36 / 77
第36話 光の雪
しおりを挟む
――意識を失った大賢者を、俺は見下ろしていた。
『ラクター様』
女神アルマディアが静かに進言する。俺が大賢者アリア相手になにをしてきたかを、すべて見届けた上での言葉だった。
『アリアの魔力が著しく減衰しています。体表面に黒色反応。おそらく何者かの呪いに冒されています。このままでは命に関わるでしょう』
「……」
俺がなおもアリアを見つめ続けていると、今度はリーニャが袖を引っ張った。
「主様。リーニャ我慢した。だからもうこいつ、食い散らかしていい?」
「……リーニャは、この魔法使いが許せないか?」
「にゃ。主様を馬鹿にした。下に見た。命令しようとした。この程度の人間に許されることじゃない」
だから魂すら喰う――とリーニャは続ける。びっくりするほど、凜とした表情だった。そうすることが『当たり前』だと心から信じているのが伝わる。
俺は大きく息を吸い、ゆっくりと吐いた。
「ルウ。頼みがある。この人間を癒やしてくれ。お前ならできるだろ」
「はい~」
疑いもなく、二つ返事で引き受ける大精霊。
彼女にしてみれば、自らが守護する森を荒らした張本人がアリアである。それをためらいもなく癒やすのは、ルウという大精霊が怒りや恨みとは無縁の存在であることの証だと俺は思う。
アルマディアが言った。
『意識を失う前、わずかに聞こえましたね』
「ああ。ごめんなさい、ってな」
俺は肩をすくめながら、踵を返す。
――アリアのやらかしたこと、これからやろうとしていたことは、謝って済む問題ではない。
最悪、王都に大量の死傷者を出すことも厭わない暴挙だ。
イリス姫にこのことを伝え、アリアを突き出せば……極刑すら下される可能性がある。勇者もただでは済まないだろう。
だが。
「アリアにとって、『ごめんなさい』の一言は重くて苦しいもんなんだろうよ。きっと。意識を失う前のあいつ、マジで死にそうな顔をしていた。あいつにとって最後の最後に出てきた言葉が、『ごめんなさい』だったのなら……」
頭をかく。
「まあ、耳を傾けなきゃならんだろ。こいつの話が本当なら、どうやらアリアも勇者スカルによって追放されたクチみたいだしな」
『厳しいですね』
「そうか? てっきり『甘い』と叱られるもんだと思ってたよ」
『私は楽園を創る女神です。人にとって、生き物にとって、『生き続けること』がなにより苦難の道であることを、私は知っています』
なるほど、と俺は思った。
【楽園創造者】――自分の自由に楽園を創る者。それは裏を返せば、この世は楽園とはほど遠いということだ。
自分の人生が楽園なら、そもそも新しく楽園を創る必要などない。
楽園を司る女神だからこそ、そうでない現状を見続けてきたのだろう。
ま、苦難の道を歩むかどうかはアリアが目覚めてからあいつ自身で決めることだ。
「今は……こっちの方が問題だよな」
つぶやく。
目の前に、すり鉢状の窪地ができていた。アリアとの魔法合戦で、地面がえぐり取られたのだ。
その中心、直径二メートルほどの藍色の球体が埋まっている。
周りの地面には、最近掘り返されたような痕跡がある。
これは俺の推測だが、アリアの奴が自分で埋めたんじゃないか。おそらく、あの魔法はなにか欠陥があって、そのミスを隠すために雑にここへ放り込んだ、と。
隠してなかったことにするなんて……子どもか。
『ラクター様。やはりこの球体が聖森林の異常の原因と思われます。広範囲の生命力を徐々に吸収しているのが感じられます』
「だろうな。この辺りにやたらと枯れ木があったり地面が荒れてたりしたのは、こいつのせいだろう」
大賢者の大魔法が、聞いて呆れる。
どうしますかとアルマディアがたずねてくる。俺はGPメーターを表示し、まだじゅうぶんに余裕があることを確認した。同時に、これっぽっちの消耗でアリアに完勝できたことに虚しさすら覚えた。
「アレを試す。アルマディア、イメージ構築を手伝ってくれ」
『あなた様の望むままに』
俺は窪地の底に降り立った。藍色の魔法球体の前に立つ。
近くまで来ると、より強く生命力の流れを感じた。俺は女神を宿しているから平気なのかもしれないが、一般人が近づけばタダでは済まないかもしれない。
……よく見れば、魔法球体はほんの少しずつだが膨らんでいる。となると、元はもっと小さな球体だったのかもしれない。
あまり猶予はなさそうだ。
俺は両手を掲げ、シード系魔法を発動する。空中にこぶし大ほどの種を生み出した。
――『楽園創造』。
ちょうどルウの核代わりとなる種を創りだしたのと同じ要領で、種を神力で包む。
アルマディアとイメージを共有する。
静かに俺は魔法名をつぶやいた。
「シード・カウンターフォース」
輝きの種が、魔法球体の中へ沈み込む。
数秒の無変化。静けさ。
にわかに、魔法球体が収縮し始めた。まるで水を満たした洗面台から栓を引っこ抜いたように、一点に向かって小さくなっていく。
二メートルほどあった球体は、あっという間に消え去った。残ったのは、中心に浮かぶこぶし大の種のみ。
『いきます』
「ああ」
俺はアルマディアと息を合わせながら、種に神力を送る。呼吸を整え、前にかざした右手をぎゅっと握りしめた。
直後。
魔法球体を飲み込んだ種は、まばゆい光を放って爆散した。
思ったほど衝撃はない。温かい風が勢いよく吹き上がっていくのを感じる。
「わあ」
いつの間にか隣に来ていたリーニャが、空を見上げながら声を上げた。
――光の雪が降っていた。
雲一つない晴天の中に、白く輝く小さな光が、たくさん舞っている。
光が周囲の木々や草花や大地に触れると、瞬く間に活力が蘇った。荒れ地だった周辺はあっという間に緑あふれる土地へと姿を変える。
それだけじゃない。まるで自然の要塞のように、植物は雄々しく巨大になっていく。
シード・レインウインドも同じような効果はあったが、あれはあくまで『元に戻す』ものだった。だが、こっちの光の雪は、元に戻すだけでなくさらに発展させている。
「うまくいったようだな」
『肯定です。シード・カウンターフォースの魔法。アリアの魔法球体を取り込み、効果を反転させた上で広範囲に解放する。ラクター様にしかできないことです』
「アルマディアがうまく魔法の効果を誘導してくれたおかげだ。ぶっつけ本番で、これだけ強力な魔法を反転させるなんて、俺ひとりじゃ難しかったろう」
俺はその場に腰掛けた。まるで『楽園創造』を使ったときのように、どこからか生えてきた逞しい根が椅子代わりになってくれる。
リーニャが目を輝かせながら、巨大化した木々の間を飛び跳ねる。その様子を目を細めながら見守っていた俺のところへ、ルウがやってきた。
彼女はいつもの朗らかな笑みを浮かべたまま、報告した。
「大賢者の回復が終わりました~。命の心配は、もうありません~。ただ、黒く変色した身体はこれからも残り続けるでしょう~」
『ラクター様』
女神アルマディアが静かに進言する。俺が大賢者アリア相手になにをしてきたかを、すべて見届けた上での言葉だった。
『アリアの魔力が著しく減衰しています。体表面に黒色反応。おそらく何者かの呪いに冒されています。このままでは命に関わるでしょう』
「……」
俺がなおもアリアを見つめ続けていると、今度はリーニャが袖を引っ張った。
「主様。リーニャ我慢した。だからもうこいつ、食い散らかしていい?」
「……リーニャは、この魔法使いが許せないか?」
「にゃ。主様を馬鹿にした。下に見た。命令しようとした。この程度の人間に許されることじゃない」
だから魂すら喰う――とリーニャは続ける。びっくりするほど、凜とした表情だった。そうすることが『当たり前』だと心から信じているのが伝わる。
俺は大きく息を吸い、ゆっくりと吐いた。
「ルウ。頼みがある。この人間を癒やしてくれ。お前ならできるだろ」
「はい~」
疑いもなく、二つ返事で引き受ける大精霊。
彼女にしてみれば、自らが守護する森を荒らした張本人がアリアである。それをためらいもなく癒やすのは、ルウという大精霊が怒りや恨みとは無縁の存在であることの証だと俺は思う。
アルマディアが言った。
『意識を失う前、わずかに聞こえましたね』
「ああ。ごめんなさい、ってな」
俺は肩をすくめながら、踵を返す。
――アリアのやらかしたこと、これからやろうとしていたことは、謝って済む問題ではない。
最悪、王都に大量の死傷者を出すことも厭わない暴挙だ。
イリス姫にこのことを伝え、アリアを突き出せば……極刑すら下される可能性がある。勇者もただでは済まないだろう。
だが。
「アリアにとって、『ごめんなさい』の一言は重くて苦しいもんなんだろうよ。きっと。意識を失う前のあいつ、マジで死にそうな顔をしていた。あいつにとって最後の最後に出てきた言葉が、『ごめんなさい』だったのなら……」
頭をかく。
「まあ、耳を傾けなきゃならんだろ。こいつの話が本当なら、どうやらアリアも勇者スカルによって追放されたクチみたいだしな」
『厳しいですね』
「そうか? てっきり『甘い』と叱られるもんだと思ってたよ」
『私は楽園を創る女神です。人にとって、生き物にとって、『生き続けること』がなにより苦難の道であることを、私は知っています』
なるほど、と俺は思った。
【楽園創造者】――自分の自由に楽園を創る者。それは裏を返せば、この世は楽園とはほど遠いということだ。
自分の人生が楽園なら、そもそも新しく楽園を創る必要などない。
楽園を司る女神だからこそ、そうでない現状を見続けてきたのだろう。
ま、苦難の道を歩むかどうかはアリアが目覚めてからあいつ自身で決めることだ。
「今は……こっちの方が問題だよな」
つぶやく。
目の前に、すり鉢状の窪地ができていた。アリアとの魔法合戦で、地面がえぐり取られたのだ。
その中心、直径二メートルほどの藍色の球体が埋まっている。
周りの地面には、最近掘り返されたような痕跡がある。
これは俺の推測だが、アリアの奴が自分で埋めたんじゃないか。おそらく、あの魔法はなにか欠陥があって、そのミスを隠すために雑にここへ放り込んだ、と。
隠してなかったことにするなんて……子どもか。
『ラクター様。やはりこの球体が聖森林の異常の原因と思われます。広範囲の生命力を徐々に吸収しているのが感じられます』
「だろうな。この辺りにやたらと枯れ木があったり地面が荒れてたりしたのは、こいつのせいだろう」
大賢者の大魔法が、聞いて呆れる。
どうしますかとアルマディアがたずねてくる。俺はGPメーターを表示し、まだじゅうぶんに余裕があることを確認した。同時に、これっぽっちの消耗でアリアに完勝できたことに虚しさすら覚えた。
「アレを試す。アルマディア、イメージ構築を手伝ってくれ」
『あなた様の望むままに』
俺は窪地の底に降り立った。藍色の魔法球体の前に立つ。
近くまで来ると、より強く生命力の流れを感じた。俺は女神を宿しているから平気なのかもしれないが、一般人が近づけばタダでは済まないかもしれない。
……よく見れば、魔法球体はほんの少しずつだが膨らんでいる。となると、元はもっと小さな球体だったのかもしれない。
あまり猶予はなさそうだ。
俺は両手を掲げ、シード系魔法を発動する。空中にこぶし大ほどの種を生み出した。
――『楽園創造』。
ちょうどルウの核代わりとなる種を創りだしたのと同じ要領で、種を神力で包む。
アルマディアとイメージを共有する。
静かに俺は魔法名をつぶやいた。
「シード・カウンターフォース」
輝きの種が、魔法球体の中へ沈み込む。
数秒の無変化。静けさ。
にわかに、魔法球体が収縮し始めた。まるで水を満たした洗面台から栓を引っこ抜いたように、一点に向かって小さくなっていく。
二メートルほどあった球体は、あっという間に消え去った。残ったのは、中心に浮かぶこぶし大の種のみ。
『いきます』
「ああ」
俺はアルマディアと息を合わせながら、種に神力を送る。呼吸を整え、前にかざした右手をぎゅっと握りしめた。
直後。
魔法球体を飲み込んだ種は、まばゆい光を放って爆散した。
思ったほど衝撃はない。温かい風が勢いよく吹き上がっていくのを感じる。
「わあ」
いつの間にか隣に来ていたリーニャが、空を見上げながら声を上げた。
――光の雪が降っていた。
雲一つない晴天の中に、白く輝く小さな光が、たくさん舞っている。
光が周囲の木々や草花や大地に触れると、瞬く間に活力が蘇った。荒れ地だった周辺はあっという間に緑あふれる土地へと姿を変える。
それだけじゃない。まるで自然の要塞のように、植物は雄々しく巨大になっていく。
シード・レインウインドも同じような効果はあったが、あれはあくまで『元に戻す』ものだった。だが、こっちの光の雪は、元に戻すだけでなくさらに発展させている。
「うまくいったようだな」
『肯定です。シード・カウンターフォースの魔法。アリアの魔法球体を取り込み、効果を反転させた上で広範囲に解放する。ラクター様にしかできないことです』
「アルマディアがうまく魔法の効果を誘導してくれたおかげだ。ぶっつけ本番で、これだけ強力な魔法を反転させるなんて、俺ひとりじゃ難しかったろう」
俺はその場に腰掛けた。まるで『楽園創造』を使ったときのように、どこからか生えてきた逞しい根が椅子代わりになってくれる。
リーニャが目を輝かせながら、巨大化した木々の間を飛び跳ねる。その様子を目を細めながら見守っていた俺のところへ、ルウがやってきた。
彼女はいつもの朗らかな笑みを浮かべたまま、報告した。
「大賢者の回復が終わりました~。命の心配は、もうありません~。ただ、黒く変色した身体はこれからも残り続けるでしょう~」
3
お気に入りに追加
2,055
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

勇者PTを追放されたので獣娘たちに乗り換えて楽しく生きる
まったりー
ファンタジー
勇者を支援する為に召喚され、5年の間ユニークスキル【カードダス】で支援して来た主人公は、突然の冤罪を受け勇者PTを追放されてしまいました。
そんな主人公は、ギルドで出会った獣人のPTと仲良くなり、彼女たちの為にスキルを使う事を決め、獣人たちが暮らしやすい場所を作る為に奮闘する物語です。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる