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第三章 建国
第五話 ため息
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「ジーニ!デシウスさんからお手紙来てるわよ」
「あ、は~い」
僕は朝起きて自室で着替えていると声がかけられた。今まではシリカさんにお着替えを手伝ってもらっていたんだけど2歳になってからは自分でするようにしている。いつまでも好きな人に服を着させてもらうのも恥ずかしくて。
でもシリカさんは何故かがっかりしていた。ごめんねシリカさん。でも僕も男の子なんだ、いつまでも甘えていては男としてのプライドがあん...。本音ではいつまでも甘えたいんだけどね。
「何だか切羽詰まっているみたいよ」
「え~どうせ僕の匂いがとか書いてあるだけでしょ?」
僕が予想した通りタオルの匂いが薄くなってきて我慢できないという言葉が乱立している。これを見ていたメリアお母様はストーカーじゃないかと思わないのかな?。
僕の名前とタオルそれに匂いという言葉が所狭しと書かれている。僕はゾッとしちゃった。本人を知らなかったら僕は即刻この手紙を燃やすか捨てるだろう。
しかしこれほどまでデシウスみたいな美人に想ってもらっていると思うと何だか嬉しいかな~。
「ん、ジーニ様はモテモテでジゴロ」
「ですな。ですがジーニ様。女性とは怖いものですよ。いつ背中を刺されるともわかりません。できれば印象良くつかず離れずを心掛けてくださいませ」
ララさんとセバスさんが僕をからかってきた。ジゴロってどこで覚えてきたのん。僕は女の人の収入で暮らしてないよ!。それにセバスさんの言葉はとてもありがたいんだけど何か僕がダメな男みたいだよ。
「僕はそんなダメ男じゃないよ!。失礼しちゃうな~」
僕はプンプン怒る。その姿を見てララさんは笑っていた。
ララさんひどいよ....ちょっとお仕置きが必要かな?。ニヤッ。
「時にララさんや。お友達はできましたか?」
「何?急に。それに変な喋り方」
僕はここだと思いララさんの弱みをララさんの耳元で囁く。
「主に男のお友達だよ~~」
「!?」
ララさんは後ずさりして狼狽えてる。可愛い~。まさか僕に見られているとも知らずにペラペラ読んでいたもんね~。ふんふん、男の子はスキンシップがどうとかって書いてあったな~。よ~っし。
「ララさんも女の子なんだからそういう事に興味を持つのは当たり前だよね。いいんですよ~若いんだから」
僕はララさんの背丈ほどに浮いてララさんの頭をナデナデするとララさんは耳まで顔を真っ赤にして俯いた。現代だったら確実にセクハラに引っかかるね。
お~!、あの本は本当みたいだな~。
「もう!、ジーニ様なんか、シリカに刺されればいい!」
辛辣な言葉を吐いて、ララさんは怒って自分の部屋へ入っていってしまった。
ありゃ、やり過ぎちゃったかな~。でもでも最初にからかってきたのはララさんだし~。ちょっとくらいいいよね?。
「む~、ジーニ様に見られていたなんて....」
ララは自室にて呟く、そしてため息まじりに更に呟いた。
「ジーニ様はシリカのものだもんね。私なんかじゃ無理だよね」
ララはジーニに撫でられた頭を触りながら顔を赤くしている。いつの間にか大人びた二歳児を好きになっていた事に恥ずかしくなってきたようだ。
皆さんはジーニがモテる事を不思議に思うかもしれない。だが違うのです。ジーニは全ステータスが化物になってしまっているのです。女性というものは古来より強いものを本能的に好きになってしまうのです。なのでジーニがモテるのはごく自然な事。
所詮法律などという物は人類が築いたルールというだけでそんなもの自分の気持ちとは関係ないのです。
とまあ私が言いたい事はジーニはこの間よりもステータスが遥かに上がってしまった事で必然的にモテてしまう様になってしまったということです。
「は~あ・・・」
ララは顔を赤くしてため息をついた。ララの部屋にはため息の声が響いて行く。
「じゃあ、デシウスの所に行ってくるね」
「う~~、私も行っちゃだめですか?」
「ダメ~、私が一緒にいくからシリカはいいの!」
シリカさんが一緒にシュミットに行きたいと行ってきたんだけどフローラちゃんも連れて行かないといけないからな~と悩んでいるとフローラちゃんがダメと頑なに止めていた。
何だか二人の間に不穏な空気が。
「シュミットは今結構危ないらしいからシリカさんは待っていてください」
僕は心を鬼にしてシリカさんにそういうと、
「..そうですか。わかりました」
「やた!」
そこ!、ガッツポーズしないで。
フローラちゃんはシリカさんのしょんぼりしている姿を見てガッツポーズをしていた。僕は頭に手を当ててため息をつく。
僕とフローラちゃんはデシウスに匂い補充をしにシュミットに行くことになりました。
ついでにシュミットで建物の参考になる物を見てこようなか。
「あ、は~い」
僕は朝起きて自室で着替えていると声がかけられた。今まではシリカさんにお着替えを手伝ってもらっていたんだけど2歳になってからは自分でするようにしている。いつまでも好きな人に服を着させてもらうのも恥ずかしくて。
でもシリカさんは何故かがっかりしていた。ごめんねシリカさん。でも僕も男の子なんだ、いつまでも甘えていては男としてのプライドがあん...。本音ではいつまでも甘えたいんだけどね。
「何だか切羽詰まっているみたいよ」
「え~どうせ僕の匂いがとか書いてあるだけでしょ?」
僕が予想した通りタオルの匂いが薄くなってきて我慢できないという言葉が乱立している。これを見ていたメリアお母様はストーカーじゃないかと思わないのかな?。
僕の名前とタオルそれに匂いという言葉が所狭しと書かれている。僕はゾッとしちゃった。本人を知らなかったら僕は即刻この手紙を燃やすか捨てるだろう。
しかしこれほどまでデシウスみたいな美人に想ってもらっていると思うと何だか嬉しいかな~。
「ん、ジーニ様はモテモテでジゴロ」
「ですな。ですがジーニ様。女性とは怖いものですよ。いつ背中を刺されるともわかりません。できれば印象良くつかず離れずを心掛けてくださいませ」
ララさんとセバスさんが僕をからかってきた。ジゴロってどこで覚えてきたのん。僕は女の人の収入で暮らしてないよ!。それにセバスさんの言葉はとてもありがたいんだけど何か僕がダメな男みたいだよ。
「僕はそんなダメ男じゃないよ!。失礼しちゃうな~」
僕はプンプン怒る。その姿を見てララさんは笑っていた。
ララさんひどいよ....ちょっとお仕置きが必要かな?。ニヤッ。
「時にララさんや。お友達はできましたか?」
「何?急に。それに変な喋り方」
僕はここだと思いララさんの弱みをララさんの耳元で囁く。
「主に男のお友達だよ~~」
「!?」
ララさんは後ずさりして狼狽えてる。可愛い~。まさか僕に見られているとも知らずにペラペラ読んでいたもんね~。ふんふん、男の子はスキンシップがどうとかって書いてあったな~。よ~っし。
「ララさんも女の子なんだからそういう事に興味を持つのは当たり前だよね。いいんですよ~若いんだから」
僕はララさんの背丈ほどに浮いてララさんの頭をナデナデするとララさんは耳まで顔を真っ赤にして俯いた。現代だったら確実にセクハラに引っかかるね。
お~!、あの本は本当みたいだな~。
「もう!、ジーニ様なんか、シリカに刺されればいい!」
辛辣な言葉を吐いて、ララさんは怒って自分の部屋へ入っていってしまった。
ありゃ、やり過ぎちゃったかな~。でもでも最初にからかってきたのはララさんだし~。ちょっとくらいいいよね?。
「む~、ジーニ様に見られていたなんて....」
ララは自室にて呟く、そしてため息まじりに更に呟いた。
「ジーニ様はシリカのものだもんね。私なんかじゃ無理だよね」
ララはジーニに撫でられた頭を触りながら顔を赤くしている。いつの間にか大人びた二歳児を好きになっていた事に恥ずかしくなってきたようだ。
皆さんはジーニがモテる事を不思議に思うかもしれない。だが違うのです。ジーニは全ステータスが化物になってしまっているのです。女性というものは古来より強いものを本能的に好きになってしまうのです。なのでジーニがモテるのはごく自然な事。
所詮法律などという物は人類が築いたルールというだけでそんなもの自分の気持ちとは関係ないのです。
とまあ私が言いたい事はジーニはこの間よりもステータスが遥かに上がってしまった事で必然的にモテてしまう様になってしまったということです。
「は~あ・・・」
ララは顔を赤くしてため息をついた。ララの部屋にはため息の声が響いて行く。
「じゃあ、デシウスの所に行ってくるね」
「う~~、私も行っちゃだめですか?」
「ダメ~、私が一緒にいくからシリカはいいの!」
シリカさんが一緒にシュミットに行きたいと行ってきたんだけどフローラちゃんも連れて行かないといけないからな~と悩んでいるとフローラちゃんがダメと頑なに止めていた。
何だか二人の間に不穏な空気が。
「シュミットは今結構危ないらしいからシリカさんは待っていてください」
僕は心を鬼にしてシリカさんにそういうと、
「..そうですか。わかりました」
「やた!」
そこ!、ガッツポーズしないで。
フローラちゃんはシリカさんのしょんぼりしている姿を見てガッツポーズをしていた。僕は頭に手を当ててため息をつく。
僕とフローラちゃんはデシウスに匂い補充をしにシュミットに行くことになりました。
ついでにシュミットで建物の参考になる物を見てこようなか。
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