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第2幕
隣国から
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アベルから、隣国から第1王子と第2王女が来年度学園留学してくると言われた
第1王子はアベルと同学年で、よろしく頼むと言われているのでカインとグレンにもよろしくとアベルに頼まれ。
第2王女は来年度1年としての入学になるので、1年となるとグレンの妹に頼みたいと頼んでいた。
グレンがディアンナにだけだと荷が重そうだと悩んでいると。
「学年問わない選択授業があったな?選択授業は受講したい授業は特にないから。第2王女殿下というよりもディアと同じ選択授業なら受講してもかまわない」
頼りになるのかならないのか、ブレないカインにアベルは微笑し話を続けた。
第1王子は人柄もよく何でも卒なく出来る人で見解を広げるために成人までの間に他国留学をという話になった。
第2王女は夢見がちな所があるようで、他国に運命の人がいるからと留学する第1王子と一緒に来るという事だった。
「質問いいか?第1王子は問題なさそうなんだが、第2王女はヒロインとか言ってるか?」
珍しくも質問してくるカインにアベルは数ヶ月前の出来事を思い返し苦笑した。
「そこら辺は調べてはみたけど、第2王女が転生や回帰という事はなかったから。本当に運命の人を夢みてる様な娘らしいよ。お伽噺の王子様に憧れているようだね。第1王子もわかっていてフォローはすると言ってくれているから、何かあれば第1王子に伝えたらいいよ」
「そうか。問題は第1王子に丸投げしていいという事だな」
「程々にね?問題事を卒なく解決する姿は女性からは好感持たれるようだから、婚約者が他国王子に見惚れるなんて事になると嫌になるよね?」
やる気なく丸投げしようとしていたカインを言葉巧みに誘導するアベルに感動してグレンは眺めていた。
「ディアも入学してくるから、何事もなく過ごしたいと思うが。グレンが面倒ごと持ってきそうって思うんだか?」
「グレンだから仕方ないよ。前回も相談されたくせに僕を呼び出し任せようとしてたからね。キャンディス嬢が絡んでなかったら自力で解決してって言えたんだけどね」
カインとアベルはグレンが問題事を持ち込むくせに、解決策は2人に任せる事にからかいながらも、笑い話していた。
第1王子はアベルと同学年で、よろしく頼むと言われているのでカインとグレンにもよろしくとアベルに頼まれ。
第2王女は来年度1年としての入学になるので、1年となるとグレンの妹に頼みたいと頼んでいた。
グレンがディアンナにだけだと荷が重そうだと悩んでいると。
「学年問わない選択授業があったな?選択授業は受講したい授業は特にないから。第2王女殿下というよりもディアと同じ選択授業なら受講してもかまわない」
頼りになるのかならないのか、ブレないカインにアベルは微笑し話を続けた。
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第2王女は夢見がちな所があるようで、他国に運命の人がいるからと留学する第1王子と一緒に来るという事だった。
「質問いいか?第1王子は問題なさそうなんだが、第2王女はヒロインとか言ってるか?」
珍しくも質問してくるカインにアベルは数ヶ月前の出来事を思い返し苦笑した。
「そこら辺は調べてはみたけど、第2王女が転生や回帰という事はなかったから。本当に運命の人を夢みてる様な娘らしいよ。お伽噺の王子様に憧れているようだね。第1王子もわかっていてフォローはすると言ってくれているから、何かあれば第1王子に伝えたらいいよ」
「そうか。問題は第1王子に丸投げしていいという事だな」
「程々にね?問題事を卒なく解決する姿は女性からは好感持たれるようだから、婚約者が他国王子に見惚れるなんて事になると嫌になるよね?」
やる気なく丸投げしようとしていたカインを言葉巧みに誘導するアベルに感動してグレンは眺めていた。
「ディアも入学してくるから、何事もなく過ごしたいと思うが。グレンが面倒ごと持ってきそうって思うんだか?」
「グレンだから仕方ないよ。前回も相談されたくせに僕を呼び出し任せようとしてたからね。キャンディス嬢が絡んでなかったら自力で解決してって言えたんだけどね」
カインとアベルはグレンが問題事を持ち込むくせに、解決策は2人に任せる事にからかいながらも、笑い話していた。
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