上 下
83 / 117
第三章~新妻扱編~

067 お揃いのピアス

しおりを挟む
 先代の王ユーリーが獣人に関する入国を許可してからククル達獣人は徐々にこの国に戻ってきているそうだ。そしてククルもその帰国したうちの一人だった。やはり長年住んでいた場所に帰りたいと思っている者達は多いようで、この国は少しずつ獣人と人間が共同で暮らしていた昔の姿を取り戻し始めている。だから獣人達が町中で暮らし始めているのも知ってはいたものの。ククルのように実際に住んでいる獣人に会うのは初めてだった。
 
 そしてイリヤとシャノンがなにやら店の奥でやり取りをしてから小一時間程が経過して、二人が戻ってきてから再開されたおそろいのピアス探し。ピアスの話をしつつも私はイリヤとシャノンについて気になっていることがある。実のところこの二人、普段はいがみ合っていても本当は結構仲良しなんじゃないかと最近になって思い始めているのだが。やはりそのことは内緒だ。いったら何と返されるか。容易に想像がつく。

「ピアスですか? うーんそうですね……コレなんてどうですか?」

 そう言ってククルに差し出されたのはまだ何の加工もしてない、加工前の原石といった形態をしている石の塊だった。
 イリヤとシャノンの二人が戻ってから早速ククルにピアスのことを相談したところ、店の奥にパタパタと小さな緑の翼で飛んで行き、戻って来た時にはククルは手に小さな石の塊を手にしていた。黒ずんだゴツゴツした石の間から何やら透明な貴石きせきのようなものが見える。
 
「これって? 見たところ普通のクリスタル? 水晶みたいな感じの石だね。それにしてはもっと透明で光の密度が高い感じがしてものすごく綺麗だけど……」
「これはエフェメリス、感情石と呼ばれているものです」
「感情石?」
「はい、身に付けた人の感情がそのまま石に反映されて別の色に光るんです。赤や黄色、青といった感じで他にもどんな色にも変化します」

 と、言うことはこれをフェルディナンに付けてもらえばフェルディナンが怒ってる時も分かるってことだよね? ……欲しい。

 当初の私のものだという印をフェルディナンに付けたいが為におそろいのピアスを探すという目的から、ちょっとずれた方向へと考えが変わっているがそれはそれ。だってどう考えてもこの感情石エフェメリスと呼ばれる石はレアすぎるし。自分自身の安全と平安のためにも是非とも手に入れたい品だった。欲しすぎる。

「これってちなみに怒った時は何色になるの? やっぱり赤?」
「はい、その通りです」

 小さな頭をコクリと動かしてククルが礼儀正しく答えると、隣でそのやり取りを見ていたイリヤが横やりを入れた。それも仕方が無いなと腰に手を当てている様子は兄というよりも最早もはや、本物の母親のようにしか見えない。

「……ねぇ月瑠、俺には月瑠が考えていること何となく分かるんだけどさ」
「イリヤそれはきっと勘違いだと思うの」
「そうかよ……それで? それにするの?」
「うん! これにする! でも出来るまでどのくらい掛かるのかな?」
「今からでしたら急げば夕刻までには完成すると思いますよ?」
「えっ! そんなに早く出来るの?」
「はい、どうしますか? 夕刻辺りに取りに来られます?」
「……えっとぉわたし出来るまでククルちゃんと一緒にいたら駄目かな?」

 チラッとイリヤにいいかな? と許可を貰おうと目線を送る。けれどもそれはあっさり却下された。

「駄目に決まってるだろ? 月瑠は俺達と一緒に城に帰るの。どうして出来るまで此処ここにいなきゃならないんだよ? またフェルディナンが心配するだろ?」
「うん、だからその、でもね。フェルディナンに怒られてこれなくなったら元も子もないのよね」
「……あ~そうだった月瑠ここに来る前にまたやったんだよな」
「うん、バートランドさんまいてフェルディナン置いてきぼりにしたから多分……」
「「相当に怒ってる」」

 最後はイリヤと二人声を合わせてはぁ~と溜息交じりに目をつぶる。 

「だよね……」
「だよな……」
 
 ボーッと互いの意見を確認しつつも私はイリヤを説得すべく頭を働かせた。

「そう言えば怒るで思い出したんだけど。イリヤはシャノンさんとお店の奥で何をそんなに話していたの?」
「ああ、それはさ。本人がいる前で説明するのもなんなんだけど……」
「イリヤさん、僕のことは気にしないで下さい。よく珍しいっていわれますし。職業柄色々と言われ慣れていますから大抵のことは気になりませんし、ほとんどというかあまり気にしませんから~」

 そうのんびりと答えたククルに、この可愛い見た目にはんしてなんて強いメンタルの持ち主なんだと私は感心してしまう。ククルはピアスに加工する用の石を持ってお店の奥から戻ってきた後も、ちゃんと私の膝上に戻ってきた。お店のカウンター席に座っている私の膝上に相変わらずチョコンと小さく座りながらくつろいでいる。
 そして実際に羽をというか翼を伸ばしてのんびりパタパタ動かしているし。ふわぁ~と小さなアクビをしているところからして本当に全く周りの目もやり取りも気にしていないようだ。

「か、かわいぃ……大好き……モコモコ……フワフワ……モフモフ」

 やっぱり200歳という年齢を差し引いても可愛すぎるククルの姿に衝動を抑えきれず、ギュッと抱き締めるとククルは嬉しそうに抱きつき返してきた。そうしてホワホワと一緒になごんでいたら。イリヤは私を止めることを諦めたようでやれやれと腕を組んで首を横に振った。

「獣人の中でも、とりわけ鳥の獣人達は年齢不詳の奴らが結構いてさ、見た目じゃ分からなかったりするんだよ。とはいえここまで年齢不詳な人は滅多にいないけどな。シャノンが紹介するくらいだから何かあるだろうとは思ってたんだけどさ……まさかククル・リリーホワイトを紹介されるとはね」
「そんなに有名な子なの?」
「有名も有名だよ。異邦人ラヴァーズに関する知識の保有量は半端じゃない。執筆者としても世界的に有名だしそのうえ色んな道具を生成出来るんだからな。月瑠はそうやってのほほんと膝上に抱っこしてるけどな。そんなことその人に出来る奴それこそ滅多にいないぞ。ククル・リリーホワイトは見た目にはんしてかなり有能な人物なんだよ」
「そうなんだ。それにしても色んな道具? ……ふーん」
「月瑠、変なこと考えるなよ?」
「……へ? わたしまだなにも……」
「全く厄介やっかいな人紹介しやがって。ったくシャノンの奴、月瑠にそんな人を紹介したら余計に面倒が増えるって分かりきってるだろうが」
「だから怒ってたの?」
「そーなの」
「…………」

 まあ否定はしない。せっかく色んな道具を生成してくれる(まだするとは言っていない)のだから。それなりに面白いことがありそうでワクワクする。私はククルに期待の視線を送りつつその小さな緑の翼に触れてその感触の心地よさにまたキャー! と歓喜の声を上げて沢山で回した。

「月瑠、いい加減その人を離しなさい。困ってるだろ?」
「え~でもククルちゃんそんなに嫌がってなさそうだけど……ククルちゃんお姉さんに触られるの嫌?」
「そんなことありませんよ。お姉さん可愛いし、いい匂いがするから平気です。それにこの世界の他の人達よりも全然柔らかいし、気持ちいいから一日中抱っこされてても大丈夫ですよ~」
「ほらっ、いいって言ってる! 一日中してもいいって!」
「一日中するなよな……本当に頼むからさ。それにその人200歳のおじいちゃんだぞ? 見た目はそうでも」
「イリヤ、外見で判断してはダメって小さい頃に教わらなかったの?」
「月瑠、こんな時にそんな道徳的なこと持ち出しても事実は変わらないんだけど」
「もうっ! イリヤってどうしてそう頑固なの? カワイイは正義って教わらなかったの?」
「どこの風習だよそれ……」
「わたしの元いた世界の風習です~。ね~ククルちゃん」
「ね~」
「ね~じゃないだろ!」

 最後には一緒になって私とククルがハモりだしたものだからイリヤはとうとうたまらないと逃げだして、私が座っていたカウンター席のそばを少し離れた。
  
「あっ! 待ってイリヤ! つまり何が言いたかったかというと……えっとぉ、だからね。フェルディナンについてはイリヤに任せるから。私の戻りが遅くなるって伝えて欲しいかなぁ~なんて。それでこのピアスのことは内緒にしてくれるとありがたいのだけど……」
随分ずいぶんとまあ都合のいいことを並べ立ててくれるよね」
「うっそうなんだけど。そうでもしないと意味がないし……」
「怒ったフェルディナンがどれほど厄介やっかいか月瑠も知ってるでしょ?」
「うん、それはもう……身をもって体感したというか体験済みというか……」
「それでも俺にやって欲しいってお願いするわけ?」
「やっぱり、ダメ?」

 イリヤはものすごく嫌そうに顔をしかめて、私に背を向けてブツブツと何やらつぶやいている。最近イリヤは独り言が多くなってきたなぁと、原因が主に自分にあることを棚に上げてそんなことを考えていたら、ようやく決断が出たようで振り向きざまにイリヤがピタリと私の鼻先に人差し指を立ててきた。

「……分かったよ。いいよ。俺が説得する。だから月瑠は出来るまでここで大人しく待っていること。絶対に外には出るな。それが守れるなら夕刻までいてもいい」
「イリヤ~! ありがとう!」

 わ~いとイリヤに抱きつくと、貸しだからなとイリヤが毒づいた。それでも私の頭をくしゃりとでて苦笑している姿はやっぱり母親というよりも優しいお兄ちゃんに見える。だからイリヤが凄く好きなんだと私はちょっとの間だけすりすりとそうしてイリヤに抱きついていた。



*******

 

 イリヤがククルのお店から出ていって、店内には私とシャノンとククルだけが残された。夕刻まで待つ暇つぶしにと店中を見回って、そうしてこれまで見たこともない沢山の物に触れていたらいつの間にか私は眠ってしまっていた。それもシャノンに肩を叩かれて起きたときには丁度夕刻時で、ククルがピアスを完成させて持ってきてくれた。
 まだククルに触り足りなかったけれど、いい加減戻らないと本当にフェルディナンがイリヤを問い詰めて居場所を吐かせて直々に迎えに来てしまいそうなので。渋々とククルのフワフワな緑の翼を手放して私は大人しくシャノンと一緒に王城へ戻った。

 夕刻時に完成したピアスをククルからもらって私が帰宅すると、自室に待っていたのは不機嫌な感情をあらわにしたフェルディナンの姿だった。ようやくの帰宅にベッドに身体を半分沈めた格好で肩肘を付き、王者の風格とでもいうのだろうか? 堂々と物怖ものおじしない性格がフェルディナンをよく知らない人にも伝わってくるくらいの迫力で出迎えられた。思わずたじろいで身体を前後にらしてビクっと反応してしまう。

 いやぁっ怖いっ! 怖すぎる! 
 というかこの人、夫なのにどうしてこんなに怖いのよ~っ!

 私のビクついている様子を見ても、それでも怖い顔をしてこちらへ鋭い焼けるような視線を送っているフェルディナンに思わず半泣き状態になってしまう。

「王を寝床ねどこで待たせるなど、そんなことが出来るのは本当に君くらいだよ」
「フェルディナン……?」
「イリヤからそれとなく経緯は聞いている。だが、今回ばかりは俺も怒るぞ?」
「あ、あのっ……フェルディナンちょっと怖い……」
「怒ってるのに怖くない奴がいるのか?」 
「…………」

 ですよね。確かにそうだ。と、そんな怒ると怖いなんて当たり前のことを言われて緊張に汗をかいている両手を胸元で握って大人しくしていたら、フェルディナンがベッドから降りて私の方に向かって歩いてきた。そしてその大柄な肉体の影ですっぽりと私の身体が隠れてしまうくらいの距離まで来ると。私が手に握り締めていたものを優しく取り出して頭上にかざしてソレが何なのかを確かめている。

感情石エフェメリスか……」  
「あのね。わたしそれをフェルディナンに付けて欲しいと思ってククルちゃんに作ってもらったの。あっククルちゃんは……」
「知っている。ククル・リリーホワイトのところにいたんだろう?」
 
 ……えっとぉ~イリヤさん? 何も隠してないじゃないの~っ!

 まさかイリヤが私の居場所をばらしていたとは思わなかった。それともやはりフェルディナンに詰め寄られて白状してしまったのか。どちらにしても何処どこまで私がしていたことをフェルディナンが知っているのか私は気が気じゃなかった。

「これを俺に?」

 そう聞かれてホッとした。どうやらイリヤは居場所をばらしたけれど、私がおそろいのピアスを探していたことまでは言わなかったようだ。

「う、うん! 片方はフェルディナンが付けてわたしが残りの片方を身に付ければおそろいでしょ?」
「そんなことのために君はこの時間まで帰らなかったのか?」
「そんなことのためじゃないよ! だってどうしてもわたし……」
「すまない。そうだな、これを君は俺の為に探してくれたんだろう? ありがとう」

 急にお礼を言われてちょっとビックリした。一応フェルディナンの機嫌を直すことは出来たようだ。私はフェルディナンから一度ピアスを返してもらって、その以前は金のループピアスが付けられていた空いた左耳に、感情石エフェメリスの付いたピアスを付けた。
 すると、感情石エフェメリスは最初のうちは透明なクリスタルの輝きを放っていたのに、次第にそれが赤に染まっていく。何というか暖かな色だった。情熱的な赤い薔薇のように綺麗な深紅にそまった感情石エフェメリスを眺めてそれからチラッとフェルディナンへ視線を戻す。

「フェルディナン……もしかしていまわたしのこと好きって思ってる?」

 そう聞くとフェルディナンは小さくふっと大人の表情を浮かべて笑った。

「そっかぁ~。よかったぁ。わたしもフェルディナンのこと好きだよ? そう言えばククルちゃんを抱き上げてる時に教えてもらったんだけど……」
「……抱き上げている時?」
「へっ?」

 フェルディナンが何か妙な反応を返してきた。それもちょっととげのあるとがめるような口調にハッとする。

「あ、あのっでも、ククルちゃん見た目は5、6才くらいだし。可愛いし。抱き上げてもいいって言ってくれたから。そのぉ~ちょっと膝の上で抱っこして過ごしていただけで……」
「それで200歳の子供の姿をした大人を抱き上げたのか?」
「あの、どうして感情石エフェメリスの色が変わってくるのでしょうか?」

 フェルディナンに付けた感情石エフェメリスの色が変化した。情熱的な薔薇の色から何だか今度は真っ赤な炎を連想させる赤。似ているけれど違うそれに私はククルに教えてもらった言葉を思い出していた。

 ――ただし、注意して下さいね? 怒りの色と愛の色は非常によく似ているんです。どちらも情熱の色ですから~。

 と、まあククルは相変わらず間延びした口調で説明してくれたわけだけど。やはりククルの言うとおり怒りの色と愛の色はよく似ている。というか似過ぎて見分けがつかないくらい、フェルディナンの左耳に付けた感情石エフェメリスは今も全てのモノを焼き尽くすような紅蓮の炎の色に染まっていた。

「それで? この色は怒りか愛かどちらだと思う?」
「ふぇ、フェルディナン? もしかして、いま、怒ってる?」
「正解だ……」
「――っ! ご、ごめんなさい~~っ!」

 思わず頭を抱えて何度も謝った。

「フェルディナン本当にごめんなさいっ! 怒らないで! 怒鳴らないで!」

 こんな展開想定していなかった。せっかくおそろいのピアスを渡せたというのに色気も何もあったものじゃない。シュンと落ち込んでうつむきがちに肩を落としてごめんなさいと繰り返していたら、フェルディナンからはぁっと溜息交じりに怒りが消える気配がして。チラッとだけフェルディナンの様子を見る。どうやらフェルディナンは許してくれたようで甘い顔をして困ったように眉尻を下げて私を見ていた。

「まったく、あまり心配させないでくれないか?」 
「ごめんなさい」
「分かった。それはもういいから、おいで……」
「あっ……!」
 
 フェルディナンは私の腰に手を巻き付けて抱き寄せると、そのままふわっと私を抱き上げた。お姫様抱っこされてベッドの方へ連れて行かれてその上に優しく下ろされる。フェルディナンが後ろから私を抱え込むように抱き締めて来て、その大柄な身体の心地よさにとろんと身体が溶けそうなくらい気持ち良くなってしまって。どうしても腕の中から抜け出せなくなる。
 暫くそのまま一緒にベッドの上で後ろから抱き締められる格好で過ごしていたら、首筋にフェルディナンが唇を押し当ててきてそのまま強く吸われた。

「……っ、フェルディナン……また付けたの?」

 私がフェルディナンのものだという印のキスマークが消えないように定期的に付けられ続けて、もう1年以上が経過した。それでもフェルディナンは一向いっこうに印を付けることを止めようとしない。

「君は俺のものだ。そう言ったはずだ」
「……うん、ちゃんと分かってる。それにね。わたしもフェルディナンにそれと同じ意味でピアス付けたからおあいこでしょ?」
「そうだな……」

 いとおしくて仕方が無いというように紫混じった青い瞳を細めるフェルディナンに私は振り返って膝立ちになりながら軽くその形のよい唇に口づけた。抱きついて頬を寄せ合って。それから今度は深い口づけに変えて唇を交わていたらフェルディナンが益々ますます強く身体を引き寄せてくる。そうして力強いフェルディナンの腕が身体に触れるといつも守られているみたいで安心した。それから少しだけ唇を離して互いの顔を見つめ合っていて、私はハタとあることに気が付いた。

「あっ! そうだ。ピアスの穴わたし開けてないからまだ付けられないんだけど……」
「俺が開けてやる」
「フェルディナンが? あっそっかぁ! じゃあフェルディナン自分でピアスの穴開けたってこと? 痛くなかった? わたし痛いの苦手なんだけど……」
「大丈夫だ。痛くしない。だから安心してくれ」
「うん、あっそうだ! あとわたしね。ククルちゃんがほし……」
「駄目だ」
「フェルディナン……」
「駄目だと言っている」
「でもね」
「月瑠」
「はい……」
「良い子だから言うことを聞いてくれないか?」

 そう言って優しく微笑みながら気遣うように頬をでられる。私を甘やかすフェルディナンの優しい手の感触に深い愛情を感じながら。暖かく情熱的な赤い薔薇色に染まっている感情石エフェメリスが、フェルディナンの耳元で赤く輝きを増している。
 そうしてそのままフェルディナンの腕の中に抱かれながらしばらくの間、私達は互いの愛を確かめ合っていた。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~

ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。 ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。 一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。 目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!? 「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

4人の王子に囲まれて

*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。 4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって…… 4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー! 鈴木結衣(Yui Suzuki) 高1 156cm 39kg シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。 母の再婚によって4人の義兄ができる。 矢神 琉生(Ryusei yagami) 26歳 178cm 結衣の義兄の長男。 面倒見がよく優しい。 近くのクリニックの先生をしている。 矢神 秀(Shu yagami) 24歳 172cm 結衣の義兄の次男。 優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。 結衣と大雅が通うS高の数学教師。 矢神 瑛斗(Eito yagami) 22歳 177cm 結衣の義兄の三男。 優しいけどちょっぴりSな一面も!? 今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。 矢神 大雅(Taiga yagami) 高3 182cm 結衣の義兄の四男。 学校からも目をつけられているヤンキー。 結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。 *注 医療の知識等はございません。    ご了承くださいませ。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...