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一章 過去と今
6話
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2個目のカレーパンを食べていると、ロイドが言ったようにすぐにベイル王子らが来た。
「フラン王子、良かった。すまない、もう少し気をつけるべきだったな」
「、、、いえ」
「お兄ちゃん!もう、離れちゃダメだよ!私と手を繋ごうね!」
「、、、うん」
そう言いながら笑顔で手を繋いでくるミレイになにも言えなくなる。この年になって幼女と手を繋いで歩くのはちょっとアレだけど断ると泣きそうな雰囲気があるのでやめとこう。
「あなたは、ロイドヴァルト騎士団長ですね。弟を保護してくださったこと感謝いたします」
「いえ、当然のことをしたまでです」
「フラン、きちんとお礼を言いましたか?」
「、、、言ってない」
「ではちゃんとお礼を言いなさい。彼がいなければあなたはずっと彷徨うことになったのよ?」
「、、、」
姉の言うことも最もだろう。王族であるものが簡単に頭を下げてはならない。昔はそう言われていたが今の時代は王族だろうと平民だろうと立場が違えど同じ人間であること、王族・貴族は平民、国民を守るべきだと言う思想がもっともなのだ。
ロイドの前に行くと決まっている感謝を口にする。
「、、、助けていただいたこと、感謝する」
「、、、、はい、当然のことをしたまでです」
なんとも驚いたような顔をするロイドになんと声をかけるべきだろうか。なにを言えば良いのかわからず、目線も逸らすことができず側から見ると見つめあっているような雰囲気だろう。
「!失礼しました」
「?いえ、、、」
「ふふ、フラン、そろそろ行きましょうか?まだ時間はありますから、買い物をしましょう」
「はい」
まだ昼過ぎ、日が暮れるまでには帰らなければいけない。再度騎士にお礼をいい部屋を出た。部屋を出る際にロイドと目があった気がした。その目は初めのころとは違い蔑んだ目はしていなかった。
********
外に出て早速フードをかぶろうとすると何故か姉様に止められた。
「?」
「大丈夫よ、私たちがいるもの」
「、、、でも」
「そうだよ、俺たちがいる。一緒に行こう」
「、、、はい」
「お兄ちゃんは私と手繋ごうね」
「うん」
フードを被らず、ミレイと手を繋ぎ歩き始めた。多くの視線がこちらを見る。はじめにミーシャを見て、笑顔になるが俺を見るなり笑顔がなくなる。だが、先程とは違い俺と手を繋いでいる子供を見た時はなんとも言えない顔をしていた。
「フランとこうやって歩くのは久しぶりね」
「え、、、」
記憶にない。そんなことあっただろうか、、、。
「まだあなたが小さかったもの、確か2歳ぐらいじゃないかしら?その時も迷子になってしまってね、見つけた時はそれはもう大泣きをしていて大変だったわ」
「、、、覚えてない」
「そうね、今日もあなたとはぐれてしまってどこかで泣いているんじゃないかと心配したのよ」
「、、、ごめんなさい」
「いいのよ。でも、次からは離れないようにね。じゃないと私とも昔のように手を繋いでもらいますからね!」
「、、、は、はい」
また、胸の辺りがぽかぽかする。嬉しい?のかな、、、。
前の人生ではお姉様と話すことはなかった。話す前に隣国へ嫁いでしまったし、俺のせいで隣国との関係に亀裂が入ってしまったのでほとんど帰ってくることはなかった。
「フラン王子、あれ美味しそうだよ。食べるかい?」
「、、、、うん」
そう言って指を刺した先にはクレープと書かれた看板がある出店だった。
「店主、4つほどおすすめをもらえるかい?」
「は、はひっ、お、俺なんかの食い物なんて、お、王子様方の口に合うかどうか、、、」
テンパりながら主にフランを見て言う店主に少し居た堪れなくなる。
「はは、大丈夫だよ。まずかったとしても不敬にしたりしないさ。私と彼女にはさっぱりとしたものを、この子には「甘いの!!」を、フラン王子どれにしますか?」
「、、、ぇっと、、、あまいの」
「それで頼むよ」
「は、はい!!」
逆に清々しい笑顔で(泣きながら)勢いよく作り始める店主にやっぱりやめれば良かったかなと思ってしまう。
「大丈夫だよ。フラン王子」
「?」
「少しずつでいい、少しずつ慣れていこう」
「?はい」
ベイル王子がなにを言いたいのかよくわからないが一応返事をしておいた。
「出来やした!ど、どうぞ」
「ありがとう!」
「ありがとう。はい、2人とも」
「ありがとう、美味しそうね」
「、、、」
周りからの視線が刺さる。王族が来ていればそうなるのは必然だが、彼らが見ているのはフランだろう。彼の悪名高き第3王子が庶民の食べ物を食べると言うのだ。どうなるのか気になるのだろう。怒り店主を罰するのか、他国の王子の手前大人しくするのか、、、どちらかなのだろうっと。
「あま~い!お兄ちゃん、とっても甘いよ!」
「、、、、」
「お兄ちゃん?」
「あらあら、そんなに美味しかったのねぇ」
「え?」
「そうなの?」
普通に黙々と食べているだけに見える。
「この子、昔から一度好きになるとそれに夢中になってしまうのよ」
「はは、可愛いくせじゃないか」
「でしょ?」
甘い空気を漏らしている2人に周囲が微笑ましく眺めてる中、フランは食べ終わったクレープのゴミを捨てていた。
「、、、店主」
「は、はひ!!」
そんな甘い空気の2人を眺めていた人らはすぐにフランに視線を戻す。
フランはそのことは気にしていない。
「、、、2つ、包んでほしい」
「あら?持って帰るの?」
「、、、うん、おいしかった」
「、、、、あ、ありがとうございます!!」
のちに、その店は、あの第3王子までもが認めた店として繁盛することになるのであった。
その後は色々と見て周り、昔見たことがあるものも有れば、初めて見るようなものが多く、興味は尽きなかった。特に平民街にある本屋には見たこともないような本がいっぱいあってとても興味を惹かれた。
(次は、できたら、アリアと来れたらいいな)
帰りの馬車の中でフランはそう思った。
「フラン王子、良かった。すまない、もう少し気をつけるべきだったな」
「、、、いえ」
「お兄ちゃん!もう、離れちゃダメだよ!私と手を繋ごうね!」
「、、、うん」
そう言いながら笑顔で手を繋いでくるミレイになにも言えなくなる。この年になって幼女と手を繋いで歩くのはちょっとアレだけど断ると泣きそうな雰囲気があるのでやめとこう。
「あなたは、ロイドヴァルト騎士団長ですね。弟を保護してくださったこと感謝いたします」
「いえ、当然のことをしたまでです」
「フラン、きちんとお礼を言いましたか?」
「、、、言ってない」
「ではちゃんとお礼を言いなさい。彼がいなければあなたはずっと彷徨うことになったのよ?」
「、、、」
姉の言うことも最もだろう。王族であるものが簡単に頭を下げてはならない。昔はそう言われていたが今の時代は王族だろうと平民だろうと立場が違えど同じ人間であること、王族・貴族は平民、国民を守るべきだと言う思想がもっともなのだ。
ロイドの前に行くと決まっている感謝を口にする。
「、、、助けていただいたこと、感謝する」
「、、、、はい、当然のことをしたまでです」
なんとも驚いたような顔をするロイドになんと声をかけるべきだろうか。なにを言えば良いのかわからず、目線も逸らすことができず側から見ると見つめあっているような雰囲気だろう。
「!失礼しました」
「?いえ、、、」
「ふふ、フラン、そろそろ行きましょうか?まだ時間はありますから、買い物をしましょう」
「はい」
まだ昼過ぎ、日が暮れるまでには帰らなければいけない。再度騎士にお礼をいい部屋を出た。部屋を出る際にロイドと目があった気がした。その目は初めのころとは違い蔑んだ目はしていなかった。
********
外に出て早速フードをかぶろうとすると何故か姉様に止められた。
「?」
「大丈夫よ、私たちがいるもの」
「、、、でも」
「そうだよ、俺たちがいる。一緒に行こう」
「、、、はい」
「お兄ちゃんは私と手繋ごうね」
「うん」
フードを被らず、ミレイと手を繋ぎ歩き始めた。多くの視線がこちらを見る。はじめにミーシャを見て、笑顔になるが俺を見るなり笑顔がなくなる。だが、先程とは違い俺と手を繋いでいる子供を見た時はなんとも言えない顔をしていた。
「フランとこうやって歩くのは久しぶりね」
「え、、、」
記憶にない。そんなことあっただろうか、、、。
「まだあなたが小さかったもの、確か2歳ぐらいじゃないかしら?その時も迷子になってしまってね、見つけた時はそれはもう大泣きをしていて大変だったわ」
「、、、覚えてない」
「そうね、今日もあなたとはぐれてしまってどこかで泣いているんじゃないかと心配したのよ」
「、、、ごめんなさい」
「いいのよ。でも、次からは離れないようにね。じゃないと私とも昔のように手を繋いでもらいますからね!」
「、、、は、はい」
また、胸の辺りがぽかぽかする。嬉しい?のかな、、、。
前の人生ではお姉様と話すことはなかった。話す前に隣国へ嫁いでしまったし、俺のせいで隣国との関係に亀裂が入ってしまったのでほとんど帰ってくることはなかった。
「フラン王子、あれ美味しそうだよ。食べるかい?」
「、、、、うん」
そう言って指を刺した先にはクレープと書かれた看板がある出店だった。
「店主、4つほどおすすめをもらえるかい?」
「は、はひっ、お、俺なんかの食い物なんて、お、王子様方の口に合うかどうか、、、」
テンパりながら主にフランを見て言う店主に少し居た堪れなくなる。
「はは、大丈夫だよ。まずかったとしても不敬にしたりしないさ。私と彼女にはさっぱりとしたものを、この子には「甘いの!!」を、フラン王子どれにしますか?」
「、、、ぇっと、、、あまいの」
「それで頼むよ」
「は、はい!!」
逆に清々しい笑顔で(泣きながら)勢いよく作り始める店主にやっぱりやめれば良かったかなと思ってしまう。
「大丈夫だよ。フラン王子」
「?」
「少しずつでいい、少しずつ慣れていこう」
「?はい」
ベイル王子がなにを言いたいのかよくわからないが一応返事をしておいた。
「出来やした!ど、どうぞ」
「ありがとう!」
「ありがとう。はい、2人とも」
「ありがとう、美味しそうね」
「、、、」
周りからの視線が刺さる。王族が来ていればそうなるのは必然だが、彼らが見ているのはフランだろう。彼の悪名高き第3王子が庶民の食べ物を食べると言うのだ。どうなるのか気になるのだろう。怒り店主を罰するのか、他国の王子の手前大人しくするのか、、、どちらかなのだろうっと。
「あま~い!お兄ちゃん、とっても甘いよ!」
「、、、、」
「お兄ちゃん?」
「あらあら、そんなに美味しかったのねぇ」
「え?」
「そうなの?」
普通に黙々と食べているだけに見える。
「この子、昔から一度好きになるとそれに夢中になってしまうのよ」
「はは、可愛いくせじゃないか」
「でしょ?」
甘い空気を漏らしている2人に周囲が微笑ましく眺めてる中、フランは食べ終わったクレープのゴミを捨てていた。
「、、、店主」
「は、はひ!!」
そんな甘い空気の2人を眺めていた人らはすぐにフランに視線を戻す。
フランはそのことは気にしていない。
「、、、2つ、包んでほしい」
「あら?持って帰るの?」
「、、、うん、おいしかった」
「、、、、あ、ありがとうございます!!」
のちに、その店は、あの第3王子までもが認めた店として繁盛することになるのであった。
その後は色々と見て周り、昔見たことがあるものも有れば、初めて見るようなものが多く、興味は尽きなかった。特に平民街にある本屋には見たこともないような本がいっぱいあってとても興味を惹かれた。
(次は、できたら、アリアと来れたらいいな)
帰りの馬車の中でフランはそう思った。
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