次期魔王の教育係に任命された

ミイ

文字の大きさ
上 下
13 / 122
第1章

13. 魔力供給*

しおりを挟む
「如何されたのですか⁉︎」

僕の腫れ上がった乳首を見たネフライトは凝視するように見つめてくる。

「さっきモリオンの食事が終わったんですが、満足するまでに1時間半もかかっちゃって…。だからこんなに腫れてしまったんです…。今日はとりあえずネフライトに冷やす為の氷をどうにかして欲しくて、こうやってお願いしに来ました。」

僕の答えに彼はゴクリと生唾を飲むと「…やはり胸からの供給は時間がかかってしまうのですね。このままではショウ様の乳首が使い物にならなくなってしまうかも…。」と呟く。

「えぇ⁉︎そりゃあ男の乳首の必要性はよく分かりませんが、無くなるのはちょっと困ります!」

ネフライトは僕の乳首をジッと見つめると「そうですね…取り敢えずすぐに冷やすものをご用意しましょう。それにしても…。」とマジマジと告げる。

余りにもネフライトに見られ過ぎて恥ずかしくなってきた。自分から見せに行ったものの、こんなにマジマジと見られると思ってなかった僕はその羞恥に耐え切れず身体を捩った。しかし、その瞬間ネフライトに腕を掴まれ「えっ?」と思っている間に乳首をペロッと舐められる。

「あっ…!」

僕は驚きよりもその快感に反応してしまい、喘ぎ声を上げてしまう。

「ショウ様…そんな色っぽい声を出して…。モリオン様の前でもそんな声を出していたのですか?」

ネフライトはそう笑うと片方の乳首を舐め、もう片手で反対側を弄る。

「あっ…だっ…だってミルク…!」

「そうですね、モリオン様のお食事ですものね。でしたら是非、その高い魔力を私にも…。」

そう言ってネフライトが僕の乳首に吸い付いた。その瞬間、モリオンとは比べ物にならない程の快感が全身を駆け巡り、彼に縋り付く体勢になってしまう。

「ああっ…!ネフライト!ダメッ!」

彼の行動はどんどんエスカレートしていき、しまいには僕を床に押し倒し上に乗り上げてきた。

「ふっ…んっ…ちゅっ…。はぁ…これは美味しいですね。流石、モリオン様の教育係なだけあります。」

「んっ…はぁ…やぁ!」

ちゅっ…ちゅっ…

「…クセになりますね。」

僕はだんだんと自分の下半身にもその刺激が伝わっていくのを感じた。

思わず「もっ…ダッ…!やめてぇ!」と叫ぶと突如ネフライトの身体が吹き飛ぶ。呆気にとられていると僕の胸にモリオンが降りてきた。

「(えっ…もしかして助けてくれたの…?)」

モリオンを見つめながらそんなことを思う。モリオンは僕を見ながらニコニコと笑うと乱れたシャツを握りしめる。

一方、ネフライトは「痛た…。」と頭を押さえながら立ち上がり、周りを見渡す。そして僕と目が合うと「やってしまった…!」と焦った表情をした。
しおりを挟む
感想 115

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

幼馴染の勇者が一般人の僕をパーティーに入れようとするんですが

空色蜻蛉
ファンタジー
羊飼いの少年リヒトは、ある事件で勇者になってしまった幼馴染みに巻き込まれ、世界を救う旅へ……ではなく世界一周観光旅行に出発する。 「君達、僕は一般人だって何度言ったら分かるんだ?!  人間外の戦闘に巻き込まないでくれ。  魔王討伐の旅じゃなくて観光旅行なら別に良いけど……え? じゃあ観光旅行で良いって本気?」 どこまでもリヒト優先の幼馴染みと共に、人助けそっちのけで愉快な珍道中が始まる。一行のマスコット家畜メリーさんは巨大化するし、リヒト自身も秘密を抱えているがそれはそれとして。 人生は楽しまないと勿体ない!! ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

俺は勇者のお友だち

むぎごはん
BL
俺は王都の隅にある宿屋でバイトをして暮らしている。たまに訪ねてきてくれる騎士のイゼルさんに会えることが、唯一の心の支えとなっている。 2年前、突然この世界に転移してきてしまった主人公が、頑張って生きていくお話。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

禁断の祈祷室

土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。 アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。 それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。 救済のために神は神官を抱くのか。 それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。 神×神官の許された神秘的な夜の話。 ※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。

処理中です...