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アクロ編
第2話 冒険者登録
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家出先はリンカイ王国東部のダンジョン中央都市アクロに決めた。
東の守護者はウォータール公爵家。水を司っている。ウォータール家の髪色は真っ青になる。血が薄くなると青色が薄くなる。
ウォータール家の血を引く傍流貴族や平民が多いため、アクロでは青系の髪色が多い。
これなら僕の髪色もそれほど珍しくはない。
そのためアクロを拠点に選んだ。
ここリンカイ王国南方守護地域の中央都市ボムズからアクロまで馬車で10日間ほどかかる。お金はかかるが駅馬車に乗って移動した。
移動の10日間は天気も良く特に問題無くアクロに到着した。
アクロの西門が駅馬車の停留所だった。到着は昼を少し過ぎた時間。馬車を降りて大きく背伸びした。これから僕の新しい人生が始まる。気持ちが清々しくなった。
アクロの西門の兵隊事務所の厳つい顔の男性に声をかける。
「こんにちは。冒険者ギルドはどちらにありますか?」
「冒険者ギルドならここの中央通りをまっすぐ500メトルほど先にあるぞ。剣と盾の看板だからすぐ分かるだろ」
「ありがとうございます」
「坊主、冒険者になるのか? 気をつけろよ」
片手を上げて返事をし、冒険者ギルドに向かう。
アクロの建物は煉瓦作りであり、石畳の路も綺麗だった。少し歩くと剣と盾の看板が見えてきた。煉瓦作りの3階建ての大きな建物。ギルドに入ると数名の冒険者はいるが閑散としていた。
受付の20歳くらいの女性に声をかけた。
「冒険者登録をしたいのですが」
「年齢はいくつですか? 15歳未満は登録できませんが」
「先日15歳になりました」
「それでは大丈夫ですね。登録いたしますのでこちらに必要事項を記載してください」
記載内容は【名前】【年齢】【特技】の3種類。
冒険者登録に虚偽を記載すると犯罪になってしまう。偽名を使いたいが、しょうがなく本名を記載した。一応、冒険者ギルドは冒険者の秘密を守るから大丈夫かな。
【特技】は剣術で良いか。
記載内容を見た受付嬢の目が開く。
「アキ・ファイアール!? ファイアール家の方ですか!」
人が少なかったため気がついた人はいなかった。
受付の女性に小声で話す。
「大きな声を出さないでください」
「あ、すいません」
「あまり目立ちたくないので内密でお願いします」
「し、失礼いたしました。それではこちらのオーブに触れてください」
受付カウンターの左側に置いてあるオーブに左手を置く。
「登録は以上です。こちらの冊子に冒険者ギルドでの注意が書いてありますので確認しておいてくださいね」
そういうと冊子と青銅製のカードを渡してきた。
青銅製のカードを確認する。
【名前】アキ・ファイアール
【年齢】15歳
【性別】男性
【ランク】G(0ポイント)
【賞罰】無し
【バル】0
ギルドカードは身分証になる。またお金の支払いもギルドカードでできる。ランクが上がればカードの質も上がっていく。
ギルドの依頼や買取がこれでできるようになった。
ギルドカードを見て冒険者になれたことを実感して嬉しくなった。
まずは泊まるところの確保か。お金の節約が必要だね。
「ギルドの冒険者の宿泊施設は空いてますか?」
「空いてますよ。一泊1,500バルになります」
「じゃ10日分を支払っておきます」
そう言って15,000バルを支払う。宿泊代は相場の半額くらいだった。
「宿泊施設は隣りの建物でございます」
鍵を受け取ってギルドを退出した。宿泊施設は3階建ての建物で1階は食事処になっていた。部屋は2階の一番奥だった。
狭い部屋だった。ベッドに机が一つでぎゅうぎゅうになっている。まぁ寝るだけだから問題は無い。
部屋に入り今後の予定を立てる。
蒼炎の魔法はなるべく他人に知られたくない。ファイアール家に情報が流れたらどうなるかわからない。
当分、ソロ活動だな。
また蒼炎の魔法を森で使うと焼け野原にしてしまう可能性がある。ダンジョンなら大丈夫か。
まずは近くのダンジョンの浅層でレベル上げと資金貯めだな。
なるべく目立ちたくないのでダンジョンに潜るのは夜にしよう。
今日の夜から潜ってみるか。
取り敢えず冒険者ギルドでもらった注意書の冊子を読む。それには魔石の買い取りやギルドポイント、冒険者ランクなどについて説明が書いてあった。
魔石には等級があり最高のA級から一番下はG級だ。
この魔石の買い取りが冒険者ギルドの業務の一つだ。
G級魔石1個で3バルのお金に換金できる。等級が1つ上がると価値が10倍だ。最高級のA級魔石だと1個で300万バルにもなる。
また魔石の買い取りは冒険者ギルドへの貢献とみなされ、ギルドポイントが付与される。
G級魔石1個で1ポイント。こちらのギルドポイントも等級が1つ上がると10倍だ。
最高級のA級魔石だと1個で100万ギルドポイントになる。
まぁA級魔石を獲得するためにはドラゴンの討伐が必要みたいだけど……。
このギルドポイントを貯めていくとギルドへの貢献が認められ冒険者ランクが上がる。最低ランクは現在の僕のGランク。
GランクからFランクに上がるためには3,000ギルドポイントを貯める必要がある。G級魔石が3,000個分だね。
しかしFランクからEランク冒険者になる場合は3万ギルドポイントが必要だ。
冒険者ランクを1つ上げると次のランクに上がる必要なギルドポイントは10倍になる。
同じことをずっとやっていたら冒険者ランクはいつまで経っても上がらない。
Gランク冒険者から優秀な冒険者と見做されるDランク冒険者になるためには333,000ギルドポイントが必要で、これはそのまま、G級魔石333,000個分である。
等級が上の魔石を納品しないと冒険者ランクを上げるのは厳しくなっていく。
まずは1つの等級が上がると買い取りのお金も、付与されるギルドポイントも、ランクを上げるのに必要なギルドポイントも10倍になるってことが分かった。
少し遅めの昼ごはんを一階の食事処で食べ、部屋に戻って仮眠を取る。起きると外は暗くなっていた。ワクワクしながらダンジョンに潜る準備をして部屋を出る。
階下の食事処は帰ってきた冒険者で一杯だ。酒も提供しているようで結構やかましい。軽く食事を取り北門を抜けてダンジョンに向かった。
東の守護者はウォータール公爵家。水を司っている。ウォータール家の髪色は真っ青になる。血が薄くなると青色が薄くなる。
ウォータール家の血を引く傍流貴族や平民が多いため、アクロでは青系の髪色が多い。
これなら僕の髪色もそれほど珍しくはない。
そのためアクロを拠点に選んだ。
ここリンカイ王国南方守護地域の中央都市ボムズからアクロまで馬車で10日間ほどかかる。お金はかかるが駅馬車に乗って移動した。
移動の10日間は天気も良く特に問題無くアクロに到着した。
アクロの西門が駅馬車の停留所だった。到着は昼を少し過ぎた時間。馬車を降りて大きく背伸びした。これから僕の新しい人生が始まる。気持ちが清々しくなった。
アクロの西門の兵隊事務所の厳つい顔の男性に声をかける。
「こんにちは。冒険者ギルドはどちらにありますか?」
「冒険者ギルドならここの中央通りをまっすぐ500メトルほど先にあるぞ。剣と盾の看板だからすぐ分かるだろ」
「ありがとうございます」
「坊主、冒険者になるのか? 気をつけろよ」
片手を上げて返事をし、冒険者ギルドに向かう。
アクロの建物は煉瓦作りであり、石畳の路も綺麗だった。少し歩くと剣と盾の看板が見えてきた。煉瓦作りの3階建ての大きな建物。ギルドに入ると数名の冒険者はいるが閑散としていた。
受付の20歳くらいの女性に声をかけた。
「冒険者登録をしたいのですが」
「年齢はいくつですか? 15歳未満は登録できませんが」
「先日15歳になりました」
「それでは大丈夫ですね。登録いたしますのでこちらに必要事項を記載してください」
記載内容は【名前】【年齢】【特技】の3種類。
冒険者登録に虚偽を記載すると犯罪になってしまう。偽名を使いたいが、しょうがなく本名を記載した。一応、冒険者ギルドは冒険者の秘密を守るから大丈夫かな。
【特技】は剣術で良いか。
記載内容を見た受付嬢の目が開く。
「アキ・ファイアール!? ファイアール家の方ですか!」
人が少なかったため気がついた人はいなかった。
受付の女性に小声で話す。
「大きな声を出さないでください」
「あ、すいません」
「あまり目立ちたくないので内密でお願いします」
「し、失礼いたしました。それではこちらのオーブに触れてください」
受付カウンターの左側に置いてあるオーブに左手を置く。
「登録は以上です。こちらの冊子に冒険者ギルドでの注意が書いてありますので確認しておいてくださいね」
そういうと冊子と青銅製のカードを渡してきた。
青銅製のカードを確認する。
【名前】アキ・ファイアール
【年齢】15歳
【性別】男性
【ランク】G(0ポイント)
【賞罰】無し
【バル】0
ギルドカードは身分証になる。またお金の支払いもギルドカードでできる。ランクが上がればカードの質も上がっていく。
ギルドの依頼や買取がこれでできるようになった。
ギルドカードを見て冒険者になれたことを実感して嬉しくなった。
まずは泊まるところの確保か。お金の節約が必要だね。
「ギルドの冒険者の宿泊施設は空いてますか?」
「空いてますよ。一泊1,500バルになります」
「じゃ10日分を支払っておきます」
そう言って15,000バルを支払う。宿泊代は相場の半額くらいだった。
「宿泊施設は隣りの建物でございます」
鍵を受け取ってギルドを退出した。宿泊施設は3階建ての建物で1階は食事処になっていた。部屋は2階の一番奥だった。
狭い部屋だった。ベッドに机が一つでぎゅうぎゅうになっている。まぁ寝るだけだから問題は無い。
部屋に入り今後の予定を立てる。
蒼炎の魔法はなるべく他人に知られたくない。ファイアール家に情報が流れたらどうなるかわからない。
当分、ソロ活動だな。
また蒼炎の魔法を森で使うと焼け野原にしてしまう可能性がある。ダンジョンなら大丈夫か。
まずは近くのダンジョンの浅層でレベル上げと資金貯めだな。
なるべく目立ちたくないのでダンジョンに潜るのは夜にしよう。
今日の夜から潜ってみるか。
取り敢えず冒険者ギルドでもらった注意書の冊子を読む。それには魔石の買い取りやギルドポイント、冒険者ランクなどについて説明が書いてあった。
魔石には等級があり最高のA級から一番下はG級だ。
この魔石の買い取りが冒険者ギルドの業務の一つだ。
G級魔石1個で3バルのお金に換金できる。等級が1つ上がると価値が10倍だ。最高級のA級魔石だと1個で300万バルにもなる。
また魔石の買い取りは冒険者ギルドへの貢献とみなされ、ギルドポイントが付与される。
G級魔石1個で1ポイント。こちらのギルドポイントも等級が1つ上がると10倍だ。
最高級のA級魔石だと1個で100万ギルドポイントになる。
まぁA級魔石を獲得するためにはドラゴンの討伐が必要みたいだけど……。
このギルドポイントを貯めていくとギルドへの貢献が認められ冒険者ランクが上がる。最低ランクは現在の僕のGランク。
GランクからFランクに上がるためには3,000ギルドポイントを貯める必要がある。G級魔石が3,000個分だね。
しかしFランクからEランク冒険者になる場合は3万ギルドポイントが必要だ。
冒険者ランクを1つ上げると次のランクに上がる必要なギルドポイントは10倍になる。
同じことをずっとやっていたら冒険者ランクはいつまで経っても上がらない。
Gランク冒険者から優秀な冒険者と見做されるDランク冒険者になるためには333,000ギルドポイントが必要で、これはそのまま、G級魔石333,000個分である。
等級が上の魔石を納品しないと冒険者ランクを上げるのは厳しくなっていく。
まずは1つの等級が上がると買い取りのお金も、付与されるギルドポイントも、ランクを上げるのに必要なギルドポイントも10倍になるってことが分かった。
少し遅めの昼ごはんを一階の食事処で食べ、部屋に戻って仮眠を取る。起きると外は暗くなっていた。ワクワクしながらダンジョンに潜る準備をして部屋を出る。
階下の食事処は帰ってきた冒険者で一杯だ。酒も提供しているようで結構やかましい。軽く食事を取り北門を抜けてダンジョンに向かった。
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