40 / 252
第三章 建国
第六話 シュミット再び
しおりを挟む
「あ~~ジーニ様~」
「ちょ、デシウス。胸が」
「やめてよ。ジーニちゃんが窒息しちゃう」
僕がシュミットの教会のテラスに舞い降りるとすぐにデシウスが抱き着いてきた。それをみてフローラちゃんが引きはがそうとするんだけど二人の胸が交互に僕にあたって何とも言えない状況に。
「コラ!二人共ジーニが困ってるじゃない。まったく」
ソフィアさんが僕を開放してくれた。だけど何だか僕を見つめている。
「まったく本当にまだ赤ん坊なのね。立ってはいてもちっこい」
ちょっとちょっと久しぶりに会ったのに何て事だ。ソフィアさんは僕を見て呆れていた。
「も~ソフィアそんな事言っちゃジーニさんも可哀そうでしょ。でも立てるようになったのね。偉いわ~」
ソーアさんが僕の頭を撫でて話す。何だか明るくなっていて良かった。うむ、撫でられるのも悪くない。
もう前のソーアさんじゃないんだな。僕は少しその姿にホッとした。前は何だか機械みたいな人だったから。
「ふふ、テラスで話すのも何なのでこっちにどうぞ」
ソーアさんは優しく笑って僕をテラスからすぐの部屋に案内してくれた。
「ジーニ様のにほい~」
「抱っこは私がするの~」
「アウ」
折角人数分の椅子があるのにデシウスはすぐに僕を抱き上げて椅子に座る。何だか懐かしいけど僕はデシウスの膝の上に座ることになった。
フローラちゃんは横からガミガミと文句を言っている。話が進まないよ。
「フローラ、二人を困らせてはダメよ。あなたはこれから長い間ジーニちゃんと一緒に居られるんだからいいでしょ?、今はデシウスさんのものよ」
フェリアさんが椅子に座りながらフローラちゃんを諭した。いやいや僕は物じゃないよ。
フローラちゃんは「う~。は~い」と不貞腐れて了承して隣に座った。
「ごめんなさいねジーニちゃん。それで来てもらったのは他でもないんだけど」
「え?デシウスからはタオルの事しか聞いてないよ」
「....え?デシウスさん・・・テレパシーメールにはなんて書いたの?」
テレパシーメールとはツヴァイお父様がアドスバーンと戦争していた時にお母様と連絡しあっていた通信機の事。魔道具の一種なんだけど魔力で通信して手紙を書かせるシステムみたい。僕もよくは知らないんだ。
「えっと~。ジーニ様の匂いが足りませんなのですぐに来てください。ハァハァだったかな~」
「「「「「・・・・」」」」」
文面が全然違うよ。タオルが10回以上とジーニ様が20回それに匂いが30回くらい連続して書かれてたよ。
でも直訳するとデシウスの言っている事はあっているのかもしれない。一種の暗号かな。
「デシウスさんに頼んだのが馬鹿だったみたい。でも来てもらえればそれでいいわね。実は孤児院にする為に貧民街を改造しているのだけど・・・」
フェリアさんが今、おこなっているシュミット改造計画を話していく。僕はウンウンと頷いて話を聞いている。
すると奥の部屋からベンジャミンさんが入ってきて更に話が続いて行く。
「とまあ、土地をめぐって金のつり上げがされてしまってね。少しでも孤児院を豊かにするには節約していかなくちゃいけないからね。少しずつ進んでいるとはいえ、畑の方はまだまだ収穫出来るわけもないし」
シュミットは鉱山地帯ではないのでどうしても農業中心になってしまう。なのですぐにお金に出来る物もないので結構切羽詰まっているみたい。
「その土地の持ち主は誰なの?」
「ロクーデと言うアルサレムから落ちのびた元伯爵とか言っていたわね。あの人私を舐めまわすように見てきて気持ち悪かったわ」
「「・・・」」
僕はデシウスを見上げる。するとデシウスは嫌そうな顔で頷いた。
まさかまだここにいたとは、それもお金が無くなりそうとか言っていたのに。でもどうやら商才はあるみたい、だって貧民街の土地を買っていたって事だもんね。そこは正直褒めるしかない。また僕のお腹をくらいたいのか、よ~し。
「お二人はロクーデを知っているのですか?」
「ええ、ロクーデにはアステリア家も痛い目にあわされました」
僕はロクーデの話をすべて話す。このシュミットで起きた事も。
「まあ、そうだったのね。でもローズさんがロクーデについている理由がわかりました」
「ええ、たぶんあの事でしょうね。お金絡みなら」
ソフィアとフェリアが顔を見合わせて話していく。
どうやらまだローズさんはロクーデに付き合わされているようだ。大丈夫なのかなと心配していたけどどうやら一人で護衛しているわけじゃないみたいで安心した。
「ローズさんの出生は知っていますか?」
「いえ、僕は全然わかりません」
「確かシュミットよりも東の方と聞きましたが」
「そうなんです。シュミットから東の港街シーレイクから更に海を渡った先のグリンベイルンの孤児院で生まれたのよ」
え~そんな遠くの出身者だったの。ってことはシリカさんもそうなのかな。あ~ちゃんと聞いておけばよかった。故郷に帰りたかっただろうな。何だか心が痛む。
「孤児院で生まれたというのはどういう事ですか?普通孤児院に預けられるのでは?」
言葉の間違いだと思ったデシウスは疑問符として投げかけた。
「間違いではありません。ローズさんは孤児院で働いていた一人の娘から生まれたのです。それも夫なしで」
「「え」」
フェリアさんの言葉に僕とデシウスは呆然とした。え~だっておしべとめしべがないと子供って無理だよね。え~。
「その生んだ娘は?」
「子供を残して何処かに行ってしまったみたいです。孤児院や街ではその娘を気持ち悪がり迫害したようです。それを嫌って逃げるようにいなくなったようですよ」
そうだよね。この世界では嫌われちゃうよね。仕方ないか。
「それでその孤児院を守る為にロクーデの片棒を担いでいるわけか」
ベンジャミンさんは感慨深く俯く。
ローズさんは自分の故郷を守る為に戦っているんだね。それで装備何かもそれほど豪華な物じゃなく見栄え重視の物を使っていたんだ。私服もおしゃれで綺麗だったけどな。
「ロクーデはローズとの契約が終わるまでは売らないでしょう」
「それはいつなんですか?」
「一年だそうです」
「「「「ええ!?」」」」
それじゃ、それまで孤児院を作れないって事だよね。本当にローズさんは今の状況を分かっているのかな。自分が孤児院で育っているのに孤児院の必要性をわかっていないわけがないよね。
今は貧困な子供達は教会で保護されているみたいだけどこのまま一年もの間匿うほどの力はシュミットに残っていないと思うんだ。孤児院を作って雇用も作る。孤児院を起点に色んな人達が集まってきて活気が出てくれば良い街になると思うんだけどな。
「取りあえずローズさんと話をしてみようかな」
「そうですね。それがいいと思います」
僕はみんなにそう言ってデシウスの膝から降りてロクーデの仮住まいに向かうことにした。
「ちょ、デシウス。胸が」
「やめてよ。ジーニちゃんが窒息しちゃう」
僕がシュミットの教会のテラスに舞い降りるとすぐにデシウスが抱き着いてきた。それをみてフローラちゃんが引きはがそうとするんだけど二人の胸が交互に僕にあたって何とも言えない状況に。
「コラ!二人共ジーニが困ってるじゃない。まったく」
ソフィアさんが僕を開放してくれた。だけど何だか僕を見つめている。
「まったく本当にまだ赤ん坊なのね。立ってはいてもちっこい」
ちょっとちょっと久しぶりに会ったのに何て事だ。ソフィアさんは僕を見て呆れていた。
「も~ソフィアそんな事言っちゃジーニさんも可哀そうでしょ。でも立てるようになったのね。偉いわ~」
ソーアさんが僕の頭を撫でて話す。何だか明るくなっていて良かった。うむ、撫でられるのも悪くない。
もう前のソーアさんじゃないんだな。僕は少しその姿にホッとした。前は何だか機械みたいな人だったから。
「ふふ、テラスで話すのも何なのでこっちにどうぞ」
ソーアさんは優しく笑って僕をテラスからすぐの部屋に案内してくれた。
「ジーニ様のにほい~」
「抱っこは私がするの~」
「アウ」
折角人数分の椅子があるのにデシウスはすぐに僕を抱き上げて椅子に座る。何だか懐かしいけど僕はデシウスの膝の上に座ることになった。
フローラちゃんは横からガミガミと文句を言っている。話が進まないよ。
「フローラ、二人を困らせてはダメよ。あなたはこれから長い間ジーニちゃんと一緒に居られるんだからいいでしょ?、今はデシウスさんのものよ」
フェリアさんが椅子に座りながらフローラちゃんを諭した。いやいや僕は物じゃないよ。
フローラちゃんは「う~。は~い」と不貞腐れて了承して隣に座った。
「ごめんなさいねジーニちゃん。それで来てもらったのは他でもないんだけど」
「え?デシウスからはタオルの事しか聞いてないよ」
「....え?デシウスさん・・・テレパシーメールにはなんて書いたの?」
テレパシーメールとはツヴァイお父様がアドスバーンと戦争していた時にお母様と連絡しあっていた通信機の事。魔道具の一種なんだけど魔力で通信して手紙を書かせるシステムみたい。僕もよくは知らないんだ。
「えっと~。ジーニ様の匂いが足りませんなのですぐに来てください。ハァハァだったかな~」
「「「「「・・・・」」」」」
文面が全然違うよ。タオルが10回以上とジーニ様が20回それに匂いが30回くらい連続して書かれてたよ。
でも直訳するとデシウスの言っている事はあっているのかもしれない。一種の暗号かな。
「デシウスさんに頼んだのが馬鹿だったみたい。でも来てもらえればそれでいいわね。実は孤児院にする為に貧民街を改造しているのだけど・・・」
フェリアさんが今、おこなっているシュミット改造計画を話していく。僕はウンウンと頷いて話を聞いている。
すると奥の部屋からベンジャミンさんが入ってきて更に話が続いて行く。
「とまあ、土地をめぐって金のつり上げがされてしまってね。少しでも孤児院を豊かにするには節約していかなくちゃいけないからね。少しずつ進んでいるとはいえ、畑の方はまだまだ収穫出来るわけもないし」
シュミットは鉱山地帯ではないのでどうしても農業中心になってしまう。なのですぐにお金に出来る物もないので結構切羽詰まっているみたい。
「その土地の持ち主は誰なの?」
「ロクーデと言うアルサレムから落ちのびた元伯爵とか言っていたわね。あの人私を舐めまわすように見てきて気持ち悪かったわ」
「「・・・」」
僕はデシウスを見上げる。するとデシウスは嫌そうな顔で頷いた。
まさかまだここにいたとは、それもお金が無くなりそうとか言っていたのに。でもどうやら商才はあるみたい、だって貧民街の土地を買っていたって事だもんね。そこは正直褒めるしかない。また僕のお腹をくらいたいのか、よ~し。
「お二人はロクーデを知っているのですか?」
「ええ、ロクーデにはアステリア家も痛い目にあわされました」
僕はロクーデの話をすべて話す。このシュミットで起きた事も。
「まあ、そうだったのね。でもローズさんがロクーデについている理由がわかりました」
「ええ、たぶんあの事でしょうね。お金絡みなら」
ソフィアとフェリアが顔を見合わせて話していく。
どうやらまだローズさんはロクーデに付き合わされているようだ。大丈夫なのかなと心配していたけどどうやら一人で護衛しているわけじゃないみたいで安心した。
「ローズさんの出生は知っていますか?」
「いえ、僕は全然わかりません」
「確かシュミットよりも東の方と聞きましたが」
「そうなんです。シュミットから東の港街シーレイクから更に海を渡った先のグリンベイルンの孤児院で生まれたのよ」
え~そんな遠くの出身者だったの。ってことはシリカさんもそうなのかな。あ~ちゃんと聞いておけばよかった。故郷に帰りたかっただろうな。何だか心が痛む。
「孤児院で生まれたというのはどういう事ですか?普通孤児院に預けられるのでは?」
言葉の間違いだと思ったデシウスは疑問符として投げかけた。
「間違いではありません。ローズさんは孤児院で働いていた一人の娘から生まれたのです。それも夫なしで」
「「え」」
フェリアさんの言葉に僕とデシウスは呆然とした。え~だっておしべとめしべがないと子供って無理だよね。え~。
「その生んだ娘は?」
「子供を残して何処かに行ってしまったみたいです。孤児院や街ではその娘を気持ち悪がり迫害したようです。それを嫌って逃げるようにいなくなったようですよ」
そうだよね。この世界では嫌われちゃうよね。仕方ないか。
「それでその孤児院を守る為にロクーデの片棒を担いでいるわけか」
ベンジャミンさんは感慨深く俯く。
ローズさんは自分の故郷を守る為に戦っているんだね。それで装備何かもそれほど豪華な物じゃなく見栄え重視の物を使っていたんだ。私服もおしゃれで綺麗だったけどな。
「ロクーデはローズとの契約が終わるまでは売らないでしょう」
「それはいつなんですか?」
「一年だそうです」
「「「「ええ!?」」」」
それじゃ、それまで孤児院を作れないって事だよね。本当にローズさんは今の状況を分かっているのかな。自分が孤児院で育っているのに孤児院の必要性をわかっていないわけがないよね。
今は貧困な子供達は教会で保護されているみたいだけどこのまま一年もの間匿うほどの力はシュミットに残っていないと思うんだ。孤児院を作って雇用も作る。孤児院を起点に色んな人達が集まってきて活気が出てくれば良い街になると思うんだけどな。
「取りあえずローズさんと話をしてみようかな」
「そうですね。それがいいと思います」
僕はみんなにそう言ってデシウスの膝から降りてロクーデの仮住まいに向かうことにした。
25
お気に入りに追加
5,867
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ラストダンジョンをクリアしたら異世界転移! バグもそのままのゲームの世界は僕に優しいようだ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はランカ。
女の子と言われてしまう程可愛い少年。
アルステードオンラインというVRゲームにはまってラストダンジョンをクリア。
仲間たちはみんな現実世界に帰るけれど、僕は嫌いな現実には帰りたくなかった。
そんな時、アルステードオンラインの神、アルステードが僕の前に現れた
願っても叶わない異世界転移をすることになるとは思わなかったな~
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる