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薄影メガネ

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第三章~新妻扱編~

♂072 言葉が直るまで

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「……ん……あ、れ……? ここ……」

 目が覚めて一番始めに視界に入ってきたのは清潔感のある白いシーツ。そして見覚えのある天井。蝋燭ろうそくの炎が照らすのみの薄暗い室内。ふわふわとした毛布が身体にかけられていてベッドに少しだけ身体が沈んでいる――ここはまぎれもなく自室のベッドの上だった。
 そして背中に感じる温かくてガッチリとした気持ちのいい感触。当たり前のように身体に回された大きな手が私を後ろから優しく抱き締めている。

「起きたか?」

 聞き慣れた声が間近で聞こえてきてビクッと身体が反応してしまう。

「――っ! フェルディナン! やだっどうして? わたしツェザーリ様の部屋にいたんじゃ……」

 そうだった。ツェザーリ様の部屋で話をしていたらいつの間にか眠ってしまって……はて? あれからどうなったんだっけ? あれっ? と、私が顔をフェルディナンの方に向けたら、腰に回されたフェルディナンの腕に力が入ってぴったりと身体を引き寄せられる。

「泣き疲れて眠っていた君を俺が連れ帰った。あれ以上お邪魔しては迷惑がかかってしまうからな」
「…………」

 あ~……やってしまった。と顔を曇らせた私の身体をフェルディナンが抱え直した。フェルディナンの方へ向くように身体をくるりと反転させられて正面で向かい合う格好になる。抱き合って互いの顔を寄せ合うようなことは今までにも数え切れないくらいしてきたこと。
 けれど獣人化して白い猫の姿を取っている今の私には、こうしてフェルディナンと向かい合うことがどうにも気まずくて、落ち着かなくて仕方がない。だからうずく指先を静かに握り締めて何とか耐えていたらフェルディナンが私の耳元に唇を寄せてきた。

「もう暴れないのか?」
「えっ?」
「今朝方は酷く怒って暴れた。といってももうすっかりの夜の時間帯だが……。獣人化して動揺していた君は毛を逆立てて本物の猫みたいに威嚇いかくして俺の腕の中から抜け出した。それくらいに嫌だったんだろう?」
 
 フェルディナンはすっかり誤解していた。口振りからしてフェルディナンに触れられるのを私が嫌がっていると思っているようだった。

「……違うもの。フェルディナンに触られるのがイヤとかそう言う意味じゃなくて……その、フェルディナンのことは好きだし嫌いになんてなったことない。悔しいけど。だから触られるのをイヤだって思っているわけじゃないの。でもフェルディナンがあんなこというから……元に戻る方法がそれしかあの時なかったのは分かるけど、だけどわたし……」

 『ああ、方法自体は簡単だ。同じ個体の精子を定期的に一週間摂取し続ければいい』

 なんてことを言われれば慌てもするし頭にもくるというものだ。こんな慣れない格好になってしまってただでさえ不安なのに。その上一週間子作りと同じ要領でエッチ(それも朝昼晩毎日)しなければ元に戻れないなんて……それをすることの気恥ずかしさと、いたたまれなさを私はフェルディナンに少しは分かって欲しかった。  

「そうか……そうだな。もう少し言い方に気を付けてやれれば良かったんだが……すまない俺が悪かった。もう言わない。それを君に無理強むりじいするつもりはない。だから手を離しても逃げないでくれないか?」
「…………」
「……月瑠?」

 意地が邪魔をして返事を躊躇ためらっていたら、私はあることに気が付いた。

「――あれ? 言葉が元に戻ってる?」
「ああ、それはせめて言葉だけでもと思ってな。ククル・リリーホワイトに処方してもらったものを口移しで君が寝ている間に飲ませたんだ。あのままでは君が何を言っているのかさっぱり理解できなかったからな。ただし直るのは言葉だけだが」
「そうだったの……」

 ようやく言葉が元に戻ったことで少し落ち着いた。

「……ありがとう」

 感謝を言葉にしたらフェルディナンにギュッと力を込めて抱きしめられた。困った事にそうしていると、フェルディナンの身体から伝わってくるふわふわした優しいぬくもりにほだされて徐々じょじょに心を許してしまう。さっきまで意地を張ってひねくれた子供のようにそっぽを向いていたのに。
 こういう自分の現金さにあきれつつも、フェルディナンの背中に手を回して頬をせると、フェルディナンという存在の温かさに安堵あんどして妙に涙腺が緩んでしまう。怒ったり騒いだり何かしらあった後は何時もこうだ。そうして仲直りの抱擁にじんわりと涙をにじませていると、フェルディナンが頬にそっと触れてきた。

「……もう平気か?」

 フェルディナンは私の背中を優しくさすりながら私の顎に手を掛けて顔を上向かせた。ツェザーリの部屋にいたときにように涙は流していないけれど、私の黒い瞳はまだ赤く充血して潤んでいた。少し目がしょぼしょぼする。

「うん……大丈夫。ごめんなさい心配かけて……あの、わたし……」
「月瑠がまだ今朝方のことを怒っていて俺と話をしたくないのなら話さなくていい。無理はしなくていいんだ」

 私を気遣い、続く言葉をさえぎってしまうフェルディナンの本気で心配している真剣な表情に息を飲む。

「……フェルディナン、違うよ?」
「何が違うんだ?」
「フェルディナンと話がしたくないなんてもう思ってないし、怒ってもいない」
「そうなのか? なら何故――」
「この格好が問題なの!」
「格好とは? 獣人化している姿に何か問題でもあるのか?」
「……だっていつもと違い過ぎるから。フェルディナンに見られるのイヤなの! こんな姿でエッチなんてしたら恥ずかしくて死にそうだからイヤだったの!」

 初めて抱かれた時のような妙な気恥ずかしさの中で今更抱かれる何て嫌だった。それが本音。だからフェルディナンから逃げ出した。そうハッキリと口に出したら今度はフェルディナンが黙り込んでしまった。

「フェルディナン? あのぉ~どうして黙ってるの?」
「……まさかとは思うがそんな理由で逃げたのか?」
「だって恥ずかしいのイヤだし。今だってこんな耳に尻尾でしょ? 白い毛であっちもこっちもふわふわしてるし、もふもふしてるし……」

 そう言って自分の頭に生えた白い耳をピンと立てながら長い尻尾を手に取って先っちょをツンツンしてみる。

「シャノンさんやククルちゃんを見るみたいに自分が見る側ならいいのよね。でも自分がそうなると何かちょっと違うというか、困るというか……それに目の色だって変わっちゃってるしこんな別人の姿で抱かれるのはちょっと遠慮したいかなと思って……」

 言い終わった後で、チラッとフェルディナンを見ると。何やらフェルディナンのまとう空気が先程までの穏やかで優しいものから、重々しいというか苦々しいというか。とにかく疲れ切ったようにその綺麗な顔に暗く影を落としていて何だかちょっと怖い。

「……月瑠」
「はっ、はい!」
「君が可愛いのはよく分かっている。それに初めて君を抱いた時もおびえたようにビクついて恥ずかしがっていたのは覚えているが……いや、それを忘れていた俺の落ち度だな……」
「え? な、何? なんなの?」

 わたし何かした? どうしてそんな怖い顔してるの? 

 眉尻を下げてヒシッとフェルディナンの胸元の服を掴んでも全ては後の祭りだった。
 


*******



 あれからずっと繰り返し私たちは唇を交わし続けていた。先刻からずっと様子がおかしいフェルディナンに求められるまま唇を重ねて、そうして互いの唾液を飲み込みながら舌をからめあう合間に、私はフェルディナンに初めて抱かれてから今までのことを思い出していた。

 フェルディナンが初めて私を抱いたあの日から、その激しさは変わっていない。優しくするといいながらもフェルディナンはベッドの上ではとにかく激しくて欲望のままに動いてしまう。どういうテクニックなのかすごく激しいのに痛いと思ったことは初めてを奪われるように抱かれたあの日以来一度もなかった。
 普段は誰よりも大人で王として多くの感情を抑え込んでいるフェルディナンは、ベッドの上では理性的に振る舞う姿を捨て去り情欲で自身のモノを突き動かして、私の中に絶え間なく欲望を流し続けてしまう。強靭きょうじんな精神力とそれに耐えた反動か、それは衰えることを知らない。
 一度たっしたからと言ってそれに終わりはなくフェルディナンは自身のモノを抜き取ること無く、時間の許す限り延々と私の中を突き上げて犯し続ける。強すぎる快感に理性が飛びそうになるのを恐れて、どんなに泣いても止めてと許しをい続けても、フェルディナンがその行為を止めた事は今のところ一度もない。飽きるまで何度でも抱き続ける。といっても飽きた時など見た事もないが……

 いつもその行為をやめるのは大抵たいてい私が気を失った後だった。それでも私が気を失った後もしばらくは行為を続けているようで、気を失いながらも快感が身体を巡っている感覚はある。それに無意識でも私の身体は何があったのかを覚えていた。何故なら起きてすぐの身体に違和感を感じるくらいに、愛された後の余韻よいんが身体に残されているからだ。

 ――体力が、というか身体がとてもたない。

 というのが本音だった。気でも失わない限りは無限に近い体力で抱き続けるのだから軍人の体力とは恐ろしい。と、少し思ったものの。もしかしたら単にフェルディナンが逸脱いつだつし過ぎているだけのような気もする。
 そうしてフェルディナンと唇を重ねながら物思いにふけっていたら、油断した隙をついてあっさりと身体をベッドに組み敷かれてしまった。

「っ……あっ……まって!」

 気が付けば私の目の前には迫るフェルディナンの姿があった。私に覆い被さってくるそのたくましい肉体からは雄の強い欲望がみなぎっている。私は慌てて手を突っぱねてフェルディナンの身体を急いで押し返した。

「……どうした?」

 押し返したといっても少しフェルディナンの動きが止まっただけで、もうほとんど身体は重ねられていた。私の制止にフェルディナンは不審に眉をひそめながら首を傾げている。互いの唇がかすれる程近くにいて今更だが本当に今回は勘弁して欲しかった。

「あのっ! わたしさっき起きたばかりだし、今日は色々とあったからもう今日はこの位で――」
「止めろと言うのか?」

 フェルディナンの問いかけに、私は一瞬ギクッと体を硬直させてしまう。

「……う、うん」
「今日は最後まで君に逃げられる。そう言う事か?」
「あっ、あのっでもわたしこんな姿だし……いつもと違うから……」
「俺は君がどんな姿でも関係なく抱きたい」

 その紫混じった青い瞳を野生の獣のように強く光らせて、フェルディナンが私を抱く手に力を込めた。

「でも……わたし今はあちこちモフモフしてるし、触った感じもいつもとだいぶ違うと思うの。だから触り心地悪いかもしれないし。身体の作りもいつもと違うし。獣人化したから筋肉ついてもしかしたら抱き心地悪いかもしれないし、だから、その……」

 ごちゃごちゃと色んな言い訳を立ててはいるものの。もちろんそれも思っていたことだったけれど、一番の問題は恥ずかしいから嫌ということだった。

「わたしが元の姿に戻るまで抱かないっていうのはダメ?」

 モゴモゴとハッキリしない口調で言いながら、恐る恐る尋ねてフェルディナンの方を向くと、案の定。フェルディナンはとんでもなく不機嫌な顔で私を見下ろしていた。

「月瑠を抱くのに姿形が関係あるのか?」

 そんなにきっぱり言い切られると、正直どうしていいか分からなくて困る。おどおどと視線をただよわせてもじもじと膝をすり合わせながら、どうしたものかと困って視線を外した私に、フェルディナンはふぅっと小さくため息をついて私の胸元に顔をうずめてきた。

「あの、フェルディナン?」
「月瑠が俺に抱かれるようになってから一年以上もつのに、夜な夜な抱き尽くしてどんなに激しく鳴かせても……君は何時までも初心うぶのままなんだな……」

 なんて恥ずかしい台詞せりふを言うのだと思わず頬を赤くしてしまう。

「ほえぇっ!? あっあのぉ……わたし、もうそんなんじゃない、よ……?」

 違うと言いつつも歯切れが悪い私の言葉を聞いて、私の胸元から顔を上げるとフェルディナンはまじまじとと私の顔を見つめてきた。

「まさかとは思うが、慣れたなんて言い出すつもりか?」
「…………」

 フェルディナンと身体の関係をもってから一年以上経ったというのに。その行為に慣れた何て今の状態ではとても言えなくて。私はフェルディナンの腕の中から逃れる為に、ドンッとフェルディナンの胸元を両手で強く押した。

「無駄だぞ?」

 言葉通り押してもビクともしない分厚い胸板を押したときの衝撃だけが手に残る。少しだけじーんと鈍い振動が響いている手をそのままに。なんとか身体をズルズルといずるように動かして逃げだそうとしたら途端に捕まり、フェルディナンに両手をからめ取られてベッドに縫い付けられてしまった。

「逃げるな」
「……でも」

 これ以上恥ずかしい台詞を言われるのは心臓に悪過ぎるし、これからエッチなんてとても無理! そう思ってう~っと泣きそうな顔をしてもフェルディナンは手を離してはくれなかった。

「フェルディナンお願い手を離して!」

 私の腕を掴むフェルディナンに必死で抵抗して身体をバタつかせても軽く押さえつけられてしまう。最後は気恥ずかしさに耐えきれず、どうしても顔を見られたくなくて。私はうつむきがちになる頭を思いっきりフェルディナンからそむけて、そっぽを向いてしまった。

「月瑠……」

 フェルディナンの低く怒ったような声が聞こえてきたのと、次いで衣擦きぬずれの音がした。フェルディナンが自身の服を脱ぎ始めたのが視界のはしに入って。心の中でキャー! と悲鳴を上げながら何とか止めようとしたときにそれは起こった――

「あっ! あのねフェルディニャンちょっとまっ……ん?」

 何だろういまの言葉は……
 ものすごく嫌な予感がした。

「――えっ? あっにゃっ? にゃにゃ? ふにゃぁっ!?」
「ああ、1つ言い忘れていたことがある」
「……にゃ?」
「言葉が直るのは一時的なもので数時間したら戻ってしまうんだ」
「にゃっ……にゃあんですってぇ――――っっ!!?」
「訳の分からん猫語混じりの君を抱くのもそう悪くはない」
 
 今日はとにかく絶叫することが多い。大声上げて叫んでいる私に構うことなく、くすっと笑って悪魔のような笑みを浮かべるフェルディナンに、私は戦慄せんりつを覚えて全身の毛が逆立った。

「ま、まさにゃ。フェルディニャン、もどるにゃをまってにゃ……にゃんていわにゃ?」
「いや、待ってはいなかった。君の本心が聞ければと思ってはいたが。それに関してはちゃんと聞けたからな。まあ君を抱いている間に言葉が猫語に戻るとは思っていたが……少し早かったな」
「フェルディニャン!? どういうつもりにゃっ!」

 本気でフェルディナンを問い詰めているのに、猫語のせいでふざけ半分にメッと子供をしかっているようにしか聞こえない。

「どういうも何も、始めから俺は獣人化した君を抱きたいと思っているだけだが? それに獣人化した分、普段の君より体力がありそうだから長時間の行為でも平気そうに見える。そう言ったら君はどんな反応をするかな?」

 くすくす笑ってフェルディナンが意地の悪い質問をした。そしてもちろん、それに私はご期待通りの反応を返した。

「い、い、いっ……いにゃぁ――――ッ!」
「こらっ月瑠、逃げるな」
「いにゃだもにゃ。はにゃしにゃ――っ!」
「すまないが言っている事が理解出来ない」
「にゃっ!? それぜっにゃいにうそにゃ――ッ!」
 
 にゃあにゃあ言って涙目になりながら必死に逃げ出そうとする私を、フェルディナンはもちろん逃がしてはくれなかった。
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