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8(カイン視点)
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誰にも相談何て、出来ずにいた。
アベルとグレンとの行為が嫌だなんて、思わない。
2人がどこまでの行為を許して受け入れてくれるのか?私の望む行為を強請ればこの関係は終わるのかと…。そう考えれば考える程に希望は言えなくなっていた。
一言だけ言っても伝わるだろうか?態度次第で、冗談だと流せば問題なく関係は続けていけると信じたいと思う。
言葉に発して緊張せずに言える練習をした方が、冗談だと流しやすいだろう。よし、何事も行動をおこして練習しないといけないな。
「抱かせろ」
「抱いて」
言葉にすると、一言でのイメージが伝わりにくいな?では、どうしたらいいだろう?名前を呼んで伝えたら、伝わりやすいだろうか?
練習とはいえ、名前を呼んで言葉にするのは緊張してくるな。2人がいても緊張せずに言える様に練習しなくてはいけないな。
緊張から鼓動高なっていく事を感じ、小さく深い深呼吸をして、覚悟を決めて練習の為の言葉を発した。
「グレン、抱かせろ」
「アベル、抱いて欲しい」
緊張したけど、イメージ的にはいい様に思えたが、緊張せずに言える練習をしなくてはいけないと思っていたら。
「え?」
「は?」
声が聞こえ、気配を感じ取り体の体温が冷えるのが解った。扉開く音はしてないはずだが?違う、それよりも。聞かれたのだと思う。
こんな事で関係を終えたくない、どうしたらいいだろう…。
「ち、違う。今のは…。聞いていたんだよな?忘れてくれ、気のせいだ。違うんだ!」
冷静になれる訳もなく狼狽え、この場から立ち去るのが良いと判断した。
扉の前に2人がいるが、間を割って逃げれるはずだ。よし、決めたら実行だ。
勢いよく逃げようと間に割って入ったが、何故か両サイドから掴まれ。
アベルが多分、鍵をかけたな?鍵を閉める音がしたから。
違う。そうじゃない、逃げないと嫌われて見放されるのは嫌だ。
そう、思っていたら挟まれるように抱きしめられた。
グレンには前から、アベルは背後から。
「カイン、落ち着いて?ねえ、俺もしたいからしよ?」
軽蔑されてない?
「いいのか?」
グレンが可愛いそう思った私は抱きしめ貪り食うという表現が合うキスした。
「僕を無視しないで欲しいな。僕もしてあげるね?」
背後から抱きしめているアベルが耳元で囁き耳朶甘噛みから徐々に強く噛んでいた。薄っすら血が滲んでるだろうな、と思いつつも心地よい痛みが嬉しかった。
「夢?そうか、夢だな」
こんな都合のいい展開が現実の訳がない!
「夢でもいい。カインが望むならしよ?」
「夢なら。永遠に覚めないで僕を求めて受け入れてね?」
私も夢でも何でもいい、この2人がいてくれるなら。そう思い身を委ね楽しむことにした。
アベルとグレンとの行為が嫌だなんて、思わない。
2人がどこまでの行為を許して受け入れてくれるのか?私の望む行為を強請ればこの関係は終わるのかと…。そう考えれば考える程に希望は言えなくなっていた。
一言だけ言っても伝わるだろうか?態度次第で、冗談だと流せば問題なく関係は続けていけると信じたいと思う。
言葉に発して緊張せずに言える練習をした方が、冗談だと流しやすいだろう。よし、何事も行動をおこして練習しないといけないな。
「抱かせろ」
「抱いて」
言葉にすると、一言でのイメージが伝わりにくいな?では、どうしたらいいだろう?名前を呼んで伝えたら、伝わりやすいだろうか?
練習とはいえ、名前を呼んで言葉にするのは緊張してくるな。2人がいても緊張せずに言える様に練習しなくてはいけないな。
緊張から鼓動高なっていく事を感じ、小さく深い深呼吸をして、覚悟を決めて練習の為の言葉を発した。
「グレン、抱かせろ」
「アベル、抱いて欲しい」
緊張したけど、イメージ的にはいい様に思えたが、緊張せずに言える練習をしなくてはいけないと思っていたら。
「え?」
「は?」
声が聞こえ、気配を感じ取り体の体温が冷えるのが解った。扉開く音はしてないはずだが?違う、それよりも。聞かれたのだと思う。
こんな事で関係を終えたくない、どうしたらいいだろう…。
「ち、違う。今のは…。聞いていたんだよな?忘れてくれ、気のせいだ。違うんだ!」
冷静になれる訳もなく狼狽え、この場から立ち去るのが良いと判断した。
扉の前に2人がいるが、間を割って逃げれるはずだ。よし、決めたら実行だ。
勢いよく逃げようと間に割って入ったが、何故か両サイドから掴まれ。
アベルが多分、鍵をかけたな?鍵を閉める音がしたから。
違う。そうじゃない、逃げないと嫌われて見放されるのは嫌だ。
そう、思っていたら挟まれるように抱きしめられた。
グレンには前から、アベルは背後から。
「カイン、落ち着いて?ねえ、俺もしたいからしよ?」
軽蔑されてない?
「いいのか?」
グレンが可愛いそう思った私は抱きしめ貪り食うという表現が合うキスした。
「僕を無視しないで欲しいな。僕もしてあげるね?」
背後から抱きしめているアベルが耳元で囁き耳朶甘噛みから徐々に強く噛んでいた。薄っすら血が滲んでるだろうな、と思いつつも心地よい痛みが嬉しかった。
「夢?そうか、夢だな」
こんな都合のいい展開が現実の訳がない!
「夢でもいい。カインが望むならしよ?」
「夢なら。永遠に覚めないで僕を求めて受け入れてね?」
私も夢でも何でもいい、この2人がいてくれるなら。そう思い身を委ね楽しむことにした。
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