァイ]か!」
ツヴァイはグラーテが言う[天翔けるツヴァイ]に恥ずかしさを感じて俯く。グラーテは[天翔けるツヴァイ]を知っている為恐れおののく。
「グヌヌヌ」
「どうした?貴族様。まだ何か用か?」
ツヴァイの追撃の言葉にグラーテはぐうの音も出ないのか俯いたまま固まる。
「グラーテ様どうしますか?」
「....燃やせ...」
「は?」
「この街を燃やすのだ!」
グラーテはやけくそ気味にそう言い放った。ツヴァイとガルドはやれやれと首を振ってから動き出す。
「お前達は本当にそいつの命令を聞くのか?」
「....この大陸に来てから盗賊にも会わなかったからな。退屈していたんだ。一つ大暴れさせてもらおうか...」
傭兵のリーダーらしい赤髪の男がそういうと傭兵たちは構えていた剣や槍に魔力を通す。ミスリルと思われるその剣や槍は青白く光り輝く。
平和で静かなアステリアに剣と剣のぶつかる音が鳴り響く。傭兵たちは戦闘を楽しんでいた。しかし大陸一の[薔薇]のメンバー達に容易に捕縛されて行く。
残るはツヴァイと戦闘していたリーダーだけになった時グラーテが勝手な行動をし始める。
「ええい!役立たず共め。お!こんな所にいい人質がいるではないか!」
グラーテが見つけたものは何と、レイであった。ただただ傍観していたレイはグラーテの馬車でのんびりと見ていたのだった。そして馬車にもどったグラーテに見つかってしまう。これはグラーテの不運だろう。
「全員止まれ!こいつが目に入らないか!殺されたくなかったら大人しくしていろ!!」
グラーテが出してきた人質を見て全員固まった。傭兵達は赤子を人質に取ったグラーテに呆れツヴァイ達はレイを見て固まったのだ。そしてツヴァイ達はその場から大きく離れていった。ツヴァイ達はレイが強い事を知っている為何をするのかわからずに離れたのだ、特に魔法特化のレイは広範囲で何かしそうで怖い。
「私は止まれと言ったんだぞ!離れろとは.....あれ?腕が動かん....」
グラーテはツヴァイ達の行動に憤ったのだが不意の体の不調に戸惑う。
グラーテが掲げたレイを持つ手が掲げたまま動かないのだ。グラーテは戻そうと体をねじるが戻るはずもない。凍ってしまっているのだから....
「さむい!何なのだこの寒さはそれに足も動かん.....」
見る見るグラーテは凍っていくそして最後には首から上だけを残して氷漬けにされてしまった。
「バ~ブ!」
レイは得意気に声をあげて屋敷に戻って行って、屋敷の椅子に猫のように丸まって寝始める。何とも恐ろしい子供だろうか。だが可愛い。
「この私にこんなことをしていいと思っているのか!。エグバンの宰相が黙っていないぞ!この田舎者が!!」
「そんなに殺してほしいのか?」
「ツヴァイ様流石に....エグバンに人をやって事情を話した方がいいのでは?」
ガルドの説得にも一理あるがオークレの件が立て込んでいるので面倒事は早めに処理したい所、というのがツヴァイの本音である。
ツヴァイはため息をついて傭兵のリーダーに取引を持ち掛ける。
「折角の楽しい試合を台無しにしてすまなかったな。そこで相談なんだが、彼を連れて帰ってくれないか?もちろん全員無事でだ」
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「お~これはこれは[蒼き剣のファッグ]殿にそう言ってもらえると嬉しいな」
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「おいおい、そんな蒼い剣持ってる奴、そうそういないだろ。それに強さもな」
「恥ずかしい。しかし俺も傭兵何て稼業をしているので仕方なかったんだ。それだけはわかってくれ」
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「そのようで....では俺達はこれで帰らせてもらいますが正直な話。今度は戦場であうことになるかもしれませんよ」
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