3 / 12
第一章
大変だった異世界初日
しおりを挟む
「‥騙された。外見に騙されたぁぁぁ!!」
玄関を開けた先に広がっていた光景は『お化け屋敷』と言っても許されるレベルでボロボロだった。多分何十年も使われていないのだろう。埃っぽいし、蜘蛛の巣は貼ってるし、床は今にも穴開きそうだし‥。
「最悪だ、絶対許さんからな‥アイツ」
ギシ‥
「ヒッ!!」
音が怖すぎる!!。止めろ!!。ああ~もう!!最悪だ。何で俺がこんな目に遭わないと行けないんだよ。やるしかない!!
「うぉぉぉぉぉ!!!」
大声を出しながら俺は屋敷広場のカーテンというカーテンを開け中に光を入れる。中には虫がボロボロ落ちてきた場所もあり叫んだが何とが屋敷に光を入れる事に成功した。
「寝室‥!!」
うし、次は部屋の探索だ。どうせ部屋も何一つ整備されてないんだろうが。もう、諦め────ナニコレ?
「めっちゃ綺麗じゃん」
何故玄関前はあんなに悲惨だったのに、部屋はきちんと整備しているのだろうか。家具も新品ぽい。部屋だけじゃなくて玄関前も整備してくれよ‥女神様。
そのあと色々見て回った結果。玄関は悲惨だったが、風呂やトイレにキッチンそして寝室は新品どうよう綺麗だったので、玄関だけ掃除すれば普通に暮らせる事が分かった。あと不思議な事に水とか火はでる。良く見てみると水道には水色の石が嵌め込まれており、キッチンには赤色の石が嵌め込まれていた。
「おおー。魔石て奴かな?これ」
次に金。寝室に金庫が置いてあったので貼ってある通りにダイアルを回すと中には沢山の金貨と紙幣があった。どのくらいか分からないけど、まあ当分は平気だと思う。最初はどうなるかと思った異世界生活だったが、まあうん。そこそこ良い生活なんじゃないか?
ギィ‥‥
「え?」
今、ドアが勝手に開いたような?。ん~まあ気のせいか。さっきまで神経尖らせたもんな。仕方ない、仕方ない。
◇
「終わったぁーー!!」
風呂場のタンスに置いてあったブラシを使い大広間の掃除を終えた。疲れたーー。て、外夕方じゃんか。掃除に集中しすぎて気づかなかったわ。
「‥‥風呂入ろ」
風呂場に行き赤と青の石に触れるとお湯がすぐに出てくる。いやぁ~便利だわ。とと、早い事着替え、着替え。寝室からホテルでよくある白いバスローブと何故かあった男者の下着ももって風呂場に向かう。洗面所にある鏡を開けて石鹸などを取り出して、風呂に入る準備はオッケー。
「あぁ~生き返るぅぅ‥」
5分で風呂に湯が張れるとか最高‥。あと温度もちょうどいい‥。はぁ‥異世界‥最高。前の世界ではいつもシャワーだったからすげぇ新鮮だわ。‥‥ん?
「何だ‥あれ?」
洗面所で何か"揺れてる"。よく見えないけどユラユラしてる‥。風呂のお湯に口をつけブクブクしながらよく観察してみる。一定の速度で揺れてるな‥アレ。ま、まさかゆ、幽霊?!。
「と、とぉりゃーーー!!‥て制服かーーい!!」
勢いよく開けた先ではちゃんと畳めてなかった制服の袖がユラユラ揺れていただけだった。はぁぁ、心臓に悪すぎるだろうが!!。‥‥頭と体洗ってさっさと寝よ。
「はぁーー‥気持ち良かった!!」
今日はなんか食べれる気分じゃないし、さっさと寝るか。はぁぁ‥にしても散々な日だったな今日。いきなり異世界転生?とかさせられるし、ヤバイ奴と会っちゃうし。でも、家は屋敷、風呂は最高。部屋もでかい!!くぅぅ‥異世界転生最高だぜ!!。
「うわぁ‥すげぇ」
屋敷の窓から見える景色を見て感嘆の声を上げた。街灯かなあれ。色とりどりの光で輝く街。イルミネーションとかあんまり興味がないのに何でだろう。すっげぇワクワクする。‥‥街に出てみようかな?。いや、今日は休もう疲れた。
俺はそのまま寝室に向かう。廊下を歩くたびにギシギシいうが、音は掃除の時に聞き慣れたからもう怖くない。寝室に向かいそのままベットにダイブする。
「わははは、フカフカだ!高級ホテル見たいだ。お?おお!めっちゃ跳ねる!!よーし寝るか!!おやすみ~」
黄色い石に触れると電気が消える。はえーほんとに便利だなこの石ころ。なんて言うんだろ?ふぁ‥すげぇ、もう‥ね‥む‥く
「ぐぅ‥‥ぐぅ‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
黒い外套を着た男がアストに翳していた、青白い光を放つ手のひらを自分の胸元に戻す。ずっと握りしめていたのか胸元はヨレヨレになっている。赤い瞳がじっとアストを見下ろしている。
「う"あ"あ"あ"あ"あ"」
男の影から不気味な声と共に黒い小さな腕がアストの顔をペタペタと触る。男は左手で黒い腕を掴みアストから引き離す。
「縺輔o繧九↑」
聞き取れない言語を喋り黒い手を全て剥がすと男はそのまま姿を消した。
玄関を開けた先に広がっていた光景は『お化け屋敷』と言っても許されるレベルでボロボロだった。多分何十年も使われていないのだろう。埃っぽいし、蜘蛛の巣は貼ってるし、床は今にも穴開きそうだし‥。
「最悪だ、絶対許さんからな‥アイツ」
ギシ‥
「ヒッ!!」
音が怖すぎる!!。止めろ!!。ああ~もう!!最悪だ。何で俺がこんな目に遭わないと行けないんだよ。やるしかない!!
「うぉぉぉぉぉ!!!」
大声を出しながら俺は屋敷広場のカーテンというカーテンを開け中に光を入れる。中には虫がボロボロ落ちてきた場所もあり叫んだが何とが屋敷に光を入れる事に成功した。
「寝室‥!!」
うし、次は部屋の探索だ。どうせ部屋も何一つ整備されてないんだろうが。もう、諦め────ナニコレ?
「めっちゃ綺麗じゃん」
何故玄関前はあんなに悲惨だったのに、部屋はきちんと整備しているのだろうか。家具も新品ぽい。部屋だけじゃなくて玄関前も整備してくれよ‥女神様。
そのあと色々見て回った結果。玄関は悲惨だったが、風呂やトイレにキッチンそして寝室は新品どうよう綺麗だったので、玄関だけ掃除すれば普通に暮らせる事が分かった。あと不思議な事に水とか火はでる。良く見てみると水道には水色の石が嵌め込まれており、キッチンには赤色の石が嵌め込まれていた。
「おおー。魔石て奴かな?これ」
次に金。寝室に金庫が置いてあったので貼ってある通りにダイアルを回すと中には沢山の金貨と紙幣があった。どのくらいか分からないけど、まあ当分は平気だと思う。最初はどうなるかと思った異世界生活だったが、まあうん。そこそこ良い生活なんじゃないか?
ギィ‥‥
「え?」
今、ドアが勝手に開いたような?。ん~まあ気のせいか。さっきまで神経尖らせたもんな。仕方ない、仕方ない。
◇
「終わったぁーー!!」
風呂場のタンスに置いてあったブラシを使い大広間の掃除を終えた。疲れたーー。て、外夕方じゃんか。掃除に集中しすぎて気づかなかったわ。
「‥‥風呂入ろ」
風呂場に行き赤と青の石に触れるとお湯がすぐに出てくる。いやぁ~便利だわ。とと、早い事着替え、着替え。寝室からホテルでよくある白いバスローブと何故かあった男者の下着ももって風呂場に向かう。洗面所にある鏡を開けて石鹸などを取り出して、風呂に入る準備はオッケー。
「あぁ~生き返るぅぅ‥」
5分で風呂に湯が張れるとか最高‥。あと温度もちょうどいい‥。はぁ‥異世界‥最高。前の世界ではいつもシャワーだったからすげぇ新鮮だわ。‥‥ん?
「何だ‥あれ?」
洗面所で何か"揺れてる"。よく見えないけどユラユラしてる‥。風呂のお湯に口をつけブクブクしながらよく観察してみる。一定の速度で揺れてるな‥アレ。ま、まさかゆ、幽霊?!。
「と、とぉりゃーーー!!‥て制服かーーい!!」
勢いよく開けた先ではちゃんと畳めてなかった制服の袖がユラユラ揺れていただけだった。はぁぁ、心臓に悪すぎるだろうが!!。‥‥頭と体洗ってさっさと寝よ。
「はぁーー‥気持ち良かった!!」
今日はなんか食べれる気分じゃないし、さっさと寝るか。はぁぁ‥にしても散々な日だったな今日。いきなり異世界転生?とかさせられるし、ヤバイ奴と会っちゃうし。でも、家は屋敷、風呂は最高。部屋もでかい!!くぅぅ‥異世界転生最高だぜ!!。
「うわぁ‥すげぇ」
屋敷の窓から見える景色を見て感嘆の声を上げた。街灯かなあれ。色とりどりの光で輝く街。イルミネーションとかあんまり興味がないのに何でだろう。すっげぇワクワクする。‥‥街に出てみようかな?。いや、今日は休もう疲れた。
俺はそのまま寝室に向かう。廊下を歩くたびにギシギシいうが、音は掃除の時に聞き慣れたからもう怖くない。寝室に向かいそのままベットにダイブする。
「わははは、フカフカだ!高級ホテル見たいだ。お?おお!めっちゃ跳ねる!!よーし寝るか!!おやすみ~」
黄色い石に触れると電気が消える。はえーほんとに便利だなこの石ころ。なんて言うんだろ?ふぁ‥すげぇ、もう‥ね‥む‥く
「ぐぅ‥‥ぐぅ‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
黒い外套を着た男がアストに翳していた、青白い光を放つ手のひらを自分の胸元に戻す。ずっと握りしめていたのか胸元はヨレヨレになっている。赤い瞳がじっとアストを見下ろしている。
「う"あ"あ"あ"あ"あ"」
男の影から不気味な声と共に黒い小さな腕がアストの顔をペタペタと触る。男は左手で黒い腕を掴みアストから引き離す。
「縺輔o繧九↑」
聞き取れない言語を喋り黒い手を全て剥がすと男はそのまま姿を消した。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!

世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。

最強の魔術師になれなかった俺、弟子になった天才少女を前世の知識を使って最強にしてみた
Crosis
ファンタジー
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
どこまでも澄み渡る雲一つ無い青空。
その青空に向けて一人の青年が力無く腕を伸ばして何かを掴もうとする。
それと同時に審判が無情にも勝敗を告げる声が競技場に響きわたる。
この日、青年の夢はついに叶える事も無く潰え、青年は英雄になり損ねた。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!

おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる