上 下
96 / 117
第三章~新妻扱編~

♂080 くつろぐ二人

しおりを挟む
 私の妊娠が発覚して一時はにぎわいだ王城内。でもまだ安定期に入っていないということもあり。しばらくの間、その件は内密にされることとなった。
 そして常にベッタリとイリヤとバートランドという非常に面倒な護衛が私のそばを張り付くようになってから既に一週間ほどが経過していた。

 子供が出来たと知れて私はあれからフェルディナンと共にする時間がすごく増えた。王城にいる人達はそのほとんどが私の妊娠を知っていて、何も言わなくても私がフェルディナンの傍に何時もいることを理解して快く接してくれている。公私こうしともに誰の目にもはばかられることなく、いつも傍にいることを許されているのは本当にありがたい。

 そして今、フェルディナンのお仕事(政務)が終わって私とフェルディナンは自室に帰ってきたところだった。一緒にソファーの上でまったりとくつろぎながら、フェルディナンは私を後ろから抱き締めて膝上に乗せている。
 お腹に優しく置かれているフェルディナンの武骨ぶこつな男の手は、機会があると何時も愛おしそうにそこに触れて、時間が許す限りずっとでていることが多い。
 フェルディナンが今どういう表情をしているのかは見なくても分かる。背中越しにも柔らかくて穏やかな雰囲気が伝わってくるくらい、フェルディナンが私とお腹の子供を愛していることが今は何よりも嬉しかった。
 
「実はね。わたしも最近何だか変だなって思っていたの。感情が制御できなくて、フェルディナンに八つ当たりしたり急に寂しくなったりして……あれって多分妊娠してたからなのかなって」

 今思い返してみれば。最近の私の行動は色々とテンションがやけに高かったし、無茶な行動に歯止めがきかなくて半ば暴走気味だった気がする。

「……子供が出来ると感情が不安定になりやすいとは聞いている」
「うん、だから多分そのせいだと思うの……全部」
「全部?」
「うん、全部」
「…………」

 つい最近あった全ての事件を、この際だからそのせいにしてしまおうと都合良く解釈しようとする私に、当然フェルディナンは物言いたげな目を向けてくる。

「なぁに? フェルディナンわたしに何か言いたいことがあるの?」
「……いや、何でもない」

 妊娠している私を刺激しないようにと、フェルディナンは最小限の反論で事を済ませようとしている。

「それにしてもフェルディナンは大丈夫なの?」
「何がだ?」
「だって、その……わたし妊娠しちゃったってことはフェルディナンとしばらくエッチ出来ないってことでしょ? そう言うの大丈夫かなと思って」
「……君はいったい何の心配をしているんだ?」
 
 私は人の性欲の心配よりもむしろ自分の身体の心配をしてくれと言わんばかりのフェルディナンにちょっとだけムッとした。

「だって普段からあれだけ性欲の強い人が突然エッチ出来なくなっちゃうんだよ? 不安じゃないの? もう一週間もエッチしてない訳だし……」

 夜は勿論もちろん一緒に寝る。それに今まで以上にベッタリくっついている訳なのだが……。私達はもう一週間もそう言う事をしていなかった。ここまで行為が途切れるのはフェルディナンが王位にいて暫く国営で忙しくしていた時以来だ。

「前々から気になっていたんだが君は俺をいったい何だと思っているんだ?」
「フェルディナンのこと? えっと、ものすごくエッチでそれに独占欲がすごく強い? あとエッチ以外の時はものすごく甘いし、ちょっと過保護な保護者みたいなときもあるかなって。あとはね。照れたときすごく可愛いの。わたし可愛いフェルディナン一番好き」
「もういい……」

 頼むから黙ってくれ。と、頭痛に耐えるように頭を押さえているフェルディナンに言われて私は大人しく口をつぐんだ――訳がなかった。

「可愛いの嫌?」
「…………」
「フェルディナン? どうしたの? そんなに嫌? でも可愛いのは変えようがないし……」

 困ったなと真剣にフェルディナンの可愛さについて考えだしたところで、ふぅっと重々しく息を吐き出したフェルディナンに呼ばれた。

「月瑠……」
「はい」
「可愛いと言う単語をあまりそう連発しないでくれないか?」
「……やっぱり可愛いの嫌?」

 もう一度聞き返してもフェルディナンは黙ったまま、不機嫌そうな表情を浮かべているだけで答えてくれない。

「あの、フェルディナンどうし……っ」
 
 妙に落ち込んだ様子のフェルディナンの方へ顔を振り向かせると唐突にチュッと軽くキスされた。そして甘噛みをするようにハムッと唇を優しく噛まれてその心地よさに思わずうっとりと身体をフェルディナンに預けてしまう。

「――ああ、そうだ。安心してくれ。医師に聞いたところによると、妊娠していても過剰に激しくしなければ出来るそうだ」
「……え? 出来るって、なに?」

 人の唇をハムッと甘噛みしながら、この甘い雰囲気の中で突然何の話を始めたのかと。私は両眉を上げて目をパチクリさせた。

「優しくするなら君が妊娠している間も抱いてもいい。医師にそう言われたと俺は今言ったんだが?」
「……え?」
「君が妊娠していても俺の性欲は満たされるようだから安心していい。だから君には俺のことより自分のことを優先して、身体をいたわって無謀なことはあまりしないで欲しいんだが?」
「……へ?」

 いったい何を安心すればいいのか。

「ふっ……どうした? 俺の性欲を心配している余裕が段々と薄れているように見えるんだが?」

 意地の悪い笑みを浮かべているフェルディナンの手がゆっくりと下肢に伸ばされていく。

「えっ、えと、あのぉ……エッチするの? 妊娠中も?」
「大丈夫だと言われたからにはする」

 当然だろう。と、はっきり言われて頭の中が真っ白になる。確かに人の性欲を心配している場合じゃない。

「どっどうしてそう言うときだけわたしの意見は丸っと無視するのよ――ッ! って、きゃぁっ!?」
 
 私の叫びを無視してフェルディナンが服の隙間からスルッと手を入れてくる。柔々やわやわと胸をまれてその久しぶりの感覚に身体がうずいて仕方ない。

「んっ……えっと、ぁっ……まさかとは思うんだけど……いまからするの?」

 するとは勿論もちろんセックスのことだ。

「一週間……」
「えっ?」
「一週間君を抱き締めているだけだったんだ」
「う、うん……」
「そろそろ君にちゃんと触れたい」
「…………」
「優しくする」

 切なげに紫混じった青い瞳を細められてジーッと見られてしまう。胸を優しくつかんだままフェルディナンは動かない。そうして私に触れてくるフェルディナンの身体のどの部位も全部、言葉通り優しくそして極力力を入れないように相当に加減されていた。今までの鬼畜で激し過ぎるエッチが嘘のようだ。壊れないように。フェルディナンは柔らかく私に触れてくる。

「そんなに触りたいの?」
「触りたい」

 あまりにも真剣に見つめられて、どう反応すればいいのか困っていたところで。私はふと前から気になっていたことを思い出した。

「……そういえば、とっても不思議に思っていたんだけど。こっちの世界では男性はどうやって妊娠するの? 男性が妊娠するってどういうこと? どうなってるの?」
「…………」
「あの……?」

 フェルディナンはきっと話を途中で中断されて別のものにすり替えられたような気分だったのだろう。それでも私の胸に触れている手はそのままに、時折ゆっくりと動かしてその先端に触れながらフェルディナンは説明してくれた。

「こちらの世界では妊娠しても外見は男のままだ」
「男のまま? それって男だけど妊娠してる状態ってことだよね?」
表面上はな・・・・・。外見的には男だが、中身は女体化したままの状態で子を宿すことになる」
「えと、もしかして生殖機能自体は女性のもののままってこと? 身体の中身は女の人で、でも外見的には男性ってこと?」
「そういうことになる。だから見た目には妊娠している者の見分けはつきにくい」
「妊娠している男性ってことだよね?」
「そうだな。それに筋肉量が多い分、子供が大きくなってもあまり腹部が目立たないから出産するまで妊娠していたことに気付かない者もいる。君たちのように他の世界から来た異邦人ラヴァーズ達は妊娠すると子の成長と共に腹部が大きくなりとても目立ちやすくなると本にも書かれていたがそれは本当か?」
「う、うん。わたしがいた世界では一般的にはお腹が出てくる感じかな。なかにはあまり目立たない人もいるけど。ある程度出産日が近くなると一目で分かるくらい、かなりお腹が大きくなるよ」
「そうか……」

 私の話を聞いてフェルディナンが空いている方の手でまたゆっくりとお腹を撫でた。本当に愛おしくて仕方が無いと言わんばかりのその仕草しぐさを見る度に、キュンッとときめくような感覚を覚えて胸が熱くなる。

「フェルディナンは男の子と女の子、……どっちがいいの?」

 それは今までなるべく避けていた話題だった。女の子を出産したら元の世界に帰れる条件がそろってしまう。けれど男の子を出産したら永久にこの世界から抜け出せなくなる。
 普通の夫婦が普通に口にするような話題に、どうしてこんなにも気を遣わなければならないのか。緊張して聞いてくる私の不安をフェルディナンは大人の表情で受け止めて。それからしたうような恋い焦がれる熱い眼差まなざしを静かに向けてきた。

「……どちらでもいい」
「えっ? あの、どっちでもいいの?」
「ああ、俺は君の子供ならどちらでもいい」
「女の子だったらって、その、不安にはならないの?」
「何故そう思う?」
「だって……」

 ――元の世界にわたしが帰ってしまうかもしれないのに怖くないの?

 そう思いながらも、実はもう元の世界に戻るという選択肢は私の中ではとっくの昔に消失していた。もちろん戻りたくなる時は多々ある。懐かしくて。切なくて。苦しくて。
 けれど、もうフェルディナンと一緒にいない自分の未来なんて考えられなかった。そのくらい強い気持ちはある。が、それでも帰れるかもしれないという選択肢が出てきてしまったら。やっぱり多少は気持ちがれてしまうことは避けられない。

 そしてそんな私の思いとは別にフェルディナンはサラッと答えを出した。フェルディナンのことだからもし女の子と答えたとしても、私を元の世界には絶対に返さないとか。そう言う類いの何かを言われるんだろうなと想定していたのに。フェルディナンの答えは私が想定していたものとはまるで違っていた。

「仮に君が女の子を産んでそれによって元の世界に戻りたがるかどうかよりも。俺には今の君が大切だ」
「今のわたし?」
「君は……俺の妻として俺の傍にいることを選んでくれた。子を成すことを受け入れてくれた。そして子供を宿してくれた。今君に対して抱く感情はそれだけで十分だ。他の雑念は必要ない」
「…………」

 何てメンタルの強い人なんだと正直うらやましくなる。前々から思っていた。フェルディナンは肉体的にも精神的にも強く、とてもバランスのとれた人だ。何があっても自分が思い描く物事の中心がブレない。悩む時があってもそれに掛ける時間が極端に短い気がする。
 あまりある知性と教養。それになにより、何事においても許容範囲が広すぎる。私が何を言っても何をしても最終的には受け入れてしまうし。私がトラブルを起こしても何時ものことだと受け入れて全部ふところにしまい込む。やることなすこと全部が私の一部だと認めて拒否しない。そう言えば、私は今まで一度もフェルディナンに拒絶されたことがなかった。

「フェルディナンはわたしが元の世界に帰りたいっていったら、それも受け入れちゃうの?」
「……気持ちは受け入れる」
「気持ちは? えっそれって……どういうこと?」
「分かるだろう?」
 
 皆まで言わずとも、フェルディナンの妙に好戦的な物言いで考えていることは確かに私に伝わった。

 ――この人、わたしが帰りたいって言っても絶対に返さない気だ。

 私の気持ちは受け止めるけど、返す気はさらさらない。そう強い目で見られては言葉が出てこない。
 フェルディナンはそうして口を閉ざした私の身体に手をわせてゆっくりと優しく触れながら、最後は何時もフェルディナンを受け入れている場所へと行き着いた。

「きゃっ!」 

 スルッと下着に手を差し入れられて思わず声が出てしまう。まだ濡れていないそこに指先を慣らすように動かされて、くすぐったさに身体をもぞもぞと動かすと首筋を甘噛みされてしまった。

「あっ……フェルディナン……っ」

 花弁を開いて中に入ってくる指先が優しく動かされる度、心地よさに身体がビクついて頬が興奮に赤く火照ほてってしまう。濡れてきたフェルディナンの指先が酷く優しくそこに触れてくる。クチュッとそこが濡れていく水音が聞こえてきて、フェルディナンを受け入れる準備がどんどん整えられていくことに、期待とそしてその先に待っている快感を想像して身体が余計に熱くなる。
 
「だいぶ濡れてきたな。そろそろ頃合いだが……」

 何時もなら断りなど入れる人ではないのに。平気か? と、愛することにフェルディナンが許可を求めてきた。

「……ん」

 心地良さに身動みじろいで。それからフェルディナンの胸元にそっと手を当てて片耳をピッタリとくっつける。そうするとフェルディナンの力強い心音が聞こえてくるから安心する。花弁を優しく愛撫されて。そのあまりの気持ち良さにフェルディナンの胸元で甘えていたら顎に手を掛けクイッと上向かせられた。

「抱くぞ?」

 いいのか? と、もう一度聞かれて私は照れ隠しにフェルディナンの厚い胸板をそろそろと指先でなぞるように触りながらコクリと頷いた。

「うん……いいよ。フェルディナン優しく抱いてくれるんだよね?」
「優しくする。無理はさせない」
「……ベッドに運んでくれる? それからしている間はずっと手を握って欲しいの。キスも沢山して欲しいし、それに一週間していなかった分、沢山フェルディナンが欲しいの。フェルディナンが全部欲しいの」
「そんなにしたら優しく出来なくなるぞ?」

 それは困ると言いながらもフェルディナンは嬉しそうにくすくすと笑って私の頭を撫でてくる。

「じゃあ、優しくゆっくり時間を掛けて沢山してくれる?」
「ああ、分かった……」

 その返事と共にソファーを立ち上がったフェルディナンにそっと優しく抱き上げられて、お姫様抱っこでベッドに連れていかれた。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~

ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。 ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。 一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。 目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!? 「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

4人の王子に囲まれて

*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。 4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって…… 4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー! 鈴木結衣(Yui Suzuki) 高1 156cm 39kg シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。 母の再婚によって4人の義兄ができる。 矢神 琉生(Ryusei yagami) 26歳 178cm 結衣の義兄の長男。 面倒見がよく優しい。 近くのクリニックの先生をしている。 矢神 秀(Shu yagami) 24歳 172cm 結衣の義兄の次男。 優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。 結衣と大雅が通うS高の数学教師。 矢神 瑛斗(Eito yagami) 22歳 177cm 結衣の義兄の三男。 優しいけどちょっぴりSな一面も!? 今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。 矢神 大雅(Taiga yagami) 高3 182cm 結衣の義兄の四男。 学校からも目をつけられているヤンキー。 結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。 *注 医療の知識等はございません。    ご了承くださいませ。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...