12 / 18
三
菖蒲の刃
しおりを挟む
餌か、と眉を顰めた晃毅に、再びあの音が聞こえた。
男は口元に短い筒を当てており、そこから瘴気が吹き出されているのが分かる。
どうやら笛の音が瘴気と犬を操っているらしかった。
ならば晃毅が狙うべきなのは、あの笛だ。
けれど笛の音とともに襲い掛かって来た犬に阻まれて、男の元にたどり着くのは、この目の前の距離にして簡単ではない。
晃毅は次々に犬を避けるが、手にした刃を向けることは躊躇われた。
「優しいことだ。何のためにやって来たのやら」
犬を避けるばかりで、切り付けることのないことを知って、男は晃毅を嘲り笑った。
この犬たちが、妖の類であるのなら躊躇わなかったかもしれない。
だが、夕方、目の前を駆けて行く姿を見た時には、何も感じなかったのだ。目も、今のように赤く光ってなどいなかった。
ただ普通の、黒い毛に埋もれた、濃い茶色の目だった。
それは、人を襲う凶行も、この赤い目も、男の行いのためであるということではないか。
それを簡単に切り伏せるなど、晃毅に出来ることではないのだ。
だが、どうにか出来ないかと考えているその間にも、犬たちは次々と晃毅に牙を剥けてくる。
ただ交わし続けることの限界などすぐにやって来る。
右手から跳びかかってっきた一頭をどうしても避けきれず、振り払うとギャウンという低い苦しげな声がしたものの、地面に叩きつけられながらも立ち上がろうとしている気配がしている。
これではどうにもならない。
せめて一頭ずつでも気絶させられれば、男の元にたどり着けるのだろうが、そのためには余程強く打ちすえなくてはならないだろう。
ギリ、と晃毅は奥歯を噛み鳴らした。
男が何者かも分からないが、ともかく卑劣ではないかと怒りが湧く。
人を襲わせておいて、自分は前にも出ず犬たちを操るだけだ。
怒りに任せて男にそばに駆け寄ろうとしたが、それは犬に阻まれた。しかも図らずも防御を疎かにしてしまっていたために、一頭には右手首にがぶりと噛みつかれた。
「っ、うがっ」
叫び上がりそうな声を、どうにか抑えて晃毅は男を睨みつけた。
「おやおや」
男はその様を面白そうに見ていた。
「わたしを睨んでも犬たちはどうにもならないでしょう。食いついて離れないうちに、その刃を振るえばいいものを」
男の視線は晃毅の左手にある刃に向けられている。
「とはいえ、そんな細い刃、幾度も突き立てなくてはならないだろうから、犬を苦しめるだけだろうがねえ」
くふふ、と男はいやらしい笑い声を立てた。
この刃がどんなものかも知らない輩に、笑われたくはないとさらに怒りを募らせた晃毅だったが、今度は正面から犬が跳びかかって来た。
首をやられる。
高く跳んだ犬の動きをそう読んで、咄嗟に後ろに下がることで交わす。
が、交わしきれなかった犬は、作務衣の裾を牙に引っかけたらしい。斜め下に引っ張られる衝撃に、どうにか踏みとどまると、ビリと布が破ける音がした。
「おやおや、大変。大変惜しいねえ」
男がまたもくふふと笑うが、その声が凍り付いたのはその直後だった。
ギャウンッ!」
先ほど地面に叩きつけられた犬よりも、さらに大きい声を上げて、晃毅の首を狙った犬はそのまま動かなくなった。
「何だっ?」
男は慌てた様子で、犬に絡めていた瘴気の蔓を引っ張ったが、やはり動く様子がない。それどころか、犬に絡めていたはずの蔓は、最早犬に繋がってなどおらず、男の手元にその先が戻っていく。
晃毅も訳が分からないまま、倒れ伏している犬をよくよく見てみると、犬の上に一枚、菖蒲の葉が落ちていた。
「これは」
あまりにも驚いてはいたが、少し離れて立っている男にそれを気付かれぬように、言葉は唇の内に留めて、けれど抑えきれずに呟いた。
病邪を祓う薬草。そう知っているはずのものだったが、こうして実際にその力を目にするのは初めてだ。
持って歩くには邪魔になるからと、懐に入れておいた葉が、犬に裾を割かれた時に落ちたのだろう。
晃毅は手の刃を口に咥えると、懐を探って、まだ落ちずに残っていた葉を手に取った。
幸い、一頭が倒れたことで右手に噛みついている以外の犬たちは、晃毅に危険を感じ取ったらしい。唸りながら、けれど跳びかからずに晃毅を睨みつけている。
男もまた、解かれた瘴気の蔓を見て呆然としていた。
今が好機には違いない。
晃毅は試しとばかりに、右手首にぶら下がり続けている犬めがけて、菖蒲の葉を一枚、投げつけた。
「ギャウウンッ!」
途端、先ほどと同じく犬が叫びを上げて倒れ伏す。
先とは違って、菖蒲の葉が犬に触れる際に何が起きているのかも、今度は見ることが出来た。
菖蒲の葉は、刀の刃と見立てられることもあるというが、まさしくその通りに、菖蒲の葉は犬の体を貫き通し、その身の内にまで絡んでいた瘴気の蔓を切り裂いているのだった。
二頭目の叫びを聞いて、男は我に返ったようだった。
「何をしたっ! おまえ、犬を殺められないのではなかったのか!」
男が例の笛を吹くと、夜の空には不似合いな鳥の声音が響き、まだ残っている三頭が一斉に晃毅めがけて跳びかかってきた。
犬を殺めたくないのは、本当のところだ。
だが、殺められないと言われると、違う。
いつだったか、師が晃毅に言っていた言葉が頭を過る。
『おまえは相手が命あるものとなると、躊躇わずにはいられないだろう』
まさしくその通りだ。けれど師はその躊躇いを捨てろとは最後まで言わなかった。代わりに、こんなことを晃毅に告げた。
『おまえが生き残るギリギリまでは躊躇っていい。それでその命あるものが救われることもあるかもしれぬ。だがおまえの命が危ない時は、おまえの命を優先しろ』
菖蒲の葉の力に気付くことが出来たのは、まさしくこの躊躇いのおかげだろう。
そして男はどうも誤解しているようだったが、晃毅には犬を殺めていない自信があった。
だからこそ、首と両腕に向かってそれぞれ跳びかかってきた犬たちにそれぞれ、躊躇いなく、菖蒲の葉を真っ直ぐ突き立てるように投げつける。
三頭はほぼ同時に悲鳴を上げると、先の二頭と同じく倒れ、動かなくなった。
「何故だ!」
今までにこんなことなど経験したことはなかったのだろう。男は混乱しているのか、闇雲に笛を吹き鳴らす。
だが、犬が起き上がる気配はない。
それどころか笛から吹き出す瘴気は、行き場を持たずに男を取り囲むようにして渦を巻いている。
「お、俺じゃない! あいつだ! そうだ、あいつを操るんだ!」
自分で吹き出した瘴気にすら取り乱して、言葉も荒れている。男は声を上げるが、声を上げたから言うことを聞くというものでは、瘴気はない。
依然として男の周りに渦巻く瘴気の中に、晃毅は踏み込む気はなかった。
瘴気の渦から一歩離れた場所で、犬に噛まれて痺れている右手をどうにか刀印に結んで、九字を唱える。
四縦五横の、邪悪を切り裂く格子の刃。
印さえ結んでしまえば、痺れた右手でも肩を動かすことで格子を引いていくことが出来る。
男は晃毅が何をしようとしているのか察したらしい。
「やめろ、俺を祓うのか? やめろやめろ、犬にさえ躊躇ったおまえが、俺を殺すのか? やめろ、やめろ、やめろ」
男が邪悪であれば、その身ごと切り裂かれるかもしれない。芯まで邪悪というわけでなければ、残るものがあるかもしれない。
もちろん躊躇いはある。
この男が生きて残ればいいと思う。そうすれば、犬に襲われた侍の家中に引き渡すことも出来る。
だが左手に戻した刃を振るわずに済ますには、この方法しかない。菖蒲の葉ももう使い果たしている。
「呪詛を扱ったんだ。相応の報いなら、受け入れるべきじゃないか」
晃毅は言い放って、格子を完成させた。
格子は瘴気を切り裂き霧散させ、男の身にもその刃を届かせた。
男はやめろと叫び続けていたが、刃がその身に届いた瞬間には、ヒュッと音を立てて息を吸い込み、黙り込み、そしてばたりと前のめりに倒れ込む。
少し様子を見ていたが、男が動く様子はない。
印を解いたが、人一人絶命させたかもしれないと思うと、頭の中が真っ白になりそうだった。
男は口元に短い筒を当てており、そこから瘴気が吹き出されているのが分かる。
どうやら笛の音が瘴気と犬を操っているらしかった。
ならば晃毅が狙うべきなのは、あの笛だ。
けれど笛の音とともに襲い掛かって来た犬に阻まれて、男の元にたどり着くのは、この目の前の距離にして簡単ではない。
晃毅は次々に犬を避けるが、手にした刃を向けることは躊躇われた。
「優しいことだ。何のためにやって来たのやら」
犬を避けるばかりで、切り付けることのないことを知って、男は晃毅を嘲り笑った。
この犬たちが、妖の類であるのなら躊躇わなかったかもしれない。
だが、夕方、目の前を駆けて行く姿を見た時には、何も感じなかったのだ。目も、今のように赤く光ってなどいなかった。
ただ普通の、黒い毛に埋もれた、濃い茶色の目だった。
それは、人を襲う凶行も、この赤い目も、男の行いのためであるということではないか。
それを簡単に切り伏せるなど、晃毅に出来ることではないのだ。
だが、どうにか出来ないかと考えているその間にも、犬たちは次々と晃毅に牙を剥けてくる。
ただ交わし続けることの限界などすぐにやって来る。
右手から跳びかかってっきた一頭をどうしても避けきれず、振り払うとギャウンという低い苦しげな声がしたものの、地面に叩きつけられながらも立ち上がろうとしている気配がしている。
これではどうにもならない。
せめて一頭ずつでも気絶させられれば、男の元にたどり着けるのだろうが、そのためには余程強く打ちすえなくてはならないだろう。
ギリ、と晃毅は奥歯を噛み鳴らした。
男が何者かも分からないが、ともかく卑劣ではないかと怒りが湧く。
人を襲わせておいて、自分は前にも出ず犬たちを操るだけだ。
怒りに任せて男にそばに駆け寄ろうとしたが、それは犬に阻まれた。しかも図らずも防御を疎かにしてしまっていたために、一頭には右手首にがぶりと噛みつかれた。
「っ、うがっ」
叫び上がりそうな声を、どうにか抑えて晃毅は男を睨みつけた。
「おやおや」
男はその様を面白そうに見ていた。
「わたしを睨んでも犬たちはどうにもならないでしょう。食いついて離れないうちに、その刃を振るえばいいものを」
男の視線は晃毅の左手にある刃に向けられている。
「とはいえ、そんな細い刃、幾度も突き立てなくてはならないだろうから、犬を苦しめるだけだろうがねえ」
くふふ、と男はいやらしい笑い声を立てた。
この刃がどんなものかも知らない輩に、笑われたくはないとさらに怒りを募らせた晃毅だったが、今度は正面から犬が跳びかかって来た。
首をやられる。
高く跳んだ犬の動きをそう読んで、咄嗟に後ろに下がることで交わす。
が、交わしきれなかった犬は、作務衣の裾を牙に引っかけたらしい。斜め下に引っ張られる衝撃に、どうにか踏みとどまると、ビリと布が破ける音がした。
「おやおや、大変。大変惜しいねえ」
男がまたもくふふと笑うが、その声が凍り付いたのはその直後だった。
ギャウンッ!」
先ほど地面に叩きつけられた犬よりも、さらに大きい声を上げて、晃毅の首を狙った犬はそのまま動かなくなった。
「何だっ?」
男は慌てた様子で、犬に絡めていた瘴気の蔓を引っ張ったが、やはり動く様子がない。それどころか、犬に絡めていたはずの蔓は、最早犬に繋がってなどおらず、男の手元にその先が戻っていく。
晃毅も訳が分からないまま、倒れ伏している犬をよくよく見てみると、犬の上に一枚、菖蒲の葉が落ちていた。
「これは」
あまりにも驚いてはいたが、少し離れて立っている男にそれを気付かれぬように、言葉は唇の内に留めて、けれど抑えきれずに呟いた。
病邪を祓う薬草。そう知っているはずのものだったが、こうして実際にその力を目にするのは初めてだ。
持って歩くには邪魔になるからと、懐に入れておいた葉が、犬に裾を割かれた時に落ちたのだろう。
晃毅は手の刃を口に咥えると、懐を探って、まだ落ちずに残っていた葉を手に取った。
幸い、一頭が倒れたことで右手に噛みついている以外の犬たちは、晃毅に危険を感じ取ったらしい。唸りながら、けれど跳びかからずに晃毅を睨みつけている。
男もまた、解かれた瘴気の蔓を見て呆然としていた。
今が好機には違いない。
晃毅は試しとばかりに、右手首にぶら下がり続けている犬めがけて、菖蒲の葉を一枚、投げつけた。
「ギャウウンッ!」
途端、先ほどと同じく犬が叫びを上げて倒れ伏す。
先とは違って、菖蒲の葉が犬に触れる際に何が起きているのかも、今度は見ることが出来た。
菖蒲の葉は、刀の刃と見立てられることもあるというが、まさしくその通りに、菖蒲の葉は犬の体を貫き通し、その身の内にまで絡んでいた瘴気の蔓を切り裂いているのだった。
二頭目の叫びを聞いて、男は我に返ったようだった。
「何をしたっ! おまえ、犬を殺められないのではなかったのか!」
男が例の笛を吹くと、夜の空には不似合いな鳥の声音が響き、まだ残っている三頭が一斉に晃毅めがけて跳びかかってきた。
犬を殺めたくないのは、本当のところだ。
だが、殺められないと言われると、違う。
いつだったか、師が晃毅に言っていた言葉が頭を過る。
『おまえは相手が命あるものとなると、躊躇わずにはいられないだろう』
まさしくその通りだ。けれど師はその躊躇いを捨てろとは最後まで言わなかった。代わりに、こんなことを晃毅に告げた。
『おまえが生き残るギリギリまでは躊躇っていい。それでその命あるものが救われることもあるかもしれぬ。だがおまえの命が危ない時は、おまえの命を優先しろ』
菖蒲の葉の力に気付くことが出来たのは、まさしくこの躊躇いのおかげだろう。
そして男はどうも誤解しているようだったが、晃毅には犬を殺めていない自信があった。
だからこそ、首と両腕に向かってそれぞれ跳びかかってきた犬たちにそれぞれ、躊躇いなく、菖蒲の葉を真っ直ぐ突き立てるように投げつける。
三頭はほぼ同時に悲鳴を上げると、先の二頭と同じく倒れ、動かなくなった。
「何故だ!」
今までにこんなことなど経験したことはなかったのだろう。男は混乱しているのか、闇雲に笛を吹き鳴らす。
だが、犬が起き上がる気配はない。
それどころか笛から吹き出す瘴気は、行き場を持たずに男を取り囲むようにして渦を巻いている。
「お、俺じゃない! あいつだ! そうだ、あいつを操るんだ!」
自分で吹き出した瘴気にすら取り乱して、言葉も荒れている。男は声を上げるが、声を上げたから言うことを聞くというものでは、瘴気はない。
依然として男の周りに渦巻く瘴気の中に、晃毅は踏み込む気はなかった。
瘴気の渦から一歩離れた場所で、犬に噛まれて痺れている右手をどうにか刀印に結んで、九字を唱える。
四縦五横の、邪悪を切り裂く格子の刃。
印さえ結んでしまえば、痺れた右手でも肩を動かすことで格子を引いていくことが出来る。
男は晃毅が何をしようとしているのか察したらしい。
「やめろ、俺を祓うのか? やめろやめろ、犬にさえ躊躇ったおまえが、俺を殺すのか? やめろ、やめろ、やめろ」
男が邪悪であれば、その身ごと切り裂かれるかもしれない。芯まで邪悪というわけでなければ、残るものがあるかもしれない。
もちろん躊躇いはある。
この男が生きて残ればいいと思う。そうすれば、犬に襲われた侍の家中に引き渡すことも出来る。
だが左手に戻した刃を振るわずに済ますには、この方法しかない。菖蒲の葉ももう使い果たしている。
「呪詛を扱ったんだ。相応の報いなら、受け入れるべきじゃないか」
晃毅は言い放って、格子を完成させた。
格子は瘴気を切り裂き霧散させ、男の身にもその刃を届かせた。
男はやめろと叫び続けていたが、刃がその身に届いた瞬間には、ヒュッと音を立てて息を吸い込み、黙り込み、そしてばたりと前のめりに倒れ込む。
少し様子を見ていたが、男が動く様子はない。
印を解いたが、人一人絶命させたかもしれないと思うと、頭の中が真っ白になりそうだった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説


蘭癖高家
八島唯
歴史・時代
一八世紀末、日本では浅間山が大噴火をおこし天明の大飢饉が発生する。当時の権力者田沼意次は一〇代将軍家治の急死とともに失脚し、その後松平定信が老中首座に就任する。
遠く離れたフランスでは革命の意気が揚がる。ロシアは積極的に蝦夷地への進出を進めており、遠くない未来ヨーロッパの船が日本にやってくることが予想された。
時ここに至り、老中松平定信は消極的であるとはいえ、外国への備えを画策する。
大権現家康公の秘中の秘、後に『蘭癖高家』と呼ばれる旗本を登用することを――
※挿絵はAI作成です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


本能のままに
揚羽
歴史・時代
1582年本能寺にて織田信長は明智光秀の謀反により亡くなる…はずだった
もし信長が生きていたらどうなっていたのだろうか…というifストーリーです!もしよかったら見ていってください!
※更新は不定期になると思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる