僕の拾った猫は獣人でした。

猫を拾う。

　雨足の強いある日､僕は帰り道で1匹の猫に出会った。
その猫はとても弱っていた。
なので僕は猫を助けるため､家に連れて帰ることにした。


　体が冷えないように暖め､怪我の有無を確認した。幸い怪我はないようだった。安心したが一応明日動物病院で見てもらうことにしよう。お腹が空いているだろうからご飯を与えた。

　弱っていた猫はだんだんと元気を取り戻したようで｢ﾆｬｱ｣と鳴いて僕にすり寄って来た。
僕はホッとしたと同時に猫の可愛さにメロメロになった。

「今日からよろしくね」

僕はそう言いながら子猫を撫でると猫は嬉しそうに「ﾆｬｱ♡」と返事をしてくれた。

そして今日は猫と一緒に眠りについた。