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3(グレン視点)
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カインの膝に跨るように座って軽く唇に触れるだけのキスを繰り返ししていたら、物足りないのか腰に手回され引き寄せられて、強請るようにすり寄られる姿が可愛いくて、意地悪したくなり見えないながらも唇合わせようとされるのを避けた。
「練習だろ?見えないなら、言葉にして伝えてくれないとわからないよ?」
俺の表情が見えていたら、どう思ったんだろうなと思いつつ。僅かに頬染める顔は可愛いとしか思えない。
「足りない…もっと、キスしたい」
言葉にして強請られのは、興奮するよね。後頭部に手回し引き寄せて
「口あけて?」
素直に開かれた唇に噛み付くように唇合わせ、熱くなっている舌の温度と感触に心地よく思い堪能した。
口づけながら、いつも綺麗にサイドに結び前に流している髪の結紐を解き、指先で髪の毛梳いたら、想像よりも手触り良くて触っていたいって思って。
「ほどかれると、邪魔なんだが?」
口づけの時に顔に触れるのに眉を顰め邪魔そうに結び直そうとしたけど、その手を掴んで止めた。
「なあ、妹も髪長いけど、邪魔になったりすんの?」
「ならない。髪の毛一本でも大事にしたい」
「だろ?俺は髪短いから、練習にならないけど、カインは長いから、たまに解いて練習しような!」
そう言って、長い髪の毛を手に取り、髪に口づけたんだけど、見えてないみたいで俺をじっと見ていてくれていた。
「…何、してるか。わかるか?」
「髪に触ってるのはわかるが…舐めた?」
思わず笑いそうになったけど堪えた俺は偉いよな。本当、斜め上の発想が可愛いと思うんだよな。
「舐めて欲しかったのか?それでも、いいんだけどさ。なあ、髪に口づける位なら、婚姻前の妹にしてもいいと思うんだけど?練習しないか?」
「したい」
妹にしたいんだとは思うけど、練習と称してカインの初めての髪への口づけは俺の物!カインの初キスも俺のだったし、色んな初めて貰うつもりなんだよな。
「じゃあ、練習しよ?どこまで見えてる?髪の毛はわかるか?」
カインの手を取り俺の髪を触らせた、髪を触る手つきが気持ちいいなって思いながら返事を待った。
「髪の毛触るのもいいな。でも、髪には魔力少なくてわかりづらいな」
そう言いながら、髪の毛触られ触る手つき気持ち良いなって思ってたら、耳を撫でるように触られて、危なく声出そうになったけど、体僅かにビクっと反応しただけで済んで安心したんだけど。
「グレンの髪は短いから、口づけるのわかりにくいから耳の位置はわかった。耳舐めてもいいか?」
「俺は、別にいいけど。妹の耳はダメだからな?」
「上手く出来るまでしない」
「違う。婚姻まで耳はダメ!髪も練習してからじゃないとダメだからな?」
「わかった」
そう言って、俺の耳元に唇寄せると、普段結ばれている髪がフワリと俺の頬を撫でた、と思ってたら、耳の位置の確認なのか唇と手で触れていたかと思うと、「舐めていいんだな?」耳元で囁く様に言われて、耳にかかる吐息に反応したって思われたくなくて、頭に触れてるから言葉にしなくても解ってくれるはずだと思って首を縦に振った。
「いい子だ」
うわっ、いきなり耳元でそんな風に言われるヤバい位声が心地よく聞こえてきてた。そんな風に思ってると、耳に触れる手で位置を常に確認するように撫でる様に触れ、いきなり耳の中を舐められ僅かに小さく声出して、近すぎるから聞こえたのはいいんだけどさ。何で、耳舐めながら大丈夫かって聞くの?声もれない様に手で口元を抑えて我慢して、大丈夫だと首を縦に振った。
大丈夫だと安心したのか、耳の中から外へと耳の形を確認するように舐められて、何これ!何これ!待って、耳に熱い舌の動きが…って、もう無理!
「…っ、ん」
口元手で抑えてるのに声がもれて、気持ち良くて声がもれてるってバレたら、もうしてくれないかもしれないって焦っていたら、体硬直したのか。
「歯当てたか?痛かったか?」
心配そうに離れるから、寂しさと焦りで慌てるしかなかった。
「ち、違う。もっと、して欲しいって思うんだけど……その、俺が耳舐められて…気持ち良くなってたらどうする?」
「嬉しいな」
「えっ、そうなの?」
「ああ。反応が見えないから、言葉にして教えてくれるのは嬉しい。体硬直した理由も聞いていいか?」
うわぁ、恥ずかしい事を聞いてくるけど、ちゃんと説明しないと、もうしてくれないかもだから恥ずかしいから顔は見られないって解るけど、恥ずかしいから抱きつき肩に顔埋めて説明したら、頭の上辺りにリップ音鳴らし口づけられた。
「これなら、髪に口づけしやすいな」
本当、無理。可愛いくせに積極的でイケメン過ぎる。
「さっきの続き、したいんだけど?」
「もちろんだ。グレンは可愛いんだな」
そんな事を言われた時、鍵閉めてなかったのは悪いけど…。アベルが入ってきて、カインに見られないはずなのに満面の笑み浮かべて
「僕も仲間入りさせてね」
って、カインを背後から抱きしめて、カインの髪に口づけていた。
邪魔されたのは嫌だったけど、抱きしめられて髪に口づけられたカインの顔は可愛い過ぎたから、気にしない事にした。
その後は3人で仲良くカインを堪能したんだよな。
「練習だろ?見えないなら、言葉にして伝えてくれないとわからないよ?」
俺の表情が見えていたら、どう思ったんだろうなと思いつつ。僅かに頬染める顔は可愛いとしか思えない。
「足りない…もっと、キスしたい」
言葉にして強請られのは、興奮するよね。後頭部に手回し引き寄せて
「口あけて?」
素直に開かれた唇に噛み付くように唇合わせ、熱くなっている舌の温度と感触に心地よく思い堪能した。
口づけながら、いつも綺麗にサイドに結び前に流している髪の結紐を解き、指先で髪の毛梳いたら、想像よりも手触り良くて触っていたいって思って。
「ほどかれると、邪魔なんだが?」
口づけの時に顔に触れるのに眉を顰め邪魔そうに結び直そうとしたけど、その手を掴んで止めた。
「なあ、妹も髪長いけど、邪魔になったりすんの?」
「ならない。髪の毛一本でも大事にしたい」
「だろ?俺は髪短いから、練習にならないけど、カインは長いから、たまに解いて練習しような!」
そう言って、長い髪の毛を手に取り、髪に口づけたんだけど、見えてないみたいで俺をじっと見ていてくれていた。
「…何、してるか。わかるか?」
「髪に触ってるのはわかるが…舐めた?」
思わず笑いそうになったけど堪えた俺は偉いよな。本当、斜め上の発想が可愛いと思うんだよな。
「舐めて欲しかったのか?それでも、いいんだけどさ。なあ、髪に口づける位なら、婚姻前の妹にしてもいいと思うんだけど?練習しないか?」
「したい」
妹にしたいんだとは思うけど、練習と称してカインの初めての髪への口づけは俺の物!カインの初キスも俺のだったし、色んな初めて貰うつもりなんだよな。
「じゃあ、練習しよ?どこまで見えてる?髪の毛はわかるか?」
カインの手を取り俺の髪を触らせた、髪を触る手つきが気持ちいいなって思いながら返事を待った。
「髪の毛触るのもいいな。でも、髪には魔力少なくてわかりづらいな」
そう言いながら、髪の毛触られ触る手つき気持ち良いなって思ってたら、耳を撫でるように触られて、危なく声出そうになったけど、体僅かにビクっと反応しただけで済んで安心したんだけど。
「グレンの髪は短いから、口づけるのわかりにくいから耳の位置はわかった。耳舐めてもいいか?」
「俺は、別にいいけど。妹の耳はダメだからな?」
「上手く出来るまでしない」
「違う。婚姻まで耳はダメ!髪も練習してからじゃないとダメだからな?」
「わかった」
そう言って、俺の耳元に唇寄せると、普段結ばれている髪がフワリと俺の頬を撫でた、と思ってたら、耳の位置の確認なのか唇と手で触れていたかと思うと、「舐めていいんだな?」耳元で囁く様に言われて、耳にかかる吐息に反応したって思われたくなくて、頭に触れてるから言葉にしなくても解ってくれるはずだと思って首を縦に振った。
「いい子だ」
うわっ、いきなり耳元でそんな風に言われるヤバい位声が心地よく聞こえてきてた。そんな風に思ってると、耳に触れる手で位置を常に確認するように撫でる様に触れ、いきなり耳の中を舐められ僅かに小さく声出して、近すぎるから聞こえたのはいいんだけどさ。何で、耳舐めながら大丈夫かって聞くの?声もれない様に手で口元を抑えて我慢して、大丈夫だと首を縦に振った。
大丈夫だと安心したのか、耳の中から外へと耳の形を確認するように舐められて、何これ!何これ!待って、耳に熱い舌の動きが…って、もう無理!
「…っ、ん」
口元手で抑えてるのに声がもれて、気持ち良くて声がもれてるってバレたら、もうしてくれないかもしれないって焦っていたら、体硬直したのか。
「歯当てたか?痛かったか?」
心配そうに離れるから、寂しさと焦りで慌てるしかなかった。
「ち、違う。もっと、して欲しいって思うんだけど……その、俺が耳舐められて…気持ち良くなってたらどうする?」
「嬉しいな」
「えっ、そうなの?」
「ああ。反応が見えないから、言葉にして教えてくれるのは嬉しい。体硬直した理由も聞いていいか?」
うわぁ、恥ずかしい事を聞いてくるけど、ちゃんと説明しないと、もうしてくれないかもだから恥ずかしいから顔は見られないって解るけど、恥ずかしいから抱きつき肩に顔埋めて説明したら、頭の上辺りにリップ音鳴らし口づけられた。
「これなら、髪に口づけしやすいな」
本当、無理。可愛いくせに積極的でイケメン過ぎる。
「さっきの続き、したいんだけど?」
「もちろんだ。グレンは可愛いんだな」
そんな事を言われた時、鍵閉めてなかったのは悪いけど…。アベルが入ってきて、カインに見られないはずなのに満面の笑み浮かべて
「僕も仲間入りさせてね」
って、カインを背後から抱きしめて、カインの髪に口づけていた。
邪魔されたのは嫌だったけど、抱きしめられて髪に口づけられたカインの顔は可愛い過ぎたから、気にしない事にした。
その後は3人で仲良くカインを堪能したんだよな。
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