18 / 19
第一章 誕生
第18話 忍び
しおりを挟む
「群れがいるって言ってた方角はこっちだよな」
黒装束に着替えて顔まで隠す。ゴブリンを迎え撃つ草原まで走ってきたけど、正確な位置は分からないんだよな。
「真正面から迎え撃つことになるとしたら方角はそのままで進んでいけば、何かに当たるはずだ。朝までには数を減らすか指揮系統を潰す」
走り出して考えを口に出す。できればその両方を済ませたいところだ。彼女、彼らを守るためにも。『私は守ってくれないんですか』なんてラーシアは言いそうだな。と変なことを考えて笑みがこぼれる。
「ついでだな」
苦笑いで独り言、想像でも彼女はわがままだな。
だいぶ走ってきた時、前方に森が見えてきた。山のふもとと言った森は少し異様な雰囲気をかもしだしていた。
「木がところどころもぎ取られてる。こっちは倒されてるな」
根っこごととれているところと斧で切ったかのような木が見える。根っこごと取れる力を持っている者と武器を使える知恵のある者、両方いるってことか。ゴブリンとは決まってはいないけど警戒していこう。
「引きずって出来た道が案内してくれてるな」
根っこごともぎ取った木を引きずったような跡が出来上がっている。何回も往復しているのか、数本引きずったような跡になってる。いっぺんには流石にトロールでも無理だろう。
そんなことを考えながら山に続く森を進むと登坂になってきた。気配を感じて木陰に隠れる。
「……どうりで。あれはオーガだ」
木を三本束ねて引きずっている角のある魔物オーガ。人型の魔物でトロールよりも少し小さいけど、強くて知恵のある魔物だ。あんなものまで生まれてるなんて、先に来ていて良かった。あんなのがたくさんいたら冒険者は全滅していたぞ。
リザードマンが10体くらいいないと勝てない程の魔物だ。新人冒険者なんて100人いても勝てない。
「あれについていけば敵の居場所が。!?」
オーガについていこうと思って木陰から出るとオーガが向かった方向から同じ魔物がぞろぞろと出てきた。僕は思わず隠れるとやつらは横を素通りしていく。
「す、すごい数だ。バレたらまずい」
「グルルル」
「!?」
魔物の群れの中に入ってしまったらしい。狼の魔物がいて、僕はバレてしまった。仕方ない、ここで戦いの狼煙をあげる。
「【ファイアストーム】!」
狼に魔法を放つ。炎の竜巻が魔物達を巻きこんでいく。
「ガア!」
「うっ! オーガ」
竜巻をものともせずに近づいてくるオーガ。それも一体じゃない。6体も向かってくる。
炎の竜巻のおかげでオーガ以外は近づいてこない。いやオーガ達は僕を独占したいんだ。彼らも僕の倒して強くなりたいんだろう。知恵があるとこういうことがあるのかな。
「ガア!」
「あまい!」
大振りでひび割れてる大剣を振るってくる。人から奪った物だと思うその大剣は傷ついている。じいちゃんの【龍光】に勝てるはずない、鋭く大剣を【龍光】で切り裂いてそのままオーガの首をはねた。
一人倒すとオーガ達は冷や汗をかいて後退する。そして、別の魔物達が一斉に襲い掛かってきた。
回転して【龍光】が魔物を切り裂く、覆いかぶさる魔物を【虎光】で切り払う。いつ終わるかわからない魔物の波とせめぎ合い、静かになるとオーガ達が笑みを浮かべていた。
「ハァハァ」
息も絶え絶えの僕、やつらは僕のスタミナが切れるのを待っていた。だけど、待っていたのは僕だ。
「【ヒール】」
『!?』
頭が良くて仲間を使ってきた。絶対に僕を仕留めたかったはずだ。必ず来ると信じていたよ。
僕は自分の体を回復させて【龍光】と【虎光】を構える。
オーガは顔を見合ってひびの入った装備を構えてきた。
「はっ!」
鋭く【龍光】を眼前のオーガに振り下ろす。オーガは袈裟に受けると心臓の手前で止まる。オーガは力んで【龍光】を止めている。
「ガア!」
動きのとまった僕に残りのオーガが襲い掛かってくる。切りつけたオーガはニヤリと笑い絶命していく。勝った夢を見て死ぬなんて人間みたいなやつだ。でも、そうならない。
「はっ!」
絶命して力の抜けたオーガから横なぎに払う。そのまま回転してオーガ達の武器を切り裂いた。
武器をなくしてたじろぐオーガ、周りには仲間はいない。一度顔を見合うと一体が逃げだして残りが襲い掛かってくる。
「石!?」
距離を取って石を投げてくるオーガ。普通の投石と違って木に穴が開くほどの威力。あんなのまともに受けたらたまったものじゃない。
普通の冒険者ならやられていた。だけど、僕は普通の冒険者じゃない!
「はっはっ!」
手裏剣を投げてオーガの頭に命中させる。そのくらいじゃ死なないオーガはなおも投石を続けてくる。
おかしい、なんでこんな回りくどい。そう思っていると逃げていった一体が魔物を連れてきていた。仲間を呼んだんだ。
そう思っていると逃げた一体のオーガが仲間を呼んで帰ってきた。ゴブリンの群れだ。
元々ゴブリンの群れを貴族が作り出したという話だった。オーガは副産物だろう。
人から奪った武器も複数見られる。あれはクロスボウだ。弓は扱いが難しいからエゼストスとかいう貴族はあれを持たせたんだろう。
「ギ!」
ゴブリンとしては大きい個体が手をあげて合図を送る。一斉にクロスボウが僕に向けられて矢が射かけられる。ゴブリン達は下手で仲間のオーガに矢が刺さっていく。
「ギ! ギャギャギャ!」
怒るゴブリン。あいつがジェネラルとかいうやつか? 仕留めるチャンスだ! そう思った瞬間。オーガがゴブリンを担いで放り投げてきた。
ゴブリンを両断して距離を詰める。飛んでくる矢、【龍光】と【虎光】で矢を落とす。
「ガア!」
オーガの最後の抵抗、大剣を振り下ろしてくる。僕はやつの腕を切り落とし、【虎光】で首を落とした。
オーガがやられたことで怖気つくゴブリン達。勝手に武器を捨ててジェネラルだけ残して走り去っていくが、逃がすわけがない。
「【ファイアストーム】」
走っていく方向へ炎の竜巻を放つ。ゴブリンの断末魔が聞こえてくる。
それを見てジェネラルは剣を構えて僕を睨みつける。
ジェネラルとは言えゴブリンだ。オーガよりは弱い。そう思っていた、だけどそれは間違いだった。
「ギャギャ!」
「!?」
石を投げ、四本足で駆けてくるジェネラル。左右に跳躍して投石を繰り返してくる。それだけならまだまだ余裕がある。だけど、奴はオーガの死体の血をかけてきた。
その場にあるものをすべて使って戦ってくる。下手に知恵の回る魔物は驚異的だ。
「ギャギャギャ!」
うまくいったと近づいてくるジェネラル。剣を構えて突き刺してくる。剣は僕のお腹に当たり折れて、ジェネラルの首が地面に落ちた。
「来ると思ってた」
顔を拭って死体を確認する。
じいちゃんからもらったチェーンメイル。見事にジェネラルの剣を折ってくれた。突き刺されているのに折れるなんて異常な装備だ。
来た方向が分かれば【龍光】で一撃だ。
「あとはヒーローとクイーンか。少なくともあと一つは群れがある。オーガはまだいるのかな」
マジックバッグから布を取り出して汚れた体を拭う。クイーンは洞窟から出ないはずだ。そのくらい希少な魔物だから。エゼストスとかいう貴族がどう考えているかわからないけれど。
黒装束に着替えて顔まで隠す。ゴブリンを迎え撃つ草原まで走ってきたけど、正確な位置は分からないんだよな。
「真正面から迎え撃つことになるとしたら方角はそのままで進んでいけば、何かに当たるはずだ。朝までには数を減らすか指揮系統を潰す」
走り出して考えを口に出す。できればその両方を済ませたいところだ。彼女、彼らを守るためにも。『私は守ってくれないんですか』なんてラーシアは言いそうだな。と変なことを考えて笑みがこぼれる。
「ついでだな」
苦笑いで独り言、想像でも彼女はわがままだな。
だいぶ走ってきた時、前方に森が見えてきた。山のふもとと言った森は少し異様な雰囲気をかもしだしていた。
「木がところどころもぎ取られてる。こっちは倒されてるな」
根っこごととれているところと斧で切ったかのような木が見える。根っこごと取れる力を持っている者と武器を使える知恵のある者、両方いるってことか。ゴブリンとは決まってはいないけど警戒していこう。
「引きずって出来た道が案内してくれてるな」
根っこごともぎ取った木を引きずったような跡が出来上がっている。何回も往復しているのか、数本引きずったような跡になってる。いっぺんには流石にトロールでも無理だろう。
そんなことを考えながら山に続く森を進むと登坂になってきた。気配を感じて木陰に隠れる。
「……どうりで。あれはオーガだ」
木を三本束ねて引きずっている角のある魔物オーガ。人型の魔物でトロールよりも少し小さいけど、強くて知恵のある魔物だ。あんなものまで生まれてるなんて、先に来ていて良かった。あんなのがたくさんいたら冒険者は全滅していたぞ。
リザードマンが10体くらいいないと勝てない程の魔物だ。新人冒険者なんて100人いても勝てない。
「あれについていけば敵の居場所が。!?」
オーガについていこうと思って木陰から出るとオーガが向かった方向から同じ魔物がぞろぞろと出てきた。僕は思わず隠れるとやつらは横を素通りしていく。
「す、すごい数だ。バレたらまずい」
「グルルル」
「!?」
魔物の群れの中に入ってしまったらしい。狼の魔物がいて、僕はバレてしまった。仕方ない、ここで戦いの狼煙をあげる。
「【ファイアストーム】!」
狼に魔法を放つ。炎の竜巻が魔物達を巻きこんでいく。
「ガア!」
「うっ! オーガ」
竜巻をものともせずに近づいてくるオーガ。それも一体じゃない。6体も向かってくる。
炎の竜巻のおかげでオーガ以外は近づいてこない。いやオーガ達は僕を独占したいんだ。彼らも僕の倒して強くなりたいんだろう。知恵があるとこういうことがあるのかな。
「ガア!」
「あまい!」
大振りでひび割れてる大剣を振るってくる。人から奪った物だと思うその大剣は傷ついている。じいちゃんの【龍光】に勝てるはずない、鋭く大剣を【龍光】で切り裂いてそのままオーガの首をはねた。
一人倒すとオーガ達は冷や汗をかいて後退する。そして、別の魔物達が一斉に襲い掛かってきた。
回転して【龍光】が魔物を切り裂く、覆いかぶさる魔物を【虎光】で切り払う。いつ終わるかわからない魔物の波とせめぎ合い、静かになるとオーガ達が笑みを浮かべていた。
「ハァハァ」
息も絶え絶えの僕、やつらは僕のスタミナが切れるのを待っていた。だけど、待っていたのは僕だ。
「【ヒール】」
『!?』
頭が良くて仲間を使ってきた。絶対に僕を仕留めたかったはずだ。必ず来ると信じていたよ。
僕は自分の体を回復させて【龍光】と【虎光】を構える。
オーガは顔を見合ってひびの入った装備を構えてきた。
「はっ!」
鋭く【龍光】を眼前のオーガに振り下ろす。オーガは袈裟に受けると心臓の手前で止まる。オーガは力んで【龍光】を止めている。
「ガア!」
動きのとまった僕に残りのオーガが襲い掛かってくる。切りつけたオーガはニヤリと笑い絶命していく。勝った夢を見て死ぬなんて人間みたいなやつだ。でも、そうならない。
「はっ!」
絶命して力の抜けたオーガから横なぎに払う。そのまま回転してオーガ達の武器を切り裂いた。
武器をなくしてたじろぐオーガ、周りには仲間はいない。一度顔を見合うと一体が逃げだして残りが襲い掛かってくる。
「石!?」
距離を取って石を投げてくるオーガ。普通の投石と違って木に穴が開くほどの威力。あんなのまともに受けたらたまったものじゃない。
普通の冒険者ならやられていた。だけど、僕は普通の冒険者じゃない!
「はっはっ!」
手裏剣を投げてオーガの頭に命中させる。そのくらいじゃ死なないオーガはなおも投石を続けてくる。
おかしい、なんでこんな回りくどい。そう思っていると逃げていった一体が魔物を連れてきていた。仲間を呼んだんだ。
そう思っていると逃げた一体のオーガが仲間を呼んで帰ってきた。ゴブリンの群れだ。
元々ゴブリンの群れを貴族が作り出したという話だった。オーガは副産物だろう。
人から奪った武器も複数見られる。あれはクロスボウだ。弓は扱いが難しいからエゼストスとかいう貴族はあれを持たせたんだろう。
「ギ!」
ゴブリンとしては大きい個体が手をあげて合図を送る。一斉にクロスボウが僕に向けられて矢が射かけられる。ゴブリン達は下手で仲間のオーガに矢が刺さっていく。
「ギ! ギャギャギャ!」
怒るゴブリン。あいつがジェネラルとかいうやつか? 仕留めるチャンスだ! そう思った瞬間。オーガがゴブリンを担いで放り投げてきた。
ゴブリンを両断して距離を詰める。飛んでくる矢、【龍光】と【虎光】で矢を落とす。
「ガア!」
オーガの最後の抵抗、大剣を振り下ろしてくる。僕はやつの腕を切り落とし、【虎光】で首を落とした。
オーガがやられたことで怖気つくゴブリン達。勝手に武器を捨ててジェネラルだけ残して走り去っていくが、逃がすわけがない。
「【ファイアストーム】」
走っていく方向へ炎の竜巻を放つ。ゴブリンの断末魔が聞こえてくる。
それを見てジェネラルは剣を構えて僕を睨みつける。
ジェネラルとは言えゴブリンだ。オーガよりは弱い。そう思っていた、だけどそれは間違いだった。
「ギャギャ!」
「!?」
石を投げ、四本足で駆けてくるジェネラル。左右に跳躍して投石を繰り返してくる。それだけならまだまだ余裕がある。だけど、奴はオーガの死体の血をかけてきた。
その場にあるものをすべて使って戦ってくる。下手に知恵の回る魔物は驚異的だ。
「ギャギャギャ!」
うまくいったと近づいてくるジェネラル。剣を構えて突き刺してくる。剣は僕のお腹に当たり折れて、ジェネラルの首が地面に落ちた。
「来ると思ってた」
顔を拭って死体を確認する。
じいちゃんからもらったチェーンメイル。見事にジェネラルの剣を折ってくれた。突き刺されているのに折れるなんて異常な装備だ。
来た方向が分かれば【龍光】で一撃だ。
「あとはヒーローとクイーンか。少なくともあと一つは群れがある。オーガはまだいるのかな」
マジックバッグから布を取り出して汚れた体を拭う。クイーンは洞窟から出ないはずだ。そのくらい希少な魔物だから。エゼストスとかいう貴族がどう考えているかわからないけれど。
22
お気に入りに追加
402
あなたにおすすめの小説
黒の創造召喚師 ―Closs over the world―
幾威空
ファンタジー
※2021/07/21 続編の連載を別枠としてこちらに移動しました。
■あらすじ■
佐伯継那(さえき つぐな)16歳。彼は偶然とも奇跡的ともいえる確率と原因により死亡し、異世界に転生を果たす。神様からの「お詫び」にもらった(というよりぶんどった)「創造召喚魔法」というオリジナルでユニーク過ぎる魔法を引っ提げて。
――そして、大陸全土を巻き込んだ「世界大戦」の元凶であった悪神・オルクスを死闘の末に打ち倒し、平穏を取り戻した
――はずなのだが……神・ディエヴスの依頼により、ツグナたちは新たな戦いに巻き込まれることとなる。
神スキル[荷物持]を持つ俺、追放されたのでチート村の拡大、神級龍のテイム?とかをします!えっ、王都に住民が居ないから王が泣いてる..で?
トンちゃん
ファンタジー
ロベルは荷物持ちとして勇者パーテイーに所属していたが、全員に無能、クズと見なされパーテイー、王都から追放され魔界において行かれた
だがロベルのスキル"荷物持ち"は彼だけの最強のユニークスキルであり彼を失った勇者一行は低レベルのダンジョンでも苦戦し始める、
一方その頃、犬族が住まうチート村に助けられたロベルは龍を飼ったり、美女に結婚を求められたり、その村を便利にしながらどんどん大きくしていく
これは勇者パーテイーの最後と追放された荷物持ちが次第に王都よりデカくなる村を拡張していく話だ
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる