10 / 14
未知の大陸
彩雲の空に
しおりを挟む
◆◇◆
オアシスを探していると白邪が喋る。
「あれ!人じゃないか!?」
「えっ!?どこ?」
「ほら!あそこあそこ!」
指を指す。
「…あそこか!」
詳しくは見えないが確かに人がいる。
「成程、…テスター!自分で運転出来るか?」
『はい、出来ますよ。』
「よし、飛び降りるぞ!」
「ちょっと待つのじゃ!高くないか?これ!?」
「大丈夫、大丈夫、同時に飛び降りるぞ!」
「待つのじゃ!」
「3」
「死んじゃう!死んじゃう!」
「2」
「嫌!嫌!」
「1」
「あー!もう!どうなっても知らないから!」
「0!」
風防を開けて飛び降りる、と言っても白邪は開け方を知らないので、銃座の穴から出る。
「ふ~!!気持ちい~!!」
「怖い!!!怖い!!!」
白邪が叫ぶ
「白邪!!!こっちに来て!!!」
「わ…分かった!!!」
そう言うと白邪が抱きついてくる。
「…ヴォイネ!!!」
「…早く地面に降ろしてくれ…」
涙声で言う。
「はいはい。」
◆◇◆
地上に降りて倒れている人に声をかける。
外見は黒髪のポニーテールだ。…驚く事に服は日本の着物だった。
(女性何だな、…なぜここに日本の着物が…?)
「大丈夫ですか~?」
「……」
「おーい!」
「………」
「…生きてるのかのう?」
息を確認してみる、…だが息をしている。
「息をしている、生きてるらしい。」
『マスター、オアシスを見つけました、それもかなりの大きさです。』
『了解、この人は気を失っているようだ、確か零式水偵は3人乗りだったよな?』
『ええ、では迎えに行きます。』
『了解。』
「…どうしようかな。」
「どうする…と言ってもなあ…やることないじゃろ」
「そうだけどさあ…暇じゃん?」
「…そうだなぁ」
(そうだ!)
「………砂のお城でも作るか!」
「おっ!いいじゃん!作ろ作ろ!」
「よーし!いっぱい作るぞ~!」
◆◇◆
お城を作っているとテスターが迎えに来た。
ガガガガガガ!
(胴体着陸…)
『マスター、何やってるんですか?』
「お城作ってる。」
『…そうですか、所で倒れた人は?』
「ああ、このお城に居るよ、今ウォーターボールで冷やしてる。」
『分かりました、滑走路が無いのでヘリコプターで行きましょうか、マスター、何がいいですか?』
「UH-1Bがいいな。」
『はい、分かりました。トンスホ!』
そう言うとテスターがUH-1Bに変身した。
『さ、乗ってください、運転は任せてください!』
ドアが開く。
「んじゃ、ちょっと待っててね、白邪~!先乗ってて!」
「は~い」
女性が居る城まで歩く
「!」
ドアを開けると女性が起きていた。
質問をしてみる。
「どうも、えっと…あなたは?」
「…えっ!?…えっと…ここは?」
一瞬驚く。そりゃあそうだ、5歳児がこんな風に喋ったら誰でも驚く。
そして日本語だ、異世界語は分かるのだろうか。
「えっと、…元々どこに居ました?」
「日本です……って!?」
上にあるウォーターボール に気づいたようだ。
どうやら魔法を知らないらしい。
(日本から来たのか。)
「ここは異世界です、恐らく、漫画とかで見た事あるでしょう?」
「つまり、異世界に転移した…そういう事ですか?」
「そういう事です、続きはヘリに乗りながら話しましょう、ついてきてください。」
「ヘ…ヘリ?」
外に出ると白邪が叫ぶ。
「遅いぞ~!早く来い!」
「ああ!今行く!」
「ほ…本当にヘリだ…しかもUH-1B…!」
「ほう?UH-1Bを知っているとは、貴方もミリオタですね?」
「ほほう?と言う事は貴方もですか、貴方とはうまい酒が飲めそうですねぇ」
「新たな仲間が出来て嬉しいですよ。」
「それはこっちもですよ!」
「良いから乗るのじゃ!」
「「はーい」」
◆◇◆
「それでは同志、この世界の事を話してくれ。」
「その前に自己紹介を…俺はバルカン=アヴェンジャー=レン…転生した人だ。で、こっちは…」
「白邪じゃ!!よろしくじゃ!」
「ん?今なんて?」
「此奴…何と言った?」
「成程…異世界語が分からない…と…どうしよう。」
『マスター、そう言うと思って異世界語を翻訳するスキルを作って置きました、今ギフトしますね。』
「おっ!何だこの声は!?」
『テスターと言います。よろしくお願いします。』
「ああ!よろしく!…で?ギフトって何だ?」
「それはだな―――」
◆◇◆
とりあえずこの世界の事を一通り教えておいた。
「成程……魔法…面白そうだな。あっ、ギフトありがとうな、テスター。」
『どういたしまして』
「本題に戻ろう、名前は?」
「ああ、言って無いんだっけか…私の名前は彩雲零、大学生だ、専攻は社会学だ。」
「彩雲、いい苗字だな」
「だろ?自慢の苗字何だ!」
「だいがくせい?せんこう?しゃかいがく?」
「白邪には難しい話だ、寝てろ。」
「…分かった。」
『寝る暇は無いですよ、あと5分ぐらいで着きます。』
「「はーい」」
「喜べ白邪!あと5分で水遊び出来るぞ!」
「ホント!?やった!」
(ずっと砂漠で暑かっただろうしな)
「白邪は可愛いね~」
零が白邪を撫でる。
「えへへ~」
「…まるで親子だな。」
「あれ?何で泣いてるの?」
「…えっ!?」
目を触ってみる、確かに泣いている。
「…何で泣いてるんだろ、俺。」
「…撫でてやろうか?」
普段なら断る所だが、何故か、こんな答えをしてしまった。
「…お願いします。」
空には彩雲が見えた。
オアシスを探していると白邪が喋る。
「あれ!人じゃないか!?」
「えっ!?どこ?」
「ほら!あそこあそこ!」
指を指す。
「…あそこか!」
詳しくは見えないが確かに人がいる。
「成程、…テスター!自分で運転出来るか?」
『はい、出来ますよ。』
「よし、飛び降りるぞ!」
「ちょっと待つのじゃ!高くないか?これ!?」
「大丈夫、大丈夫、同時に飛び降りるぞ!」
「待つのじゃ!」
「3」
「死んじゃう!死んじゃう!」
「2」
「嫌!嫌!」
「1」
「あー!もう!どうなっても知らないから!」
「0!」
風防を開けて飛び降りる、と言っても白邪は開け方を知らないので、銃座の穴から出る。
「ふ~!!気持ちい~!!」
「怖い!!!怖い!!!」
白邪が叫ぶ
「白邪!!!こっちに来て!!!」
「わ…分かった!!!」
そう言うと白邪が抱きついてくる。
「…ヴォイネ!!!」
「…早く地面に降ろしてくれ…」
涙声で言う。
「はいはい。」
◆◇◆
地上に降りて倒れている人に声をかける。
外見は黒髪のポニーテールだ。…驚く事に服は日本の着物だった。
(女性何だな、…なぜここに日本の着物が…?)
「大丈夫ですか~?」
「……」
「おーい!」
「………」
「…生きてるのかのう?」
息を確認してみる、…だが息をしている。
「息をしている、生きてるらしい。」
『マスター、オアシスを見つけました、それもかなりの大きさです。』
『了解、この人は気を失っているようだ、確か零式水偵は3人乗りだったよな?』
『ええ、では迎えに行きます。』
『了解。』
「…どうしようかな。」
「どうする…と言ってもなあ…やることないじゃろ」
「そうだけどさあ…暇じゃん?」
「…そうだなぁ」
(そうだ!)
「………砂のお城でも作るか!」
「おっ!いいじゃん!作ろ作ろ!」
「よーし!いっぱい作るぞ~!」
◆◇◆
お城を作っているとテスターが迎えに来た。
ガガガガガガ!
(胴体着陸…)
『マスター、何やってるんですか?』
「お城作ってる。」
『…そうですか、所で倒れた人は?』
「ああ、このお城に居るよ、今ウォーターボールで冷やしてる。」
『分かりました、滑走路が無いのでヘリコプターで行きましょうか、マスター、何がいいですか?』
「UH-1Bがいいな。」
『はい、分かりました。トンスホ!』
そう言うとテスターがUH-1Bに変身した。
『さ、乗ってください、運転は任せてください!』
ドアが開く。
「んじゃ、ちょっと待っててね、白邪~!先乗ってて!」
「は~い」
女性が居る城まで歩く
「!」
ドアを開けると女性が起きていた。
質問をしてみる。
「どうも、えっと…あなたは?」
「…えっ!?…えっと…ここは?」
一瞬驚く。そりゃあそうだ、5歳児がこんな風に喋ったら誰でも驚く。
そして日本語だ、異世界語は分かるのだろうか。
「えっと、…元々どこに居ました?」
「日本です……って!?」
上にあるウォーターボール に気づいたようだ。
どうやら魔法を知らないらしい。
(日本から来たのか。)
「ここは異世界です、恐らく、漫画とかで見た事あるでしょう?」
「つまり、異世界に転移した…そういう事ですか?」
「そういう事です、続きはヘリに乗りながら話しましょう、ついてきてください。」
「ヘ…ヘリ?」
外に出ると白邪が叫ぶ。
「遅いぞ~!早く来い!」
「ああ!今行く!」
「ほ…本当にヘリだ…しかもUH-1B…!」
「ほう?UH-1Bを知っているとは、貴方もミリオタですね?」
「ほほう?と言う事は貴方もですか、貴方とはうまい酒が飲めそうですねぇ」
「新たな仲間が出来て嬉しいですよ。」
「それはこっちもですよ!」
「良いから乗るのじゃ!」
「「はーい」」
◆◇◆
「それでは同志、この世界の事を話してくれ。」
「その前に自己紹介を…俺はバルカン=アヴェンジャー=レン…転生した人だ。で、こっちは…」
「白邪じゃ!!よろしくじゃ!」
「ん?今なんて?」
「此奴…何と言った?」
「成程…異世界語が分からない…と…どうしよう。」
『マスター、そう言うと思って異世界語を翻訳するスキルを作って置きました、今ギフトしますね。』
「おっ!何だこの声は!?」
『テスターと言います。よろしくお願いします。』
「ああ!よろしく!…で?ギフトって何だ?」
「それはだな―――」
◆◇◆
とりあえずこの世界の事を一通り教えておいた。
「成程……魔法…面白そうだな。あっ、ギフトありがとうな、テスター。」
『どういたしまして』
「本題に戻ろう、名前は?」
「ああ、言って無いんだっけか…私の名前は彩雲零、大学生だ、専攻は社会学だ。」
「彩雲、いい苗字だな」
「だろ?自慢の苗字何だ!」
「だいがくせい?せんこう?しゃかいがく?」
「白邪には難しい話だ、寝てろ。」
「…分かった。」
『寝る暇は無いですよ、あと5分ぐらいで着きます。』
「「はーい」」
「喜べ白邪!あと5分で水遊び出来るぞ!」
「ホント!?やった!」
(ずっと砂漠で暑かっただろうしな)
「白邪は可愛いね~」
零が白邪を撫でる。
「えへへ~」
「…まるで親子だな。」
「あれ?何で泣いてるの?」
「…えっ!?」
目を触ってみる、確かに泣いている。
「…何で泣いてるんだろ、俺。」
「…撫でてやろうか?」
普段なら断る所だが、何故か、こんな答えをしてしまった。
「…お願いします。」
空には彩雲が見えた。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる