67 / 77
第67話 王 VS 勇者 ③
しおりを挟む
戸惑いながらも、俺は表情を引き締める。避難キャンプ地に集まった人々へ手を振った。
この格好で出てきた以上、こういう役割はある程度覚悟していた。
途端に歓声やら拍手やらが沸き起こったのは、完全に予想外だが……。
どう見ても、『お飾りの王』に対する反応ではない。
しかし、俺自身にはどうも覚えがないのだ。アルマディアは、俺が救った、と言っていた。
俺が意識を失っている間に何があったのか。
そのまま皆に応えていてください――とアルマディアが前置きして、説明を始める。
『ご覧の通り、彼らは皆、王都スクードから逃れてきた避難民です。無論、避難せざるを得なくなった原因は勇者による暴挙です』
俺は心の中で答える。――つーことは、大馬鹿野郎の必殺技を俺は防げなかったってことか。クソッ。
『それは半分正解で、半分誤りです』
怪訝で眉をひそめる俺。
すると、脳裏に映像が浮かんできた。これ、アルマディアから『楽園』のヒントを貰うときと一緒だ。
女神の記憶の投影。
一人称視点で、王都の様子が映っている。
頻繁に左右を確認する視界には、目抜き通りに長い列を作って移動する人々の姿があった。
『勇者――いえ、スカルの凶行により、王都は非常に危険な状況になりました。そこで、王国の協力のもと、急遽、全住民をカリファ聖王国まで避難させることにしたのです。映像は、当時の私のものです』
お前の?
『意識を失ったラクター様のお身体をお借りしました』
なるほど、納得だ。
女神は俺の願いを忠実に叶えてくれたのだ。
感謝するしかない。助かったぞ、アルマディア。
『大声で指示を出したり、激しい動きはできませんでした。スカルの剣による魔力侵食もありましたから。その点、事前にパレードでラクター様の姿を皆に見せておいたのは正解でしたね。身振りとともに姿を見せているだけで、大きな効果がありましたから』
……みたいだな。
映像を見ても、王都の住人たちがパニックになった様子はない。
『後でスティアとキリオ姉弟に盛大なドヤ顔をされました。ご確認になりますか?』
見なくてもわかるからいいです。
だがアルマディア。これだけ大量の避難民を脱出させるだけの時間、よく稼げたな。
スカルの一撃は一帯を焦土に変えてもおかしくないと思ったし、リビングアーマーだって討伐できてなかったんだぞ。
『覚えていませんか』
アルマディアが言う。同時に、脳裏の映像も動いた。
人々の列から、建物の様子へ。ぐるりと視界が回る。
建物の向こうに、いくつも白い柱が立っているのが見えた。よくよく目をこらせば、目抜き通りのみならず細い路地にも白い光が薄く立ち上っている。
『ラクター様が意識を失う直前に放った【楽園創造者】の力……白い光はあなたの切なる願いを反映したものです。スカルを始め、恐ろしきモノたちは封印し、罪なき人々には歩む力を与える。あの光の道は、家財を運ぶ住人の負担を極限まで軽減する画期的な結界です』
なんとまあ……我ながら、便利なものを。
『一生懸命生きようとする者たちにリスペクトを――あなたが普段から心がけていることが形になったのですね。パレードでの堂々とした姿、そして、この光の道。王都の人々の心をつかみ、導くには十分な奇跡です。私は楽な仕事でした』
俺自身はぶっ倒れていた。実際の功績は現場の奴ら、お前や、避難誘導した王国の人間のものだ。後は、俺の忠告に耳を傾けてくれたルヴァジ王の判断、だな。
『それでも、人々はあなたに感謝している。あなたを、『英雄王』と称えています』
意識が現実に引き戻される。
キャンプ地の皆は、飽きることなく俺に声を送り続けていた。
女神アルマディアが言う。
『私も、ここに集う人々と同じ気持ちです』
俺は唇を引き締めた。
一歩前に出る。皆に、より姿が見える場所まで行く。
――転生前も、転生後も。
希望だけで食っていけるわけではないことを俺は知っている。
だが同時に、希望が今の苦難を耐える力になることも、俺は知っている。
「カリファ聖王国、ラクター・パディントンだ!」
楽園を与える者として、王として、まずは言葉にしなければならないと思った。
「この国を統べる王として、約束する。皆は必ず、家に帰す。温かで平穏な暮らしを、必ず取り戻す!」
大きく息を吸う。
キリオみたいに小難しい修辞は使えない。だからいつも言っていることを、胸を張って言う。
「だから――大丈夫だ!」
そう、それだけだ。
これまでで一番の歓声が、耳を打った。
――それから俺はキャンプ地を離れ、カリファ聖王国の国境に向かった。
つまり、森の出入口。街道に一番近い場所だ。
王都と聖王国を結ぶ街道は、今もなお避難民の列が続いている。脱出開始から丸一日以上経過しているが、王都の全住民を避難させるのは、やはり簡単ではない。
誘導の人出が足りない分は、森の動物たちが代わりに担っていた。
「ラクター陛下。王都からの脱出は八割が完了です。一両日中には、ほぼ全ての人々をキャンプ地で保護できるでしょう」
「わかった。ご苦労さん」
ほぼ……か。
視線を王都に向ける。
巨大な街を囲む城壁。その向こうには、まだ白い光の柱が立ったまま。『楽園創造』の封印は生きている。
だがそれも、いつまで保つかわからない。
相手は――あのスカル・フェイスだ。
腕組みをした俺の周りには、頼もしい仲間たちがいる。
神獣少女リーニャ。
大神木の精霊ルウ。
神鳥を始めとした、森を生きる上位種族たち。
王国側では書記官キリオ。
……全員が揃っているわけではない。
「確認だ、キリオ。お前の情報は間違いないんだな?」
「肯定です、陛下。姫様の鳥が伝言を運んできました。我が姉の報告とも一致します」
書記官は眼鏡のフレームに指をかける。
「ルヴァジ陛下、ローリカ王妃様、イリス姫様、大賢者アリア様。そして我が姉を含めた一部の側近は、いまだ王城にて耐えています」
「……キリオ。お前は引き続き、避難の陣頭指揮を執れ。聖森林のすべての生き物が味方になる」
「御意。陛下は?」
「決まってるだろ」
リーニャとルウが、俺の隣まで来る。神鳥たちが高らかに鳴いた。
自分でも凄まじいカオをしていると自覚しながら、書記官を振り返った。
「取り戻すんだよ。あのクソ勇者からな」
この格好で出てきた以上、こういう役割はある程度覚悟していた。
途端に歓声やら拍手やらが沸き起こったのは、完全に予想外だが……。
どう見ても、『お飾りの王』に対する反応ではない。
しかし、俺自身にはどうも覚えがないのだ。アルマディアは、俺が救った、と言っていた。
俺が意識を失っている間に何があったのか。
そのまま皆に応えていてください――とアルマディアが前置きして、説明を始める。
『ご覧の通り、彼らは皆、王都スクードから逃れてきた避難民です。無論、避難せざるを得なくなった原因は勇者による暴挙です』
俺は心の中で答える。――つーことは、大馬鹿野郎の必殺技を俺は防げなかったってことか。クソッ。
『それは半分正解で、半分誤りです』
怪訝で眉をひそめる俺。
すると、脳裏に映像が浮かんできた。これ、アルマディアから『楽園』のヒントを貰うときと一緒だ。
女神の記憶の投影。
一人称視点で、王都の様子が映っている。
頻繁に左右を確認する視界には、目抜き通りに長い列を作って移動する人々の姿があった。
『勇者――いえ、スカルの凶行により、王都は非常に危険な状況になりました。そこで、王国の協力のもと、急遽、全住民をカリファ聖王国まで避難させることにしたのです。映像は、当時の私のものです』
お前の?
『意識を失ったラクター様のお身体をお借りしました』
なるほど、納得だ。
女神は俺の願いを忠実に叶えてくれたのだ。
感謝するしかない。助かったぞ、アルマディア。
『大声で指示を出したり、激しい動きはできませんでした。スカルの剣による魔力侵食もありましたから。その点、事前にパレードでラクター様の姿を皆に見せておいたのは正解でしたね。身振りとともに姿を見せているだけで、大きな効果がありましたから』
……みたいだな。
映像を見ても、王都の住人たちがパニックになった様子はない。
『後でスティアとキリオ姉弟に盛大なドヤ顔をされました。ご確認になりますか?』
見なくてもわかるからいいです。
だがアルマディア。これだけ大量の避難民を脱出させるだけの時間、よく稼げたな。
スカルの一撃は一帯を焦土に変えてもおかしくないと思ったし、リビングアーマーだって討伐できてなかったんだぞ。
『覚えていませんか』
アルマディアが言う。同時に、脳裏の映像も動いた。
人々の列から、建物の様子へ。ぐるりと視界が回る。
建物の向こうに、いくつも白い柱が立っているのが見えた。よくよく目をこらせば、目抜き通りのみならず細い路地にも白い光が薄く立ち上っている。
『ラクター様が意識を失う直前に放った【楽園創造者】の力……白い光はあなたの切なる願いを反映したものです。スカルを始め、恐ろしきモノたちは封印し、罪なき人々には歩む力を与える。あの光の道は、家財を運ぶ住人の負担を極限まで軽減する画期的な結界です』
なんとまあ……我ながら、便利なものを。
『一生懸命生きようとする者たちにリスペクトを――あなたが普段から心がけていることが形になったのですね。パレードでの堂々とした姿、そして、この光の道。王都の人々の心をつかみ、導くには十分な奇跡です。私は楽な仕事でした』
俺自身はぶっ倒れていた。実際の功績は現場の奴ら、お前や、避難誘導した王国の人間のものだ。後は、俺の忠告に耳を傾けてくれたルヴァジ王の判断、だな。
『それでも、人々はあなたに感謝している。あなたを、『英雄王』と称えています』
意識が現実に引き戻される。
キャンプ地の皆は、飽きることなく俺に声を送り続けていた。
女神アルマディアが言う。
『私も、ここに集う人々と同じ気持ちです』
俺は唇を引き締めた。
一歩前に出る。皆に、より姿が見える場所まで行く。
――転生前も、転生後も。
希望だけで食っていけるわけではないことを俺は知っている。
だが同時に、希望が今の苦難を耐える力になることも、俺は知っている。
「カリファ聖王国、ラクター・パディントンだ!」
楽園を与える者として、王として、まずは言葉にしなければならないと思った。
「この国を統べる王として、約束する。皆は必ず、家に帰す。温かで平穏な暮らしを、必ず取り戻す!」
大きく息を吸う。
キリオみたいに小難しい修辞は使えない。だからいつも言っていることを、胸を張って言う。
「だから――大丈夫だ!」
そう、それだけだ。
これまでで一番の歓声が、耳を打った。
――それから俺はキャンプ地を離れ、カリファ聖王国の国境に向かった。
つまり、森の出入口。街道に一番近い場所だ。
王都と聖王国を結ぶ街道は、今もなお避難民の列が続いている。脱出開始から丸一日以上経過しているが、王都の全住民を避難させるのは、やはり簡単ではない。
誘導の人出が足りない分は、森の動物たちが代わりに担っていた。
「ラクター陛下。王都からの脱出は八割が完了です。一両日中には、ほぼ全ての人々をキャンプ地で保護できるでしょう」
「わかった。ご苦労さん」
ほぼ……か。
視線を王都に向ける。
巨大な街を囲む城壁。その向こうには、まだ白い光の柱が立ったまま。『楽園創造』の封印は生きている。
だがそれも、いつまで保つかわからない。
相手は――あのスカル・フェイスだ。
腕組みをした俺の周りには、頼もしい仲間たちがいる。
神獣少女リーニャ。
大神木の精霊ルウ。
神鳥を始めとした、森を生きる上位種族たち。
王国側では書記官キリオ。
……全員が揃っているわけではない。
「確認だ、キリオ。お前の情報は間違いないんだな?」
「肯定です、陛下。姫様の鳥が伝言を運んできました。我が姉の報告とも一致します」
書記官は眼鏡のフレームに指をかける。
「ルヴァジ陛下、ローリカ王妃様、イリス姫様、大賢者アリア様。そして我が姉を含めた一部の側近は、いまだ王城にて耐えています」
「……キリオ。お前は引き続き、避難の陣頭指揮を執れ。聖森林のすべての生き物が味方になる」
「御意。陛下は?」
「決まってるだろ」
リーニャとルウが、俺の隣まで来る。神鳥たちが高らかに鳴いた。
自分でも凄まじいカオをしていると自覚しながら、書記官を振り返った。
「取り戻すんだよ。あのクソ勇者からな」
12
お気に入りに追加
2,055
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。

ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる