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光と透①
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そして翌日
部活の勧誘が始まっていた。
透は真っすぐテニス部へと向かい入部届けを出した、一番のりであった。
数日後、ひと通り入部者も出てきていた。
女子部員は光目当てばかりだったが、男子部員も数名いた。
男子部の新入部員は透以外は経験者だった。
女子は未経験者が目立っていた。
透は練習に光の姿が見えないので部長気聞くと
「光は生徒会の仕事があるから、余り部には出てこない」と言われ、透含めた女子部員は落ち込んだ。
数日後には、女子の光目当ての子の中には辞める子も出てきた。
放課後、帰宅途中の透にゆかりは聞いた。
「透くんは、辞めないの?」
「なんで?」
透は不思議そうに聞き返した。
「光が部に来ないからって辞める子が多いから」
ゆかりは当たり前のように聞き返した。
「俺は光兄がいる部だからがんばる。光兄が来ないから、いない間に成長して驚かせてやる」
真剣な目をする透にゆかりはときめいていた。
「そっか、頑張ってね」
1ヶ月後、光が久しぶりに部に出ると新入部員は喜んだ。
光は軽く準備運動をしてコートに入った。
その姿は華麗で誰もが見惚れた。
光がコートから出ると、透は光の側に行った。
「光兄、すごい」
「透、お前も早く上手くなれよ」
光は透の頭を優しく撫でた。
光が透から離れた後、とは女子に囲まれた。
理由は光と親しげだったから…。
透は、そんな女子部員を練習の邪魔だからと冷たくあしらった。
数ヶ月
1年生もコートに入りボールを打つようになった。
そんな中、透は少しずつ実力をつけていた。
透の夢は光とのダブルスだったが、光はシングルでのみ活躍していた。
透も女子からの人気が出てきたが透は興味がなかった。
透にも興味がない理由は解らなかったが、それが解るには時間はかからなかった。
透は光を見つけ声をかけようとしたが、そこには見知らぬ女子がいたので声をかけれずにいると…。
「先輩…私、先輩が好きです」
光に告白していた。
「俺、好きな子いるから…」
光が断っていた。
女子はすぐにその場を立ち去った。
光は帰宅しようと歩き出した、方向に透がいた。
「見ていたのか?悪趣味だな」
「光兄の好きな子って誰」
凄い真剣な顔で透は聞いてきた。
「言う必要はない」
光が切捨てる様に言うが
「知りたい!!」
しつこく付け回され、光は鬱陶しく思い諦めて教える事にした。
「……ったくお前は、言えばいいんだろう。ゆかりだよ。これでいいんだろ。じゃあな」
光は告げると行ってしまった。
透は言葉にならない程ショックだった。まるで失恋したかのような…。しばらく放心状態で透は自分の光に対する気持ちが何なのか解った。
部活の勧誘が始まっていた。
透は真っすぐテニス部へと向かい入部届けを出した、一番のりであった。
数日後、ひと通り入部者も出てきていた。
女子部員は光目当てばかりだったが、男子部員も数名いた。
男子部の新入部員は透以外は経験者だった。
女子は未経験者が目立っていた。
透は練習に光の姿が見えないので部長気聞くと
「光は生徒会の仕事があるから、余り部には出てこない」と言われ、透含めた女子部員は落ち込んだ。
数日後には、女子の光目当ての子の中には辞める子も出てきた。
放課後、帰宅途中の透にゆかりは聞いた。
「透くんは、辞めないの?」
「なんで?」
透は不思議そうに聞き返した。
「光が部に来ないからって辞める子が多いから」
ゆかりは当たり前のように聞き返した。
「俺は光兄がいる部だからがんばる。光兄が来ないから、いない間に成長して驚かせてやる」
真剣な目をする透にゆかりはときめいていた。
「そっか、頑張ってね」
1ヶ月後、光が久しぶりに部に出ると新入部員は喜んだ。
光は軽く準備運動をしてコートに入った。
その姿は華麗で誰もが見惚れた。
光がコートから出ると、透は光の側に行った。
「光兄、すごい」
「透、お前も早く上手くなれよ」
光は透の頭を優しく撫でた。
光が透から離れた後、とは女子に囲まれた。
理由は光と親しげだったから…。
透は、そんな女子部員を練習の邪魔だからと冷たくあしらった。
数ヶ月
1年生もコートに入りボールを打つようになった。
そんな中、透は少しずつ実力をつけていた。
透の夢は光とのダブルスだったが、光はシングルでのみ活躍していた。
透も女子からの人気が出てきたが透は興味がなかった。
透にも興味がない理由は解らなかったが、それが解るには時間はかからなかった。
透は光を見つけ声をかけようとしたが、そこには見知らぬ女子がいたので声をかけれずにいると…。
「先輩…私、先輩が好きです」
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「俺、好きな子いるから…」
光が断っていた。
女子はすぐにその場を立ち去った。
光は帰宅しようと歩き出した、方向に透がいた。
「見ていたのか?悪趣味だな」
「光兄の好きな子って誰」
凄い真剣な顔で透は聞いてきた。
「言う必要はない」
光が切捨てる様に言うが
「知りたい!!」
しつこく付け回され、光は鬱陶しく思い諦めて教える事にした。
「……ったくお前は、言えばいいんだろう。ゆかりだよ。これでいいんだろ。じゃあな」
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