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第七章 俺が欲しいのはお前だ
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「はあああ、ピイピイ泣いてる光くんの動画、撮り損ねたぁあー!」
「仕方ない。泣き虫ひかるん、今度はカメラの前で実演お願い」
「できるかアホゥ! あと《泣き虫ひかるん》って言うな、超ムカつく!」
「おい光……退院してすぐに暴れたら、また発作が出るって」
月日は流れ、あっという間に師走も中盤に差し掛かった。もうすぐ年の瀬がやってくる。クリスマスと正月のごった煮状態で、商店街もすっかりカラフルに彩られていた。
保の所有するスタジオ玄関にも、取ってつけたようにポンとクリスマスリースが飾られている。可愛い羽のついたWINGSのネームプレート付きだ。それは最近始まった初の冠番組を祝って、インフィニティのみんなが寄贈してくれた。花輪よりよっぽど実用的だと保が喜んで使い回している。
入ってすぐのロビーでは、降参する晴樹にのしかかり、蹴るわ殴るわの大暴れな光を捕まえ、保が羽交い絞めにしていた。ロビーのソファがまるでプロレスのリングのようだ。晴樹が間に入ったおかげで光と保の仲がマシになったと思っていたのに、喧嘩になると前より激しくなった気がする。勝行はわざとらしくため息をついた。
「いい加減にしてください」
バンッ。
勝行がガラステーブルを叩くと、暴れる連中はぴたりと黙った。その迫力は殺気立っていて、ガラスが今にも割れそうだ。三人とも声を揃え「ごめんなさい」と頭を垂れる。
「なんかちょっとさ。勝行くん、怒りんぼさんになったね」
「元々こういう性格ですが、何か」
「勝行はキレると怖い」
「でも最近はあまり無理して笑わなくなったわね。目が死んでないわ」
鋭い保に指摘され、勝行は「目が死んでるって失礼な」と口を尖らせた。
「そうそう、そういう顔よ。子どもっぽい」
「ちょっと光くんに影響されてきたんじゃない? 付き合い長いと似てくるって言うし」
「おい、俺のせいなのかよ」
またしても悪口を言われている気がして光も二人を睨みつけた。はずみで勝行と目が合う。それから思わず照れ臭くなって、お互いどちらともなく笑った。
そんな二人をテーブル越しに見つめながら「平和だね」と晴樹も笑顔を零す。隣でパンパンと手を叩いて保が場を収めつつ、二人に叱咤激励を送った。
「さあさあ、仕事の打ち合わせしましょ。今年のクリスマス、あんたたちの希望通りがっつりライブを入れてあるわ。三日連続よ。怪我はもちろん、病気なんてされたら困るんだからね。しっかり責任もって」
すっかり夜も暮れ、街のライトアップがひときわ輝いて見える。それを後部座席の車窓から眺めつつ、二人は帰路についた。
《泣き虫ひかるん》のあだ名を獲得してしまった光は大層不本意だったようで、車内でもまだ拗ねていた。怪我をした勝行を救急搬送する時、泣き続けて勝行の傍から離れなかったという話を片岡から聞いた保と晴樹がここぞとばかりに弄ってきたせいだ。けれどそんな光の号泣姿を思い出すと、勝行もつい「かわいかったな」と小声で零してしまった。
一番かわいかろう場面を片岡しか見ていないというのは少々癪に障るが。
救命救急センターの簡易ベッドで目覚めた時、頭を打っているからという理由で拘束具を嵌められていた勝行に何度もしがみ付き、引き離されて泣いていたのは覚えている。自分こそ何度も救急の世話になっているくせに、いざ逆の立場になったら弱っちいんだなと思うと、可愛くて仕方なかった。
「死ぬかもしれないなんて、一瞬考えてたこと言ったらまた泣かれそうだな」
聞かれたかなと思って横目で隣を振り返るも、光はうとうと舟を漕いでいた。揺れる首を勝行の肩に凭れかけるよう抱き寄せ、生きている温もりの余韻に浸る。運転中に後部ミラーをちらりと確認しながら、片岡も微笑んだ。
「お二人に日常が戻ってよかったです」
「片岡さん、父さんにこってり絞られたんじゃないですか」
「ご親族の手前、お咎めなしというわけにはいきませんから。形式だけですよ。実際は最近の勝行さんと光さんの近況報告を酒のアテにして一杯やってきました」
「そ、そう……。二人で美味しい酒を飲んでくださったんならいいです」
相羽家で起きた一連の事件は全て親族の圧力で揉み消された。光は納得いかないようだったが、これが相羽家のやり方だと片岡にやんわり説得されたらしく、不貞腐れながら「もう今度から実家戻る時は一人で行くな」とまで言われた。
実家のごたごたのせいで、光に要らぬ心配をかけた自覚はある。申し訳ない反面、嬉しくてつい顔がにやけてしまう。
「ですが勝行さん。年始には盛大な祝賀会があります……来月再び親族一同と顔を合わせます。良からぬことが起きなければいいのですが」
「ああ、兄さんの件はそこまで心配してないです。元々あの人は俺を敵視していたし、今後は父さんを介して会話することにしたので。でもあの時、他にも誰かいたんだ。それが誰かはまだわからない」
「先代派に反発する勢力の誰かでしょうか……」
「ひとまず俺は現当主派につく。父と兄を擁護する側でいたい。そう思っていることを年賀会で発言するつもりです」
「それでは先代派と完全に対立してしまうのでは」
「進学の話をすれば自ずとそうなります。父には共通一次試験の結果次第ということで話を先送りしてますが、ここまできて折れるわけにはいきませんし。とはいえ勉強もこの先はただの気休めにしかならないので」
「賢明なご決断だと思います。たっぷり休んでライブで英気を養ってくださいね」
片岡は「私も個人的にWINGSファンクラブに入ったんですよ」と嬉しそうに語っていた。どうやら同時に父も入ったらしく、反応に困りつつも謝礼は述べておく。
ストイックに勉強ばかり積み重ねても、精神は摩耗する一方だ。それよりは光と存分に年末のイベントを楽しんで音楽で気晴らししたい。そう自分の意見を述べたところ、保と晴樹はふたつ返事でOKをくれたし、すでにクリスマスライブの枠は二学期が終業してすぐの三日連続でとってあると言われて驚いた。
全てを自分でできなくても、周りの皆が何かと支えてくれる。誰よりも懸命に自分を探し出してくれた光が喜んでくれるならそれでいい。そんな想いが一番強かった。
「片岡さんは今回の件で身動きできないだろうから探りは無理しなくていいです。それより光を護ってください、この先何があっても絶対に」
「承知いたしました」
「光の存在も分家や本家の人間に知られてしまったし。何かあって次に仕掛けてくるなら、間違いなく光を狙ってくる」
「ですが勝行さん。あなたをお守りするのが私の務めですから。業務外の優先事項に就く時は、勝行さんの安全確保を私にお約束くださいね。勝行さんはすぐ独断で特攻されるので、警備も撒かれると部下がよく愚痴っています」
「……わかったよ」
考えるより先に身体が動いてしまう相方のような心配をされて、勝行は苦笑した。
(もしかして本当に光に似てきたのかな)
マンションの駐車場に到着するも、光はすっかり寝入っている。起して連れ歩くより抱いた方が早いと判断して抱きかかえ、マンションの十階へとあがるエレベーターに乗った。他には誰も乗っていない。荷物を持って同伴する片岡は、眠る光の顔をじっと見つめながら優しい口調で語り始めた。
「これは誰にも言うなと光さんに口止めされたことなので、私は今から独り言を話しますね」
「……」
「勝行さんが血まみれで倒れていた時から、光さんは何度も引きつけを起こすほど錯乱していました。落ち着かせながら話を伺ったところ、あの方はお母さまの死後の姿と重ね見て、自分のせいで勝行さんが死んでしまうと思ったそうです」
「……」
絶対に死なない。そう約束しながらキスをした夜のことを思い出し、勝行は思わず光を見やった。
「それ以外にも、人の死する局面に何度も立ち会ってきた。自分と関わることで殺され死んだ人間もいると。まるで自分が生きた死神だとでも言うように、己を責めていました。それほど思うまで彼の心に傷を塗り込んできたのが誰なのかはわかりませんが、光さんは勝行さんを失うことが今最も怖いのでしょう。自分のせいでまた大切な人が傷ついたと……泣いた理由を語っておられました」
「……そう」
「光さんのためにも、どうか健康でいてください」
自宅前にエレベーターが到着した頃には、片岡の独り言は終わっていた。
部下の気遣いに感謝しつつ、勝行は「おやすみなさい」と告げて二人だけの住居に戻った。
「はあああ、ピイピイ泣いてる光くんの動画、撮り損ねたぁあー!」
「仕方ない。泣き虫ひかるん、今度はカメラの前で実演お願い」
「できるかアホゥ! あと《泣き虫ひかるん》って言うな、超ムカつく!」
「おい光……退院してすぐに暴れたら、また発作が出るって」
月日は流れ、あっという間に師走も中盤に差し掛かった。もうすぐ年の瀬がやってくる。クリスマスと正月のごった煮状態で、商店街もすっかりカラフルに彩られていた。
保の所有するスタジオ玄関にも、取ってつけたようにポンとクリスマスリースが飾られている。可愛い羽のついたWINGSのネームプレート付きだ。それは最近始まった初の冠番組を祝って、インフィニティのみんなが寄贈してくれた。花輪よりよっぽど実用的だと保が喜んで使い回している。
入ってすぐのロビーでは、降参する晴樹にのしかかり、蹴るわ殴るわの大暴れな光を捕まえ、保が羽交い絞めにしていた。ロビーのソファがまるでプロレスのリングのようだ。晴樹が間に入ったおかげで光と保の仲がマシになったと思っていたのに、喧嘩になると前より激しくなった気がする。勝行はわざとらしくため息をついた。
「いい加減にしてください」
バンッ。
勝行がガラステーブルを叩くと、暴れる連中はぴたりと黙った。その迫力は殺気立っていて、ガラスが今にも割れそうだ。三人とも声を揃え「ごめんなさい」と頭を垂れる。
「なんかちょっとさ。勝行くん、怒りんぼさんになったね」
「元々こういう性格ですが、何か」
「勝行はキレると怖い」
「でも最近はあまり無理して笑わなくなったわね。目が死んでないわ」
鋭い保に指摘され、勝行は「目が死んでるって失礼な」と口を尖らせた。
「そうそう、そういう顔よ。子どもっぽい」
「ちょっと光くんに影響されてきたんじゃない? 付き合い長いと似てくるって言うし」
「おい、俺のせいなのかよ」
またしても悪口を言われている気がして光も二人を睨みつけた。はずみで勝行と目が合う。それから思わず照れ臭くなって、お互いどちらともなく笑った。
そんな二人をテーブル越しに見つめながら「平和だね」と晴樹も笑顔を零す。隣でパンパンと手を叩いて保が場を収めつつ、二人に叱咤激励を送った。
「さあさあ、仕事の打ち合わせしましょ。今年のクリスマス、あんたたちの希望通りがっつりライブを入れてあるわ。三日連続よ。怪我はもちろん、病気なんてされたら困るんだからね。しっかり責任もって」
すっかり夜も暮れ、街のライトアップがひときわ輝いて見える。それを後部座席の車窓から眺めつつ、二人は帰路についた。
《泣き虫ひかるん》のあだ名を獲得してしまった光は大層不本意だったようで、車内でもまだ拗ねていた。怪我をした勝行を救急搬送する時、泣き続けて勝行の傍から離れなかったという話を片岡から聞いた保と晴樹がここぞとばかりに弄ってきたせいだ。けれどそんな光の号泣姿を思い出すと、勝行もつい「かわいかったな」と小声で零してしまった。
一番かわいかろう場面を片岡しか見ていないというのは少々癪に障るが。
救命救急センターの簡易ベッドで目覚めた時、頭を打っているからという理由で拘束具を嵌められていた勝行に何度もしがみ付き、引き離されて泣いていたのは覚えている。自分こそ何度も救急の世話になっているくせに、いざ逆の立場になったら弱っちいんだなと思うと、可愛くて仕方なかった。
「死ぬかもしれないなんて、一瞬考えてたこと言ったらまた泣かれそうだな」
聞かれたかなと思って横目で隣を振り返るも、光はうとうと舟を漕いでいた。揺れる首を勝行の肩に凭れかけるよう抱き寄せ、生きている温もりの余韻に浸る。運転中に後部ミラーをちらりと確認しながら、片岡も微笑んだ。
「お二人に日常が戻ってよかったです」
「片岡さん、父さんにこってり絞られたんじゃないですか」
「ご親族の手前、お咎めなしというわけにはいきませんから。形式だけですよ。実際は最近の勝行さんと光さんの近況報告を酒のアテにして一杯やってきました」
「そ、そう……。二人で美味しい酒を飲んでくださったんならいいです」
相羽家で起きた一連の事件は全て親族の圧力で揉み消された。光は納得いかないようだったが、これが相羽家のやり方だと片岡にやんわり説得されたらしく、不貞腐れながら「もう今度から実家戻る時は一人で行くな」とまで言われた。
実家のごたごたのせいで、光に要らぬ心配をかけた自覚はある。申し訳ない反面、嬉しくてつい顔がにやけてしまう。
「ですが勝行さん。年始には盛大な祝賀会があります……来月再び親族一同と顔を合わせます。良からぬことが起きなければいいのですが」
「ああ、兄さんの件はそこまで心配してないです。元々あの人は俺を敵視していたし、今後は父さんを介して会話することにしたので。でもあの時、他にも誰かいたんだ。それが誰かはまだわからない」
「先代派に反発する勢力の誰かでしょうか……」
「ひとまず俺は現当主派につく。父と兄を擁護する側でいたい。そう思っていることを年賀会で発言するつもりです」
「それでは先代派と完全に対立してしまうのでは」
「進学の話をすれば自ずとそうなります。父には共通一次試験の結果次第ということで話を先送りしてますが、ここまできて折れるわけにはいきませんし。とはいえ勉強もこの先はただの気休めにしかならないので」
「賢明なご決断だと思います。たっぷり休んでライブで英気を養ってくださいね」
片岡は「私も個人的にWINGSファンクラブに入ったんですよ」と嬉しそうに語っていた。どうやら同時に父も入ったらしく、反応に困りつつも謝礼は述べておく。
ストイックに勉強ばかり積み重ねても、精神は摩耗する一方だ。それよりは光と存分に年末のイベントを楽しんで音楽で気晴らししたい。そう自分の意見を述べたところ、保と晴樹はふたつ返事でOKをくれたし、すでにクリスマスライブの枠は二学期が終業してすぐの三日連続でとってあると言われて驚いた。
全てを自分でできなくても、周りの皆が何かと支えてくれる。誰よりも懸命に自分を探し出してくれた光が喜んでくれるならそれでいい。そんな想いが一番強かった。
「片岡さんは今回の件で身動きできないだろうから探りは無理しなくていいです。それより光を護ってください、この先何があっても絶対に」
「承知いたしました」
「光の存在も分家や本家の人間に知られてしまったし。何かあって次に仕掛けてくるなら、間違いなく光を狙ってくる」
「ですが勝行さん。あなたをお守りするのが私の務めですから。業務外の優先事項に就く時は、勝行さんの安全確保を私にお約束くださいね。勝行さんはすぐ独断で特攻されるので、警備も撒かれると部下がよく愚痴っています」
「……わかったよ」
考えるより先に身体が動いてしまう相方のような心配をされて、勝行は苦笑した。
(もしかして本当に光に似てきたのかな)
マンションの駐車場に到着するも、光はすっかり寝入っている。起して連れ歩くより抱いた方が早いと判断して抱きかかえ、マンションの十階へとあがるエレベーターに乗った。他には誰も乗っていない。荷物を持って同伴する片岡は、眠る光の顔をじっと見つめながら優しい口調で語り始めた。
「これは誰にも言うなと光さんに口止めされたことなので、私は今から独り言を話しますね」
「……」
「勝行さんが血まみれで倒れていた時から、光さんは何度も引きつけを起こすほど錯乱していました。落ち着かせながら話を伺ったところ、あの方はお母さまの死後の姿と重ね見て、自分のせいで勝行さんが死んでしまうと思ったそうです」
「……」
絶対に死なない。そう約束しながらキスをした夜のことを思い出し、勝行は思わず光を見やった。
「それ以外にも、人の死する局面に何度も立ち会ってきた。自分と関わることで殺され死んだ人間もいると。まるで自分が生きた死神だとでも言うように、己を責めていました。それほど思うまで彼の心に傷を塗り込んできたのが誰なのかはわかりませんが、光さんは勝行さんを失うことが今最も怖いのでしょう。自分のせいでまた大切な人が傷ついたと……泣いた理由を語っておられました」
「……そう」
「光さんのためにも、どうか健康でいてください」
自宅前にエレベーターが到着した頃には、片岡の独り言は終わっていた。
部下の気遣いに感謝しつつ、勝行は「おやすみなさい」と告げて二人だけの住居に戻った。
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