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交差し始める想い
最終学年
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無事にヒカル、ゴウキ、レオは志望校に合格した。
ヒカルとゴウキも無事同じ志望校に合格して、会いやすい距離になったけど、俺が3年になったのと勉強と部活で会える時間も合わせなくなかなか会えなかった。
近くにいるはずのヒカルとゴウキよりも遠くにいる魔王との連絡頻度の方が多くなってた。同じ学年ってのもあったけど、魔王は異世界の魔王と似ていると思っていたけど…。
魔王と言うよりも魔王との間の子供に似ていたんだよな。
魔王の髪色も目も真っ赤で魔族は赤ければ赤いほど魔力も強かったんだけど…。息子は目は魔王と同じ赤かったんだけど、髪色は俺と同じ黒髪だったんだよな。
俺が現実世界で魔王の側にいてあげたいってのは、息子を残してきた罪悪感もあるのかもしれないって思ったけど…。
カゲも魔王も俺が出せない答えというか返事を待っていてくれてるのは理解しているんだ。
俺は、今度こそ秋桜と万全の魔王と大会で戦いたいだから……。
二人が待っていてくれるかなんてわからないけど、高校卒業までは二人には返事をしないと決めた。
カゲに会いたいと思っても、お互いの多忙さから会えない日々が過ぎていった。
ヒカルとゴウキも無事同じ志望校に合格して、会いやすい距離になったけど、俺が3年になったのと勉強と部活で会える時間も合わせなくなかなか会えなかった。
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魔王と言うよりも魔王との間の子供に似ていたんだよな。
魔王の髪色も目も真っ赤で魔族は赤ければ赤いほど魔力も強かったんだけど…。息子は目は魔王と同じ赤かったんだけど、髪色は俺と同じ黒髪だったんだよな。
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