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第34話この世界はクソゲーである!
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・ムカデの幹部達が戦闘準備命令を出す数分前…最人達の陣営
「そもそも、アレがプロポーズじゃ無いと言うのが納得出来無い!大体その前には夜月にプロポーズだと!」
アンジェは未だ怒っていた。
「だから、俺の国の法律では未だ結婚しちゃいけないの!」
幾ら反論したり宥めたりしても効かないので、もう説明出来るとは思っていない。
「そういえばお前、寮が同じなのをいい事に私達の風呂を覗きまくっていたな…。エリス様の婿として、お前はあの行動をどう説明する?」
「アレは、皆いつの間にか部屋から消えてるから、探したら脱衣所にいたってだけだよ!大体お前等、タオルかけてたり着替え終わったりしてて結局裸を見るというラッキースケベな展開が無かったじゃ無いか!」
「後半良く分からなかったが、5日程経ってからお前が風呂に行く所を一回も見ていないのだが…」
「何でそんな話になるんだよ!?」
「否定しない…だと!?」
女性陣全員が後ずさる…っておい20mは離れ過ぎじゃないか?
「違うって、その日先生に聞いて行った図書館に身体の汚れや垢を落とす魔法があったからソレ使ってただけだって!」
「……………………」
「何だその疑いの目は!」
「はぁ…もう良い面倒臭い…取り敢えず一発殴らせろ!」
「何処のガキ大将だ!」
アンジェが殴り掛かって来た。俺は避けた。アンジェが再び殴り掛かって来た。俺は避けた。左から何故か矢が飛んで…ん?
・ムカデ陣営
「お前等総攻撃だ!8~9班は魔導砲充填!」
・最人達の陣営
「え?何?え?ちょ!!」
矢が多い…しかも避けても戻って来るって…魔法ウゼェな…
しかも気に食わないのが…
「何んで俺だけ狙われてんの!?」
矢とか砲弾は全部俺狙い…おこぼれが女性陣へ飛ぶが夜月とアンジェによって防がれる。
「マジで何コレ!?しかも援軍か!?要らねえだろ!」
魔法学校を後ろにして前にはムカデそして左から援軍とか…罠か?
左手から土煙が上がり何かが近づいて来ている…
「え?コレどうすりゃいいの?捕縛?殲滅?殲滅の方が楽そうだけど…」
流石に自分もピンチなので俺も悩む。
・ムカデ陣営
その頃こちらも土煙に気付いていた。
「伝令です!右手より謎の土煙が!」
「チッ、思ったより早いな…1~3班迄は、そちらの対処に回らせろ!」
・最人達の陣営
「え?アレ?魔物か?」
俺は土煙の正体に気付いた。
「そういえばなんか授業でやってた様な…ああ、そうだ魔物のは魔力を取り込み強くなるから派手な魔法を使うと大量に…って彼奴らのせいか!!」
魔物は獲物を食う事で魔力を取り込む性質がある為、魔法を使うと餌と勘違いして大量に集まる習性がある。
「コレさどう考えてもルール違反だよね?ちょっとクソゲー過ぎない?こんなの出した日にはネットで叩かれるって!?」
矢を避けながら神に文句を言うも、彼奴らどうでも良い事には答える癖に都合の悪い時には答えない…
「え?コレどうすんの?もう邪魔だから一掃して良いの?」
もう半ばパニックだ。
その時、相手陣営からとてつもなく強大な青白いレーザーの様な魔力の奔流が魔物へと向かった。
基本的に奴らは、体内の魔石と呼ばれる器官で魔力をエネルギーに変換するので、あの攻撃では変換仕切る前に消し飛ぶだろう…
「じゃあ俺もやるか…」
アンジェ達助けてくれないし…
「そもそも、アレがプロポーズじゃ無いと言うのが納得出来無い!大体その前には夜月にプロポーズだと!」
アンジェは未だ怒っていた。
「だから、俺の国の法律では未だ結婚しちゃいけないの!」
幾ら反論したり宥めたりしても効かないので、もう説明出来るとは思っていない。
「そういえばお前、寮が同じなのをいい事に私達の風呂を覗きまくっていたな…。エリス様の婿として、お前はあの行動をどう説明する?」
「アレは、皆いつの間にか部屋から消えてるから、探したら脱衣所にいたってだけだよ!大体お前等、タオルかけてたり着替え終わったりしてて結局裸を見るというラッキースケベな展開が無かったじゃ無いか!」
「後半良く分からなかったが、5日程経ってからお前が風呂に行く所を一回も見ていないのだが…」
「何でそんな話になるんだよ!?」
「否定しない…だと!?」
女性陣全員が後ずさる…っておい20mは離れ過ぎじゃないか?
「違うって、その日先生に聞いて行った図書館に身体の汚れや垢を落とす魔法があったからソレ使ってただけだって!」
「……………………」
「何だその疑いの目は!」
「はぁ…もう良い面倒臭い…取り敢えず一発殴らせろ!」
「何処のガキ大将だ!」
アンジェが殴り掛かって来た。俺は避けた。アンジェが再び殴り掛かって来た。俺は避けた。左から何故か矢が飛んで…ん?
・ムカデ陣営
「お前等総攻撃だ!8~9班は魔導砲充填!」
・最人達の陣営
「え?何?え?ちょ!!」
矢が多い…しかも避けても戻って来るって…魔法ウゼェな…
しかも気に食わないのが…
「何んで俺だけ狙われてんの!?」
矢とか砲弾は全部俺狙い…おこぼれが女性陣へ飛ぶが夜月とアンジェによって防がれる。
「マジで何コレ!?しかも援軍か!?要らねえだろ!」
魔法学校を後ろにして前にはムカデそして左から援軍とか…罠か?
左手から土煙が上がり何かが近づいて来ている…
「え?コレどうすりゃいいの?捕縛?殲滅?殲滅の方が楽そうだけど…」
流石に自分もピンチなので俺も悩む。
・ムカデ陣営
その頃こちらも土煙に気付いていた。
「伝令です!右手より謎の土煙が!」
「チッ、思ったより早いな…1~3班迄は、そちらの対処に回らせろ!」
・最人達の陣営
「え?アレ?魔物か?」
俺は土煙の正体に気付いた。
「そういえばなんか授業でやってた様な…ああ、そうだ魔物のは魔力を取り込み強くなるから派手な魔法を使うと大量に…って彼奴らのせいか!!」
魔物は獲物を食う事で魔力を取り込む性質がある為、魔法を使うと餌と勘違いして大量に集まる習性がある。
「コレさどう考えてもルール違反だよね?ちょっとクソゲー過ぎない?こんなの出した日にはネットで叩かれるって!?」
矢を避けながら神に文句を言うも、彼奴らどうでも良い事には答える癖に都合の悪い時には答えない…
「え?コレどうすんの?もう邪魔だから一掃して良いの?」
もう半ばパニックだ。
その時、相手陣営からとてつもなく強大な青白いレーザーの様な魔力の奔流が魔物へと向かった。
基本的に奴らは、体内の魔石と呼ばれる器官で魔力をエネルギーに変換するので、あの攻撃では変換仕切る前に消し飛ぶだろう…
「じゃあ俺もやるか…」
アンジェ達助けてくれないし…
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