51 / 252
第三章 建国
第十七話 水洗化計画
しおりを挟む
「アウ、思った通り。お父様...」
ガクッと肩を落とす僕。アステリアに着くと思った通り同じ建物が列を成していた。確かに西方面に背を向けるようにお城を作る予定だったので東門からまっすぐに商店や家を建てるのだけど全部家ってダメでしょ道もちゃんと整備しておけばよかった、ちゃんと並んでない。
「ジーニちゃん大丈夫?」
「あ、うん。大丈夫だよ」
僕が肩を落としているとフローラちゃんが僕を持ち上げて心配してくれた。僕らは気を取り直してコクエンの様子を見に向かった。
「ワンワン!!」
コクエンは僕たちの姿を見るととても嬉しそうに吠えてこちらに駆けてきた。大きさは象以上になってしまっているがとても従順である。
「う~ん、元気にしてた~?」
「ワン」
フローラちゃんはコクエンを撫でまわす。全身を撫でまわし終わるとコクエンの背に乗った。
「じゃ、ちょっと遊んでくるね~」
「え?ああ。あんまり遠くに行っちゃだめだよ」
「ワンワン!」
フローラちゃんはそう言ってコクエンと一緒に山の方へと走っていった。ここらへんじゃフローラちゃんが楽しく戦闘できる相手はいないと思うけど大丈夫かな?。
僕はそう思ったけど気を取り直してコクエンの仕事を見て行く。
「いい仕事してますね~。いい光沢感」
僕は少し浮いて堀を眺めていく。アステリアを囲う城壁に沿って堀が幅10メートル覆う、城門は西門以外に3か所、設置されている。何で西門に門が無いか、それは他の同盟国の三か国が南にアルサレム、東にシュミット、北にアドスバーンがある。残念ながら西門は深淵の森があるだけで人が来る予定はないのだ。まあいい狩場であるが普通の人はいかない。
堀はアステリアを囲うように作っているわけだが。西側はそういう事もあって堀を少し深く作っている。もちろん城壁も高く作った。西側からは城の背が見えるようになるわけなので防御力を上げておく必要があるよね。
東側にはプールを作る予定なんだけど...うふふふ。楽しみだな~。ではではやっていきましょうか。
「折角コクエンが堀を固めてくれたからこれは維持してっと」
僕は東門から出てすぐに扇状に登り坂を作って見張りが出来そうな丘を作る。その丘からは[プール堀]が見渡せて更に飛び込み台のような物を設置。
「全体的に水深上げないとな~」
東側はプールにする予定なので飛び込みプールと普通のプールの区画を設ける。攻めてこられてきた時には堀として活用できるので両得だね。
東門はこのプールによって攻めにくくなる。見張りの丘からは堀が見渡せる。更にその前方にプールが50m横に二個並ぶわけで攻めにくいのだ。堀から水を入れれるように水門を接続。
西から川を接続するわけだから北と南から堀を伝って、水が流れてくる。ってことは東に水を逃がす水路が必要だな~。これは下水を整備しないとダメか。
よ~し。街全部を水洗にしてやる!。
「っと下水やる前にアステリアの地盤を固めないとね」
僕はそう思ってアステリアの中に入っていった。そういえばまだ誰にも帰ってきた挨拶してなかった。
「ジーニ!帰ってたのか?」
ツヴァイお父様が僕を見つけて声をかけてきた。僕はため息をつく。
「も~、お父様何ですかあれは?」
「お?何ってガウさん達も来たから家が足りなかっただろ?外でいいと言われたがそんなわけにもいかないだろ」
「あ~、そういう事だったんですね。ちょっと同じ家ばかりでちょっと引いてしまってました」
「....そりゃそうさ。みんなの事を思って速度重視でやったのさ。同じ物なら一回作ればみんなコツを掴むだろ。今ならみんな作り方わかるぞ」
最初の間が気になるけどお父様はとても自慢げに胸を張っている。まあ同じ家でも織り交ぜたり色を変えたりすれば大丈夫かな。
「それよりもジーニすぐにシリカに帰ってきた事を伝えてやれよ」
「え?どうしたの?確かメールは送ったはずだけど」
「ははは、あれで大丈夫ってお前...我が息子ながら」
ツヴァイお父様は頭を抱えて苦笑いをしている。何かあったのかなと僕は首を傾げた。
「ん、ジーニ様お帰りなさい」
ララさんが屋敷の方から歩いてきた。気のせいかララさんは笑みをうかべているように見える。
「ララさん何かいい事あったの?」
「...今からあるから」
え?今からいい事があるの?。何だろう誰かの誕生日だったっけ?。
僕は首を傾げながらそう考えているとララさんの後ろにシリカさんが見えて僕はすぐにシリカさんへ近づいた。
「シリカさ~ん....!?」
「ジーニ様...」
シリカさんが泣いている!?。誰だ!誰が泣かせた。まさかツヴァイお父様!?。いや違うみたいだ。何だか俯いて鼻を抑えて笑ってる。ララさんも見ると顔を背けて小刻みに震えている。あれは笑っているのかな?。どういうこと?。
「ジーニ様酷いです」
「ええ!?」
僕のせいで泣いてるのか。シュミットに泊まった事を怒ってるのかな?。
「デシウスと添い寝されたんですよね」
「..シリカさん、それは」
「されたんですよね」
「...はい」
凄い剣幕で僕に肉迫するシリカさん。僕は後ずさる。
「やっぱり一緒に寝たんですね...」
何故か僕は浮気した男のように追い込まれる。
「シリカさん、仕方なかったんだよ。僕は拒否しようと思ったんだよだけど」
「....」
僕の苦し紛れの言い訳が続く。シリカさんは無言で聞いている。
「デシウスがシュミットに居続けるには一緒に寝てあげないとダメだったんだよ」
「...では私もそうしてください」
「え?」
シリカさんは僕の背丈までしゃがみ僕の両手を握って懇願した。僕は顔が近づいた事でドキッとしたんだけど怯まずにシリカさんの目を見つめた。
「シリカさん。僕はシリカさんが好きです。ごめんなさい何だかシリカさんに言わせちゃいましたね。改めて僕から、...今日一緒に寝てください」
「!?。はい!」
僕は恥ずかしくなった。好きな人に一緒に寝て何て言わせてしまった事に。
僕は改めてシリカさんにお願いをした。するとシリカさんの顔は輝き僕を抱きしめた。
「...ん、やっぱり面白かった」
「お?ララはいいのか?」
「ん、ツヴァイ様。それセクハラ?」
「・・・」
ララはツヴァイにおちょくられて少し不機嫌になりどこからか出した縄をバシンと伸ばした。ツヴァイは無言で離れていった。
ガクッと肩を落とす僕。アステリアに着くと思った通り同じ建物が列を成していた。確かに西方面に背を向けるようにお城を作る予定だったので東門からまっすぐに商店や家を建てるのだけど全部家ってダメでしょ道もちゃんと整備しておけばよかった、ちゃんと並んでない。
「ジーニちゃん大丈夫?」
「あ、うん。大丈夫だよ」
僕が肩を落としているとフローラちゃんが僕を持ち上げて心配してくれた。僕らは気を取り直してコクエンの様子を見に向かった。
「ワンワン!!」
コクエンは僕たちの姿を見るととても嬉しそうに吠えてこちらに駆けてきた。大きさは象以上になってしまっているがとても従順である。
「う~ん、元気にしてた~?」
「ワン」
フローラちゃんはコクエンを撫でまわす。全身を撫でまわし終わるとコクエンの背に乗った。
「じゃ、ちょっと遊んでくるね~」
「え?ああ。あんまり遠くに行っちゃだめだよ」
「ワンワン!」
フローラちゃんはそう言ってコクエンと一緒に山の方へと走っていった。ここらへんじゃフローラちゃんが楽しく戦闘できる相手はいないと思うけど大丈夫かな?。
僕はそう思ったけど気を取り直してコクエンの仕事を見て行く。
「いい仕事してますね~。いい光沢感」
僕は少し浮いて堀を眺めていく。アステリアを囲う城壁に沿って堀が幅10メートル覆う、城門は西門以外に3か所、設置されている。何で西門に門が無いか、それは他の同盟国の三か国が南にアルサレム、東にシュミット、北にアドスバーンがある。残念ながら西門は深淵の森があるだけで人が来る予定はないのだ。まあいい狩場であるが普通の人はいかない。
堀はアステリアを囲うように作っているわけだが。西側はそういう事もあって堀を少し深く作っている。もちろん城壁も高く作った。西側からは城の背が見えるようになるわけなので防御力を上げておく必要があるよね。
東側にはプールを作る予定なんだけど...うふふふ。楽しみだな~。ではではやっていきましょうか。
「折角コクエンが堀を固めてくれたからこれは維持してっと」
僕は東門から出てすぐに扇状に登り坂を作って見張りが出来そうな丘を作る。その丘からは[プール堀]が見渡せて更に飛び込み台のような物を設置。
「全体的に水深上げないとな~」
東側はプールにする予定なので飛び込みプールと普通のプールの区画を設ける。攻めてこられてきた時には堀として活用できるので両得だね。
東門はこのプールによって攻めにくくなる。見張りの丘からは堀が見渡せる。更にその前方にプールが50m横に二個並ぶわけで攻めにくいのだ。堀から水を入れれるように水門を接続。
西から川を接続するわけだから北と南から堀を伝って、水が流れてくる。ってことは東に水を逃がす水路が必要だな~。これは下水を整備しないとダメか。
よ~し。街全部を水洗にしてやる!。
「っと下水やる前にアステリアの地盤を固めないとね」
僕はそう思ってアステリアの中に入っていった。そういえばまだ誰にも帰ってきた挨拶してなかった。
「ジーニ!帰ってたのか?」
ツヴァイお父様が僕を見つけて声をかけてきた。僕はため息をつく。
「も~、お父様何ですかあれは?」
「お?何ってガウさん達も来たから家が足りなかっただろ?外でいいと言われたがそんなわけにもいかないだろ」
「あ~、そういう事だったんですね。ちょっと同じ家ばかりでちょっと引いてしまってました」
「....そりゃそうさ。みんなの事を思って速度重視でやったのさ。同じ物なら一回作ればみんなコツを掴むだろ。今ならみんな作り方わかるぞ」
最初の間が気になるけどお父様はとても自慢げに胸を張っている。まあ同じ家でも織り交ぜたり色を変えたりすれば大丈夫かな。
「それよりもジーニすぐにシリカに帰ってきた事を伝えてやれよ」
「え?どうしたの?確かメールは送ったはずだけど」
「ははは、あれで大丈夫ってお前...我が息子ながら」
ツヴァイお父様は頭を抱えて苦笑いをしている。何かあったのかなと僕は首を傾げた。
「ん、ジーニ様お帰りなさい」
ララさんが屋敷の方から歩いてきた。気のせいかララさんは笑みをうかべているように見える。
「ララさん何かいい事あったの?」
「...今からあるから」
え?今からいい事があるの?。何だろう誰かの誕生日だったっけ?。
僕は首を傾げながらそう考えているとララさんの後ろにシリカさんが見えて僕はすぐにシリカさんへ近づいた。
「シリカさ~ん....!?」
「ジーニ様...」
シリカさんが泣いている!?。誰だ!誰が泣かせた。まさかツヴァイお父様!?。いや違うみたいだ。何だか俯いて鼻を抑えて笑ってる。ララさんも見ると顔を背けて小刻みに震えている。あれは笑っているのかな?。どういうこと?。
「ジーニ様酷いです」
「ええ!?」
僕のせいで泣いてるのか。シュミットに泊まった事を怒ってるのかな?。
「デシウスと添い寝されたんですよね」
「..シリカさん、それは」
「されたんですよね」
「...はい」
凄い剣幕で僕に肉迫するシリカさん。僕は後ずさる。
「やっぱり一緒に寝たんですね...」
何故か僕は浮気した男のように追い込まれる。
「シリカさん、仕方なかったんだよ。僕は拒否しようと思ったんだよだけど」
「....」
僕の苦し紛れの言い訳が続く。シリカさんは無言で聞いている。
「デシウスがシュミットに居続けるには一緒に寝てあげないとダメだったんだよ」
「...では私もそうしてください」
「え?」
シリカさんは僕の背丈までしゃがみ僕の両手を握って懇願した。僕は顔が近づいた事でドキッとしたんだけど怯まずにシリカさんの目を見つめた。
「シリカさん。僕はシリカさんが好きです。ごめんなさい何だかシリカさんに言わせちゃいましたね。改めて僕から、...今日一緒に寝てください」
「!?。はい!」
僕は恥ずかしくなった。好きな人に一緒に寝て何て言わせてしまった事に。
僕は改めてシリカさんにお願いをした。するとシリカさんの顔は輝き僕を抱きしめた。
「...ん、やっぱり面白かった」
「お?ララはいいのか?」
「ん、ツヴァイ様。それセクハラ?」
「・・・」
ララはツヴァイにおちょくられて少し不機嫌になりどこからか出した縄をバシンと伸ばした。ツヴァイは無言で離れていった。
14
お気に入りに追加
5,867
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ラストダンジョンをクリアしたら異世界転移! バグもそのままのゲームの世界は僕に優しいようだ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はランカ。
女の子と言われてしまう程可愛い少年。
アルステードオンラインというVRゲームにはまってラストダンジョンをクリア。
仲間たちはみんな現実世界に帰るけれど、僕は嫌いな現実には帰りたくなかった。
そんな時、アルステードオンラインの神、アルステードが僕の前に現れた
願っても叶わない異世界転移をすることになるとは思わなかったな~
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる