15 / 252
第二章 信仰と差別
第一話 アルサレムの民
しおりを挟む
差別をなくすと言ったものの僕は、
「ジーニ様・・・・ジーニ様」
「ダ、ダ?」
「朝ですよ。お目覚めください」
帰ってきてすぐに眠りについていました。そして朝寝坊をしてしまい僕はシリカさんに起こされた。一歳児で普通に起きてきていた今までが凄いんだけどね。
「珍しいですね。朝こんなにお眠りになるなんて」
「アイ!」
僕はシリカさんに抱き上げられリビングへと運ばれる。リビングにはデシウスを含めた昨日のメンバーがいた。ちなみにツヴァイお父様はアステリアに先行して向かった。屋敷が無くなっているので家族の為に建てておくそうだ。アステリアの難民の人達も一緒に行っているらしい。アルサレムに知り合いのいる人達は一部残るとか。だいぶ人口が少なくなるな~。
「ん、ジーニ様はお寝坊さん」
「ふふ、シリカに起こしてもらいたかったのでしょ?」
ララさんにからかわれ、お母様はシリカさんを茶化す。シリカさんは何故か俯き頬を赤くした。その姿に僕はお母様とシリカさんを交互に見る。あれ?これって意識しているの?。僕はまだ一歳なのにシリカさんに恋してもらえたのかな?。何て、さすがにないよね。だがゆくゆくは・・・ニヘラ~。
僕は未来の僕とシリカさんを思い浮かべて頬を緩ませる。
「ジーニ様!ご飯を食べましょ!」
デシウスがシリカさんから僕を引き離す。おのれデシウスお前はいい。僕はデシウスを見やる。その時シリカさんの顔が視線に入るといつものシリカさんじゃなかった。
「デシウス様。そのように力強くされてはジーニ様がかわいそうです」
「・・え?ジーニ様はとても屈強なのよ。私の大剣も通さなかったんだから大丈夫よ」
えっと~。お二人は何故にメンチビームを?。僕の頭上で視線の火花が散っている。
「ふふ、ジーニはどちらを選ぶのかしらね」
「ん、私はシリカを選んでほしい」
お母様とララさんが何やら不穏な発言をしている。僕はシリカさん一筋ですよ!。デシウスは確かに綺麗だけど何だか夢の中の人のようで現実味がないんだよね。ってシリカさんが美しさで負けてるってわけじゃないよ・・本当だよ!。
朝ごはんを二人のスプーンからもらう僕はとてもお腹いっぱいになった。まるでリスのように頬を膨らませるとララさんに笑われた。む~・・ララさんの秘密を喋るぞ~。君達だけに教えようララさんは本が好きなのはみんな知っているだろう。そのコレクションの中には[友達になる方法]など以外になんと[彼氏の作り方]という本もあったのだ。ぐふふ、言っちゃった~でもまだ僕はしゃべれないからララさんをいじめられないけど。
あ~いっぱいいじめられる人が増えていくな~。ぬふふ。僕は不敵に笑う。その姿を見られたララさんに少し引かれたけど僕は大丈夫です・・・。
朝ごはんも終わり僕はシリカさんに抱かれアルサレム内を歩く。相変わらず僕を見た人は可哀そうな者を見るような人と嫌悪の眼で見てくる人が半々といった様子だ。結構僕は可愛いはずなんだけどな~。
「ふふ、ジーニ様は可愛いですよ」
シリカさんが満面の笑みで僕を慰めてくれる。僕もつられて笑う。そうですよね~僕は可愛いんです。シリカさんは本当に僕の事わかってるな~。
「あら~、お姉さまじゃない!」
「本当だわ。ローズお姉さまのお友達の」
「あらあら、あの時の赤ん坊も一緒ね」
何だか二丁目な人達が声をかけてきた。シリカさんのお友達かな?。
「どなた様ですか?」
違うみたいだ。シリカさんは困惑している。
「あら~、忘れたの?この間ここで私達を目覚めさせてくれたじゃない」
「目覚めさせてくれたのはローズお姉さまだけど~」
二丁目な方々は間延びした喋り方で説明をしてきた。まさかあの時蹴られていた人達かな?。
「え?ええ!?」
「ふふふ~~驚くのも無理はないわ~」
「あの時の私達はどうかしてたのよ~、今ではここいらの平和を守っているのよ」
「ほんと男って女を何だと思ってるのかしらね~」
二丁目3姉妹は強面の男達を見て話す。強面の男達は視線を外し何処かへ逃げていった。なるほどなるほど、こういう抑止力ってあるんだな~、勉強になる。
僕は3人をみて関心した。とても見れたものではない容姿だがこういう強さもあるのだと。だけど僕は目指さないよ。だってこんな化物みたいになる自信はないもの。可愛いからね・・・てへ。
「そうですね・・・では私達は急ぎますので」
「は~い。あなた美人なんだから気をつけなさいよ」
「そうよ。何かあったらすぐに助け呼ぶのよ」
「ここの近くだったらすぐに来てね」
二丁目3姉妹はそう言ってウインクしてきた。何で二丁目の人達って筋肉マンなんだろうか・・・。でもいい人達だな。やっぱりローズさんの体罰は人を改心させるのかもしれない。改めてローズさんを尊敬した。
二丁目3姉妹と分かれてから、少し小腹が空いたのでレストランにいくことにした。シリカさんと一緒にレストランに入ると店員さんに獣人の人がいる事に気付いた。
「ダ~~~!!」
「ど、どうしたんですかジーニ様」
わ~い、猫娘~じゃ~ん。こんな近くにいたんか~い、ちょっとちょっと~いるなら返事をしてくれればいいのに~。
と興奮した僕が叫ぶとシリカさんが驚いた。その様子を心配しながらも猫耳の女の子と男性が駆け寄る。
「大丈夫?」
「何かありましたか?」
とても心配している親子。どうやら貴族服の僕がいた事で何か粗相をしたと思ってしまったみたい。何だか悪いことしたな~。でも差別が酷いこの世界で獣人がこのアルサレムで店をもてるんだな~とアルサレム王の力を思い知った感じだな。
「ダ~ダ~」
僕は首を横に振って否定するととてもびっくりした様子で親子が僕をみた。
「この子何歳なんですか?」
「聡明な坊ちゃんだ」
「ふふ、今年で二歳になるんですよ。ジーニ様は天才ですから」
シリカさんはまるで自分の子供を自慢するように話す。何だか僕も誇らしげだ。
「それで今日はどうされたんですか?」
え?レストランに来たら食事しかないでしょ?。
「ただ食事に来ただけですよ。どの席に座ればいいですか?」
「あ、ああ。そうですよね」
「お父さん、お金払わなくていいの?」
「はい?」
「ダ?」
猫耳の女の子の言葉にシリカさんと僕は声をだした。貴族はお店からお金をもらうものなのか?。
「こら、ニャンナ。ははは。何でもないんですよ」
明らかに動揺している親父さん。その後何事もなかったように僕たちを席に通した。僕たちも空気を読んで食事を食べてすぐに屋敷へ帰っていった。
「王はとても平等な方なのにその下の貴族たちは民からお金を巻き上げているのね・・・」
メリアお母様はとても呆れている。貴族の癖に民を傷つける、何という事か・・・。許せないね。
「ララ」
「ん、調べておくね」
シリカさんの合図でララさんが頷く。またララさんが潜入モードになるようだ。捕まってあれやこれやと薄い本に・・・てへ。
冗談はさておき僕も自分で色々調べよ~っと。
という事で次回は世直しジーニです。ひと~つ人の世の生き血をすすりー、ふたーつ不埒な悪行三昧、みーっつ正してくれようジ二太郎ってね。
「ジーニ様・・・・ジーニ様」
「ダ、ダ?」
「朝ですよ。お目覚めください」
帰ってきてすぐに眠りについていました。そして朝寝坊をしてしまい僕はシリカさんに起こされた。一歳児で普通に起きてきていた今までが凄いんだけどね。
「珍しいですね。朝こんなにお眠りになるなんて」
「アイ!」
僕はシリカさんに抱き上げられリビングへと運ばれる。リビングにはデシウスを含めた昨日のメンバーがいた。ちなみにツヴァイお父様はアステリアに先行して向かった。屋敷が無くなっているので家族の為に建てておくそうだ。アステリアの難民の人達も一緒に行っているらしい。アルサレムに知り合いのいる人達は一部残るとか。だいぶ人口が少なくなるな~。
「ん、ジーニ様はお寝坊さん」
「ふふ、シリカに起こしてもらいたかったのでしょ?」
ララさんにからかわれ、お母様はシリカさんを茶化す。シリカさんは何故か俯き頬を赤くした。その姿に僕はお母様とシリカさんを交互に見る。あれ?これって意識しているの?。僕はまだ一歳なのにシリカさんに恋してもらえたのかな?。何て、さすがにないよね。だがゆくゆくは・・・ニヘラ~。
僕は未来の僕とシリカさんを思い浮かべて頬を緩ませる。
「ジーニ様!ご飯を食べましょ!」
デシウスがシリカさんから僕を引き離す。おのれデシウスお前はいい。僕はデシウスを見やる。その時シリカさんの顔が視線に入るといつものシリカさんじゃなかった。
「デシウス様。そのように力強くされてはジーニ様がかわいそうです」
「・・え?ジーニ様はとても屈強なのよ。私の大剣も通さなかったんだから大丈夫よ」
えっと~。お二人は何故にメンチビームを?。僕の頭上で視線の火花が散っている。
「ふふ、ジーニはどちらを選ぶのかしらね」
「ん、私はシリカを選んでほしい」
お母様とララさんが何やら不穏な発言をしている。僕はシリカさん一筋ですよ!。デシウスは確かに綺麗だけど何だか夢の中の人のようで現実味がないんだよね。ってシリカさんが美しさで負けてるってわけじゃないよ・・本当だよ!。
朝ごはんを二人のスプーンからもらう僕はとてもお腹いっぱいになった。まるでリスのように頬を膨らませるとララさんに笑われた。む~・・ララさんの秘密を喋るぞ~。君達だけに教えようララさんは本が好きなのはみんな知っているだろう。そのコレクションの中には[友達になる方法]など以外になんと[彼氏の作り方]という本もあったのだ。ぐふふ、言っちゃった~でもまだ僕はしゃべれないからララさんをいじめられないけど。
あ~いっぱいいじめられる人が増えていくな~。ぬふふ。僕は不敵に笑う。その姿を見られたララさんに少し引かれたけど僕は大丈夫です・・・。
朝ごはんも終わり僕はシリカさんに抱かれアルサレム内を歩く。相変わらず僕を見た人は可哀そうな者を見るような人と嫌悪の眼で見てくる人が半々といった様子だ。結構僕は可愛いはずなんだけどな~。
「ふふ、ジーニ様は可愛いですよ」
シリカさんが満面の笑みで僕を慰めてくれる。僕もつられて笑う。そうですよね~僕は可愛いんです。シリカさんは本当に僕の事わかってるな~。
「あら~、お姉さまじゃない!」
「本当だわ。ローズお姉さまのお友達の」
「あらあら、あの時の赤ん坊も一緒ね」
何だか二丁目な人達が声をかけてきた。シリカさんのお友達かな?。
「どなた様ですか?」
違うみたいだ。シリカさんは困惑している。
「あら~、忘れたの?この間ここで私達を目覚めさせてくれたじゃない」
「目覚めさせてくれたのはローズお姉さまだけど~」
二丁目な方々は間延びした喋り方で説明をしてきた。まさかあの時蹴られていた人達かな?。
「え?ええ!?」
「ふふふ~~驚くのも無理はないわ~」
「あの時の私達はどうかしてたのよ~、今ではここいらの平和を守っているのよ」
「ほんと男って女を何だと思ってるのかしらね~」
二丁目3姉妹は強面の男達を見て話す。強面の男達は視線を外し何処かへ逃げていった。なるほどなるほど、こういう抑止力ってあるんだな~、勉強になる。
僕は3人をみて関心した。とても見れたものではない容姿だがこういう強さもあるのだと。だけど僕は目指さないよ。だってこんな化物みたいになる自信はないもの。可愛いからね・・・てへ。
「そうですね・・・では私達は急ぎますので」
「は~い。あなた美人なんだから気をつけなさいよ」
「そうよ。何かあったらすぐに助け呼ぶのよ」
「ここの近くだったらすぐに来てね」
二丁目3姉妹はそう言ってウインクしてきた。何で二丁目の人達って筋肉マンなんだろうか・・・。でもいい人達だな。やっぱりローズさんの体罰は人を改心させるのかもしれない。改めてローズさんを尊敬した。
二丁目3姉妹と分かれてから、少し小腹が空いたのでレストランにいくことにした。シリカさんと一緒にレストランに入ると店員さんに獣人の人がいる事に気付いた。
「ダ~~~!!」
「ど、どうしたんですかジーニ様」
わ~い、猫娘~じゃ~ん。こんな近くにいたんか~い、ちょっとちょっと~いるなら返事をしてくれればいいのに~。
と興奮した僕が叫ぶとシリカさんが驚いた。その様子を心配しながらも猫耳の女の子と男性が駆け寄る。
「大丈夫?」
「何かありましたか?」
とても心配している親子。どうやら貴族服の僕がいた事で何か粗相をしたと思ってしまったみたい。何だか悪いことしたな~。でも差別が酷いこの世界で獣人がこのアルサレムで店をもてるんだな~とアルサレム王の力を思い知った感じだな。
「ダ~ダ~」
僕は首を横に振って否定するととてもびっくりした様子で親子が僕をみた。
「この子何歳なんですか?」
「聡明な坊ちゃんだ」
「ふふ、今年で二歳になるんですよ。ジーニ様は天才ですから」
シリカさんはまるで自分の子供を自慢するように話す。何だか僕も誇らしげだ。
「それで今日はどうされたんですか?」
え?レストランに来たら食事しかないでしょ?。
「ただ食事に来ただけですよ。どの席に座ればいいですか?」
「あ、ああ。そうですよね」
「お父さん、お金払わなくていいの?」
「はい?」
「ダ?」
猫耳の女の子の言葉にシリカさんと僕は声をだした。貴族はお店からお金をもらうものなのか?。
「こら、ニャンナ。ははは。何でもないんですよ」
明らかに動揺している親父さん。その後何事もなかったように僕たちを席に通した。僕たちも空気を読んで食事を食べてすぐに屋敷へ帰っていった。
「王はとても平等な方なのにその下の貴族たちは民からお金を巻き上げているのね・・・」
メリアお母様はとても呆れている。貴族の癖に民を傷つける、何という事か・・・。許せないね。
「ララ」
「ん、調べておくね」
シリカさんの合図でララさんが頷く。またララさんが潜入モードになるようだ。捕まってあれやこれやと薄い本に・・・てへ。
冗談はさておき僕も自分で色々調べよ~っと。
という事で次回は世直しジーニです。ひと~つ人の世の生き血をすすりー、ふたーつ不埒な悪行三昧、みーっつ正してくれようジ二太郎ってね。
75
お気に入りに追加
5,867
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ラストダンジョンをクリアしたら異世界転移! バグもそのままのゲームの世界は僕に優しいようだ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はランカ。
女の子と言われてしまう程可愛い少年。
アルステードオンラインというVRゲームにはまってラストダンジョンをクリア。
仲間たちはみんな現実世界に帰るけれど、僕は嫌いな現実には帰りたくなかった。
そんな時、アルステードオンラインの神、アルステードが僕の前に現れた
願っても叶わない異世界転移をすることになるとは思わなかったな~
【創造魔法】を覚えて、万能で最強になりました。 クラスから追放した奴らは、そこらへんの草でも食ってろ!
久乃川あずき(桑野和明)
ファンタジー
次世代ファンタジーカップ『面白スキル賞』受賞しました。
2022年9月20日より、コミカライズ連載開始です(アルファポリスのサイトで読めます)
単行本は現在2巻まで出ています。
高校二年の水沢優樹は、不思議な地震に巻き込まれ、クラスメイト三十五人といっしょに異世界に転移してしまう。
三ヶ月後、ケガをした優樹は、クラスメイトから役立たずと言われて追放される。
絶望的な状況だったが、ふとしたきっかけで、【創造魔法】が使えるようになる。
【創造魔法】は素材さえあれば、どんなものでも作ることができる究極の魔法で、優樹は幼馴染みの由那と快適な暮らしを始める。
一方、優樹を追放したクラスメイトたちは、木の実や野草を食べて、ぎりぎりの生活をしていた。優樹が元の世界の食べ物を魔法で作れることを知り、追放を撤回しようとするが、その判断は遅かった。
優樹は自分を追放したクラスメイトたちを助ける気などなくなっていた。
あいつらは、そこらへんの草でも食ってればいいんだ。
異世界で活躍する優樹と悲惨な展開になるクラスメイトたちの物語です。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
墓守の荷物持ち 遺体を回収したら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアレア・バリスタ
ポーターとしてパーティーメンバーと一緒にダンジョンに潜っていた
いつも通りの階層まで潜るといつもとは違う魔物とあってしまう
その魔物は僕らでは勝てない魔物、逃げるために必死に走った
だけど仲間に裏切られてしまった
生き残るのに必死なのはわかるけど、僕をおとりにするなんてひどい
そんな僕は何とか生き残ってあることに気づくこととなりました
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る(旧題|剣は光より速い-社畜異世界転生)
丁鹿イノ
ファンタジー
【ファンタジア文庫にて1巻発売中!】
深夜の職場で人生を終えた青桐 恒(25)は、気づいたらファンタジーな異世界に転生していた。
前世の社畜人生のお陰で圧倒的な精神力を持ち、生後から持ち前の社畜精神で頑張りすぎて魔力と気力を異常に成長させてしまう。
そのうち元Sクラス冒険者である両親も自重しなくなり、魔術と剣術もとんでもないことに……
異世界に転生しても働くのをやめられない!
剣と魔術が存在するファンタジーな異世界で持ち前の社畜精神で努力を積み重ね成り上がっていく、成長物語。
■カクヨムでも連載中です■
本作品をお読みいただき、また多く感想をいただき、誠にありがとうございます。
中々お返しできておりませんが、お寄せいただいたコメントは全て拝見し、執筆の糧にしています。
いつもありがとうございます。
◆
書籍化に伴いタイトルが変更となりました。
剣は光より速い - 社畜異世界転生 ~社畜は異世界でも無休で最強へ至る~
↓
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる