あのエピローグのつづきから 〜勇者殺しの勇者は如何に勇者を殺すのか〜

shirose

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第二章 蹉跌の涙と君の体温

第29話 この時が終わるまでは

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「はぁ……っ!! ………はぁっ……!」

 またしてもアイナが目の前で命を落とした。
 彼女が焼けていく様は忘れたくても忘れられない。

「ナ、ナナセ……? どしたの?」

 アイナの前で覚醒していることに気が付いた。前と同じ宿の中だ。

 もう二回、アイナが死ぬところを見た。
 の一瞬の出来事は正直言って、かなり衝撃的だった。まさか、アイナ以外も狙われていたなんて。しかもミカエル、エヴァ、スクードという三人も揃って。どうしてこの四人が狙われてナナセが狙われないのか。その理由は全くもって分からない。今は、その考えは取り敢えず捨ておこう。
 アイナを失うことはないんだ。
 アイナに、これ以上死は与えられない。ここで終わらそう。
 ナナセは覚醒して開口一番、街の中心に反り立つ時計塔を見やった。

 ───時計は11時57分を指している。

「短く、なって…………」

 前回よりも1分近く制限時間が短くなっていた。これは、もしかして回数を重ねていくごとに短くなっていくのではないだろうか。そんな懸念が頭の中に渦巻いていく。
 駄目だ。考えている時間も今は惜しい。
 ナナセは自然と《永劫アイオーン》を適宜使用して、時間を何度も止めていた。アイナを殺させまいとナナセの本能がそれに従っていたのだ。
 ミカエル達は〈炎〉の勇者を知らないと言っていた。然らば、今はやはりフウカ達と会うべきだろう。時間は限られている。残り3分を如何に使うか、それがアイナを救う足がかりだ。

「フウカ達を探そう」

「えっ、うん、そのつもりだけど。待ってたらここに来るでしょ?」

「早く会いたくてさ。いいだろ?」

「まぁ、うん。いいけど」

 ナナセはアイナを連れて、今度は窓ではなく、普通に扉から廊下側に出た。前回は焦って頭がおかしくなっていたのかもしれない。
 だが、冷静に考えてみれば、フウカ達はこの宿の中、もしくは周辺にいることは確実だ。何せ、12時に宿に集合と約束をしていたのだから。
 宿の中を片っ端からアイナと手分けして見ていく。アイナは瞬間移動を使いながら、ナナセは全力で走って。

「いたか!?」

「ううん、どの部屋にもいないみたい」

 くそ。どこにいるんだよ。制限時間までは残り1分程。

 まずい、このままじゃ、今までと同じじゃないか。
 心に焦燥が現れ始めた時だった。

「はいまたボクの勝ちー」

「うっわニコ強いですねほんと」

 聞き覚えのある声が宿のロビーから聞こえてきた。

 そこに居たのは───

「ヴェティ!」

 アイナが喜びの篭った声を発しながらもヴェッタに抱きついた。そう、そこにはダーシュ、ニコ、カミル、ジル達と、それに加えてフウカ、シャルロット、ヴェッタがそれぞれソファに座ってなにやらくつろいでいた。
 ニコ、カミル、フウカ、シャルロットは何かのカードを持って遊んでいる最中だったようだ。
 これは、正直な話助かった。一度に全員に聞くことが出来る。

「ナナセ、すみません。ここで彼らとお会いしたので少し話してて──」

「ああ、その事は今はどうでもいい。みんな、聞いてくれ!」

 ナナセのその声に勇者全員が視線を向ける。

「誰か、〈炎〉の勇者を知らないか?」

「どうしてそんなこと知りたがるんだ?」

 ソファにふんぞり返るように座っているダーシュが口を開いた。あと数秒後にそいつに襲われるから、とは口が裂けても言えない。それを伝えた時のアイナの顔なんて絶対に見たくないからだ。

「それは、───」

「炎……?」

 フウカが首を傾げる。するとその隣にいたシャルロットが口を開いた。

「炎を使う勇者なら知ってるわよ」

「本当か!?」

「ええ」

 そこまで言うと、シャルロットはとことことナナセのもとに歩いていき、手でしゃがむようにジェスチャーする。そして、ナナセの耳に口を近付けて、

「レティシアよ。フョードルのパーティの彼女、炎を使っていたわ」

 そう言ってからシャルロットは口を離して、

「情報は大切な手札だから。ナナセだから教えたのよ」

「ありがとう、シャルロット」

 レティシア。そう言われても、頭にはすぐに顔が出てこない。彼女と接点を持ったことも会話したことすら恐らくないだろう。
 しかし、フョードルについては印象が強かったから覚えている。我の強い同世代くらいの男だ。そうか、先んじていた彼らが俺らに対して仕掛けているんだ。
 でも、そう考えるとナナセが対象から外れている根拠が分からない。ここで、見極めなければいけない。ここにいる彼らがその対象に入っているかを。アイナ、ごめん。ごめんよ。いくら謝っても謝りきれない。でも、ああ、もう既にアイナは、───いやアイナ達の身体は加熱が始まっている。
 後ろでは、タイムリミットを知らせるように鐘の音が、大きく鳴り響いていた。

「あ、っづ」

「な、なに゛、こっ……ッ!?」

「アアアあぁああぁあアあァァあああああああああぁあぁああああ!!!」

 熱くて、熱くて、よく分からないが、その場にいるナナセ以外のその全員が泣き叫び、踠いている。
 シャルロットは〈神技スキル〉で水を創り出してそれを被っているが、その水はすぐに蒸発し、揮発する。
 ああ、地獄だ。
 こんな、こんなの……ッ。

 ナナセはその部屋の熱さに耐えきれず、部屋の外へと飛び出した。

 あんなの、見たくない。
 見たくなかった。見知った奴らが焼けていく。そんな様子なんて。
 アイナ、ああ。またお前を。

 そうして、彼女は命を落とした。





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 彼女の笑い声が聞こえる。
 ずっと聞いていたい彼女の声が。

「はー、笑い過ぎてお腹いたい」

「アイナ……」

「ナナ、セ? どしたの?」

 アイナの顔を見て、声を聞いて、胸がずきずきと痛み出す。
 もう、三度アイナを死なせてしまった。
 どうにか、どうにかしなければ。
 そして、ナナセは内心穏やかではないにしても、時計塔を見る他なかった。


 ───時計は11時59分を指していた。


「………ぁ…」

 身体から気力が失われていくのが分かった。
 あと一分しかない。短くなっている。試行を重ねる毎に制限時間が短くなっているのは確実だ。これ以上短くなったら、もう────
 そして、こうして考えている間にも時間は過ぎている。ああ、なんで、意味が分からない。
 そうしてナナセが咄嗟に取った行動は───

「逃げよう」

「に、逃げる? えっ、何から?」

「敵だ。襲われてる」

「なにそれ、まずいじゃん──ってちょっ、ちょっと!? あんた何して!?」

 ナナセはアイナを抱きかかえて窓から飛び降りた。

「アイナ、遠くに飛べ!!」

「はぁっ!? も、もう!!」

 瞬きをした次の瞬間には山の頂上に立っていた。肌が凍りつくほどに寒い。

「さっむ!!」

 アイナがそう口にして、次に瞬きをすると草原にいた。

「もっとだ!! もっと、遠くに!!」

「はぁ!? 後で理由聞くからね!!」

 森の中、荒野、山、崩壊したフリュード。草原。森。
 一瞬のうちにナナセとアイナは目覚めた都市のアカロウトの郊外に辿り着いていた。
 真っ昼間だからだろう。人々の喧騒が街の外にも聞こえてくる。

「ここまで来れば、なんとか、なるんじゃないか?」

 その考えは、甘いとしか言い様がなかった。
 アイナは一度目、二度目、三度目と同じようにその体温を急激に上昇させて、焼けて、焼けて。崩れ始める。

「ああ、………そんな」

 そうして彼女は、命を落とした。






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「───セ! ナナセ!」

「………アイナ」

「いきなりぼーっとして、どしたの?」

「………なんでも……ないよ」

 見なくないのに、本当は知りたくなかったのに。
 首を時計へと向けて、時刻を確認してしまった。

 その瞬間、時計の長針が12時を指していた。

 ゴオオオオオオオン、と悪魔の声のような鐘の音が鳴り響く。

「ねえ、なんか……暑くない? ……ってえぁっ!?」

 ナナセはアイナを強く抱き締めた。
 アイナの体温が徐々に上昇するのが分かる。
 泣き叫び、踠く彼女。
 熱い。熱い。熱い。
 でも、絶対に離さない。
 俺は、諦めない。
 どんなに時間が無くとも。
 与えられた時間が限りなく少なくとも。

 俺はアイナを護らないといけないんだ。

 そうして、彼女は命を落とした。






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 ゴオオオオオオオオン、という鐘の音と共に覚醒する。

「ああ、ああ……」

「ナナセ、どしたの?」

 ナナセの顔を覗き込む、アイナ。

「なんか、暑くない?」

 それ以上、言わないでくれ。
 その先を、見させないでくれ。

 アイナの身体が内側から焼けて、焼けて、焼けていく。
 まだだ、まだ。
 救けられる。
 俺は変わったんだ。

 次こそアイナを────


 そうして彼女は、命を落とした。








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「あああ゛あああッッ!!」

 アイナの叫び声と共に覚醒する。

「ああ、アイナ、俺、………ゴメン、俺」

 ナナセがその先の言葉を紡ぐその前に───

 彼女は斯くして、命を落とした。








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 何度も、彼女は命を落とした。






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 何度も。






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『…………──えますか?』





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『ナナセ・トキムネ。聞こえますか?』





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『あなたですよ、ナナセ。返事をしてください』





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 ───ああ、くそったれ。
 聞こえてるよ。ああ、聞こえてるとも。





『まだ、諦めていないのでしょう?』





 もちろんだ。俺はアイナを救けたい。
 救けて、また一緒に笑い合いたい。





『何千回とループを繰り返しているのに、大したハートしてますよね』





 そりゃ、そうだろ。俺はアイナに会うために生きてるし、アイナを護るために生きてるからな。





『────何か、変わりました?』





 そうかな。俺はこんなもんだろ。臆病で、ビビりで、アイナのこと以外考えられない。執着変態野郎。それが俺だ。





『よく分かってるじゃないですか』





 うるせェよ。





『ナナセ・トキムネ。もう一度問います』





 ………………。





『まだ続ける気ですか?』





 ああ。





『まだ諦めないのですか?』





 ああ。





『何万回、何億回、何兆回、何京回、何垓回と繰り返しても?』





 ああ。





『…………どんな苦しみを、背負うとしても?』





 もちろん。
 俺はアイナを取り戻す為だったら、なんでもやってみせる。





『…………………』





 ………………………どうした?





『────いえ、なんでもありません。………………了承しました』





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『───貴方の覚悟、しかと受け取りました』




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