思いがけず聖女になってしまったので、吸血鬼の義兄には黙っていようと思います

薄影メガネ

文字の大きさ
上 下
14 / 32
本編

12 セオドア様の本命

しおりを挟む
「あっ……」

 ──噛まれるっ!

 反射的にそう思った。
 人間の私より少し低い体温──首筋のひんやりとした唇の感触。その腔内に隠された鋭い凶器が肌に突き立ち、皮膚を食い破るのを想像して、私はギュッと目をつぶった。

 けれど、実際に感じたのは首筋に触れた柔らかい感触。

 痛く、ない……

 セオドア様は私の首筋に優しく触れているだけだ。キスするみたいに顔をそこにうずめて、けれど背中に回された腕は思っていたよりも力強く、私を捕らえて離さない。

 カーテンのわずかな隙間からのぞく、夜闇に包まれた冬の外界からは、虫の声一つ聞こえてこない。暖炉だんろ蝋燭ろうそくの暖かい色が、今、ゆらゆらと揺れるロッキングチェアの上で、セオドア様の腕の中に抱かれている私と彼を甘く照らしている。

 もしかしたらご飯にされそうなのに……吸血鬼なのに……セオドア様は怖くない……

 真珠のように白く輝く肌。そこにえるアイスブルーの瞳は、どこかうつろで、心をどこかへ置いてきてしまったよう。今のセオドア様は、明らかにいつものセオドア様ではなかった。

 お腹が空いている……?

 吸血鬼の喉の乾きは尋常ではないと聞いたことがある。どのくらいの頻度で飲まなければならないのかは分からないけれど、そういえば、セオドア様はここに来てからお食事をどうしていたのだろうか。

 てっきりスピアリング卿か院長先生が手配してくださっていると、思っていたのだけれど……

 普段全然平気な顔をしてらしたから気付かなかった。もしかしてセオドア様は、ここに来てからまだ一度も血を飲んでいない?

「っ……!」

 首筋に当てられていた唇が開いて、甘噛みされた。
 そしてそれが、徐々に肌に食い込んで……

「ああっ! お義兄様待って、待ってください!」

 ゾクッと全身が総毛立そうけだつ。怖くなって悲鳴のような声を上げると、食い破る寸前のところで、躊躇ためらうようにグッとセオドア様の動きが止まった。

 喉が渇いているのに極限まで我慢して、傷付けまいとしてくれているような、そんな気がした。

 意識がないときでさえも、危うく特別大切にされていると錯覚しそうなくらい、丁寧に扱われている。それが不思議で嬉しかった。

 私だけを特別扱いしてくれているわけじゃないわ。セオドア様はアヒルちゃんにも優しくしてくれたし、きっと人間のセオドア様は誰にでも優しい。私だけじゃないわ。だけど……

 少しでも落ち着いてもらえるように、セオドア様の頭を抱え込むように抱き締めて、その綺麗な銀髪を優しくでる。こんなこと、セオドア様にしてもいいのかな……? と、緊張に指先が震えてしまう。でも、今の私にできることってこれくらいしかない。

 すると、セオドア様の体がビクッと反応した。ハッと息をむ気配がして、私の首筋から唇が離れて──

「……すみません。女性に対し無遠慮に触れるなど失礼なことをしました」

 私を驚いたように見つめる。今のセオドア様は……

「良かった……! 気が付かれたのですね」

 しかし、そうして喜んだのもつかの間だった。

「ですが……君は少し無防備すぎる……」
「っ!」

 まるで突き放すように、体を離された。

 正気を取り戻したセオドア様の鋭い刃のような視線に射抜かれて、ゾクッと全身が粟立あわだち、動けなくなる。
 先程までの夢うつつな表情とは違う。ハッキリとした意思の光を宿した、美しいアイスブルーの瞳。本来の、セオドア様の瞳の色だ。そしてセオドア様は本気だった。

 ──明確な拒絶。一瞬、セオドア様の記憶が戻ったのかと思った。けれど違うと分かる。
 幼い頃出会ったセオドア様は、私のことを貴女あなたと呼んだ。今の人間の記憶しかないセオドア様は、私のことを名前で呼ぶか、君と言う。

 人間のセオドア様に初めて注意されたショックに、羞恥しゅうちに、唇が戦慄わななく。

 言葉が、何も出てこない……

 記憶が戻った訳ではなかった。けれど今、目の前にいるセオドア様は……昔、初めて出会ったときの、あの頃のセオドア様と同じ目をしている。

 私は……過去も未来も、どちらのセオドア様にも失望されてしまった……

 十四年った今、こんな形で受けるとは思わなかった拒絶それに青ざめ、体が震えた。

 何が悪かったのか分からない。けれど……

 セオドア様の様子が怖いけど知りたくて、その綺麗な顔をおそるおそる見返す。途端、セオドア様は気まずそうに目をらした。

 ……やっぱり、私なんかが触れてはダメな相手だったのに……

 浅はかだった自分への失望に落胆して肩を落とす。
 信頼を回復するチャンスすら与えられないくらい、私は自分でも気付かないうちに、何かとんでもないドジをやってしまったようだ。

 幸いセオドア様の手は緩められていた。スルリとその腕の中から抜け出す。そうして急いでセオドア様から離れようとしたら、ロッキングチェアの横に置いてあったサイドテーブルに当たって、ホットミルクを入れていた空のコップが床に落ちた。

「もっ、申し訳ございません! すぐに片付けます!」

 パリんと割れ音。更なる不手際に、半ばパニックになりかける。幸い中身は飲み干していて、床に中身をぶちまけることはなかったが……

 床に両膝をついて、割れたコップを急いで片付けようとして──けれど、手を押さえられてしまった。

「怪我をします。僕が片付けましょう」

 片膝を床につき、私の隣にかがむセオドア様に、私は慌てて首を横に振る。

「いいえっお義兄様にそこまでしてもらうわけにはいきませんっ」

 混乱のなか、押さえられていない方の手で片付けようと破片はへんに指を伸ばす。──が、

「イタっ!」

 不注意にも指先を切ってしまった。といってもたいしたことはなかったのだけれど、問題はそこじゃなかった。

 私の手を押さえていたセオドア様が、ご自身の口元を手で押さえるようにして立つと、後ろに下がったのだ。
 立ち尽くした様子のセオドア様を見上げる。もう、目すら合わせてくれない。

 ああ、私知ってる……

 見覚えがある。その様相ようそう
 吸血鬼のセオドア様と同じ反応……私を視界に入れたくないと思っている。言葉にはなさらないけれど、人間のセオドア様もきっとそう思ってる。
 そこでようやく、頭が冷えてきた。

「ごめんなさい……」

 うつむき、ポロリと謝罪の言葉がこぼれた。
 吸血鬼の前で血を流すなんて……今度こそ、とんでもない大失態だった。

 私、ほんとに何してるんだろう……

 一人で慌てて馬鹿をやった。度重なる失態。

 ほんと、私は救いようのないグズだわ……。

 せめてちゃんとしなくちゃ。しっかりしなくちゃ。こんな私じゃダメなのよ。こんな私はいらないのに……
 基準値未満の私に、泣く資格なんかない。むしろ被害者は、馬鹿な義妹の不意打ちで血の匂いをがせられたセオドア様だ。

 だから泣くな私、泣くな、泣くな、泣くな、泣くな、泣くな、

「申し訳ございませんでした。ぐに、出ていきますね」

 あまりの申し訳なさに、謝罪の気持ちを込めて深く頭を下げる。涙をこらえて少し笑って、平然を装う。傷付いた指を押さえながら、セオドア様の返事も聞かぬままきびすを返す。

 これ以上、セオドア様に悪く思われたくない。だから、自分にできる精一杯で、丁寧に冷静に落ち着いて話をした。そうしないと、きっともっと呆れられてしまう。
 セオドア様にハッキリと拒絶されたことで、口調が知らず知らずのうちに硬く、他人行儀になっていた。まるで召し使いと主人のようだ。

 ううん、本来のそれが私とセオドア様のあるべき姿なんだわ……。

 優しくされて、セオドア様をお義兄様と素直に呼べることに喜んで、私は調子に乗っていたのだ。だから失敗した。

 セオドア様が落ち着くまで、私は小屋にいない方がいい。二、三時間は外で過ごして、様子を見て戻ろう。本格的な冬になっていないとはいえ、夜は冷えるけれど、セオドア様の外套がいとうをまたお借りする訳にはいかないし、
 二、三時間くらいなら大丈夫だ。また暖炉だんろで暖め直せばいい。とにかく今は、私がここにいない方がいいのはハッキリしている。それに……私は外で、もっと頭を冷やした方がよさそうだ。

 そうして外に出る前から、ガチガチに震えながら夜空を眺めて外で待つ、自分の姿が目に浮かぶけど、仕方ない。自分が悪いのだから。

「役に立たない人間でごめんなさい」

 ドアの前で、改めて頭を下げる。そしてドアノブに手をかけ、開こうとして──けれど、いくら押してもドアが開かない。開かないドアノブをガチャガチャと回し続け、もしやこんなときに結露けつろした水がドアノブに入り込んで、凍りついているのだろうか? カッコ悪い。どうしよう……と、困惑に頭が一杯になったところで、私はようやく、私を背後からスッポリとおおう大きな影の存在に気付いた。
 私はセオドア様にそっとドアを押さえられていた。




「お義兄、様……?」
「すみません……先程は酷い物言いをして、悪戯いたずらに君の心をみだしてしまった」

 振り返らないまま、緊張にドアの方を向いていたら、耳元で優しくささやかれた。

 セオドア様の普段より少し低く沈んだ声にビクッと反応してしまう。自分のぐ後ろに立つセオドア様との距離が、息がかかりそうなほど近い。
 少しの間、私が振り返るのを躊躇ためらい、押し黙っていると、セオドア様が私から少し距離をけた気配がした。

「エリカが出ていく必要はありません」

 耳に心地よく響くセオドア様の声に、切なさが混じったような気がして振り返り、ハッとした。
 ドアに手をかけ、こちらを見下ろすセオドア様のアイスブルーの瞳が、いつもの穏やかなモノとは違う熱を帯びていた。獲物を狙う獣のような鋭い瞳──虹彩こうさいが変化したわけでもないのに、別のものだと分かる。

 ドアに置かれた手をグッと、強く握り込んで、目の色が変わったように、けわしく爛々らんらんと光るアイスブルーの瞳。
 普段りんとした表情を崩さないセオドア様の顔が、くらく闇を帯びている。しかしそのかげる瞳の妖しさよりも、本能に支配されかけているのを極限まで抑えているような、そこからにじむ痛々しさに、ズキンと胸が痛んだ。

「あ、あの……本当にごめんなさい……」

 ここに来て、私の血を見てしまった影響で、吸血鬼の本能が目覚めてかけているのだ。私のせいで……

 ドアを背に、おびえるように半泣きで縮こまる。
 それに今のセオドア様は怖かった。手を胸の前で組んで、祈るように謝罪する。歯がガチガチと音を立てるくらい震える声で、許してほしいと懇願こんがんすると、セオドア様が目をまばたいた。

 もしかするとこの方は、今まで女性からここまで怯えられることなどなかったのかもしれない。瞳孔どうこうを大きく広げて、目をみはるセオドア様。
 こんな年相応としそうおうの十八の青年のような表情をする、大人の顔をしていない素直なセオドア様を見るのは、彼が目覚めたとき以来だ。

 全身を小刻みに震わせながら、思わずほんの少し、セオドア様を見上げる角度を上げると……セオドア様が私の動きに反応して、フッと笑った。

「……そんなに怖がらないでください、僕は君に酷いことはしません」

 自嘲じちょう気味に言葉を口にして、セオドア様がドアから手を離した。それからセオドア様の本能に支配されかけていた体の強張こわばりがゆるやかに抜けていき……

「どうやら今の僕に、その香りは刺激が強いようです」
「落ち着かれたのですか……?」
「ええ、もう大丈夫です。怖がらせてしまいましたね」

 確かに、少し青ざめた顔に疲労の色が濃いけれど、先程までのけわしい表情とは打って変わって、まるで毒気を抜かれたように穏やかな顔のセオドア様に戻っている。しかし何かが引っ掛かる。いつも余裕を絶やさないセオドア様らしくないような気がした。

「もしやセオドア様は……ずっと血を飲んでいらっしゃらないのではありませんか? 血を飲むことに躊躇ためらいを覚えていらっしゃるのでは……」

 今のセオドア様の心は人間だ。もしそうなのだとしたら……意を決して聞くと、セオドア様は困ったように目を細めた。
 不味いことを聞いてしまったのかもしれない。おずおずと見つめると、セオドア様はなぐさめるように私の頭をポンポンとでた。目元の涙をそっと優しくぬぐわれる。

「近々、スピアリング卿から血が届きます。少し遅れているようですが、僕の食事に関しては心配しないでください。君を襲うような真似まねは二度としません」
「そうですか……私の勘違いだったんですね」

 胸をホッとで下ろし、「良かった……」とつぶやく。
 すると、セオドア様がおもむろに、私の傷付いた方の手をつかんで、手慣れた様子でハンカチにくるんでしまった。

「私に触れたりなどして……お辛くはないのですか?」
「はい、ですからエリカが僕のことに責任を感じて、心を痛める必要はないのですよ。これは、エリカのせいではありません」

 言葉通り今度こそ完全に、セオドア様の顔から先程まで残っていたかげりが、嘘のように消えている。

 まさか、自力でねじ伏せたの? 吸血鬼の本能を、喉の乾きを……この短時間で?

 何でもないとでも言うように、にっこり爽やかに、そして淡泊な受け答えに安心する。もうすっかりいつものセオドア様に戻られている。
 どれだけ強靭きょうじんな精神力なのだろうと、驚かされていると──私の指をハンカチでくるんだときの手をそのままに、私の手を握ったセオドア様が、改まった様相ようそうでこちらを見ていた。

「……エリカ、以前から少し気になっていたことを、幾つか質問してもよろしいですか?」
「はい、なんでも聞いてください!」

 恩返しとばかりに勢いよく答えたものの。けれど私はこの後、セオドア様の質問に喉を詰まらせることになる。

「僕が孤児院の門前で倒れていたとき、かなりの重症だったとお聞きしましたが……傷の手当てをしてくださったのはエリカですか?」
「いえ、それは……」

 おそらく、聖女の力です。と言うのは流石さすがはばかられた。どんな反応をされるか検討もつかない。とりあえず孤児院卒業の記念の第一歩で、アヒルちゃんと一緒にセオドア様を踏み台にしてしまったことは内緒だ。踏みましたとは言えず、消えない罪悪感にセオドア様からそそっと目をらす。

「私ではありません……おそらく院長先生が……私は爆発に巻き込まれて気を失っていましたので……」

 自分自身でもよく分かっていない聖女の力だ。それ以上は言えなかった。それに今のセオドア様は私にとても優しい。下手をしたらセオドア様は自分のせいで私が自爆の力を持つとんでもな聖女になってしまったと、ご自分を責めるかもしれない。私はその力で孤児院を半壊させてしまったのだから。

 やっぱり明かすわけにはいかない。話せば記憶がないとはいえ、少なからずセオドア様の心にわだかまりが生まれるだろう。
 しかしそうして嘘をついてしまった罪悪感も加わって、二重で戸惑っていると、更なる追い打ちを掛けるように第二の質問が降ってきた。

「そうですか……では、以前の僕たちはどうだったのでしょうか?」
「以前の、私たち…………………………………………………………」

 ピシッと固まる。長ーい沈黙の末、結局私は、セオドア様の質問に答えることができなかった。
 しかしセオドア様は何事もなかったようにサラッと流して、次の質問を口にした。まるで私が、その質問に答えられないことを分かっていたかのように。

「そして最後に一つ、……スピアリング卿の書簡で知りました。君は僕に家族を奪われたのだと」

 セオドア様の有無を言わせぬ真剣な眼差まなざしに、この最後の質問は、他の二つと違い、誤魔化せないと気付いた。おそらく、セオドア様の本命ほんめいはこれだったのだ。

「僕から奪い返してやろうとは思わないのですか?」

 どうやらセオドア様は、もう私たちの関係性をほとんど全て、ご存知ぞんじのようだ。
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。

新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件

三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。 ※アルファポリスのみの公開です。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

処理中です...