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第一章 誕生
第1話 アレア
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「みんな走れ!」
僕はアレア。
冒険者として活動していて、ダンジョンと言われる魔物の巣窟にお宝を探しに潜っていた。
僕の仲間は5人でハザードさんがリーダーのパーティ。彼の号令で、ある魔物から逃げているんだ。
「ハザード! このままじゃ!」
「分かってる! ……」
魔物の足音が少しずつ近づいてくる。魔法使いの仲間が息を切らせながらハザードさんに訴えかけてる。
ハザードさんは決心したように僕へと視線を向けてきた。
「アレア! 水を」
「は、はい!」
ハザードさんに言われるまま、走りながらマジックバッグから水を取り出す。僕はポーターと言われる荷物持ちの職業を持っている。【マジックバッグ】は荷物を無限にいれられるスキル。
僕らは12歳になった時に神様から職業をもらえる。
ハザードさんの戦士やさっきの魔法使いの女性みたいに適性である職業がもらえるんだ。
戦士は体力が高くて前衛で戦うようなステータスが高くなる。魔法使いはもちろん魔法が得意なステータス。
ポーターである僕はこのマジックバッグが手に入る。マジックバッグと唱えると手元に現れる。カバンは生きもの以外ならどんなものでも入る。
「ありがとうアレア……」
「はい!」
「すまない」
「え!?」
走りながら取り出した水の入った皮袋をハザードさんに手渡すとなぜか謝ってきて突き飛ばされた。魔物が迫ってきている方向へ。
「うっ。な、なんで!?」
ハザードさんも別の仲間達もみんな振り返らずに走り去っていく。その間にも後ろから迫ってくる足音が近づいてくる。すぐに立ちあがってみんなについていこうと思った。だけど、それは遅すぎた。
「カタカタカタカタ」
「ひぃ!」
迫ってきていた人型の骨の魔物。頭が二つあって腕が6本ある。カイザースケルトンと言われるAランクの魔物だ。本来ならこんな低層にいるわけがない魔物。ダンジョンは偶に下層深くの魔物を低層に産む場合がある。ランダムボスと言われる現象で倒せるなら倒したほうがいい。なんでかと言うとボスは必ずアイテムをドロップするからだ。
ボスが落とすアイテムはレアなアイテムが多い。特にランダムボスと言われるボスは最下層でしか得られないアイテムを落とすとか。
倒せればだけどね。
「こ、この! この!」
マジックバッグを振り回して牽制する。カイザースケルトンはそれを笑うように顎をならしている。カタカタカタと迫ってくるスケルトン。僕は怖くて壁まで追い込まれる。
「こ、こんなところで死ぬのか。僕……」
死を覚悟したその時、壁に這わせていた手がガコンと音を立てた。
「わぁ!?」
カイザースケルトンの振り上げた剣が振り下ろされてくる。当たると思ったその刹那、目の前の光景が変わって赤い光が目に入ってきた。
「え!? ここ、どこ?」
あたりを見回すとさっきまでいた石造りの通路じゃないことに気が付く。洞窟のような岩に覆われてる。さっきまでとかなり違う風景。まさかと思って僕は罠で転移してしまったことを理解した。あの壁を触った時の音、あれが罠のトリガーだったんだ。
そんなことを考えながら人が通れるほどの穴から赤い光が見えて眩しく感じた。
「カイザースケルトンは……。いないよね」
一緒に転移したわけではないみたいだ。震える体を抑えながら再度周りを見回す。赤い光が入る穴とは別の通路を覗き見る。そこには驚くものが……
「死体!?」
6人分の白骨死体が横たわっていた。
「な、なんでこんなところに」
僕と同じように転移されてきたのかな。でも、ここに留まる理由がわからない。僕ならあの赤い光の入ってくる穴から出て出口を探すけど……。
「とにかく、このまま野ざらしじゃ可哀そうだ。僕のマジックバッグに入れてあげよう」
外に出られないなんてかわいそうだもんな。
僕のじいちゃんは墓守をしていた。そのこともあって僕も一緒に墓守をしていたんだ。こんなところに放置するなんてできない。じいちゃんも生きて一緒にここに居たらそうしたはずだ。
僕は白骨死体をマジックバッグに入れていく。すると不思議なことに体が軽くなった。
「え? なに、これ……。力が!?」
6体の白骨死体をマジックバッグに入れるとなぜか体が軽くなって頭がスッキリとする。魔法の使い方や、剣の使い方、弓の引き方がハッキリとわかる。
「……。【ファイア】できた!?」
頭に入ってきた情報を元に魔法を行使してみた。魔法名を言うだけで魔法が使えた。思わず驚くと次は白骨死体の横にあった弓を拾って、矢をつがえて壁に矢を射る。
使ったことのない弓はなんの問題もなく矢を放ち、矢が壁に突き刺さった。
「武器を使ったこともない僕がなんでこんなことわかるんだ?」
驚いて独り言を呟く。そして、僕はステータスを確認した。
アレア・バリスタ 14歳
LV 1 荷物持ち(戦士・剣士・魔法使い・僧侶・狩人・盗賊)
【体力】9+800
【魔力】4+1200
【筋力】6+550
【生命力】5+600
【命中性】8+500
【敏捷性】7+550
【知力】4+700
【精神力】4+700
スキル
【墓守の継承者】×6
僕は職業を得てからハザードさん達のポーターになった。魔物を狩らないと経験値が入らないからレベルは上がってなかった。前からスキルの【墓守の継承者】の意味が分からなかったけど、今日分かった。
「プラスされているステータスは白骨死体のステータス?」
スキルの説明を見れればハッキリとわかるんだけど、見れないから今までわからなかった。
マジックバッグに人の死体を入れたことがなかったから。
今日、初めてこの人達を入れて理解した。墓守の継承者は手に入れた人の死体の力を取り込むことが出来るんだ。
僕はアレア。
冒険者として活動していて、ダンジョンと言われる魔物の巣窟にお宝を探しに潜っていた。
僕の仲間は5人でハザードさんがリーダーのパーティ。彼の号令で、ある魔物から逃げているんだ。
「ハザード! このままじゃ!」
「分かってる! ……」
魔物の足音が少しずつ近づいてくる。魔法使いの仲間が息を切らせながらハザードさんに訴えかけてる。
ハザードさんは決心したように僕へと視線を向けてきた。
「アレア! 水を」
「は、はい!」
ハザードさんに言われるまま、走りながらマジックバッグから水を取り出す。僕はポーターと言われる荷物持ちの職業を持っている。【マジックバッグ】は荷物を無限にいれられるスキル。
僕らは12歳になった時に神様から職業をもらえる。
ハザードさんの戦士やさっきの魔法使いの女性みたいに適性である職業がもらえるんだ。
戦士は体力が高くて前衛で戦うようなステータスが高くなる。魔法使いはもちろん魔法が得意なステータス。
ポーターである僕はこのマジックバッグが手に入る。マジックバッグと唱えると手元に現れる。カバンは生きもの以外ならどんなものでも入る。
「ありがとうアレア……」
「はい!」
「すまない」
「え!?」
走りながら取り出した水の入った皮袋をハザードさんに手渡すとなぜか謝ってきて突き飛ばされた。魔物が迫ってきている方向へ。
「うっ。な、なんで!?」
ハザードさんも別の仲間達もみんな振り返らずに走り去っていく。その間にも後ろから迫ってくる足音が近づいてくる。すぐに立ちあがってみんなについていこうと思った。だけど、それは遅すぎた。
「カタカタカタカタ」
「ひぃ!」
迫ってきていた人型の骨の魔物。頭が二つあって腕が6本ある。カイザースケルトンと言われるAランクの魔物だ。本来ならこんな低層にいるわけがない魔物。ダンジョンは偶に下層深くの魔物を低層に産む場合がある。ランダムボスと言われる現象で倒せるなら倒したほうがいい。なんでかと言うとボスは必ずアイテムをドロップするからだ。
ボスが落とすアイテムはレアなアイテムが多い。特にランダムボスと言われるボスは最下層でしか得られないアイテムを落とすとか。
倒せればだけどね。
「こ、この! この!」
マジックバッグを振り回して牽制する。カイザースケルトンはそれを笑うように顎をならしている。カタカタカタと迫ってくるスケルトン。僕は怖くて壁まで追い込まれる。
「こ、こんなところで死ぬのか。僕……」
死を覚悟したその時、壁に這わせていた手がガコンと音を立てた。
「わぁ!?」
カイザースケルトンの振り上げた剣が振り下ろされてくる。当たると思ったその刹那、目の前の光景が変わって赤い光が目に入ってきた。
「え!? ここ、どこ?」
あたりを見回すとさっきまでいた石造りの通路じゃないことに気が付く。洞窟のような岩に覆われてる。さっきまでとかなり違う風景。まさかと思って僕は罠で転移してしまったことを理解した。あの壁を触った時の音、あれが罠のトリガーだったんだ。
そんなことを考えながら人が通れるほどの穴から赤い光が見えて眩しく感じた。
「カイザースケルトンは……。いないよね」
一緒に転移したわけではないみたいだ。震える体を抑えながら再度周りを見回す。赤い光が入る穴とは別の通路を覗き見る。そこには驚くものが……
「死体!?」
6人分の白骨死体が横たわっていた。
「な、なんでこんなところに」
僕と同じように転移されてきたのかな。でも、ここに留まる理由がわからない。僕ならあの赤い光の入ってくる穴から出て出口を探すけど……。
「とにかく、このまま野ざらしじゃ可哀そうだ。僕のマジックバッグに入れてあげよう」
外に出られないなんてかわいそうだもんな。
僕のじいちゃんは墓守をしていた。そのこともあって僕も一緒に墓守をしていたんだ。こんなところに放置するなんてできない。じいちゃんも生きて一緒にここに居たらそうしたはずだ。
僕は白骨死体をマジックバッグに入れていく。すると不思議なことに体が軽くなった。
「え? なに、これ……。力が!?」
6体の白骨死体をマジックバッグに入れるとなぜか体が軽くなって頭がスッキリとする。魔法の使い方や、剣の使い方、弓の引き方がハッキリとわかる。
「……。【ファイア】できた!?」
頭に入ってきた情報を元に魔法を行使してみた。魔法名を言うだけで魔法が使えた。思わず驚くと次は白骨死体の横にあった弓を拾って、矢をつがえて壁に矢を射る。
使ったことのない弓はなんの問題もなく矢を放ち、矢が壁に突き刺さった。
「武器を使ったこともない僕がなんでこんなことわかるんだ?」
驚いて独り言を呟く。そして、僕はステータスを確認した。
アレア・バリスタ 14歳
LV 1 荷物持ち(戦士・剣士・魔法使い・僧侶・狩人・盗賊)
【体力】9+800
【魔力】4+1200
【筋力】6+550
【生命力】5+600
【命中性】8+500
【敏捷性】7+550
【知力】4+700
【精神力】4+700
スキル
【墓守の継承者】×6
僕は職業を得てからハザードさん達のポーターになった。魔物を狩らないと経験値が入らないからレベルは上がってなかった。前からスキルの【墓守の継承者】の意味が分からなかったけど、今日分かった。
「プラスされているステータスは白骨死体のステータス?」
スキルの説明を見れればハッキリとわかるんだけど、見れないから今までわからなかった。
マジックバッグに人の死体を入れたことがなかったから。
今日、初めてこの人達を入れて理解した。墓守の継承者は手に入れた人の死体の力を取り込むことが出来るんだ。
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