84 / 122
第3章
84. 弱点*
しおりを挟む
イッた余韻にうっとりと彼を見上げる。全身が性感帯になったかの様に彼が触れるところ全て快感に変わったように思う。彼は僕の反応にクスリと笑うと僕の頰に口付け、僕の脇腹から腰をするすると撫で始めた。そして両手でお尻を鷲掴み、むにゅむにゅとお尻を揉みながら時折、秘部に触れる。
「あっ…やぁ…!」
そこを他人に触られるのは初めてだった。自分で触るよりも強い快感に声を抑えられない。
「あっ…イ…ンカさん…触っちゃ駄目…!」
僕が必死に抵抗するも彼は僕の弱点である耳を舐め始めた。
グチュッ…チュッ…
「んんっ…んっ…。」
耳の中を彼の舌が這い回り、グチュグチュと卑猥な音がダイレクトに伝わってくる。彼には僕の弱いところがバレてしまっているせいか、そこを重点的に攻められる。尖った耳や耳朶を甘噛みされ、片手で乳首を弄られる。
そしてとうとう僕の身体が彼に寄りかかる様に力が抜け切ると彼は僕をうつ伏せの体勢に転ばせ、お尻だけ高く持ち上げた。
彼の目の前に僕の秘部が全て曝け出され、恥ずかしさで顔から火が出る。気持ちだけはこんなことすぐに止めないと、とは思っているが身体は快感を拾おうと敏感に反応してしまう。
「やっ…やだ…!インカさん!」
彼の理性になんとか届くように声を上げるが彼の吐息が秘部にかかるのを感じゴクリと息を呑んだ。
あああ~ダメだっ…!!!
そう思い全身を強張らせた瞬間「ママ~?パパ~?」とアクアの声が響く。
2人でハッとして動きが止まる。
「ママ~?お腹空いた~!」とアクアが僕を探し、部屋の扉を開け回っているのが分かる。僕は固まっているインカさんを放置すると急いで脱ぎ捨てられた衣服を身に付け、アクアの元へ走った。
「アッアクア⁉︎おはよう…!」
「おはよう、ママ。パパの部屋に居たの?」
その言葉にドキッとする。
「うっうん…。今日、インカさんがお仕事だと思って起こしに行ったんだけど休みだったみたい。まだ寝てるよ?」
「えぇ~?そうなの?パパお寝坊さんだなぁ。僕の方が早起きだ!」
アクアは父親より早く起きれたのが嬉しかったのか、自慢気に食卓へと着く。僕も準備が出来るとアクアの前に座った。
「いただきまーす!」
元気に声を上げたアクアが朝食を食べ進めていく。僕はそれを見ながら、先程のインカさんの様子を思い出し1人顔を赤くするのだった。
そして暫くするとインカさんが「おはよう。」と言って僕の隣の席に着いた。「おはよう!」と挨拶をするアクアに対し、僕は恥ずかしくて彼の方を見れない。そのまま黙々と食べているとインカさんに「ショウ。」と呼ばれ、恐る恐る顔を上げると笑顔のインカさんに口付けられた。
「あっ…やぁ…!」
そこを他人に触られるのは初めてだった。自分で触るよりも強い快感に声を抑えられない。
「あっ…イ…ンカさん…触っちゃ駄目…!」
僕が必死に抵抗するも彼は僕の弱点である耳を舐め始めた。
グチュッ…チュッ…
「んんっ…んっ…。」
耳の中を彼の舌が這い回り、グチュグチュと卑猥な音がダイレクトに伝わってくる。彼には僕の弱いところがバレてしまっているせいか、そこを重点的に攻められる。尖った耳や耳朶を甘噛みされ、片手で乳首を弄られる。
そしてとうとう僕の身体が彼に寄りかかる様に力が抜け切ると彼は僕をうつ伏せの体勢に転ばせ、お尻だけ高く持ち上げた。
彼の目の前に僕の秘部が全て曝け出され、恥ずかしさで顔から火が出る。気持ちだけはこんなことすぐに止めないと、とは思っているが身体は快感を拾おうと敏感に反応してしまう。
「やっ…やだ…!インカさん!」
彼の理性になんとか届くように声を上げるが彼の吐息が秘部にかかるのを感じゴクリと息を呑んだ。
あああ~ダメだっ…!!!
そう思い全身を強張らせた瞬間「ママ~?パパ~?」とアクアの声が響く。
2人でハッとして動きが止まる。
「ママ~?お腹空いた~!」とアクアが僕を探し、部屋の扉を開け回っているのが分かる。僕は固まっているインカさんを放置すると急いで脱ぎ捨てられた衣服を身に付け、アクアの元へ走った。
「アッアクア⁉︎おはよう…!」
「おはよう、ママ。パパの部屋に居たの?」
その言葉にドキッとする。
「うっうん…。今日、インカさんがお仕事だと思って起こしに行ったんだけど休みだったみたい。まだ寝てるよ?」
「えぇ~?そうなの?パパお寝坊さんだなぁ。僕の方が早起きだ!」
アクアは父親より早く起きれたのが嬉しかったのか、自慢気に食卓へと着く。僕も準備が出来るとアクアの前に座った。
「いただきまーす!」
元気に声を上げたアクアが朝食を食べ進めていく。僕はそれを見ながら、先程のインカさんの様子を思い出し1人顔を赤くするのだった。
そして暫くするとインカさんが「おはよう。」と言って僕の隣の席に着いた。「おはよう!」と挨拶をするアクアに対し、僕は恥ずかしくて彼の方を見れない。そのまま黙々と食べているとインカさんに「ショウ。」と呼ばれ、恐る恐る顔を上げると笑顔のインカさんに口付けられた。
11
お気に入りに追加
1,515
あなたにおすすめの小説
勇者の股間触ったらエライことになった
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
勇者さんが町にやってきた。
町の人は道の両脇で壁を作って、通り過ぎる勇者さんに手を振っていた。
オレは何となく勇者さんの股間を触ってみたんだけど、なんかヤバイことになっちゃったみたい。
敏感♡ナース♡凌辱物語♡♡
松井すき焼き
BL
斉藤要のもとに、姉の婚約者の西園寺清から体験型ゲームVRが送られてきた。
ゲームなんぞ興味はない要だったが、ゲームの名前は、『敏感♡ナース♡凌辱物語♡♡』と書かれていることに、要は目をとめ、やり始めることにしたのだが、ゲーム内で要の姿は少女になっていた。
頬に触れる指も頬もリアルで、ゲームないだととても思えない。ゲームの設定のせいか、異様に敏感な体になってしまった要は、ゲーム中の患者になど凌辱され輪姦されながらも、ゲームクリアを模索する。
なおこの作品は小説家になろうと、アルファポリスの二つに記載させていただいています。
帝国皇子のお婿さんになりました
クリム
BL
帝国の皇太子エリファス・ロータスとの婚姻を神殿で誓った瞬間、ハルシオン・アスターは自分の前世を思い出す。普通の日本人主婦だったことを。
そして『白い結婚』だったはずの婚姻後、皇太子の寝室に呼ばれることになり、ハルシオンはひた隠しにして来た事実に直面する。王族の姫が19歳まで独身を貫いたこと、その真実が暴かれると、出自の小王国は滅ぼされかねない。
「それなら皇太子殿下に一服盛りますかね、主様」
「そうだね、クーちゃん。ついでに血袋で寝台を汚してなんちゃって既成事実を」
「では、盛って服を乱して、血を……主様、これ……いや、まさかやる気ですか?」
「うん、クーちゃん」
「クーちゃんではありません、クー・チャンです。あ、主様、やめてください!」
これは隣国の帝国皇太子に嫁いだ小王国の『姫君』のお話。
召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる
KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。
ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。
ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。
性欲悪魔(8人攻め)×人間
エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』
おっさん家政夫は自警団独身寮で溺愛される
月歌(ツキウタ)
BL
妻に浮気された上、離婚宣告されたおっさんの話。ショックか何かで、異世界に転移してた。異世界の自警団で、家政夫を始めたおっさんが、色々溺愛される話。
☆表紙絵
AIピカソとAIイラストメーカーで作成しました。
「陛下を誑かしたのはこの身体か!」って言われてエッチなポーズを沢山とらされました。もうお婿にいけないから責任を取って下さい!
うずみどり
BL
突発的に異世界転移をした男子高校生がバスローブ姿で縛られて近衛隊長にあちこち弄られていいようにされちゃう話です。
ほぼ全編エロで言葉責め。
無理矢理だけど痛くはないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる